【呪術廻戦】虎杖悠仁の正体や母親を徹底考察!父親についても解説
これまで謎に包まれていた虎杖悠仁の正体とその家族ですが、虎杖悠仁の母親は一体どんな人物で、またその母親の正体は人間なのでしょうか?本記事では、母親の正体や父親について考察し、虎杖悠仁を語る上で欠かせない「両面宿儺」との関係についても紹介していきます。
目次
虎杖悠仁とは?
虎杖悠仁のプロフィール
- 誕生日:3月20日
- 年齢:15歳
- 出身:宮城県
- 身長:173cmほど(まだまだ伸びている)
- 体重:80kg以上
- 体脂肪率:1桁
- 担当声優:榎木淳弥
『呪術廻戦』の主人公である虎杖悠仁は、呪術高専東京校に通う1年生です。常人離れの身体能力を持ち、とてもフレンドリーで「術師には珍しい根明」と会ったばかりの先輩に言われるような性格の人物です。元々は仙台市の杉沢第三高校に通っていました。親代わりであった祖父が亡くなった夜に「呪い」を目の当たりにして、友人を救う力を得るべく両面宿儺の指を飲み込みその特別な適性を見込まれ呪術高専へと転入することとなりました。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は2018年から少年週刊ジャンプ(集英社)で連載されている芥見下々(あくたみげげ)氏による漫画作品です。呪いをテーマとしたダークファンタジーでありながら、魅力的な登場人物やそのストーリーに魅了される人は後を絶ちません。2020年10月にはアニメ化もされ、2023年には第二期の放映も決定しています。2021年にはアニメ映画「劇場版 呪術廻戦0」が公開され興行収入137億円を突破するなど、その絶大な人気が窺えます。
呪術廻戦のあらすじ
祖父が亡くなった日の夜、普通の高校生・虎杖悠仁が学校で「呪霊」と呼ばれる人の負の感情が具現化した化け物に襲われます。祖父の言葉や祖父が亡くなったことを思い返し、間違った死に抗い先輩を助けるために両面宿儺の指を飲み込み「宿儺の器」となります。それをきっかけに呪術高専へ入学し、同級生の伏黒恵、釘崎野薔薇などと呪術師として「呪霊」と戦い奮闘していく物語です。
虎杖悠仁の母親・正体を考察
虎杖悠仁の母親は額に縫い目のある女性?
これまで、祖父に育てられてきた虎杖悠仁の母親や父親、家族については謎に包まれていました。虎杖悠仁自身も会ったことがない、記憶が曖昧であると言及しています。ところが、『呪術廻戦』第143話では乙骨に一度殺された虎杖悠仁の記憶の回想シーンで、虎杖悠仁の父親と額に縫い目のある女性が登場します。祖父のセリフから虎杖仁の妻・香織が既に亡くなっていて、息子である虎杖仁との間には子供が生まれなかったことが明言されているので、虎杖悠仁の実の母親である可能性は高いと言えます。
虎杖悠仁の母親は香織?
虎杖悠仁の父親・仁の妻は香織という名前の女性です。前述したように、祖父の言葉から2人の間に子供を授かることなく亡くなっていることがわかります。虎杖悠仁の母親である可能性が高い額に縫い目のある女性が、虎杖悠仁の祖父を「お義父さん」と呼んでいることから虎杖仁の現在の妻であることは間違いありません。しかし元の妻である香織は亡くなっている、ということは祖父が「あの女」と呼んでいる女性はいいったい何者なのでしょうか。
虎杖悠仁は羂索に作られた?
