【BLEACH】市丸ギン名言集!人気の名言と言えば?シーンや心情も考察
『BLEACH』には市丸ギンというキャラクターが登場します。人気キャラクターで数々の名言を残しているのですが、劇中では死亡してしまいます。ここではそんな市丸ギンの名言をまとめています。また松本乱菊との関係や最期のシーンなども紹介します。
市丸ギンの名言が熱い?
市丸ギンは『BLEACH』という漫画に登場するキャラクターです。市丸ギンは護廷十三隊三番隊隊長として登場しましたが、物語上では意味深な行動や発言をしており読者からも怪しまれていました。市丸ギンのセリフの中にはネットで話題になった名言もあります。ここでは市丸ギンの名言についてまとめていきます。
市丸ギンの名言【Part1】
『BLEACH』の尸魂界篇で登場したばかりの頃は藍染惣右介殺害の犯人なのではないかと疑われていた市丸ギンですが、実は藍染惣右介が真の黒幕でした。市丸ギンはある目的のために藍染惣右介に協力していたのです。ここではそんな市丸ギンが黒崎一護や松本乱菊などに向けて言った名言を紹介します。
名言「13kmや」
「13kmや」は『BLEACH』の市丸ギンの名言の中でもネットで話題となった名言です。何が13kmなのかというと、市丸ギンの卍解「神殺鎗(かみしにのやり)」で刀身が伸びる距離です。始解でも十分な伸縮性がある市丸ギンの斬魄刀ですが、卍解では更に伸びてその距離はなんと13kmにもなります。
さらにその伸びるスピードは音速の500倍です。黒崎一護との戦闘中の名言でしたが、そんなに伸びる意味はあるのかとネットでは話題になりました。その後13km伸びるという能力が嘘だったことが判明します。その時もまたこの名言と共にファンの間で話題になっていました。
13kmや
名言「門番は」
「門番は…」はという名言は市丸ギンが黒崎一護の前に初めて現れた時の名言です。尸魂界の門番の兕丹坊は黒崎一護との戦いに負け、門を開けようとしました。しかし門を開けた兕丹坊を待ち構えていたのは市丸ギンだったのです。市丸ギンは兕丹坊の左腕を斬り落とし、この名言を言いました。読者に強烈な印象を与えたシーンでもあります。
門番は門開けるためにいてんのとちゃうやろ
名言「脇差やない…」
「脇差やない…」という名言は初めて黒崎一護と市丸ギンが戦った時の名言です。市丸ギンの斬魄刀は脇差のサイズです。しかし始解をすることによって伸縮します。ここでは市丸ギンの斬魄刀の名前が「神鎗(しんそう)」で、解号は「射殺せ 神鎗(いころせ しんそう)」であることや始解の能力が分かるシーンでもありました。
脇差やない。これがボクの斬魄刀や。
出典: twitter.com
名言「乱菊あかんかった 結局…」
「乱菊あかんかった 結局…」という名言は藍染惣右介と戦った後のセリフです。市丸ギンは松本乱菊のために何年もかけて藍染惣右介を倒す機会を狙っていました。しかし最期は崩玉を奪おうとして藍染惣右介に斬られて死亡してしまいます。藍染惣右介を倒すことに人生を捧げてきた市丸ギンの無念の想いを表した名言でした。
乱菊あかんかった 結局 乱菊のとられたもんとり返されへんかった
出典: twitter.com
名言「君がもし蛇となって…」
「君がもし蛇となって…」という名言は『BLEACH』の単行本47巻に記載されている名言「君が明日蛇となり…」と同じ名言です。正しくは「君が明日蛇となり…」の方ですが、ネットでは「君がもし蛇となって…」の方でも知られています。
君がもし蛇となって 人を喰らい始めたとして 人を喰らったその口で 僕を愛すと吠えたとして 僕は果たして今日と同じに君を愛すと言えるだろうか
出典: phoenix-wind.com
名言「君が明日蛇となり…」
