【BLEACH】黒崎一護の正体は?死神?滅却師?虚?色んな角度から検証してみた
『BLEACH』の主人公・黒崎一護は幽霊が見える高校生です。しかし物語が進むにつれて死神・滅却師・虚・完現術者に深く関係していることが明らかになり、その正体についてたくさん考察されています。この記事では、黒崎一護の正体や斬魄刀の卍解についてまとめています。
目次
黒崎一護とは
黒崎一護とは『BLEACH』というバトル漫画の主人公です。黒崎一護はただの高校生ではありませんでした。ここでは黒崎一護とは一体何者なのか、プロフィールや死神になったきっかけとなるエピソードを紹介します。
黒崎一護のプロフィール
『BLEACH』の主人公・黒崎一護とは、空座第一高等学校に通う高校生です。初登場時は15歳で身長は174cmでした。死神代行消失篇の時には17歳になっており、身長は181cmに成長しています。黒崎一護は霊力を持っており、幽霊を見る事ができます。
このような体質から、困った霊を見つけると成仏の手伝いをしていました。しかし朽木ルキアとの出会いをきっかけに死神代行として虚と戦うことになります。虚との戦闘時には「斬月」という斬魄刀を使います。卍解の名前は「天鎖斬月」で必殺技は「月牙天衝」です。斬魄刀の形状はストーリーが進むごとに変わっていきます。
波乱万丈な人生
黒崎一護は『BLEACH』の一話で朽木ルキアと出会ったことをきっかけに波乱万丈な人生を送ることになります。『BLEACH』の劇中では死神代行として虚と戦うことになり、尸魂界篇では朽木ルキア救出のために瀞霊廷に乗り込みます。そして隊長格と戦うために卍解を習得しました。朽木ルキア救出後は藍染惣右介との戦いにも巻き込まれていきます。
破面篇では虚化をコントロールし、破面と戦います。破面篇の終盤では藍染惣右介を封印するために斬魄刀の能力を更に強化して最後の「月牙天衝」を習得しました。実はこの時点で斬魄刀の「斬月」は本当の力を発揮していませんでした。しかし『BLEACH』の千年血戦篇でのユーハバッハとの戦いでついに真の卍解が使えるようになります。
朽木ルキアとの出会いが死神になるきっかけ?
黒崎一護は波乱万丈な人生を送ることになったのですが、そのきっかけを作ったのは朽木ルキアでした。『BLEACH』の一話で朽木ルキアと出会った頃、黒崎一護の霊圧はこれまでよりも高くなっており、幽霊によく絡まれていました。そしてある日突然黒崎一護の部屋に朽木ルキアが現れます。
朽木ルキアの正体は死神でした。黒崎一護は正体を明かされても全く信じていなかったのですが、突然虚の襲撃に遭います。虚は霊圧が高い黒崎一護に惹かれて襲ったのです。朽木ルキアは虚と戦うものの負傷して動けなくなってしまいます。このままでは全滅してしまうと考えた朽木ルキアは、霊力を持つ黒崎一護に斬魄刀を突き刺して死神の力を与えました。
こうして黒崎一護は朽木ルキアの死神の力によって死神化することになりました。しかし朽木ルキアの死神の力が戻らなくなってしまい、黒崎一護が死神代行として虚と戦うことになります。死神代行篇では朽木ルキアの死神の力を使っていましたが、朽木ルキアが力を譲渡した罪で尸魂界へ連れて行かれた時に朽木白哉によって力を奪われます。
こうして死神にもなれなくなった黒崎一護でしたが、浦原喜助との修業で自分の中にある死神の力を引き出すことに成功しました。それから藍染惣右介との決戦までは黒崎一護自身の死神の力を使って戦いました。このように死神になったきっかけは朽木ルキアでしたが、その後は自分自身の死神の力を得て自ら戦いに参加するようになりました。
朽木ルキアとは
『BLEACH』に登場する朽木ルキアとは、護廷十三隊十三番隊に所属する死神です。流魂街で育ちましたが、名門貴族である朽木家に引き取られて朽木白哉の義理の妹になりました。尸魂界篇では朽木白哉に認められずなかなか昇格できないことに焦っており、兄妹仲はあまり良くありませんでした。
しかし実は朽木白哉が危ない任務につかせないために裏で操作しており、妹のことを大切に思っていたことが判明します。そして死神代行消失篇では十三番隊の副隊長に就任し、ユーハバッハとの決戦から10年後には十三番隊隊長に昇格しました。使用している斬魄刀は「袖白雪」で、卍解の名前は「白霞罸」です。