羂索(けんじゃく)とは、脳を入れ替え体を乗っ取り支配するという術式を使う術師です。加茂憲倫(かものりとし)、夏油傑(げとうすぐる)の体を乗っ取り支配していたのは羂索です。前項で出てきた額に縫い目のある女性も、額に彼らと似たような縫い目があることから羂索の術式により体を乗っ取られていたのではと推測します。
虎杖仁の妻・香織が羂索により体を乗っ取られ、虎杖仁と子供を儲けたのだとしたら羂索の意図によって虎杖悠仁が生まれたと言っていいかも知れません。偽夏油のセリフからもわかるように、虎杖悠仁=「宿儺の器」を自らが作ったと示唆しているようです。妻・香織の死因も不明、額に縫い目のある女性の正体も不明であるため、羂索が「宿儺の器」を特別に用意するために虎杖仁の妻・香織の体を乗っ取り母親として自ら腹を痛めて虎杖悠仁を生んだと考えると辻褄が合うのではないでしょうか。
虎杖悠仁に天与呪縛がある?
天与呪縛とは呪術師として生まれながらに特別に強い力を得る代わりに、何かを犠牲に「縛り」を課せられた者のこと、またその「縛り」のことです。虎杖悠仁は常人離れの身体能力と異常なタフさがあるので、天与呪縛があってもおかしくありません。現段階ではハッキリとしていませんが、限りなくその可能性は高いと言えそうです。
虎杖悠仁の父親や祖父・兄弟などの家族を考察
虎杖悠仁の父親の名前
虎杖悠仁の父親・虎杖仁(いたどりじん)は、虎杖悠仁の祖父である倭助の息子です。容姿は虎杖悠仁とよく似ていて、メガネをかけています。現在、残念ながらあまり作中に登場することがなく、虎杖仁についてはそれ以上の特別な情報はありません。生死すら不明です。他に家族がいたのか、呪術師であったのか、これから虎杖仁についてさらにわかるような展開が望まれます。
虎杖悠仁の父親の額にも縫い目があった?
脹相(ちょうそう)が虎杖悠仁にオマエの父にも額に縫い目があったはずだ、と語りかけるシーンがあります。しかし、虎杖悠仁の父親である虎杖仁には額に縫い目はありません。脹相が指しているのは父親ではなく、母親のことではないかと推測します。
虎杖悠仁の祖父
虎杖悠仁の祖父・虎杖倭助(いたどりわすけ)は両親に代わって虎杖悠仁を1人で育ててきました。『呪術廻戦』の第1話登場時から既に肺を患って入院しており、亡くなってしまいます。死因は肺がんで享年75歳でした。
祖父・虎杖倭助は虎杖悠仁にとって現存する唯一の家族でした。亡くなる直前、最期に虎杖悠仁へ遺した「とにかく人を助けろ」という言葉が彼にとってとても重要な意味を持つものになりました。
虎杖悠仁には特別な兄弟がいる?
羂索が意図して虎杖香織の体を乗っ取り母親として虎杖悠仁を産んだとすれば、呪胎九相図(じゅたいくそうず)の脹相(ちょうそう)たちと血縁関係であるということになります。呪胎九相図とは9つの呪物のことで、加茂憲倫によって作られ脹相を含む1~3番は特級に分類されます。渋谷事変で虎杖悠仁と戦闘中トドメを刺そうとした瞬間、脹相の頭の中に「存在しない記憶」が流れ込んできました。その記憶とは、脹相、壊相(えそう)、血塗相(けちずそう)と共に虎杖悠仁が家族のように団らんしているというものでした。
このあり得ない記憶により脹相は錯乱してしまいます。しかし、これは作者が虎杖悠仁の術式によるものではないことを明かしています。これは2人の間に血の繋がりがあるために、脹相がトドメを刺そうとしたその瞬間虎杖悠仁の死を感じ「存在しない記憶」が溢れ出たのでした。脹相は血を操る術式、血のつながった家族である弟たちの異変を感じる取ることが出来るのです。虎杖悠仁には、人間ではない特別な兄弟がいるということになります。
虎杖悠仁と宿儺の関係や縛り
宿儺のプロフィール
