【ワンピース】エースの名シーンまとめ!登場から最期の姿まで
白ひげ海賊団の隊長でルフィの兄であるポートガス・D・エースは、たくさんの名言・名シーンを残しています。特に最期の姿は涙なしでは見られないシーンと話題です。エースの登場から最期までの名言・名シーン、エースやルフィ、サボの幼少期のエピソードをご紹介します。
エースとは?
エースは『ワンピース』に登場する中でも特に人気のあるキャラクターです。エースは作中でたくさんの名言・名シーンを残しており、どれもかっこいいセリフばかりと話題になっています。ここではエースの登場から最期までのかっこいい名言・名シーンをご紹介します。また、エースとルフィ、サボの出会いや幼少期のエピソードも合わせてご紹介します。
エースのプロフィール
ポートガス・D・エースは白ひげ海賊団の2番隊隊長です。ロギア(自然)系のメラメラの実の能力者で、「火拳のエース」の異名で知られています。父親はかつての海賊王と言われるゴール・D・ロジャーで、母親のポートガス・D・ルージュは20ヶ月もの間、エースを胎内に宿し続け、ロジャーが処刑されてから1年3ヶ月後にエースを出産しました。エースはガープに預けられ、山賊のダダンの元で育ちました。
ルフィとは盃を交わした兄弟で、血はつながっていません。エースは部下であったティーチを追跡していましたが、ティーチに敗れてインペルダウンに投獄されてしまいます。マリンフォードではルフィや白ひげ率いる白ひげ海賊団がエース奪還のために戦いますが、エースは赤犬のマグマの拳で体を貫かれて死亡します。後にこの戦いは頂上決戦と呼ばれました。
ワンピースの概要
『ワンピース』は尾田栄一郎による少年漫画で、『週刊少年ジャンプ』にて長期連載している作品です。海賊の冒険を題材とした作品で、世代を超えて愛されているマンガとなっています。単行本は100巻、放送アニメ話数は1000話を超える超大作で、2022年には劇場版アニメ『ONE PIECE FILM RED』が公開され、賑わいを見せています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』は海賊のシャンクスに憧れ、海賊王を目指す少年モンキー・D・ルフィを主人公にした物語です。ルフィは悪魔の実「ゴムゴムの実」を食べた能力者で、全身がゴムになったゴム人間です。ルフィは「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を求め、仲間を集めて海を冒険します。ルフィには盃を交わした兄弟がいます。その兄弟のエースが世界政府が所有する世界一の海底大監獄「インペルダウン」に投獄されたことを知り、ルフィはエースの救出に向かいます。
エースのかっこいい名シーンや最期の名言
エースはアラバスタ編で登場し、マリンフォードの頂上決戦で死亡しています。エースは兄弟であるルフィを度々心配して登場し、心に残る名言を残しています。そんなエースのかっこいい名言・名シーン、最期のシーンをご紹介します。
名シーン①「おれとお前の能力じゃ…」
お前は"煙"だろうがおれは"火"だ
おれとお前の能力じゃ勝負はつかねェよ
アラバスタのナノハナの町でスモーカーに追われているルフィをエースが助けたときのセリフです。ルフィとエースはここで再会を果たしました。スモーカーはロギア系のモクモクの実の能力者で、自身を煙にすることができます。しかし、エースのメラメラの実との相性が悪く、エースとルフィはスモーカーから逃れることができました。
名シーン②「戦えるかルフィ…」
戦えるかルフィ!!!
マリンフォードでエースの手錠を外し、ルフィとエースが共闘するときのセリフです。お互いに背中を預けて戦うこの場面は、二人の兄弟愛を感じる場面でもあり、読者も盛り上がるかっこいいシーンとなっています。
名シーン③「まいった…」
ぷほ!!?
ふう...いや〜〜〜〜
まいった...寝てた
単行本18巻で初登場したときのエースのセリフです。エースはルフィを探しにアラバスタのナノハナの町に来ていました。ご飯を食べている途中で寝てしまい、周りの人達からは「砂漠のイチゴ」と呼ばれる毒蜘蛛を食べてしまったのではないかと心配されていました。
名シーン④「”白ひげ”はおれの知る中で…」
”白ひげ”はおれの知る中で最高の海賊さ
おれは あの男を”海賊王”にならせてやりてェ
・・・ルフィ お前じゃなくてな・・・!!
