【ドラゴンボール】メダマッチャの戦闘力や強さを考察！最後についても

『ドラゴンボール』のメダマッチャは、スラッグ星出身の魔族です。スラッグ軍団に所属しており、スラッグの側近として孫悟空たちと戦いました。緑色の小柄な体と、ギョロリとした目玉が特徴です。口も大きく、笑うときは「ケケッ」という笑い声を上げます。メダマッチャはドラゴンボールの原作には出てこないキャラで、劇場版アニメの『ドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空』に登場しました。

ドラゴンボールのメダマッチャは、独特な名前をしています。メダマッチャは大きな目をしているため、メダマッチャの名前の由来が「目玉」だと思う人もいるでしょう。しかし、メダマッチャの名前の由来は、実は目玉とは関係ありません。スラッグにはメダマッチャの他に手下がいますが、手下たちの名前はすべてアンドロメダ星雲に由来しています。メダマッチャは、アンドロメダ星雲の「メダ」の部分を取って名づけられました。

ドラゴンボールは日本を代表する有名な漫画で、週刊少年ジャンプの看板作品でもあります。作者は鳥山明さんで、ジャンプでの掲載時間は1984年から1995年までの11年間です。連載が始まった約2年後にはテレビアニメも放送され、平均視聴率20％以上という驚異の数字を記録しました。原作漫画が終了した後もテレビアニメや映画、ゲームなどの製作は続き、その人気は衰えることを知りません。

7つ揃えれば何でも願いが叶うというドラゴンボールを求め、孫悟空はブルマと旅に出ます。孫悟空はドラゴンボール探しの旅を通じ、多くの仲間と出会うことになりました。そして、ドラゴンボールを狙う敵と戦いながら、さらなる強さを目指して修行を積みます。最強の戦士となった孫悟空は、フリーザやセル、魔人ブウといった強敵から地球を守るために戦い続けるのでした。

ドラゴンボールのメダマッチャは、ファンの間で最強といわれることがあるキャラです。最後には孫悟空に倒されてしまったメダマッチャですが、なぜ最強といわれるのでしょうか？メダマッチャは孫悟空にはやられましたが、孫悟飯とピッコロに勝っています。ピッコロとの対戦はアンギラとの共闘でしたが、これだけでも相当の強さがあることがわかります。

メダマッチャの強さはスラッグ軍団の中でも際立っており、アンギラと同程度の強さがあると推測されます。メダマッチャはエネルギー弾と分身を使って戦うという戦闘スタイルで、分身は相手のエネルギーを吸い取ることができます。また、エネルギー弾は連続で放出することができ、これらの技もメダマッチャが最強といわれる理由のひとつだといえるでしょう。

ただ、メダマッチャは孫悟空に一発でやられているため、最強というにはやや物足りないキャラでもあります。それでも、ゲームのスーパードラゴンボールヒーローズの最強キャラ投票では、11位から20位の間に入賞しています。メダマッチャ以外のキャラは、ブルーベジータやゴクウブラック（超サイヤ人ロゼ）など、名だたるメンバーばかりです。これらのキャラと肩を並べることができるメダマッチャは、最強に近い強さがあるといえるでしょう。

ドラゴンボールのキャラは、戦闘力の数値によって強さがある程度わかります。メダマッチャの戦闘力は、作中では明確になっていません。しかし、他のキャラと対戦しているため、対戦相手のキャラの戦闘力を参考に推測することは可能です。ピッコロとの対戦では、メダマッチャのエネルギー弾はピッコロにダメージを与えていました。ただ、一撃で倒すほどの力はなく、ピッコロより強さがあるとはいえません。

また、このときはピッコロが無抵抗な状態だったため倒すことができましたが、ピッコロが抵抗していたらやられていたはずです。これらのことから、メダマッチャの戦闘力はピッコロよりも低いといえるでしょう。この当時のピッコロの戦闘力が7万ほどであるため、そのピッコロにダメージを与えられるメダマッチャの戦闘力は5万3000から5万5000くらいであると推察されます。

ドラゴンボールのメダマッチャは、スラッグの兵士たちを倒した孫悟飯と戦闘を開始します。メダマッチャは得意のエネルギー弾を連続で放ち、孫悟飯を追い込みます。そして、4体の分身を生み出すと、孫悟飯の体に纏わりつけました。メダマッチャの分身からエネルギーを吸い取られ、孫悟飯は動けなくなります。メダマッチャは孫悟飯にトドメを刺そうとしましたが、孫悟飯を庇おうとピッコロが飛び込んできました。