「君が明日蛇となり…」という名言は『BLEACH』の単行本47巻の1ページ目に書かれた市丸ギンの詩です。『BLEACH』では単行本の表紙に描かれているキャラクターの詩が載っています。47巻は市丸ギンが表紙でした。
この詩の意味に関しては様々な考察がされています。考察では自分が目的のために人を殺して松本乱菊のことを愛していると言ったとしても、真意を知らない松本乱菊に対して以前と同じように愛が伝わるだろうかという意味があるのではないかといわれています。
君が明日 蛇となり 人を喰らい 始めるとして 人を喰らった その口で 僕を愛すと 咆えたとして 僕は果して 今日と同じに 君を愛すと 言えるだろうか
市丸ギンの名言【Part2】
市丸ギンの名言はまだまだたくさんあります。ここでは本当の卍解を見せたシーンの名言や松本乱菊との過去の名言などをまとめています。
名言「殺せ 神殺鎗」
「死せ(ころせ) 神殺鎗(かみしにのやり)」は市丸ギンが本当の卍解を使った時のセリフです。市丸ギンは自分の卍解は刀身が13km伸びると説明していましたが、藍染惣右介との戦闘時に本当の卍解の能力が判明します。またこの時卍解の仕方も変わっています。以前黒崎一護と戦った時は「卍解 神殺鎗」と言って卍解した後に刀身を伸ばしました。
しかし本当の卍解を使った時には、刀身を伸ばして藍染惣右介の体を貫いた後に「死せ 神殺鎗」と言いました。その瞬間藍染惣右介の体が大破します。市丸ギンの本当の卍解が判明した衝撃のシーンでもありました。
”死せ””神殺鎗”
名言「謝っといて良かった」
「謝っといて良(え)かった」という名言は松本乱菊に向けた最期のセリフです。『BLEACH』の20巻では尸魂界から虚圏へ向かう前に「乱菊 ご免な」と謝るシーンがありました。この名言はその時のセリフとリンクする名言です。
市丸ギンは死亡する間際、声を発することもできなくなっていました。だからこそ後悔しつつも松本乱菊に対して先に謝っておいて良かったと最期に思ったのかもしれません。
謝っといて 良かった
名言「門番が負けるゆうのは…」
「門番が負けるゆうのは…」という名言は瀞霊廷の門を開ける兕丹坊に対して言われた名言です。戦いに負けたから門を開けるという兕丹坊に対して反論した言葉でした。市丸ギンは絶対に開けてはならない門を守っているのだから負けても死守しなければならないと、言葉は強いものの護廷十三隊の隊長としてはもっともなことを言っています。
門番が“負ける”ゆうは、“死ぬ”ゆう意味やぞ
出典: w.atwiki.jp
名言「僕は蛇や。肌は冷たい…」
「僕は蛇や。肌は冷やい…」という名言は松本乱菊を気絶させた後に藍染惣右介の元に戻った後のセリフです。市丸ギンは松本乱菊を守るために追いかけ、「白伏」という鬼道で霊圧を消しました。その後再び藍染惣右介の元に戻り、松本乱菊を殺した報告します。
松本乱菊の霊圧の消滅を感じ取った藍染惣右介は「彼女に何かしらの情が有るものだと思っていた」と驚きます。これに対して市丸ギンはこの名言を言いました。自分を蛇に例えるところが市丸ギンらしい名言です。
僕は蛇や 肌は冷やい 情は無い 舌先で獲物捜して這い回って 気に入った奴をまる呑みにする そういう生きものや
名言「ボクと会うた日が乱菊の誕生日や」
「ボクと会うた日が乱菊の誕生日や」という名言は、まだ二人で流魂街に住んでいた頃のセリフです。ある時市丸ギンは松本乱菊に誕生日を聞きましたが、松本乱菊は自分の誕生日を知りませんでした。なぜなら市丸ギンと出会うまで生きるので精一杯で、日にちなど数える余裕などなかったからです。
そんな松本乱菊に市丸ギンはこの名言を言いました。これは松本乱菊の回想シーンだったのですが、今まで描かれた市丸ギンのイメージとは違うようにも見えるので本当に悪者なのかこの過去のエピソードから考察されるようになりました。
ボクと会うた日が乱菊の誕生日や
市丸ギンの人気名言【TOP5】