エースがルフィを白ひげ海賊団に誘った時のセリフです。エースの誘いにルフィは「いやだ」と即答していました。エースは特に驚く様子もなく「言ってみただけだ」と笑っています。エースは弟のルフィよりも白ひげを海賊王にするために戦っています。ルフィはそれだったら(白ひげと)戦えばいいと言います。
名シーン⑤「来いよ”高み”へ…」
来いよ”高み”へ ルフィ!!!
アラバスタでルフィ達と別れたあと、ビリオンズという50人の海賊5隻に狙われたときのセリフです。エースは5隻もの海賊船を「火拳」で一掃してしまいました。
名シーン⑥「できの悪い弟を持つと…」
できの悪い弟を持つと・・・兄貴は心配なんだ。
おめえらもコイツにゃ手ぇ焼くだろうがよろしく頼むよ・・・出典: mangaqqq.com
エースが自身のビブルカードをルフィに渡したときのセリフです。エースが弟のルフィをとても心配していることがわかります。ルフィの仲間にもよろしく頼むと言い、エースは黒ひげを探しに行ってしまいます。ナミやウソップは、あんな常識のある人がルフィのお兄さんな訳がないと終始戸惑っていました。
名シーン⑦「おれは嬉しくて…」
......くそ......おれは
歪んでる!!! .........こんな時に
オヤジが......弟が......!! 仲間達が......!!
血を流して倒れていくのに......!!
おれは嬉しくて......!! 涙が止まらねェ
エースはマリンフォードの処刑台で手錠を掛けられ、処刑目前でした。白ひげや仲間達、ルフィがエースを取り戻すために血を流し、戦っています。エースをそれを目の当たりにし、自分のために戦ってくれていることに嬉しいと思ってしまう自分がいると、ガープに話をしています。
名シーン⑧「一度向き合ったら…」
一度向き合ったらおれは逃げない・・・・・・!!!
エースの幼少期のエピソードでのセリフです。ルフィと出会ったエースは、ルフィのことを認めずに冷たくあしらっていました。しかし、ルフィが海賊に捕まってエースの居場所を吐くように脅されても口を割らなかったことを聞き、サボと共にルフィを助けにいきます。刀を持つ海賊を前に、エースは逃げないことを宣告します。
名シーン⑨「”力”に屈したら…」
・・・"力"に屈したら男に生まれた意味がねェだろう
おれは決して人生に "くい" は残さない・・・!!!・・・わかったかバカ
このセリフは黒ひげとエースが戦い、黒ひげがエースに仲間になれと言っているシーンでのセリフです。黒ひげのヤミヤミの実の能力に膝を折ったエースですが、命乞いはせずに戦うことを選びます。エースは自分の人生に決してくいは残さないように生きてきました。このバロナ島での戦いが、後のマリンフォード頂上決戦の引き金になりました。
名シーン⑩「愛してくれて…」
.........!!オヤジ...........!!!みんな......!!!そしてルフィ......
鬼の血をひくこの俺を......愛してくれてありがとう
エースを処刑台から奪還し、後は逃げるだけという場面でエースは赤犬のマグマの拳で身体を貫かれてしまいます。死期を悟ったエースは白ひげと自分を助けに来てくれた仲間たち、そして弟であるルフィに最期の言葉を残し、笑顔で死んでいきました。ロジャーの血を引いているというだけで他人から疎まれてきたエースですが、本当に欲しい物は名声ではなく、自分は産まれてきてよかったのかということの答えでした。
エースとルフィ・サボの幼少期や兄弟関係
エースとサボ、ルフィは血はつながってはいませんが、お互いを兄弟と言い、慕っています。そんなエース、サボ、ルフィの出会いはどのようなものだったのでしょうか。3人の兄弟関係や出会い、幼少期のエピソードをご紹介します。
エースとルフィの出会い
幼少期のルフィは、ゴムゴムの実を食べてシャンクス達と別れた後、ガープによってコルボ山を寝城としている山賊ダダンに預けられます。ダダンの元にはルフィより先に預けられたエースがおり、そのときに二人は出会いました。ルフィはエースと仲良くしようとしますが、エースはルフィを冷たくあしらいます。ある日、ルフィが海賊に捕まり、エースの居場所を吐くように暴力を受けますが、ルフィはエースの居場所を教えませんでした。そのことでエースはルフィの事を認め、盃を交わす真似をして兄弟になりました。
ルフィとサボの出会い
幼少期のエースはコルボ山があるゴア王国の貴族であるサボと、海賊になるための資金を集めていました。サボは貴族ながらも自分の地位に疑問を持ち、家出をしてエースと一緒に過ごしていました。そんなエースを追いかけているうちに、ルフィとサボが出会います。サボはルフィのことをよく見てくれる良い兄で、エースと共にルフィと盃を交わして兄弟になります。サボは一足先に海へと出ることになりましたが、出航してすぐに天竜人に船を沈められてしまいました。
サボは生きていた?