ピッコロは孫悟飯を守るため、そこから逃げることも反撃することもできなくなります。メダマッチャは戦闘に加わったアンギラとともにエネルギー弾を連続で浴びせ続け、孫悟飯だけでなくピッコロを倒すことにも成功しました。孫悟飯とピッコロとの戦いは、メダマッチャが最も活躍したシーンです。

孫悟飯とピッコロを撃退したメダマッチャは、次に孫悟空と戦うことになります。孫悟空との戦闘は、ピッコロに続いてアンギラとタッグを組んでの戦いでした。アンギラが孫悟空の両足をつかみ、その隙にメダマッチャは分身を孫悟空に纏わりつけます。孫悟飯との戦いではエネルギーを吸い取った分身たちでしたが、孫悟空にはその攻撃が通用しませんでした。

これまで大きな活躍を見せていたメダマッチャの分身たちは、孫悟空の気によって消滅してしまったのです。さらに、孫悟飯とピッコロをも倒したメダマッチャも、なんと孫悟空に一撃でやられてしまいました。これまで活躍していたとは思えないほどの、あっけない最後でした。メダマッチャのこの最後のシーンには、ファンからの驚きの声が上がっていました。

ドラゴンボールのメダマッチャは、声優の堀之紀さんが担当しています。堀之紀さん演じるメダマッチャはやや甲高い声で、これまのキャラとのイメージの違いに驚いた人もいたようです。堀之紀さんはメダマッチャ以外のキャラでもドラゴンボールに出演しており、これまでに人造人間19号やドドリアの声も担当しています。メダマッチャの声優の堀之紀さんとはどのような声優か、詳しいプロフィールやこれまでの主な活躍を見ていきましょう。

メダマッチャ役の堀之紀さんは、1952年9月12日生まれの声優です。出身地は東京都世田谷区、血液型はA型です。國學院大学の法学部に在学中、役者を志して演劇集団 円の研究生に応募しました。研究生に合格してからは大学を中退し、俳優の天知茂さんに教えを受けます。天知プロと愛企画を経て、現在では青二プロダクションに所属しています。俳優として活躍しながら、1980年代から声優としても活動を始めました。

堀之紀さんが声優として出演した主な作品は、『疾風！アイアンリーガー』（GZ）、『名探偵コナン』（ジン）、『犬夜叉』（人面果の木）、銀魂（林流山）などです。俳優としては、テレビドラマの『鬼平犯科帳』（杉辰二郎）、『大江戸捜査網』（和泉屋長太郎）、『太陽にほえろ！』（週刊誌編集部・高石、大阪府警刑事）などに出演しています。

メダマッチャは、ドラゴンボールのカードゲームでも最強と噂されています。メダマッチャをデッキに組み込む人は多く、メダマッチャの強さに期待している様子が見られました。メダマッチャのデッキは人気があり、連勝したというコメントや、準優勝までいったというコメントもありました。

ドラゴンボールのメダマッチャには、「かわいい」という感想が寄せられていました。メダマッチャはカエルに似ていて、どちらかといえば気持ち悪い見た目をしています。しかし、その気持ち悪さを逆にかわいく感じる人もいるようです。

メダマッチャに関するコメントには、「声を聞くと笑ってしまう」というものがありました。メダマッチャ役の堀之紀さんは、メダマッチャをやられ役に適したコミカルな声で演じています。メダマッチャの声を聞くと面白く感じるのは、堀之紀さんの演技力の賜物ともいえるでしょう。

メダマッチャはスラッグの「ドラゴンボールを1時間以内で集めろ」という命令に、思わず「1時間!?」とツッコミを入れてしまうようなお茶目なところがあります。気のおけない仲になれば、おそらく楽しく過ごすことができるでしょう。メダマッチャが弟になったのであれば、ケンカしながらも兄弟仲良く暮らせるはずです。

ドラゴンボールのメダマッチャは、スラッグの部下として活躍しています。スラッグに忠実で、不満があっても最後にはしっかりと命令をきいていました。自分がしっかりと強さのある上司になれば、メダマッチャもドラゴンボールの作中のように忠実な部下になるでしょう。

魔族であるメダマッチャは、基本的に悪の心を持った存在です。そのため、いざ付き合ったとしても、彼女を思いやるような優しい彼氏にはならないと推察されます。ただ、強さだけはあるため、誰かに絡まれたとしても安心です。

ドラゴンボールのメダマッチャは映画でしか登場しないため、その存在を知らない人も多いでしょう。しかし、映画では孫悟飯やピッコロを苦しめた強いキャラで、最強と噂されることもありました。まだドラゴンボールZ 超サイヤ人だ孫悟空を観たことがない人は、ぜひメダマッチャの強さや活躍、最後のシーンを実際に確認してみてください。