【呪術廻戦】楽巌寺嘉伸の強さを徹底考察!ギターを使った術式で戦う?
楽巌寺嘉伸(がくかんじよしのぶ)は、『呪術廻戦』に登場するキャラクターです。呪術高専京都校の学長で、白く長い眉毛や顎鬚が特徴です。戦闘時はギターを使って術式を発動させます。今回は呪術廻戦に出てくる楽巌寺嘉伸の人物像をまとめ、術式や強さについて考察します。
目次
【呪術廻戦】楽巌寺嘉伸とは?
楽巌寺嘉伸とは『呪術廻戦』の登場人物で、呪術高専京都校の学長です。常に着物を身に着けており、白くて長い顎鬚や眉毛を生やしています。ここでは楽巌寺嘉伸のプロフィールを紹介し、呪術廻戦の概要をおさらいします。
楽巌寺嘉伸のプロフィール
- 名前:楽巌寺嘉伸(がくがんじよしのぶ)
- 所属:京都呪術高等専門学校学長
- 年齢:76歳
- 好きな食べ物:天ぷら
- 苦手な食べ物:馬肉
- 趣味や特技:ギター(軽音楽器全般扱える)
呪術廻戦で登場する楽巌寺嘉伸は、京都呪術高等専門学校の学長を務める呪術師です。禿頭で耳や口、鼻に複数のピアスをつけており、白く長い顎髭や眉毛を生やしているのが特徴です。普段は着物姿で杖をついていますが、術式を発動する時はギターを使用し、ロック歌手のような恰好になります。また、呪術界きっての保守派であり、両面宿儺の器である虎杖悠仁を排除すべきと考えています。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』は芥見下々先生作の大人気バトル漫画です。2018年から週刊少年ジャンプで連載が開始され、2022年にはコミックスの発行部数が7,000万部を突破しました。人間の負の感情から生まれた呪霊と戦う、呪術師たちの姿を描いた作品です。2020年には呪術廻戦のアニメ第1期が放送され、2021年には『劇場版呪術廻戦0』が公開されました。また、2023年には呪術廻戦のアニメ第2期が放送予定です。
呪術廻戦のあらすじ
『呪術廻戦』の主人公、虎杖悠仁は驚異的な身体能力を持つ高校生です。ある日、深夜の学校で呪霊に襲われたのをきっかけに、特級呪物である両面宿儺の指を飲み込んでしまいます。呪術規定により死刑宣告を受ける虎杖ですが、五条悟の計らいで死刑が延期になり、呪術高専へ入学することになりました。入学先では同級生の伏黒恵や釘崎野薔薇、先輩たちと切磋琢磨しながら呪霊を祓っていきます。
【呪術廻戦】楽巌寺嘉伸の強さや術式・人物像
楽巌寺嘉伸はギターを使った術式で戦います。常に着物姿で杖をついている楽巌寺からは、想像できない戦闘スタイルです。ここでは楽巌寺嘉伸の強さや術式、人物像について考察します。
楽巌寺嘉伸のエレキギターを使った術式
楽巌寺嘉伸は、フライングVと呼ばれるエレキギターを使って術式を発動します。ギターで演奏した旋律を増長させ、呪力として放出する仕組みです。楽巌寺自身がアンプの役割を果たし、衝撃波を放つ中距離攻撃で戦います。また、この術式には術者の呪力だけでなく演奏技術も必要となります。ギターが特技である楽巌寺ならではの術式です。
楽巌寺嘉伸の強さ
呪術廻戦で楽巌寺嘉伸の戦闘シーンはあまり描かれていません。作中では呪詛師の組屋鞣造(くみやじゅうぞう)や、東京校学長の夜蛾正道との戦闘シーンのみです。また、夜蛾との戦闘は結果しか描かれていませんでした。しかし、呪術高専京都校の学長であること、同じ学長の夜蛾を倒したということが、楽巌寺嘉伸が呪術師として相当な強さを持つことを裏付けています。
楽巌寺嘉伸はジミ・ヘンドリックスが好き?
