【呪術廻戦】呪骸について徹底解説！キャラ一覧や突然変異呪骸も紹介

呪骸とは『週刊少年ジャンプ』で連載されているマンガ作品『呪術廻戦』に登場する存在です。呪骸は何か依り代となるものに人間の心臓と同等の機能を果たす「核」が埋め込まれたものを指します。通常呪骸は人間とコミュニケーションを取ることはできませんが、パンダ先輩のような「突然変異呪骸」と呼ばれる特異個体も存在します。

基本的に呪骸とは、人形のような無生物のものに核と呼ばれる呪力を発生させる装置を取り付けて自立させた存在であり、呪骸製作者の意志に従って行動する場合もあれば自分で考えて行動するタイプの2パターンがあります。また呪術高専側の呪骸は、ほとんど呪術高専東京校の夜蛾正道学長の手によって作られたのです。

『呪術廻戦』とは2018年から『週刊少年ジャンプ』で連載開始された現在人気上昇中のバトルマンガ作品です。呪霊と呪術師の手に汗握る戦いの物語はとても面白く、幅広い読者層を魅了してきました。2023年からテレビアニメ新シーズンが放送予定となっているなど、今後の進展が多くのファンから注目されているのです。

『呪術廻戦』の世界では人間の世界に蔓延る呪霊達を祓うスペシャリストである呪術師達が活躍します。呪術師達は呪力を用いることで呪霊と戦う力を有しています。主人公キャラである虎杖悠仁（いたどり・ゆうじ）はひょんなことから呪術界に足を踏み入れることになり、大切な存在を守るために呪術師として戦うことを決意するのです。様々な死闘を乗り越える中で、最強の呪術師へ近づいていくのでした。

ここからは『呪術廻戦』に登場した呪骸キャラの名前一覧について紹介します。以下の項目では「ツカモト」、「キャシィ」、「マネキン」の3体についてそれぞれまとめていきます。この内2体は、呪術高専東京校学長の夜蛾正道が作り出しました。

呪骸①の名前は「ツカモト」です。ツカモトは主人公キャラの虎杖悠仁が呪力コントロールの修行を行う際に使用された呪骸です。ツカモトは規定量以上の呪力が流し込まれないと目を覚まして殴りかかってくるという恐ろしい機能を有しているのです。虎杖悠仁はツカモトを利用した修行の末に呪力コントロールをマスターし、1人前の呪術師として大きく成長しました。

呪骸②の名前は「キャシィ」です。キャシィは主人公キャラの虎杖悠仁が呪術高専に入学した際に登場した呪骸です。キャシィはカッパのような可愛らしい見た目に反して、成人男性を軽々と殴り飛ばせる程の攻撃力を持っていたのです。虎杖悠仁は可愛らしい見た目に油断して重い一撃を食らってしまい、悶絶しているシーンが描かれていました。

呪骸③の名前は「マネキン」です。マネキンは五条悟達が廃ビルに潜伏していた呪いを祓いに向かった際に遭遇した呪骸です。マネキンの中に本体である呪骸が入っていましたが、釘崎野薔薇の釘の呪具を用いることにより一撃で仕留められてしまったのです。

ここからは『呪術廻戦』における突然変異呪骸のキャラの名前一覧について紹介します。以下の項目では「パンダ」、「タケル」、「森の中の呪骸」についてそれぞれまとめていきます。突然変異呪骸とは、呪骸を作った人間から呪力を与えられなくても自身の体内で呪力を補完することが可能な個体を指します。

突然変異呪骸①の名前は「パンダ」です。パンダは『呪術廻戦』0巻から登場しているキャラであり、主人公キャラである虎杖悠仁の先輩にあたります。パンダは夜蛾正道学長によって作られた呪骸の1つです。通常の呪骸と異なり意思疎通ができ、かつ呪力の補完を自力で行うことが可能です。因みにパンダの好物は笹だと思われがちですが、カルパスが大好物というギャップを持っています。

突然変異呪骸②の名前は「タケル」です。タケルは呪術高専東京校二年生の担任である日下部という人物の妹の息子の魂情報を基に作り出された突然変異呪骸です。人間だった頃の人格がそのまま引き継がれており、口癖や仕草が完全に一致しているシーンが描かれています。

突然変異呪骸③は「森の中の呪骸」です。こちらの呪骸達は天元の森を守護する夜蛾正道が作った11体の呪骸を指しており、タケル達とも友好関係を築いています。ですが登場回数が少ないため、名前等の詳細な情報は判明していません。

