【ヒロアカ】青山優雅は内通者で確定した?AFOと繋がった理由も解説
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』では雄英高校の生徒が訓練中ヴィラン連合から襲撃され、内通者の存在が浮上しました。そして内通者の正体が明らかになりましたが、1年A組の青山優雅でした。本記事では『ヒロアカ』に登場する青山が内通するに至った経緯に迫ります。
目次
【ヒロアカ】青山とは?
『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』は、超人社会に生きる高校生の物語です。プロヒーローを養成する雄英高校ヒーロー科1年A組には青山優雅(あおやまゆうが)という生徒がいます。学校の授業の一環として学外の施設で訓練や合宿を行いますが、現場に次々にヴィラン連合が現れ、内通者がいるのではないかという疑いが持たれました。そしてついに内通者の正体は青山であることが判明しました。本記事では内通者の正体、青山優雅が内通に至った理由に迫ります。
青山優雅のプロフィール
- ヒーロー名:輝きヒーロー<Can't stop twinkling>キラキラが止められないよ☆
- 所属:雄英高校ヒーロー科1年A組1番
- 誕生日:5月30日
- 身長:168cm
- 個性把握テスト:14位
- 出身地:フランス(自称)
青山優雅の性格
青山は自分が大好きな「ナルシスト」です。そのため、自分からは積極的に周りと関わることがなく、クラスの中で浮いています。しかし周りのことはよく観察していて、お茶子がデクに気があることを最初の気付いたのは青山でした。
青山優雅の個性はネビルレーザー
青山の個性は「ネビルレーザー」です。レーザー光線をお腹から照射しますが、その破壊力は凄まじく、ロボット程度なら一撃で破壊できます。しかし、使いすぎるとお腹が痛くなるというデメリットがあります。また、発射する時の反動があるため、発射の際には独特のポーズをとる必要があり、攻撃が読まれやすくなっています。また、レーザー光線は直線上にしか進みません。しかし、個性の強化後は両肩や両膝からもレーザー光線を出せるようになったので、攻撃を読まれるということは少なくなりました。
ヒロアカの概要
大人気漫画『僕のヒーローアカデミア(ヒロアカ)』は2014年から「週刊少年ジャンプ」に連載されている堀越耕平(ほりこしこうへい)の作品です。本作は堀越耕平がデビューの翌年に描いた『僕のヒーロー』(2008)を元に構想されました。堀越にとって連載3作目になりましたが、大ヒットとなり2016年にはテレビアニメ化もされました。その人気は日本だけに留まらず、アメリカやフランスにも及んでいます。2022年1月現在で全世界の漫画発行部数は6500万部を超えました。
ヒロアカのあらすじ
ヒロアカの主人公緑谷出久(みどりやいずく)はヒーローに憧れる少年でしたが、無個性でした。しかし、ある出来事をきっかけにオールマイトの持つ個性「ワンフォーオール」の後継者になります。そして、雄英高校ヒーロー科の入学試験を受け無事に合格しました。1年A組に所属することになり、ヒーロー名をデクと決めます。その後、USJと呼ばれる施設で訓練中ヴィラン連合の襲撃を受け、いきなり危機に直面することになったのです。
【ヒロアカ】青山は内通者で確定?AFOと繋がった理由は?
USJ襲撃事件や林間学校での襲撃から、内通者がいることはほぼ確実とされていました。しかし、内通者の正体が誰であるかはなかなかはっきりせず、さまざまな噂が交錯することとなりました。しかし、ある出来事をきっかけに内通者の正体が明らかになりました。ここでは、内通者の正体と内通するに至った理由を見ていきます。
ヒロアカにおける内通者とは?
ヒロアカの主人公デクが入学した雄英高校には、USJと呼ばれる人命救助訓練施設があります。ここで1年生が訓練をしていた時、ヴィラン連合に襲撃される事件が起こりました。ヴィラン連合はオールマイトを狙っていましたが、訓練にオールマイトが参加することは一部の高校関係者以外誰も知らないはずでした。このUSJ襲撃事件の結果、内部に内通者がいる可能性が浮上し、内通者の正体を暴くために雄英高校は全寮制を導入することになります。
青山の正体が内通者だと判明したのは何話?
