【呪術廻戦】加茂憲紀の強さや術式を紹介!呪術師を目指す理由も
『呪術廻戦』の姉妹校交流会編に登場した加茂憲紀(かものりとし)は、独特な術式を展開してファンから注目を浴びました。この記事では『呪術廻戦』での加茂憲紀の強さや使用する術式を紹介すると共に、呪術師を目指す理由や加茂憲倫(かものりとし)との関係について解説します。
目次
【呪術廻戦】加茂憲紀とは?
『呪術廻戦』に登場するキャラクター「加茂憲紀(かものりとし)」の術式や強さに触れる前に、彼の人物像や『呪術廻戦』の作品概要について紹介しましょう。
加茂憲紀のプロフィール
- 誕生日:6月5日
- 年齢:18歳
- 身長:約180cm
- 趣味:勉強
- 好きな食べ物:コーヒー
- 苦手な食べ物:エスニック
加茂憲紀は京都府立呪術高等専門学校3年で、準1級呪術師です。黒い髪で後頭部は短く、サイドは長めで白い布を巻き付けています。コミックス20巻180話では短髪になっているシーンが描かれていました。性格は冷静で落ち着いており、非情な一面も持ち合わせています。しかし、融通が利かず天然なところもあり、不用意な発言をしてしまうこともあるようです。
呪術廻戦の概要
漫画家・芥見下々(あくたみげげ)による『呪術廻戦』は、週刊少年ジャンプ(集英社)で2018年から連載中のダークファンタジー・バトル漫画です。人間の負の感情から生まれた、呪霊や呪詛師と戦う呪術師たちの物語は、国内のみならず海外でも人気となっています。
呪術廻戦のあらすじ
ある晩、主人公の虎杖悠仁(いたどりゆうじ)が通う高校に隠されていた呪物「両面宿儺の指」が解放され、呪霊が集まり虎杖の先輩を襲います。先輩を救う為、呪物回収に訪れていた伏黒恵と一緒に呪霊と戦いますが、歯が立ちません。その時、宿儺の指を食べて両面宿儺の器となった虎杖は、呪術界上層部から秘匿死刑を宣告されます。しかし、五条悟の提案で呪術高専へ転入した虎杖は、仲間達と協力して宿儺の指の回収と呪霊達との戦いに身を投じていくのです。
【呪術廻戦】加茂憲紀の術式や強さ
ここからは、冷静沈着な加茂憲紀が使用する術式や強さについて解説します。加茂憲紀が使う術式とは一体、どのようなものなのでしょうか?
加茂憲紀の術式は「赤血操術」
加茂憲紀が使用する術式は「赤血操術(せっけつそうじゅつ)」です。赤血操術は、呪術界御三家加茂家相伝の術式で、自身の血液と血液が付着した物を自在に操ることができます。近接から遠距離までの攻撃が可能で、血液パックの使用も有効です。加茂憲紀の血液は呪霊に対して有毒になり、同じ赤血操術の使い手である脹相は、人間に対して有毒であることが明らかにされています。
加茂憲紀の技
赤血操術の使い手である加茂憲紀は、一体どのような技を駆使するのでしょうか?ここからは、加茂憲紀の使用する技について解説していきます。
赤鱗躍動
「赤鱗躍動(せきりんやくどう)」は、自身の血液を操り、身体能力を急激に高めて強くさせるドーピング技です。体温や脈拍、血中成分を操る以外にも、低温耐性や負傷時の止血も可能になります。
赤縛
「赤縛(せきばく)」は、縄状に編み上げた血液パックの血を用いて、標的を拘束する技です。この技は、姉妹校流会で伏黒恵が呼び出した式神「鵺」に対して使用しています。
苅祓
「苅祓(かりばらい)」は、1パック分の血液を使用し、手裏剣状に変形させ攻撃する技です。遠距離攻撃に適しており、強力な斬撃で体を切断します。姉妹校交流会の際、襲撃してきた呪霊「花御」に使用しましたが、ダメージを与えることができなかった為、強い呪霊には効果がないようです。
百歛
「百歛(びゃくれん)」は、血液を加圧して限界まで圧縮する技です。この技から「穿血(せんけつ)」へ繋げます。
穿血
「穿血(せんけつ)」は、「百斂」で音速を超える速さで撃ち、攻撃する奥義技です。両手を合わせ圧縮した血液には呪力が籠められ、威力は苅祓を超えるとされています。特級呪霊の花御の顔に傷を付けたところを見た伏黒恵は、自分と戦った時は本気ではなかったのかと、憲紀の強さに驚愕していました。
加茂憲紀の弱点
加茂家相伝「赤血操術」の使い手である加茂憲紀の弱点は、発動者自身の血液を使用する為、貧血に陥ってしまうことです。血液を操る術式は、使用可能な血液量が限られています。その為、技を連続して使い過ぎると血液不足となり、戦闘を続けることが困難です。この弱点から、加茂憲紀は予め輸血パックを携帯して、術式を使用しています。
加茂憲紀は領域展開を使える?