ここからは『呪術廻戦』における完全自立型人工呪骸の作成方法はもちろんのこと、突然変異呪骸の内の1体であるパンダの3つの核についても考察していきます。通常呪骸は呪力を他者から供給してもらう必要があるのですが、完全自立型人工呪骸の場合自らの力で呪力補完を行えるため、人間の呪術師と大差ありません。

『呪術廻戦』において完全自立型人工呪骸を作ったのは夜蛾正道です。元々夜蛾正道は傀儡操術と呼ばれる術式を持っていたため、呪骸の作成は手慣れていました。そこで夜蛾正道は試行錯誤の末に、術者からの呪力供給が無くても自分の呪力で活動できる完全自立型人工呪骸の完成に至ったのです。

完全自立型人工呪骸の作成方法ですが、4つのステップが必須となります。第1段階として呪骸の核に必要な生きている人間の魂情報を複製します。第2段階として複製した魂情報を核に入力します。第3段階に相性の良い3つの魂情報を宿した核を1つの呪骸に入れます。最終段階でお互いの魂を観測させてそれぞれの魂の波長を安定させることで自我が芽生え始め、完全自立型人工呪骸が完成します。

夜蛾正道が作った呪骸であるパンダには3つの核が存在しており、戦闘状況に応じて入れ替えることができます。核を入れ替えることで攻撃スタイルだけでなく、性格や見た目まで変化します。作中においてパンダ先輩が核を入れ替える初シーンは、姉妹校交流戦で強敵と対峙した時です。また先ほども紹介した通り核は人間の心臓と同じ機能を果たしているため、核を全て破壊されてしまうと死亡してしまいます。

1つ目の核は「バランス重視のパンダ核」です。こちらの核はパンダ先輩が日常生活で使用している核です。攻守のバランスがとれた戦闘スタイルを可能とし、長期戦に適しています。ですが出力できるパワーが限られてくるため、特級呪霊クラスの敵を相手にすると全く歯が立ちません。

2つ目の核は「パワー重視のゴリラ核」です。こちらの核はパンダ先輩が強敵と戦う時に使用する核です。消費呪力が上がる代わりに火力を倍増できるゴリラモードになると、ガードしても内部にダメージを与えられる激震掌（ドラミングビード）等の技が使用可能になります。ですが呪力消費が激しいため短時間しか戦えません。またゴリラ核は3つの核の中で兄のポジションに位置します。

3つ目の核は現時点で登場シーンが存在しない「照れ屋なお姉ちゃん核」です。こちらの核は作中にて発現したシーンが存在しないため、どういった性能を持った核なのかほとんど明らかになっていません。戦闘面においてどういった効果を発揮するのか分からないため、続報を待ちましょう。ですが照れ屋なお姉ちゃん核は、3つの核の中で姉のポジションに位置していることは判明しています。

ここからは『呪術廻戦』における呪骸に対する世間での評判や、どういった人気の理由が存在しているのかについてツイッター上の呪術廻戦ファンの感想を基に紹介します。以下の項目を通じて、呪骸の持つ魅力について迫りましょう。

『呪術廻戦』に登場する呪骸に対する世間での評判は「並の呪術師を超える戦闘能力を有している」ことです。特にパンダに関しては、敵のレベルに応じて3つの核を切り替えることができ効率よくダメージを与えることが可能です。それ故にパンダを含めた呪骸達に対し、強いキャラであるというイメージが定着していったのです。

呪骸に人気が集まる理由は「見た目が可愛いものが多い」からです。特にツカモトは熊で、キャシィはカッパという何とも愛くるしい外見を持っています。それ故に思わず呪骸の見た目に心を奪われてしまう呪術廻戦ファンが多く存在します。

今回の記事では『呪術廻戦』に登場する呪骸に関する情報についてまとめてきました。呪骸は依り代となる物体に魂情報がコピーされた存在を指します。多くの呪骸は外部からの呪力供給が必要ですが、中にはパンダのような自分で呪力を補完する完全自立型人工呪骸と呼ばれる個体がいます。呪骸については徐々に分かってきましたが、現時点でも多くの謎に包まれています。

また呪骸は見た目が可愛いものが多く思わず心を奪われそうになりますが、彼らが持つ戦闘能力はとても高いため油断していると一発で倒されてしまいます。今後のストーリー展開において呪骸に関する情報がより明らかになるのか、目が離せません。