ヒロアカ原作の第34巻336話で内通者の正体は青山優雅であると判明しました。青山のクラスメイト葉隠は群訝・蛇腔戦の後で元気のない青山を心配し、森の茂みに潜んで青山の様子を窺っていました。青山は両親と話をしていましたが、その内容から青山の正体は内通者であることが判明します。衝撃を受けた葉隠はその場にデクを連れて来ました。デクは青山に声をかけましたが、青山の両親はなんとかその場を取り繕おうとします。しかし、青山はヴィランを手引きしたのは僕だと白状しました。
青山がAFOと繋がり裏切った理由
青山がAFO(オールフォーワン)と繋がった理由は、青山が無個性だったからです。青山が無個性だったことにショックを受けた両親は、幼少期に「みんなと一緒がいい」か尋ねますが、青山は「違うのはとても怖いから」と言って肯定しました。息子の幸せを願う両親は個性を与えてくれるという噂を耳にし、藁にもすがる気持ちでAFOと繋がりを持ってしまいます。しかし、一度AFOと関わりを持ってしまうと逃げ出すことはできませんでした。
青山は元々無個性でAFOに個性を譲渡された
AFOの個性は、その名と同じ「オールフォーワン」です。これは、他人の個性を奪い自分の個性にできるという能力です。また、奪った個性を融合させたり他人に与えたりすることもできます。先に述べたように青山は無個性でした。しかし、両親は個性を与えてくれるという噂をたどってAFOにたどり着きました。そうして与えてもらった個性が「ネビルレーザー」です。
青山は両親を守るためにAFOに従った
一度AFOを関わりを持つとそこから抜け出すことはできません。青山の両親は捕まった後に尋問されますが、AFOについて頼まれたことをただ実行するだけだと述べました。「失敗すれば殺されるし、嘘をついても殺される。」「警察に逃げ込んでも出所後に殺され、どこにいても居場所を突き止められて殺される。」実際、殺される場面を見てきたと供述します。両親を殺されないようにするには、AFOの指示に従うしかありません。青山は、自ら望んで内通者になったわけではありませんでした。
青山がAFOに受けた指示
青山はデクから逃げながらAFOから受けた指示を思い返しました。その指示は4つありました。1つ目は、オールマイトが先生になるという噂があるので雄英高校に入学することです。2つ目は、クラスが孤立するタイミングを教えることです。3つ目は、合宿先を教えることです。4つ目は、雄英高校に戻った緑谷出久が一人きりになるよう導き出すことです。
【ヒロアカ】青山の内通者の伏線一覧
青山の正体は内通者でした。そのことが明らかになったのは『ヒロアカ』後半の全面戦争終了後でしたが、実は最初から青山の正体を示唆する伏線が張られていました。ここでは、その伏線の数々を紹介します。
内通者の伏線①リカバリーガールに詳しかった
ヒロアカ原作の第1巻3話と4話は雄英高校ヒーロー科の入学試験です。実技試験が行われますが、このタイミングでリカバリーガールが登場します。受験生は誰もリカバリーガールを知りませんが、ただ1人青山だけはリカバリーガールを知っていました。たまたま知っていただけかも知れませんが、本当の理由はAFOから事前に内部事情を知らされていたのではないかと推測されます。
内通者の伏線②デクと青山の苗字
ヒロアカ原作の第1巻6話で青山の名前が初めて明らかになりました。この時ヒロアカの主人公デクの名前との対照性が話題になりました。2人の苗字は「緑」に対して「青」・「谷」に対して「山」と対になっています。また、ヒロアカに登場する人物の名前は何らかの形で個性が名前に反映しているのに対し、この2人は「出久」・「優雅」と個性に何の関連もありません。この2人が元々無個性だったことを表していると考察されています。
内通者の伏線③デクの部屋のベランダのチーズ
ヒロアカ原作の第19巻168話で、青山はデクのベランダに「ぼくはしってるよ」というメッセージを入れたチーズを残しました。後にデクが青山に真意を尋ねた時は、デクの個性が身体に合っていないことを”知っている”という意味だと返答しましたが、本当の理由は青山はAFOからデクがOFAを所持していることを聞いて、デクにそのことを伝えたのではないかと推測されます。
内通者の伏線④岩に刻んだフランス語
ベランダのチーズの後、必殺技を完成させる授業が始まりました。授業の途中で青山はデクに声をかけ、ネビルレーザーで岩に文字を刻みました。それはフランス語のことわざで「おとなしい者こそ気をつけろ」というような意味でした。ここのことも、伏線の1つになっていると推察されています。