黒崎一護の正体
黒崎一護の正体については謎が多く、初登場時から普通の人間とは違って霊力が高く幽霊と話すこともできました。幼少期はそこまで霊力は高くなかったようですが、高校生になってからは虚を呼び寄せるほどの霊力を持つようになります。
そんな正体不明の黒崎一護ですが、ストーリーが進むにつれて他にも本人でさえ知らなかった能力を持っていることが判明しました。死神の力もその一つです。ここでは黒崎一護とは一体何者なのか、その正体について考察をまとめています。
正体①虚化
『BLEACH』の死神代行篇では朽木ルキアが尸魂界に連れて行かれる時に、黒崎一護はルキアからもらった死神の力を失いました。そこに浦原喜助が現れて自分自身の死神の力を引き出す修業をします。その時に死神の力だけでなく虚の力も目覚めさせてしまいました。このことからますます黒崎一護の正体について謎が深くなります。
考察では、浦原喜助との修行で死神になるか虚になるかの瀬戸際に立たされたことが原因で虚の力を持ったのではないかと考えられていました。しかし千年血戦篇では、その虚の力の正体が母である黒崎真咲を通して受け継がれていたことが判明します。
正体②完全虚化
『BLEACH』の破面篇で黒崎一護は、虚化の訓練をしてコントロールできるようになりました。しかしウルキオラ・シファーとの戦いで極限まで追い込まれた黒崎一護は完全虚化してしまいます。完全虚化すると力を制御することができず、さらには自我も失ってしまいました。
この完全虚化の正体については、後にホワイトという虚が関係していることが判明します。このホワイトの虚の力が黒崎一護の中で力を増していき、完全虚化になってしまったのです。
正体③内なる虚
内なる虚は、黒崎一護が自分の死神の力を引き出した時に現れた虚の力です。精神世界では「斬月」と名乗る男と、内なる虚が存在していました。実はこの内なる虚の正体はホワイトという虚の力でした。黒崎真咲は高校生の時に藍染惣右介が作ったホワイトに噛まれて虚化したことがあります。
当時死神だった黒崎一心は虚化の進行を止めるために黒崎真咲の中の虚を抑え込んでいました。そしてその力を受け継いだ黒崎一護の虚の力も抑えていたのですが、死神の力に目覚めた時に虚の力が強まってしまいます。
こうして黒崎一心では抑えきれなくなった虚の力が次第に暴走し始めます。完全虚化した黒崎一護の姿がホワイトに酷似していたのも、その正体がホワイトの虚の力だったからです。
正体④白一護
白一護の正体は、黒崎一護の精神世界にいる内なる虚が具現化した姿です。外見は黒崎一護にそっくりですが、白いコートを着ているのが特徴的です。また好戦的で荒々しい性格をしています。黒崎一護は白一護を排除したがっていましたが、実はこの白一護は斬魄刀の「斬月」の一部なのです。
これまで斬魄刀の「斬月」だと名乗っていた黒い男もまた「斬月」の一部で、「斬月」の正体は白一護と黒い男の力をあわせたものだったのです。『BLEACH』の千年血戦篇では白一護はおとなしくなっており、白一護の虚の力を融合させた卍解を使うことができるようになりました。
正体⑤完現術
『BLEACH』の死神代行消失篇では、完現術という能力を持つ者が現れました。茶渡泰虎の能力の正体も完現術です。完現術者の銀城空吾は黒崎一護の死神の力を戻し、完現術の能力を奪ってもらいたいと頼みました。人間と死神の間の存在である死神代行は完現術の能力を奪うことができるのです。
完現術者達は自分の能力を嫌っており、普通の人間になりたいと願っていました。そこで黒崎一護は銀城空吾に協力し、修行によって完現術を習得します。しかし実は銀城空吾の正体は初代死神代行で、尸魂界への復讐のために黒崎一護の完現術を奪うつもりでした。騙された黒崎一護は完現術の能力を失ってしまいます。
ちなみに完現術者には霊王の欠片が宿っていることから、母体にいる時に虚に襲われるという共通点があります。ただ黒崎真咲が妊娠中に虚に襲われたような描写がないため、なぜ黒崎一護が完現術を使えるのかは不明です。