『呪術廻戦』作中の呪いの王、両面宿儺は千年以上前に実在していた元人間です。顔が2つ、腕が4本の人間離れした姿であったと言われていて、当時の術師が総力をあげ挑んでも敵わないほどの強力な呪詛師でした。その死蝋は特級呪物として現在に存在しています。
虎杖悠仁と宿儺の関係
虎杖悠仁が元々通っていた杉沢第三高校オカルト研究会の佐々木先輩が、両面宿儺の封印を解いてしまったことから始まります。封印が解かれたことにより、大量の呪霊が学校に湧き出てきます。両面宿儺の指を回収する任務で来ていた伏黒恵1人で戦うもその数に苦戦、虎杖悠仁が伏黒恵、先輩らを助けるため両面宿儺の指を飲み込み受肉したことから両面宿儺との特別な繋がりが出来ました。
普通の人間であったら即死に至ってしまうところ、虎杖悠仁が特別な体であったため受肉し「宿儺の器」となりました。こうして虎杖悠仁の中に2つの魂が共存することになります。肉体の主導権は持ち主である虎杖悠仁が握っていて、両面宿儺は虎杖悠仁の体を支配する機会を窺っています。
虎杖悠仁と宿儺の縛り
虎杖悠仁と両面宿儺、2人の間には「縛り」という契約のようなものが結ばれています。虎杖悠仁が伏黒恵らと少年院で特級呪霊と対峙し、両面宿儺に体を明け渡し快勝した後のことでした。虎杖悠仁の心臓を取り出し外に投げ捨て、虎杖悠仁の命を人質に伏黒恵と戦います。力が万全でないとは言え、呪いの王に敵うはずがなく伏黒恵は負けてしまいます。その後、心臓がない状態で両面宿儺は虎杖悠仁と意識を交代したため虎杖悠仁は1度死亡しました。
そして、両面宿儺の生得領域で虎杖悠仁に条件付きで生き返らせてやってもいい、と契約を持ちかけます。その契約の1つ目は「契闊(けいかつ)」と唱えたら肉体を1分間明け渡すというものです。回数などの指定がなかったため、今後永続的に有効であると考えられます。2つ目の契約は「この約束を忘れること」です。実際に息を吹き返した虎杖悠仁はこの縛りのことを忘れていました。
しかし、これまでの両面宿儺の言動から虎杖悠仁はこれらの条件を二つ返事で飲み込めませんでした。そのため両面宿儺は、追加で3つ目の契約「肉体を明け渡している1分の間、誰も殺さず傷付けもしない」ことを条件に加えるも、虎杖悠仁は尚も無条件を求めます。そこで、両面宿儺は殺しあって小僧が勝てば無条件、俺が勝てば俺の縛りで生き返らせるという提案をしますが、それに意気揚々と乗りかかろうとうする虎杖悠仁の顔面をズバッと切り裂いて強制的に契約を結ばせてしまうのでした。
虎杖悠仁の母親に対する世間での評判や人気
まだまだ謎が多い虎杖悠仁の母親ですが、ファンの間でも様々な意見や考察が飛び交っています。中でも、羂索が乗っ取った香織説を唱えるファンが多く見受けられましたが、そう言いつつハッキリとした伏線回収がないため懐疑的なようです。
未だ正体が明かされてないにもかかわらず、虎杖悠仁の母親に対して拒絶するような意見が多くありました。これはこの記事で考察したように、中身が羂索であるという可能性からくるものではないでしょうか。
このように、本誌で母親が登場した感想を虎杖悠仁が吐しゃしている様子を例えにしている読者も見られました。虎杖悠仁の母親に対し、あまり良いイメージはないようです。
虎杖悠仁の母親や正体には謎が多かった
虎杖悠仁の母親の正体についてはまだまだ謎に包まれたまま、ということがわかりました。しかし、偽夏油や脹相の発言から現時点では、羂索が虎杖仁の妻・香織の体を乗っ取って虎杖悠仁を生んだという説が最有力であると考察します。虎杖悠仁と母親、またその家族の正体、両面宿儺との今後の関係についてもまだまだ注目です。
この記事のライター
清田うら
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。