現段階で加茂憲紀が領域展開を使うシーンは描かれていません。しかし、呪術界御三家の五条悟や伏黒恵が領域展開を使うことができます。その為、加茂憲紀も今後会得することができるかもしれないと推察されています。
【呪術廻戦】加茂憲紀の活躍や呪術師を目指す理由
ここからは『呪術廻戦』に登場する加茂憲紀の作中での活躍について解説します。加茂憲紀がなぜ、呪術師を目指すことになったのでしょうか?理由となった過去について迫っていきます。
加茂憲紀が目を閉じている理由
加茂憲紀は普段、目を閉じて行動していますが、その理由は特にありません。赤血操術の赤鱗躍動を使用する時にだけ、右目を見開いています。見開いた右目は充血しており、周りは血でできた痣のようなものが浮かんでいました。この痣については意味は特にないと、公式ファンブックに記載されています。
加茂憲紀の過去や呪術師を目指す理由
加茂憲紀が呪術師を目指す理由は、母親との過去が大きく影響しています。加茂家の正妻が、術式を受け継いだ男児を産めなかったことから、憲紀が嫡男として本家へ迎えられました。妾だった憲紀の母親は、加茂家から疎まれ虐げられます。憲紀の母親は、自分の存在が憲紀にとって邪魔になると、幼い憲紀を置いて加茂家を出て行ってしまいました。
その時、母親は憲紀に「いつか立派な呪術師になって迎えに来て」と約束を交わします。加茂憲紀は、自身の実力を御三家や呪術高専に認めさせて、母親に喜んでもらおうと、本家を出て呪術高専京都校へ進学しました。加茂憲紀の原動力は全て、過去に交わした母親との約束を果たす為にあるのです。
加茂憲紀の姉妹校交流会編での活躍
加茂憲紀の活躍は呪術高専姉妹校交流会で描かれています。呪術高専京都校3年の加茂憲紀は、学長の楽巌寺嘉伸(がくがんじよしのぶ)から、虎杖悠仁の殺害を指示されます。交流会では、京都校の仲間の指揮を執り、虎杖攻略を開始しました。しかし、虎杖と戦闘中だった東堂葵の怒りを買い、あえなく撤退した憲紀は、伏黒恵と遭遇して戦うことになります。憲紀は赤鱗躍動を使い、伏黒と互角の戦いを繰り広げて力の強さを見せつけていました。
そこへ、特級呪霊の花御が現れたことで戦闘は一時中断し、花御と戦っていた狗巻棘と合流して、伏黒を含めた3人で花御と戦うことになります。しかし、花御の強大な力に歯が立たないと感じた憲紀は、帳の外にいる教師達と合流して花御と戦う作戦に出ました。ところが、花御からの激しい一撃を受けた憲紀は、戦闘不能となってしまったのです。後に、京都校の西宮桃に救助され脱出します。
【呪術廻戦】加茂憲紀と加茂憲倫の関係
『呪術廻戦』には、加茂憲紀と名前の読みが同じ「加茂憲倫(かものりとし)」と言う人物が存在します。『呪術廻戦』作中で、加茂憲倫とはどのような人物として描かれているのでしょうか?ここからは、加茂憲紀と加茂憲倫との関係や憲紀の過去について解説していきます。
加茂憲倫のプロフィール
『呪術廻戦』に登場する加茂憲倫は、明治時代に活躍していた呪術師であり、加茂家の当主でもあった人物です。「史上最悪の呪術師」や「御三家の汚点」と言われていた憲倫は、自身の欲や目的の為なら手段を選ばない非道な性格をしています。呪霊の子供を身籠ることができる女性を実験体とし、特級呪物・呪胎九相図を作った張本人です。加茂家にとって消し去りたい過去の存在となっています。
加茂憲紀と加茂憲倫は別人?
加茂家嫡男である加茂憲紀と、「史上最悪の呪術師」と言われた加茂憲倫は全くの別人です。加茂憲倫は明治時代に生きていた人物である為、2人が同一人物ではないことが明らかになっています。
加茂憲紀と加茂憲倫が同名だった理由
なぜ加茂憲紀が「御三家の汚点」とされる加茂憲倫と同名なのかについては、明らかにされていません。しかし、推測として憲紀が妾の子だったからではないかと言われています。憲紀の母親は「爛れた側女」と蔑まれていました。このことから、加茂家の汚点である女から生まれた子供として、加茂憲倫と同じ名を付けられたのではないかと考えられています。
【呪術廻戦】加茂憲紀に対する世間での評判や人気
『呪術廻戦』に登場する加茂憲紀について、SNS上ではどのような評判になっているのか調べました。中には、『呪術廻戦』作中の姉妹校交流会での伏黒恵とのやり取りについて、考えさせられると言った意見が様々あるようです。自身の過去と似ていると感じた憲紀は、伏黒に同類だと告げます。違うと返す伏黒に同じだと食い下がる憲紀を天然で可愛いと感じる一方で、自己評価が低いと感じた人もいるようです。
『呪術廻戦』に登場する加茂憲紀と同じ名前の読みを持つ、加茂憲倫との関係について考察している人もいました。加茂家の呪縛から解放された方が幸せなのではないかと考える声も多くあるようです。
『呪術廻戦』はシリアスなシーンが多いことで有名です。しかし、そのような中でも、加茂憲紀が見せる天然な一面は読者に癒しを与えるものとなっています。アニメ『呪術廻戦』でも、加茂憲紀の天然なところが観たいと楽しみにしているファン達もいました。
【呪術廻戦】加茂憲紀は「赤血操術」を使うキャラ
『呪術廻戦』に登場する加茂憲紀は、術式「赤血操術」を使うキャラです。姉妹校交流会で見せた伏黒恵との戦いでは、赤鱗躍動や様々な技で互角以上とも言える活躍を繰り広げていました。特級呪霊の花御による攻撃で戦闘不能となり、それ以上の活躍はありませんでしたが、物語の展開によって大きく成長した加茂憲紀の姿を見れるかもしれません。辛い過去を持つ加茂憲紀がどのように強くなっていくのでしょうか?今後の『呪術廻戦』での加茂憲紀の活躍に注目しましょう。
この記事のライター
rymamimo
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