内通者の伏線⑤襲撃時の所在が不明だった
ヒロアカ原作の第2巻13話で学外施設のUSJで訓練を始めた雄英高校ヒーロー科1年A組の前にヴィラン連合が現れます。16話ではA組生徒の居場所がMAPに描かれましたが、青山と葉隠の2名の所在地は分かりませんでした。葉隠は後ほど轟と同じ場所にいたことが分かりましたが、青山は「秘密さ」と言ってお茶を濁してしまいました。居場所が言えなかった理由は、1人だけ安全な場所にいたのではないかと推測されます。
内通者の伏線⑥林間合宿の場所が敵に漏れていた
ヒロアカ原作の第8巻70話より林間合宿編が始まります。以前訓練中に襲撃されたこともあり、林間合宿の場所は当日まで明かされないことになりました。ところが、早くも2日目の夜にはすでにヴィラン連合に居場所が漏れていました。このことだけでは誰が内通者かは分かりませんが、学校内部に内通者がいることは間違いありません。
内通者の伏線⑦就寝時に姿がない
ヒロアカ原作の第9巻73話でA組の生徒が男女に分かれて雑魚寝をしている場面があります。男子生徒の部屋をよく見ると青山が描かれていません。そこにいないのは青山だけではありませんが、青山が描かれていない理由は部屋を抜け出して敵と連絡を取っていたからだと推測されます。
内通者の伏線⑧爆豪奪還の話を聞いた時の表情
ヒロアカ原作の第10巻84話で、1年A組のクラスメイトはデクの病室に集まります。その場で切島はヴィラン連合に連れ去れた爆轟を取り返しに行く提案をしました。生徒が許可なく戦闘行為を行うのはルール違反になるため、冷静になることを主張する生徒もいる中、一人青山だけは冷や汗を流し心の動揺を隠しきれないでいます。青山が冷や汗をかいていた理由は、AFOと内通していて今回の事態を引き起こした責任を感じていたからではないかと推測されます。
内通者の伏線⑨仮免試験の時に譲ろうとする
ヒロアカ原作の第12巻108話では仮免試験が描かれています。青山は岩陰に隠れていましたが飯田と行動します。そしてネビルレーザーを空中に照射し、自らを犠牲にして試験通過を譲ろうとしました。この行動の理由はそれまでヴィランに手を貸してきたので、ヒーローには相応しくないと感じていたのではないかと推測されます。
内通者の伏線⑩デクに言葉をかけなかった
ヒロアカ原作の第33巻321話で、全面戦争の後でデクは単独行動に出ようとしますが、1年A組のクラスメイトが必死に止めようとします。しかし、青山を含む2名はデクの捕縛に参加しませんでした。さらに、クラスメイトは懸命にデクを説得しますが、青山一人だけが最後まで一言も言葉を発せずにこの場面は終わってしまいました。実際、青山は捕まった後でデクに声をかけられなかったと告白しました。
内通者の伏線⑪背表紙の表情
ヒロアカの単行本は、キャラが各巻背表紙に1名ずつ描かれています。第10巻には青山が描かれていますが、彼だけ視線を逸らしています。こういう描写になっている理由は内通者であるという心の苦しさが反映していると推測されます。
内通者の伏線⑫原画展でのイラスト
2021年に「ヒロアカ原画展」が東京と大阪で開かれました。その中で描き下ろしのイラストが10枚展示されました。ところが、青山を描いた1枚だけが禍々しい目玉に見つめられている青山という異様な雰囲気のイラストになっていました。これも青山が内通者であることを暗示していると推測されます。
【ヒロアカ】青山の今後や死亡説
青山の正体は内通者であることが発覚しましたが、捕捉後青山はどのような運命をたどったのでしょうか。また、一度AFOと関わると逃げることは叶わず死が待ち受けていると言われていますが、青山も死亡してしまったのでしょうか。ここでは青山のその後を見ていきます。
青山が内通者だと判明したその後
内通者であることが発覚すると青山は逃げようとしますが、両親を含め3人ともデクに拘束されました。そして、校長や警察にここに至るまでの経緯を尋問されます。青山は自身を「性根の腐ったヴィラン」と蔑みますが、デクは青山が合宿の時に仲間を助けたことを口にし「君はまだヒーローになれる」と手を差し伸べます。さらに青山だけがAFOをおびき出せる可能性があることに気付くと、その計画を進めていくことになりました。その後青山は迫真の演技でAFOを欺くことになります。
青山には死亡説がある?