『BLEACH』には心に残るような市丸ギンの名言がたくさんありました。ここからは市丸ギンの名言の中でも特に人気の名言TOP5を紹介します。
人気名言5位:「胸に孔があいて死ぬんや本望ですやろ」
人気名言5位にランクインしたのは「胸に孔があいて死ぬんや…」です。この名言は市丸ギンが藍染惣右介の隙をついて攻撃した時の名言です。市丸ギンは本当の卍解を藍染惣右介に隠していました。その卍解を使って追い詰めた時のセリフです。卍解した瞬間に藍染惣右介の胸に孔が空き、市丸ギンは崩玉を取り出しました。
胸に孔があいて死ぬんや 本望ですやろ
人気名言4位:「あぁ強い目になった よかった」
人気名言4位にランクインしたのは「あぁ強い眼になった…」です。この名言は藍染惣右介に斬られた直後に来た黒崎一護の目を見てたときのセリフです。霊圧を捨てた黒崎一護を藍染惣右介は舐めていましたが、市丸ギンは強くなって戻ってきたことをその眼を見て確信しました。市丸ギンが死亡する直前に黒崎一護に想いを託した名シーンでした。
ああ 強い眼になった 良かった
出典: twitter.com
人気名言3位:「もうちょっと捕まっとても良かったのに さいなら乱菊ご免な」
人気名言3位にランクインしたのは「もうちょっと捕まっとっても…」です。この名言は市丸ギンが藍染惣右介と共に離反した時のセリフです。隊長・副隊長総出で藍染惣右介や市丸ギン、東仙要を捕まえようとしましたが、「反膜」によって阻まれてそのまま虚圏へと逃亡しました。その直前に言ったセリフでした。
もうちょっと捕まっとっても良かったのに…さいなら 乱菊 ご免な
人気名言2位:「ボク死神になる。死神になって変えたる。乱菊が泣かんですむようにしたる。」
人気名言2位にランクインしたのは「ボク死神になる…」です。この名言は流魂街に住んでいた頃の市丸ギンのセリフです。藍染惣右介は昔崩玉の研究をしており、そのために流魂街の住人から魂魄を奪っていました。
そして松本乱菊も襲われてしまいます。犯人を特定した市丸ギンは藍染惣右介への復讐を決意します。その心情と乱菊の想いが伝わる名言でした。
ボク死神になる 死神になって変えたる 乱菊が泣かんでも済むようにしたる
出典: phoenix-wind.com
人気名言1位:「ああやっぱり謝っといてえかった」
人気名言1位にランクインしたのは先程の名言集でも紹介した「ああやっぱり…」です。なぜ尸魂界から逃亡する時に市丸ギンが松本乱菊に謝ったのかその理由が分かるシーンでもありました。
ああ やっぱり 謝っといて良かった
出典: phoenix-wind.com
市丸ギンのシーンや心情も考察
市丸ギンは悪役と思わせておいて実は藍染惣右介への復讐をずっと企んでいました。ここでは市丸ギンの名シーンを紹介します。また各シーンの市丸ギンの心情についての考察もまとめています。
市丸ギンの死亡シーンや最期を徹底解剖
市丸ギンの死亡シーンは『BLEACH』の48巻で描かれています。黒崎一護の友人達を追い詰めた藍染惣右介の元に、市丸ギンが松本乱菊を殺したと報告して戻ってくるシーンです。自分が黒崎一護の友人達を始末すると言って藍染惣右介の刀を押さえた瞬間、市丸ギンは藍染惣右介を刺しました。
市丸ギンはある目的のために藍染惣右介の仲間になったフリをしていたのです。藍染惣右介の「鏡花水月」の能力は完全催眠ですが、斬魄刀に触れていれば催眠にかかることはないのです。市丸ギンはこの弱点を聞き出すために護廷十三隊に入隊してからずっと藍染惣右介に協力してきました。
しかしこの襲撃が市丸ギンの死亡に繋がります。ここからは市丸ギンの最期の戦いや死亡の真相、そして松本乱菊への想いなどを紹介します。
市丸ギンが死ぬ前に使用した卍解