ギターが特技の楽巌寺嘉伸は、アメリカのギタリストであるジミ・ヘンドリックスが好きなようです。戦闘時にロック歌手のような姿になるのも、ジミ・ヘンドリックスが影響しています。また、以前はバンドを組んでいましたが、現在はメンバー全員が亡くなっています。
楽巌寺嘉伸の性格
楽巌寺嘉伸は呪術界の保守派筆頭といわれています。そのため、呪術界の改革を目指す五条悟とは意見が合わず、険悪な間柄です。また、両面宿儺の器である虎杖悠仁をただちに排除すべきと考えており、交流会では彼を殺害するよう生徒へ命じていました。ただ、個人的に虎杖へ悪感情はもっておらず、「個によって集団の規則を歪めるべきではない」という考えから彼の存在を否定しています。
【呪術廻戦】楽巌寺嘉伸の活躍や名言
呪術廻戦に出てくる楽巌寺嘉伸は、呪術高専の学長を務めており、相当な強さと権力をもつ呪術師です。では、作中でどのような活躍をみせるのでしょうか。楽巌寺嘉伸が活躍したシーンや、名言をみていきましょう。
楽巌寺嘉伸の活躍
虎杖悠仁の存在を快く思っていない楽巌寺嘉伸は、彼を抹殺しようと目論みます。ここでは呪術廻戦で登場する楽巌寺の活躍を、ネタバレを含みながら紹介します。
活躍①呪胎戴天編
呪術廻戦18話「底辺」にて、楽巌寺嘉伸は交流会の打ち合わせのために訪れた東京校で、五条悟と密談していました。五条は呪術高専1年生の力と見合わない呪霊退治の任務が、虎杖悠仁を排除したい上層部による仕業だと指摘します。また、楽巌寺も関与していると伝えました。とぼける楽巌寺ですが、五条は警告も兼ねてある内容を話します。1つ目は呪術師のレベルが高くなっている点です。例えば、3年生の東堂葵や2年生の乙骨憂太などが挙がります。
2つ目は夏油傑とその仲間が起こした百鬼夜行、3つ目は虎杖が両面宿儺の指を取り込んだ件です。3つの内容を踏まえて五条は、今までの地位や伝統のために押し止めてきた力が抑えられなくなることを伝えます。また、挑発するような態度で、自分だけが牙を向くとは限らないとも話しました。この五条の態度に楽巌寺は怒りを現し、密談は終了します。
活躍②京都姉妹校交流会編
呪術廻戦32話「反省」より、交流会のため楽巌寺嘉伸は京都校の生徒を引率し、東京校へ訪れます。そこで、特級呪霊退治任務で死亡した虎杖悠仁が生きていると知り、彼を暗殺するよう生徒へ命令します。しかし、特級呪霊・花御(はなみ)の乱入により、虎杖の暗殺は失敗に終わりました。また、楽巌寺は生徒の安否確認のため会場へ向かう途中、呪詛師の組屋鞣造と戦闘になります。楽巌寺が優勢しますが、途中で五条悟が加わり、組屋を戦闘不能にしました。
活躍③夜蛾正道を処刑する
呪術廻戦147話「パンダだって」にて、楽巌寺嘉伸は、渋谷事変を企てた罪で死刑宣告を受けた夜蛾正道を処刑するよう、上層部から命令されます。夜蛾は脱走しますが、楽巌寺は上層部の刺客と共に彼を追い詰めます。楽巌寺は死刑を免れる方法があると夜蛾を説得しますが、彼が応じなかったため、刑を執行しました。
楽巌寺嘉伸の名言
楽巌寺嘉伸は呪術廻戦の作中で様々な名言を残しています。ここでは、印象に残った楽巌寺嘉伸の名言をみていきましょう。
名言①「儂を殺して…」
「儂を殺して 確かめろ」
出典: comic-kingdom.jp
呪術廻戦46話「時間」で呪詛師の組屋鞣造へ放ったセリフです。交流会で花御が乱入した際、楽巌寺嘉伸と庵歌姫は生徒の安否確認のため、交流会会場へ向かいます。しかし、組屋が2人の行く手を阻んだため、楽巌寺は歌姫を先に行かせて戦いに備えます。この時、楽巌寺はロック歌手のような恰好になり、ギターを携えて戦いました。76歳の見た目からは想像できない戦闘スタイルです。
