【ドラゴンボール】クウラは原作に登場しないフリーザの兄?全形態まとめ!
「クウラ」はドラゴンボールの映画で登場したフリーザの兄です。ドラゴンボールの原作には登場しませんが、映画では2作連続でボスとして登場しゲームでもいくつかの作品で活躍しています。この記事では、クウラでの映画での活躍や強さ、声優等を紹介していきます。
目次
【ドラゴンボール】クウラは原作に登場しないフリーザの兄?
フリーザの兄である「クウラ」は、ドラゴンボールの映画で初めて登場した映画オリジナルキャラクターです。ブロリー以外では唯一ドラゴンボールの映画に複数回出演していて、高い人気も持っています。最初に、クウラについて簡単に紹介していきます。
クウラのプロフィール
「クウラ」はフリーザの兄です。フリーザと同じく変身能力を持ち、ドラゴンボール作中では惑星の占領や破壊を行っていました。クウラが登場した映画の『とびっきりの最強対最強』や『激突!100億パワーの戦士たち』ではボスを務め、悟空達をかなり苦しめています。フリーザが惑星ベジータを破壊した時に見落とした孫悟空の存在には気づいていましたが、フリーザの責任だと言い見逃しました。クウラ機構戦隊が部下として登場しています。
クウラは原作に登場しない?
クウラは映画で初めて登場した、映画オリジナルキャラクターです。ドラゴンボールの原作である漫画には登場しませんが、『GT』や一部のドラゴンボールのゲームに登場しています。
クウラはフリーザの兄
クウラはフリーザの兄ですが、二人が共に登場するアニメ作品は少ないです。しかし、ゲームでのIFストーリーで二人がどのような関係だったのかが明らかとなりました。二人の仲はかなり悪く、フリーザはクウラがいない場では呼び捨てで呼んでいます。さらにお互いに自分が宇宙最強と言い張り、作品によっては兄弟対決にまで発展するほどです。
クウラの性格
クーラはフリーザと同じく冷酷で残忍です。フリーザと違う点は、甘さが無く不利と見ればすぐさま星を消そうとし、敵を勧誘はせず敵は全力で叩き潰そうとする所です。さらに死体を見るまで警戒を続け、姿を見失ってしまった場合でも追い打ちをかけ続けるなど油断がありません。
ドラゴンボールの概要
「鳥山明」さんによって週刊少年ジャンプで連載されていた『ドラゴンボール』は、世界的にも大人気な作品です。原作は全519話で42巻の単行本が刊行されました。その人気の高さは連載終了後、ジャンプの売上が減少してしまうほどです。カードやゲーム・アニメ・映画等の多くのメディアに展開し、どのメディアでも大きな売上をあげています。
ドラゴンボールのあらすじ
「孫悟空」は尻尾が生えている少年で、拾ってくれた祖父と一緒に住んでいました。祖父の死亡後も住んでいた山奥の家で暮らし続けていた悟空の前にある日、ブルマと名乗る少女が現れます。ブルマは7つ集めると何でも願いを叶えてくれるドラゴンボールを探しており、悟空の祖父の形見である玉もドラゴンボールの1つでした。悟空はブルマのドラゴンボール探しに協力する事になり、長い冒険が始まりました。
【ドラゴンボール】クウラの変身形態や強さ
クウラはフリーザと同じ変身型の宇宙人であり、変身すると大きく強さが変化します。クウラの各形態での戦闘力や強さ、作中で使用した技を紹介していきます。
クウラの戦闘力や強さ
クウラの戦闘力ははっきりとした数値にされてはいません。しかし、劇場版ドラゴンボールでナメック星から帰ってきた悟空と戦った際には、最終形態相手に悟空のかめはめ波や界王拳は全く通じませんでした。さすがに超サイヤ人となった悟空には及びませんが、作中の描写からはクウラ自身の主張通りフリーザより強さは上だと推測されます。
クウラの必殺技はある?