藍染惣右介はずっと「鏡花水月」の能力を偽ってきました。それは市丸ギンも同じでした。市丸ギンの卍解「神殺鎗」は一瞬塵になり、相手を刺した瞬間に破片が体内に残ります。その破片に体を破壊する毒が仕込まれているのです。これにより斬られた胸部を中心に藍染惣右介の体が破壊されます。そして市丸ギンはむき出しになった崩玉を奪い取りました。
市丸ギン死亡の真相
市丸ギンは卍解によって崩玉を奪うことができましたが、その直後に藍染惣右介は叫び声をあげます。市丸ギンはこれで倒すことができたと思っていましたが、次の瞬間藍染惣右介が復活しました。藍染惣右介の大破した体は再生しており、体の中心には虚のような孔が空いていました。すでに崩玉は藍染惣右介の体に融合し始めていたのです。
そして市丸ギンの手元にあったはずの崩玉は藍染惣右介の体に吸い込まれてしまいました。そして市丸ギンは体を斬られ、再び奪い返そうとした腕をもがれます。これらの傷が致命傷となって市丸ギンは死亡してしまいました。
松本乱菊への心情や最期の言葉とは
藍染惣右介との戦いの後、市丸ギンが倒れると同時に意識を取り戻した松本乱菊がかけつけます。そばにはまだ藍染惣右介がいましたが、松本乱菊は市丸ギンの隣で泣き続けました。そんな松本乱菊を見ながら市丸ギンは目的を成し遂げられなかったことを悔やみます。その直後、修行を終えた黒崎一護が現れました。
藍染惣右介への復讐に人生を捧げてきた市丸ギンは、強くなった黒崎一護の姿を見て安心したように「今のキミになら任せて殂ける」と心の中で呟きました。これが『BLEACH』の劇中では市丸ギンの最期の言葉となりました。そして市丸ギンがその後死亡してしまったことが、『BLEACH』の48巻の423話で明かされました。
松本乱菊に対する愛の深さ
市丸ギンは藍染惣右介に倒されたあと、松本乱菊を見てすぐに謝罪したいという気持ちを持っていました。それは復讐を遂げられなかったことだけではなく、もう松本乱菊のそばにいられないことについても謝っているのではないかと考察されています。
実は『BLEACH』のキャラクターブック「UNMASKED」では市丸ギンの心中が解説されています。解説では平和な世界を取り戻して松本乱菊のそばにいたいというただそれだけの望みを持っていたと書かれています。市丸ギンの最期の言葉と「UNMASKED」の解説文を見るだけでも、松本乱菊に深い愛情を持っていたことが分かります。
市丸ギンの最期に涙するファン多数
『BLEACH』の中でも松本乱菊と市丸ギンのやり取りは名シーンによく選ばれています。特に最期に市丸ギンの目的が分かり、その後死亡するシーンは号泣したというファンも多いようです。
市丸ギンの復讐に燃えた心情
『BLEACH』の48巻では市丸ギンの回想で流魂街時代に何があったのかが描かれています。松本乱菊は藍染惣右介の部下に襲われて一部の魂魄を奪われたことがありました。市丸ギンはたまたま魂魄を集める藍染惣右介の姿を見て、松本乱菊の魂魄を奪った連中の親玉が藍染惣右介であると確信します。
藍染惣右介はこの時崩玉の実験の過程で流魂街に住む人々の魂魄を奪っていたのです。市丸ギンは松本乱菊の魂魄を取り戻し、復讐するために死神になって藍染惣右介の部下になりました。流魂街で一緒に暮らしていた時から市丸ギンにとって松本乱菊は特別な存在であったことが分かります。
市丸ギン名言残しがち
市丸ギンは『BLEACH』で多くの名言を残してきました。この記事ではネットで話題になった名言や心に残る名言を紹介してきましたが、圧倒的に人気なのは松本乱菊に向けた言われた名言でした。
市丸ギンはこの他にも『BLEACH』の劇中では意味深なセリフを言うシーンがたくさんあります。ぜひ実際に漫画やアニメで市丸ギンの登場回をチェックしてみてください。
この記事のライター
rg4yd
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