【ヒロアカ】通形ミリオの死亡と復活とは？個性や現在について

通形ミリオとは、「僕のヒーローアカデミア」に登場するキャラクターです。その個性や性格が魅力的で人気があります。通形ミリオには、個性消失や死亡のうわさがあります。通形ミリオについて詳しくみていきましょう。

ヒロアカの物語の舞台ともなる、雄英高校の在学生の中で、トップに君臨する「ビッグ3」のうちの1人が、通形ミリオです。正義感の強さや実力の高さから最も№1に近い男といわれており、オールマイトの後継者候補でした。個性は「透過」で、変幻自在に戦います。ナイトアイとは師弟のような関係です。ヒーロー名は、100万を意味するミリオンが由来で、オールマイトのようにオールは助けられなくても、ミリオンは助けたいという思いが込められています。

お笑いが好きなことから分かるようにユーモラスで、作中でもギャグを披露するシーンが見られます。明るく太陽のような性格をしていて、ビッグ3の中心的存在となっています。どんな状況でも諦めない強い精神力の持ち主で、正義感が強く、困っている人がいるとお節介を焼くといったヒーロー性のある人物です。

ヒロアカとは、「僕のヒーローアカデミア」の略称です。ヒロアカは、2014年から週刊少年ジャンプにて連載されている堀越耕平氏作の大人気漫画です。コミックスは、シリーズ世界累計発行部数6500万部を突破し、2022年10月現在36巻まで発売されています。2015年にはテレビアニメ化が発表され、2018年には映画化もされています。2022年10月からテレビアニメ第6期が放送開始され、アニメも大人気となっています。

ヒロアカの舞台は、人口の約8割が個性と呼ばれる、何らかの特殊な能力を持っている世界です。個性を使い悪事を働くヴィランから、個性を使い社会を守るヒーローが活躍している社会が描かれています。主人公の緑谷出久は、無個性ですが、№1ヒーローであるオールマイトに憧れ、ヒーローを夢見る少年です。とある出来事から、憧れのオールマイトの個性の継承者となった緑谷出久は、ヒーロー養成の名門校である雄英高校へと進学し、ヒーローを目指していきます。

通形ミリオには死亡や個性消失の噂があります。 最も№1に近いといわれるほどの強さを誇る通形ミリオが死亡や個性消失するとなると、どのような理由があるのでしょうか。噂される理由となった戦いについて詳しくみていきましょう。

ミリオは、ナイトアイのもとでインターンをしていました。同じくナイトアイのもとにインターンとしてやってきたデクと共にパトロールをしていると、エリを連れた死穢八斎會若頭の治崎(オーバーホール)に偶然出会います。死穢八斎會はナイトアイがマークしていたため、怪しまれないようにする必要がありました。おびえたエリの様子にデクが気付き、エリについて治崎に問いただそうとします。そんなデクをミリオが止め、その後、ナイトアイに報告しました。

デクとミリオは、プロヒーロー達と共に、死穢八斎會に乗り込むことになります。エリのおびえた様子を感じるも助けられなかったことから、今回はなんとしても助け出すという強い気持ちをデクとミリオは持っていました。そして、ミリオはエリを助けるために先陣を切って進んでいくと、エリを連れて逃げようとしていた治崎に追いつきます。治崎とその舎弟たちを相手に不利な状況でも戦うミリオですが、戦いの結果、エリを保護することに成功するのです。

倒したはずの治崎の舎弟の一人である音本が、治崎の声に反応して銃を構えます。そして、ミリオがエリをかばうことまで予測し、個性消失弾をエリに向かって撃つのです。ミリオはエリをかばい、個性消失弾を受けてしまい、個性を使えなくなってしまいます。ミリオは、個性を失っても治崎相手に5分間戦い抜き、エリを守り抜きボロボロになってしまいます。そこへデクやサー・ナイトアイがやっとたどり着ました。

ナイトアイはデクにミリオとエリの保護を任せ、治崎と戦います。ナイトアイは自分の未来が予知できる個性で、自分が死亡する未来を先に見ていました。それでも、ミリオやエリを守るために、未来を変えようと懸命に戦ったのです。しかし、戦闘力では敵わず、治崎の攻撃で左腕と腹を貫かれ、瀕死の重傷を負ってしまいます。

ナイトアイが戦えなくなり、デクが治崎と戦います。その後、デクがエリの力も借りてなんとか治崎を倒すことに成功するのです。治崎の逮捕後、病院に運ばれたナイトアイは危篤状態になってしまいます。オールナイトやミリオ、デクが病室に集まるも、ナイトアイは死亡してしまうのです。