AFOを欺いた青山は刺客から命を狙われます。353話ではKUNIEDA(くにえだ)が刺客として現れます。KUNIEDAは過去にAFOを欺いた者は誰一人として生きておらず、例外は許されないと言います。そして、君を狙い続けると言い放ちました。しかし青山は死亡していません。
青山以外にも内通者はいる?
青山が内通者であることは確定しましたが、内通者が青山一人だけなのか、他にもいるのかは分かっていません。しかし、AFOは友達はたくさんいると発言し、友達を100円ライターに例えて成功したら嬉しいが、ダメだったら落胆して次のルートに思いを馳せるだけだと発言しています。この発言から青山一家は使い捨ての道具の1つにしか過ぎず、他にも内通者がいるのではないかとの疑いがあります。
【ヒロアカ】青山の声優
『ヒロアカ』に登場する青山は無個性でしたがAFOと関わることで個性を手に入れました。しかし、そのためにAFOから逃げられなくなり、結果としてヒーローを裏切ることになりました。そのような青山をテレビアニメでは誰が演じているのでしょうか。
青山の声優は「桑野晃輔」
『ヒロアカ』に登場する青山を演じているのは、若手俳優の桑野晃輔(くわのこうすけ)です。ここでは、桑野晃輔がどのような人物か紹介し、主な出演作品も見ていきます。
桑野晃輔のプロフィール
- 出身地:兵庫県
- 生年月日:1990年10月16日
- 血液型:A型
- 身長:176cm
- 体重:56kg
- 所属事務所:砂岡事務所→mitt management
桑野晃輔は日本大学芸術学部映画学科演技コースを卒業しています。桑野は活動の主軸を舞台俳優に置いていますが、声優としても実績を残しています。また、映画にも出演作品があります。
桑野晃輔の主な出演作品
桑野晃輔の声優としての出演作品は、『チア男子!!』の鈴木総一郎役や『若女将は小学生!』の三木創太役が挙げられます。また、舞台では『文豪ストレイドッグス』の谷崎潤一郎役を演じており、実写映画版でも同役を演じています。
【ヒロアカ】青山に対する世間での評判や人気
雄英高校ヒーロー科1年A組に属する青山は内通者でしたが、雄英高校内部に内通者が存在していることは発覚する以前から取り沙汰されていました。そのため、その時々においてさまざまな考察がされています。ここでは、各時期の代表的な投稿を見ていきます。
この投稿はまだ青山が内通者であることが発覚する前になります。発覚前は内通者の候補が数名いて、青山もそのうちの1人でした。青山を指摘する投稿も多数ありますが、反対に青山を擁護する投稿もかなりあります。証拠があるわけではないので、青山ファンとしては認めたくなかったようです。
青山が内通者であるという説はかなり濃厚だったので、発覚した時は「やはり」という投稿も多かったですが、いくら濃厚でも「まさか」という投稿もかなり見受けられます。まさか本当に内通者だったとは思っていなかったようで、青山を担当している声優の桑野晃輔もジャンプを読んで腰が抜けたそうです。
青山は内通者でしたが、デクから手を差し伸べられました。担任の相澤も見捨てるつもりはないことを告げられ、説得されてAFOを誘き寄せる大役を務めました。そのような青山にエールを送る投稿が増えてきました。
【ヒロアカ】青山は内通者だった
『ヒロアカ』に登場する青山優雅の正体は内通者でした。雄英高校ヒーロー科に入学したのもAFOの指示によるものです。また、USJや林間合宿でのヴィラン連合の襲撃も青山が手引きによるものでした。しかし、それは青山自身の意思ではなく苦渋の選択の結果だったのです。内通者であることが発覚した青山に、どのような運命が待ち受けているのか、今後の展開に注目です。
この記事のライター
makkun402
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