『BLEACH』の考察では、松本乱菊から奪った魂魄の一部である霊王の爪をホワイトを作る時に使ったと考えられています。そしてホワイトが黒崎真咲を噛んだ時に、虚の力が霊王の爪ごと黒崎真咲に宿り、それが黒崎一護に受け継がれたのではないかといわれています。
黒崎一護の正体から家族に迫る
黒崎一護は死神だけでなく、滅却師の能力も持っていました。なぜ二つの能力を持っていたのかというと、その理由は家族にありました。ここでは黒崎一護の家族について詳しく紹介し、その正体にせまります。
父親は黒崎一心
黒崎一護の父親は黒崎一心です。黒崎一心は『BLEACH』の一話では開業医として登場しています。しかしその正体は実は死神だったのです。黒崎一護に死神の力を持っていたのは、黒崎一心からその力を受け継いでいたからです。
黒崎一心とは
『BLEACH』に登場する黒崎一心は、クロサキ医院の医院長です。子どもたちを大切にする良い父ですが門限などのルールが厳しいため、黒崎一護からうざがられることもあります。
また愛妻家でもあり、亡くなった妻である黒崎真咲の顔写真をポスターにして張っています。その正体は元護廷十三隊十番隊隊長で、「剡月」という斬魄刀を使って戦います。卍解も会得していますが劇中では使用していません。
黒崎一心とのエピソード
黒崎一心はその正体が死神であるにも関わらず、初登場時には虚さえ見えない状態でした。その理由は黒崎真咲や黒崎一護の中にある虚の力を抑えていたからです。しかし黒崎一護の中の力が大きくなったことで抑えることができなくなり、繋がりが切れてしまいました。その代わりに黒崎一心は死神の力を取り戻します。
黒崎一心は藍染惣右介との戦いにも参戦し、空座決戦篇では親子二人で共闘しました。そして死神代行消失篇では黒崎一護の死神の力を取り戻すために浦原喜助と共に暗躍しました。浦原喜助は死神の力を戻すことについて息子に話したほうが良いのではないかと言っていましたが、黒崎一護の気持ちが分かっていたのか本人には告げることなく準備をしていました。
そして千年血戦篇では黒崎一心が黒崎一護に母の死の真相を伝えます。黒崎一護はずっと心の中で自分のせいで母が死んだと責任を感じていました。しかし滅却師の力を奪ったユーハバッハの「聖別」によって死んでしまったことが明らかになり、黒崎一護はユーハバッハを倒すことを決意します。
母親は黒崎真咲
黒崎一護の母・黒崎真咲は物語開始時にはすでに亡くなっていました。しかし千年血戦篇で黒崎一心は母の正体が滅却師だったことを明かします。黒崎一護が滅却師の力を持っていたのは黒崎真咲の血を受け継いでいたからです。
黒崎真咲とは
『BLEACH』に登場する黒崎真咲は9年前、グランドフィッシャーという虚によって黒崎一護の目の前で殺されました。黒崎真咲は滅却師の能力の一つである防御の「血装」に優れており、普通の虚であれば傷一つ負うことはありません。しかしグランドフィッシャーと対峙した時にユーハバッハの「聖別」が行われ、滅却師の力を失いました。
これが黒崎真咲の死亡の真相でした。黒崎一護や黒崎一心は、黒崎真咲がいつも家族の中心にいる太陽のような人だったと語っています。そのため、目の前で母を殺された黒崎一護は長年自分のせいだと責任を感じていました。
黒崎真咲とのエピソード
黒崎一護は母親のことが大好きでした。小さい頃は弱虫だった黒崎一護ですが、大切な人を護れるようにという名前の由来を聞いた時に母を護れるようになりたいと思うようになりました。空手を習い始めたのもそれが理由です。ある時、雨の中を黒崎真咲と一緒に歩いていると、一人の少女が川沿いに立っていました。
この頃黒崎一護には妹ができてもっとたくさんの人を護れるようになりたいと思うようになっていました。黒崎一護はその正義感から少女を助けようと近づきましたが、その正体はグランドフィッシャーという虚だったのです。黒崎真咲はとっさに黒崎一護を庇いますが、滅却師としての力を失い殺されてしまいました。
双子の妹がいる
黒崎一護には双子の妹がいます。黒崎遊子と黒崎夏梨です。黒崎夏梨は霊力が高く死神代行消失篇では完全に見えるようになっていました。黒崎遊子も物語が進むにつれて次第に見えるようになっていきます。ただその正体は死神ではなく、普通の人間として生きています。