名言②「何故今更話した…」
「何故今更話した 何故もっとはやく 何故生き延びなんだ……!」
出典: comic-kingdom.jp
呪術廻戦147話「パンダだって」にて、死刑宣告を受けた夜蛾正道を処刑後、虫の息である彼と話した時に、楽巌寺嘉伸が発したセリフです。渋谷事変を企てた罪として死刑になった夜蛾ですが、自立型呪骸の製造方法を話せば助かる可能性がありました。しかし、彼は処刑されるまで口を割らず、死ぬ間際に方法を話します。驚き、何故と問う楽巌寺に、夜蛾は「呪い」という言葉を残して死亡しました。
【呪術廻戦】楽巌寺嘉伸の声優
ここでは、アニメ版『呪術廻戦』で登場する楽巌寺嘉伸役を演じた声優についてまとめました。声優の経歴も詳しく紹介するのでご覧ください。
楽巌寺嘉伸の声優は「麦人」
アニメ版『呪術廻戦』で楽巌寺嘉伸の声を務めたのは、麦人さんです。俳優としても活動しており、アニメでは悪役や老人役の声を演じる機会が多いようです。SNSでも低音で渋い声が、アニメ版『呪術廻戦』に登場する楽巌寺嘉伸の雰囲気にピッタリという意見がみられました。
麦人のプロフィール
- 名前:麦人(むぎひと)
- 生年月日:1944年8月8日
- 血液型:A型
- 所属事務所:じゃがいも村
麦人さんは6歳の頃、歌舞伎の子役としてデビューしました。中学校卒業後はテレビドラマや映画に出演し、俳優として活動を開始します。30代から本格的に声優活動を始め、海外作品の吹き替えや、数々のアニメに出演してきました。現在は個人事務所「じゃがいも村」を開設し、代表を務めています。
麦人の主な出演作品
- 『機動武闘伝Gガンダム』キラル・メキレル
- 『新世紀エヴァンゲリオン』キール・ローレンツ
- 『今日からマ王』マキシーン
- 『Dr.STONE』カセキ
麦人さんは1960年頃に声優デビュー後、長年にわたり様々なアニメキャラクターの声を演じてきました。デビュー当時は青年の役も演じていましたが、現在は悪役や権力者の役が定着しています。
【呪術廻戦】楽巌寺嘉伸に対する世間での評判や人気
常に着物姿で杖をついている楽巌寺嘉伸ですが、戦闘時はTシャツを着用し、ギターを使った術式で戦います。普段の姿からは想像できないファンキーな戦闘スタイルに、衝撃を受けた読者も多いようです。
「戦闘時、ギターを携えロッカーのような姿で戦う楽巌寺会長がかっこいい」という声も多くみられました。76歳でありながら、圧倒的な強さで呪詛師の組屋を追い詰めた姿に魅了された読者も多いようです。
楽巌寺嘉伸により処刑された夜蛾正道は、死ぬ間際、「呪い」という言葉を彼に残します。呪術界きっての保守派である楽巌寺が、夜蛾の言葉を受け、今後どのような行動に出るのか期待しているという声もありました。
【呪術廻戦】楽巌寺嘉伸は強い術式を持つ学長だった
呪術高専京都校の学長である楽巌寺嘉伸は、白くて長い顎鬚を生やし、重々しい雰囲気のあるキャラクターです。しかし、戦闘になると普段の姿からは一変、ロッカーのような恰好になり、ギターを使った術式で戦います。76歳でありながら、力強く戦う姿には、多くのファンが衝撃を受けました。今後、呪術廻戦で楽巌寺がどのような活躍をみせるのか注目です。
この記事のライター
dokusyoko
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