天竜人の砲撃によって死亡したと思われていたサボですが、ドレスローザ編でルフィの前に現れ、生きていることがわかりました。サボは革命家となり、ドレスローザのコロシアムに潜入してエースの形見であるメラメラの実を継承しました。
エースの声優
アニメ『ワンピース』でのポートガス・D・エースの声は誰が担当したのでしょうか。エースを担当した声優さんのプロフィールや主な出演作品をご紹介します。
エースの声優は「古川登志夫」
アニメ『ワンピース』のエースの声を担当したのは「古川 登志夫(ふるかわ としお)」さんです。古川登志夫さんは愛犬に担当したキャラクターの名前をつけることが多く、エースという名前のシーズーのオスを飼っていました。
古川登志夫のプロフィール
古川登志夫さんは青二プロダクション所属で、声優業の他にナレーターや俳優でもマルチで活躍されています。10男5女の15人兄弟の末っ子として産まれ、12歳の頃から芸能系を目指すようになりました。古川登志夫さんは自身の声をハイバリトンであると語り、「強い男の中にやさしさを盛り込む」というような「古川が演じたらどうなるか」というプラスαの演技を心がけていると語っています。
古川登志夫の主な出演作品
- 『機動戦士ガンダム』:カイ・シデン
- 『銀河英雄伝説』:オリビエ・ポプラン
- 『うる星やつら』:諸星あたる
- 『Dr.スランプ アラレちゃん』:空豆タロウ
- 『光速電神アルベガス』:円条寺大作
- 『北斗の拳』:シン
- 『ドラゴンボール』:ピッコロ
- 『機動警察パトレイバー』:篠原遊馬
- 『ゲゲゲの鬼太郎(第6作)』:ねずみ男
- 『からくりサーカス』:白金/ディーン・メーストル/才賀貞義/フェイスレス
- 『名探偵コナン』:山村ミサオ
エースに対する世間での評判や人気
エースがルフィ達の前に初めて登場したとき、一部のセリフだけフォントが変わったような描写がありました。エースとルフィが兄弟ということがわかり、エースがルフィを心配しているシーンですが、後々の伏線になっていることがわかります。
エースの生き様や戦っている姿、仲間を思う気持ちが好きだというファンがたくさんいます。死んでほしくなかったキャラクターとしてもたくさん話題にあがるエースは、たくさんの人から愛されているキャラクターです。
エースが死んだ後、ルフィが立ち直るまでの間でルフィやエース、サボの出会いや幼少期のエピソードが明らかになりました。ルフィ達の幼少期のエピソードが好きというファンもたくさんおり、ルフィの大切な兄弟を失った悲しみがよりわかったエピソードでした。
エースの名シーンはたくさんあった
エースのプロフィールやかっこいい名言・名シーン、ルフィとサボとの出会いや幼少期のエピソードなどをご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。エースの名シーンはたくさんあり、どれも心にの残るかっこいいものでした。エースは死んでしまいましたが、エースのメラメラの実を継承したサボが、エースと共にルフィを助けるシーンは感動した方も多いのではないでしょうか。今後『ワンピース』を見る際は、エースのかっこいい名言・名シーンに注目してみてください。
この記事のライター
shiori
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