妹(長女)は黒崎遊子
『BLEACH』に登場する黒崎遊子は黒崎家の長女です。ショートヘアにしていますが見た目は母にそっくりです。よく家事をしており、料理や裁縫が得意です。またぬいぐるみが好きでコンに「ボスタフ」という名前をつけてかわいがっています。
妹(次女)は黒崎夏梨
『BLEACH』に登場する黒崎夏梨は黒崎家の次女です。黒髪で髪型はボブにしています。男の子に混ざってサッカーをするなど運動神経が良い人物です。黒崎一護の次に霊力が高く、死神代行消失篇では浦原喜助にお世話になることもありました。
黒崎一護の結婚相手は井上織姫
『BLEACH』の最終話ではユーハバッハとの決戦から10年後が描かれました。10年後、27歳になった黒崎一護は井上織姫と結婚していました。ここでは井上織姫との出会いや子供について紹介します。
井上織姫とは
『BLEACH』に登場する井上織姫とは、黒崎一護の同級生です。まだ小さい頃に兄に連れられて暴力を振るう親元から離れました。兄が亡くなった後は親戚から援助してもらい、一人暮らしをしてます。
元々幽霊が見える体質ではなかったものの、虚化した兄に襲われたこときっかけに死神や虚が見えるようになりました。また「盾舜六花」という完現術のような能力に目覚めます。
井上織姫との出会いから結婚まで
井上織姫と黒崎一護の出会いは本編から三年前です。実は兄が事故に遭った時に最初に運び込まれたのがクロサキ医院だったのです。ただ高校生になるまではそこまで二人は親しくありませんでした。その理由は井上織姫が黒崎一護を怖がっていたからです。
その当時、黒崎一護は不良に間違えられてよく喧嘩をしていたので近寄り難い存在でした。仲良くなったきっかけは虚になった兄に襲われた時です。その後消された記憶を思い出して力に目覚め、黒崎一護の正体が死神であることも知ることになります。その後は黒崎一護と共に朽木ルキアの救出に協力します。
破面篇では連れ去られた井上織姫を助けるために黒崎一護は護廷十三隊の反対を押し切って助けに行きました。この時点で井上織姫は黒崎一護に対して好意を持っていました。そして千年血戦篇では二人でユーハバッハに立ち向かいます。黒崎一護は劇中では井上織姫に好意を寄せているような描写はなかったものの10年後には結ばれていました。
井上織姫との子供は?
黒崎一護は井上織姫との間に一人息子がいます。子供の名前は黒崎一勇といいます。髪の色は黒崎一護似ですが顔立ちは井上織姫にそっくりです。一見普通の子供ですが、その正体は死神見習いで黒崎一護の能力を受け継いでいました。まだ幼いですが斬魄刀も持っています。
黒崎一護に接触した仮面の軍勢との関係
『BLEACH』の破面篇では黒崎一護に仮面の軍勢という正体不明の謎の集団が接触してきました。仮面の軍勢とはどんな集団なのか、その正体や黒崎一護との関係を紹介します。
仮面の軍勢とは
仮面の軍勢とは、虚化をコントロールすることができる集団のことです。平子真子をリーダーに結成されています。その正体は過去に藍染惣右介の実験によって虚化した死神で、虚として処分される直前に浦原喜助と共に現世へと逃亡しました。
空座決戦篇後は名誉挽回されたことで、平子真子・鳳橋楼十郎・六車拳西が隊長に復帰し、久南白は副隊長には復帰できませんでしたが特別な地位を用意されました。また10年後には矢車リサが八番隊の隊長に就任しています。これにより仮面の軍勢は実質解散状態となりました。
仮面の軍勢との修行エピソード
『BLEACH』の破面篇で黒崎一護は内なる虚の力の暴走を制御できず悩んでいました。そこで黒崎一護は正体もよく分からない仮面の軍勢の本拠地に向かい、コントロールの仕方を教えてほしいと頼みました。
黒崎一護は仮面の軍勢との修行のおかげで虚の力を操ることができるようになります。最初は数秒しか虚化を保つ事ができませんでしたが、後に長時間の虚化ができるようになりました。
アランカルの存在も
