【呪術廻戦】三輪霞の声優は赤﨑千夏が担当！これまでの代表作を紹介

『呪術廻戦』の三輪霞は、京都府立呪術高等専門学校の２年生です。原作では3巻の18話で初めて登場しました。三輪霞は真っ直ぐな長い髪を持った可愛い女の子で、髪色は水色です。髪色を除けば、見た目はどこにでもいる普通の女子高生です。性格も呪術高専の中ではわりと常識的ですが、五条悟の大ファンで、ミーハーなところがあります。

三輪霞は家が貧乏で、中学生の頃からバイトをしていました。そのバイト中にシン・陰流の師範からスカウトされ、呪術高専に入ります。三輪霞は貧乏な家族に楽をさせてあげたいという想いから、報酬目当てで呪術師になることを決めました。

『呪術廻戦』は芥見下々さん原作の漫画で、2018年から週刊少年ジャンプで連載されています。呪霊と呼ばれる化け物と呪術師たちが戦うバトル漫画で、ダークファンタジーに分類されています。2020年の10月にはアニメも始まり、2021年3月までTBS系列にて放送されていました。2021年には、『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とした、『劇場版 呪術廻戦 0』が公開されました。

高校生の虎杖悠仁は、先輩たちと一緒に学校で「宿儺の指」という呪物を見つけます。その封印を先輩たちが解いてしまい、学校には呪霊が現れます。虎杖は呪術師の伏黒恵とともに呪霊と戦いますが、窮地に陥ります。虎杖は呪力を得ようと、宿儺の指を食べてしまいました。宿儺の器となった虎杖には死刑が宣告されますが、五条悟によってしばらくの間死刑を免れることができました。虎杖は呪術高等専門学校へ転入し、呪術師としての人生を始めるのでした。

アニメの『呪術廻戦』では、三輪霞を声優の赤﨑千夏さんが担当しています。赤﨑千夏さんは1987年8月10日生まれで、鹿児島県出身の声優さんです。現在では、81プロデュースに所属しています。趣味や特技は歌で、目標とする先輩は声優の皆口裕子さんです。2018年に結婚をして、2020年には第1子となる男の子を出産しました。

赤﨑千夏さんは小学生の頃から声優を志し、中学時代にはバスケットボール部と放送部に所属していました。放送部では、鹿児島県の県大会で受賞したことがあります。高校進学後は学校に演劇部がなかったため、地元の市民劇団に入りました。大学は東京学芸大学に入学し、教育学部演劇専修を卒業しました。

ボイスニュータイプ・サマーオーディション2008では、文化放送賞、81プロデュース賞、アルケミスト賞を受賞します。81プロデュース賞の得点として81プロデュース付属の俳優養成所に通い、卒業後に81プロデュースに所属します。『メタルファイト ベイブレード』で声優デビューを果たし、2012年の『キルミーベイベー』で初めての主要キャラを演じました。

茅野愛衣さんは1987年9月13日生まれで、赤﨑千夏さんとは同年齢です。所属事務所は違いますが、赤﨑千夏さんと茅野愛衣さんは非常に仲が良いことで知られています。2人は声優になる前に、同じ喫茶店で同期としてバイトをしていたそうです。そのため、声優仲間としてだけでなく、プライベートでも親交の深い間だ柄です。赤﨑千夏さんは茅野愛衣さんの他にも、田村睦心さん、金元寿子さんとも仲が良く、4人で「87会」という女子会グループを結成しています。

『中二病でも恋がしたい！』は、ライトノベルを原作にした学園ラブコメディアニメです。原作同様アニメも人気があり、劇場版アニメも2作公開されています。赤﨑千夏さんが担当したのは、主人公のクラスメイトである丹生谷森夏です。丹生谷森夏は普段は猫をかぶった大人しい性格を演じていますが、本性は高圧的でドSな性格をしたキャラです。この裏表があるキャラを、まだ声優歴が短かった赤﨑千夏さんが見事に演じていました。

『冴えない彼女の育てかた』も、『中二病でも恋がしたい！』と同じくライトノベルが原作のアニメです。赤﨑千夏さん演じる波島出海は、主人公の後輩の少女です。乙女ゲームが大好きで、オタクトークになると熱弁をふるって周りを引かせます。赤﨑千夏さんは波島出海としてキャラクターソングも歌っており、その歌も人気がありました。