通形ミリオは、死穢八斎會での戦いでエリをかばい個性消失弾を受け、個性を失ってしまいます。消失してしまった通形ミリオの個性は復活するのでしょうか。また、個性を失ってしまったその後の通形ミリオは、現在どのようになっているのでしょうか。現在の個性の状態についても詳しく紹介していきます。

現在、通形ミリオの個性は復活しています。全面戦争編で、ギガントマキアの拘束をしようとしていたヒーロー達ですが、ベストジーニストの登場でなんとか抑えることに成功します。そこへ、通形ミリオが個性の透過を使い地面から現れ、他のヒーロー達と力を合わせてヴィランと戦います。死柄木に逃げられる結果になりますが、通形ミリオの個性が復活していることが判明し、ヒーローとしての姿を再び見ることができました。

通形ミリオの個性が復活した理由は、エリちゃんの「巻き戻し」という個性です。エリちゃんが治崎のもとにいたころは、まだ幼く、個性の制御が上手くできていませんでした。しかし、雄英高校で保護され、訓練をすることで徐々に個性を制御できるようになっていきました。そして、通形ミリオの個性を復活させることができたのです。

通形ミリオの個性が復活したのは、漫画「僕のヒーローアカデミア」の30巻、292話です。292話は、全面戦争編の真っ只中で、「一縷の希望たち」というタイトルです。

通形ミリオの個性の現在の状態や、復活の理由について紹介しました。続いては、通形ミリオの強さの秘訣である個性や、通形ミリオならではの個性を利用した必殺技について詳しくみていきましょう。

通形ミリオの「透過」という個性は、あらゆるものをすり抜ける、というものです。一見強そうな個性ですが、使い方に注意しないと死亡する可能性もあるため、扱い方が難しいという短所がありました。全身に個性を発動すれば地面をすり抜けどこまでも落ちていってしまいます。透過中は、肺が透過するため呼吸ができず、網膜が光を透過するため目が見えない、鼓膜が音を透過するため耳が聞こえない、という状態になってしまうのです。

通形ミリオが雄英高校に入学した当初は、扱いが難しい「透過」という個性を使いこなせていなかっため落ちこぼれでした。しかし、通形ミリオは地道に訓練を重ねることで個性を使いこなせるようになりました。相手の攻撃をすり抜け、地面の中を移動してワープのように現れるなど、無敵の個性になったのです。

通形ミリオの必殺技のブラインドタッチ目潰しは、相手の眼球に向けて指で目潰しすると見せかけ、自分の指を透過させているため相手は無傷という技です。この技は、相手をびっくりさせて隙を生み出すことが目的で、その隙にパンチなどの攻撃をすることができます。作中では、デクがブラインドタッチ目潰しをくらってひるまされるというシーンがありました。

通形ミリオのファントム・メナスという必殺技は、あらゆる壁をすり抜けて高速移動し、すばやい連打を放つ大技です。相手の動きを読む能力やすり抜けて飛び出す場所を把握する力など、高度な技術が必要な必殺技なのです。

通形ミリオに対しては、死亡フラグがたっていると感じた方が多いようです。個性を消失した状態での治崎との戦いは、死亡する可能性も高い戦闘でした。また、先陣を切って治崎に追いついたシーンで死亡フラグを感じたという方も多いようでした。

通形ミリオに死亡フラグが立っていることを感じながらも、明るい太陽のような性格から、死亡しないのではないかと希望を感じる方もいるようです。通形ミリオのユーモラスな性格から、死亡フラグがあっても、死亡してしまう姿はイメージしにくいのではないでしょうか。

治崎との戦闘で通形ミリオは死亡しませんでしたが、師匠であるナイトアイが死亡し、自身の透過の個性が消失してしまいました。それでも明るく振る舞う通形ミリオの姿に感動するという方も多いようでした。どんな状況でも暗くなることがない通形ミリオはまさにヒーローといえるでしょう。

ヒロアカに登場する通形ミリオの個性消失の理由や、そこからの復帰の理由について紹介しました。通形ミリオは死亡しないものの、死亡フラグがありました。通形ミリオは師匠であるナイトアイの死を乗り越え、個性消失からも復活します。復活した通形ミリオが、これからヒーローとしてどのような姿をみせ、どのような活躍をするのか期待しましょう。