仮面の軍勢は破面の存在や崩玉のことなど最近の出来事を詳しく知っていました。その正体が明らかになる前は、なぜそんなことを知っているのかと黒崎一護も警戒しました。その理由は浦原喜助と繋がりがあったからです。101年前、虚化した仮面の軍勢を元に戻すために浦原喜助は崩玉を使いました。しかし失敗して全ての責任をなすりつけられてしまいます。
浦原喜助は仮面の軍勢と共に現世に逃亡し、虚化のコントロールや元に戻す方法を研究していました。実際に浦原喜助は逃亡後、死神から虚化した者が魂魄自殺しないように薬を開発していました。このように101年前の事件からずっと浦原喜助と仮面の軍勢には繋がりがあったので、破面や崩玉のことを知っていたのです。
黒崎一護の最終章での正体
『BLEACH』では黒崎一護の正体が判明します。ここでは最終章で明らかになった黒崎一護の正体について詳しくまとめています。
最終章『千年血戦篇』で見せた正体とは
千年血戦篇では黒崎一護の正体が実は死神・完現術・滅却師・虚の力を持つ人間であることが判明しました。また精神世界で、これまで斬魄刀の具現化した姿だと思われていたユーハバッハに似た男性の正体は滅却師の力で、「斬月」の一部に過ぎないことも分かります。
実は滅却師の力と虚の力の二つの力が混ざり合うことで「斬月」になるのです。千年血戦篇では二つの力が融合したことで本当の卍解が使えるようになり、黒崎一護は半分虚化したような外見になりました。そばにいた井上織姫はまた自我がなくなるのではないかと心配していましたが、自我を保ったまま戦うことができました。
ユーハバッハ戦から10年後の姿は?
ユーハバッハとの決戦から10年後、黒崎一護は最終話に登場しました。その時は死神の姿になっておらず人間として暮らしていました。現在でも死神代行を続けているのかは不明です。ただ黒崎一勇が死神の見習いをしているので、死神代行を続けていると考えられています。
黒崎一護の10年後の正体は医者?
ユーハバッハ戦から10年後も黒崎一護は結婚し、井上織姫と黒崎一勇と共にクロサキ医院に住んでいました。黒崎一心もまだ現役で医師として働いているのですが、10年後の黒崎一護の正体が医者なのかは不明です。病院を継いだという描写はないものの、黒崎一護は元々頭が良いので医者になっていても不思議ではありません。
黒崎一護の世間での評判や人気
『BLEACH』の黒崎一護は卍解した時の斬魄刀の形状や外見が頻繁に変わります。黒崎一護の卍解の中でも、特に最後の「月牙天衝」を使った時と死神代行消失篇の卍解の姿がかっこいいと人気でした。
『BLEACH』の411話では黒崎一護が最後の「月牙天衝」を習得するために精神世界で「斬月」と戦って屈服させようとしました。その時現れたのが「斬月」と名乗る黒い男と白一護でした。二人は融合して黒崎一護と戦います。この時二人が融合した姿は、ユーハバッハ戦の終盤で黒崎一護が卍解をした時の姿に似ています。
つまり411話から本当の斬魄刀の力がどのようなものなのか伏線が張られていたのです。千年血戦篇で卍解の姿を見た時に、そのことに気づいた読者も多いようです。
『BLEACH』の千年血戦篇では霊王が死亡した後、その代わりに黒崎一護を生贄にして霊王に仕立て上げようしていました。なぜなら霊王の正体は死神・完現術・滅却師の力を持つ人間だったからです。結局霊王の力を吸収したユーハバッハの遺体が霊王の代わりになったので黒崎一護は生贄にならずに済みました。
黒崎一護が生贄に選ばれていたと知ってから『BLEACH』の千年血戦篇を読み直すと見方が変わってきます。特に京楽春水のセリフに注目している方がたくさんいました。
黒崎一護の正体はよく分からん
『BLEACH』の千年血戦篇では黒崎真咲の過去が明らかになり、黒崎一護の正体が死神・完現術・滅却師・虚の力を持つ人間であることが判明しました。このようにたくさんの能力を持っていたことに驚いた読者も多いようです。
劇中では完現術の力はほとんど使っていませんが、死神として斬魄刀の力を引き出すためには滅却師と虚の力が要になっていました。黒崎一護の正体については主に『BLEACH』の千年血戦篇で語られているので、ぜひ原作を読んでみてください。
この記事のライター
rg4yd
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