『僕だけがいない街』は、主人公が過去に戻って悲劇を回避しようとするサスペンス漫画です。片桐愛梨は、主人公のバイトの後輩にあたります。人見知りをせずに思ったことを何でも口にする性格で、主人公の心境の変化にも影響を与えます。赤﨑千夏さん演じる片桐愛梨は、実際の女子高生のような自然な声をしていました。同じ女子高生である、『呪術廻戦』の三輪霞とも似通った声をしています。

『ボールルームへようこそ』は月刊少年マガジンで連載中の、社交ダンスをテーマにした漫画です。連載はまだ続いていますが、アニメの放送は2017年に終わっています。緋山千夏は主人公のクラスメイトで、ダンスのパートナーでもあります。強気な性格をしているため、言い方も自然にきつくなります。赤﨑千夏さんは、緋山千夏の勝ち気な様子を上手く表現していました。

『食戟のソーマ』は週刊少年ジャンプに連載されていた漫画で、アニメは合計で5期放送されました。赤﨑千夏さんが担当した薙切アリスは、メインヒロインである薙切えりなの従姉妹です。日本人とデンマーク人の間に生まれたハーフで、白い肌と銀髪のショートカットが特徴です。クールビューティーな雰囲気がある美女ですが、意外と子供っぽい面も多いキャラです。赤﨑千夏さんはシーンごとに、落ち着いた声や可愛い声などを使い分けていました。

『プラスティック・メモリーズ』は原作がないオリジナルアニメで、アンドロイドが活躍する近未来を舞台にした作品です。絹島ミチルは主人公の先輩にあたるキャラですが、主人公よりも年下の17歳です。ツンデレな性格で、きついセリフを言いながらも何かと人の世話を焼いています。赤﨑千夏さんの演技によってツンデレキャラにも磨きがかかり、絹島ミチルはファンの間でも可愛いと人気になりました。

こちらの名言は、三輪霞のミーハーさがよくわかるセリフです。このとき三輪霞は、楽巌寺学長に失礼なことを言う五条悟を諌めている最中でした。しかし、実は五条悟の大ファンだった三輪霞は、堅苦しいことを言いながらも実際は大興奮してしまいます。表面では冷静な顔で喋っている三輪霞でしたが、初めて会った五条悟に心の中で大騒ぎするのでした。

三輪霞は姉妹校交流戦において、禪院真希と戦うことになります。真希の強さになすすべもなくやられた三輪霞は、刀も取られ呆然と立ち尽くします。刀がない自分は戦力にならないと諦めた三輪霞のもとへ、1本の電話がかかります。その電話に出た三輪霞は、自らのことを「役立たず」と称したのでした。この名言に読者からは「潔い！」との声が相次ぎ、三輪霞の人気をさらに押し上げることとなりました。

この名言は、アニメの「じゅじゅさんぽ」で三輪霞が言ったセリフです。深夜にお腹が空いた三輪霞は食堂へ行きますが、そこで禪院真衣と西宮桃からカップラーメンをもらいます。年頃の女の子らしく深夜に食べるカップラーメンを敬遠しますが、美味しいアレンジレシピを教えてもらった三輪霞は結局全部食べてしまいました。食べ終えてから罪悪感に苛まれている様子の三輪霞は、本当にどこにでもいる可愛い女の子のようでした。

『呪術廻戦』の三輪霞は、外見も可愛らしいけれど声も可愛いと評判です。声優の赤﨑千夏さんを知っている人は、三輪霞の声優が赤﨑千夏さんだと知って納得していました。アニメでの三輪霞のキャストが決まったときは、赤﨑千夏さんが担当すると知って喜ぶ人も多かったようです。

声優の赤﨑千夏さんに関しては、「天才」というコメントが多く見られました。赤﨑千夏さんは子供の頃から声優を目指していただけあって、劇団に入ったり大学で演技を学ぶなど、多くの努力をしてきた人です。声優としてのキャリアは短くても、演技に携わってきた時間は相当なものがあります。その結果、「天才」と呼ばれるほどの実力を身につけることができたのでしょう。

赤﨑千夏さんは、声だけでなく顔も可愛いと声が多かったです。こちらのコメントでは、さらに性格も良いと書かれていました。赤﨑千夏さんが結婚報告をしたときは、「自分も結婚したい」と言っているファンもいました。

アニメの『呪術廻戦』では、三輪霞を声優の赤﨑千夏さんが担当していました。三輪霞はもともと人気のあるキャラですが、アニメで赤﨑千夏さんの声が入ると、さらに可愛いという声が大きくなりました。三輪霞はまだアニメでは描かれていない渋谷事変編にも登場するため、第2期のアニメでの出番も期待できます。また三輪霞をアニメで観ることがあれば、ぜひ赤﨑千夏さんの声にも注目してみてください。