作中でクウラが使用した名前のついた技はいくつかあります。「破壊光線」は、光線を目から放つ技で、一部のゲームではダークネスアイビームと表記されています。フリーザも使用していた「デスビーム」は指からビームを放つ技です。悟空を戦闘不能へと追い込んだ連続攻撃は「デスチェイサー」という名前で、かめはめ波中の悟空に拳打を打ち込んだ技は「シャドウチェイサー」です。最後は悟空に押し返されましたが、「スーパーノヴァ」は星を破壊する威力を持ちかつタメが非常に少ない優秀な技となっています。
クウラの変身形態
クウラはフリーザより1つ多い5つの変身形態を持っています。しかし、普段から第4形態となっているため1~3形態目は出てきていません。第4・第5形態と、劇場版に2度目の登場の時の姿である「メタルクウラ」について容姿や強さを解説していきます。
変身形態①第4形態(通常形態)
フリーザと違い、クウラ普段第4形態で過ごしています。フリーザよりも背がやや高めで、紫を基調としていてフリーザとは逆の配色となっています。この形態でもナメック星帰りの悟空に対して致命傷を与える程戦闘力は高いです。
変身形態②第5形態(最終形態)
第5形態になると悟空より身長が高く、上半身は筋骨隆々の体となり口元はマスクのように白い部分によって覆われ口調も荒々しくなっています。クウラ自身のセリフから第5形態を見た者はいなく、強さも悟空はフリーザ以上の気を持っていると評しています。さらにゲームでは、フリーザが後に修行して身につけた変身と同じ「ゴールデンクウラ」へと変身しています。
変身形態③メタルクウラ
悟空に敗北して死亡したと思われたクウラですが頭部だけで生き残り、機械惑星ビッグゲテスターと融合して「メタルクウラ」を生み出しました。メタルクウラの容姿は見た目こそは第4形態と同じですが、全身は機械の体となっています。体が欠損してもすぐに増強されて再生しますが、連続で攻撃を続けて再生能力以上のダメージを受けると破壊されてしまいます。その戦闘力は超サイヤ人の悟空やベジータを上回り、二人が協力してなんとか1体を倒せるぐらいです。ゲームでは、「ゴールデンメタルクウラ」も登場しました。
【ドラゴンボール】クウラの活躍や登場シーン
クウラは原作では登場どころか存在にすら触れられてはいませんが、ゲームやアニメにも登場する等映画以外にも出番は存在しています。ドラゴンボール作中でのクウラの活躍や登場シーンを紹介していきます。
登場シーン①映画「とびっきりの最強対最強」
クウラが地球へとやって来た理由は、フリーザを倒したサイヤ人を殺して一族の屈辱を晴らすためです。クウラと悟空の二人の直接対決は当初は互角でしたが、クウラが第5形態へと変身した後は悟空を一気に追い詰めています。しかし、悟空が超サイヤ人へと変身した事で形勢が逆転、追い込まれたクウラはスーパーノヴァで星もろとも悟空を破壊しようとします。最後はぎりぎりで放った悟空のかめはめ波に宇宙まで押し返され、吹き飛ばされたクウラは太陽とかめはめ波に挟まれ焼き尽くされました。
登場シーン②映画「激突!!100億パワーの戦士たち」
何とか生きていたクウラは機械惑星ビッグゲテスターの核となり、メタルクウラを生み出し量産しています。新ナメック星へと侵略を開始し、悟空達が現れた事で戦闘になりました。悟空とベジータはメタルクウラを何とか撃破したものの、数十体のメタルクウラが現れて囲まれてしまい、最後には二人は力尽きて捕獲されます。二人のエネルギーを奪おうとしたクウラですがサイヤ人のエネルギーを制御できず、悟空とベジータの力を振り絞った反撃にあい今度こそ死亡しています。
登場シーン③OVA「サイヤ人絶滅計画」
『サイヤ人絶滅計画』は元々はファミコン用ゲームとして発売され、後にOVAとしてアニメになった作品です。作中では、「ハッチヒャック」がサイヤ人への復讐をするために蘇らせています。クウラ以外にもフリーザや映画に登場した「ターレス」「スラッグ」も蘇っていて、アニメでは唯一クウラとフリーザが共に出演した作品となっています。
登場シーン④ドラゴンボールGT
ドラゴンボールGTでは42話に地獄から蘇った敵の一人として、僅かの間だけ姿を確認する事ができます。その後は登場していないため、地球にいたZ戦士の誰かに倒されたと推測できます。
【ドラゴンボール】クウラの声優
クウラの初登場した映画「とびっきりの最強対最強」は1991年に公開された映画です。映画公開後もクウラはゲームで度々出番があり、登場から30年以上経った2023年現在でも声優は登場時から1度も交代していません。クウラ役を非常に長い間務めている声優を紹介します。
クウラの声優は「中尾隆聖」
クウラ役の声優は、フリーザの声優も務める「中尾隆聖」さんです。声をやや低くする事で二人を演じ分けています。中尾隆聖さんについて、ドラゴンボール以外の出演作品やプロフィールを紹介します。
中尾隆聖のプロフィール
- 本名:竹尾智春
- 出身地:東京都中央区日本橋
- 生年月日:1951年2月5日
- 血液型:A型
- 公称サイズ:身長165cm/体重50kg
- 事務所:81プロデュース
中尾隆聖さんは、声優以外にも俳優や歌手として活動していて、仲間には本名の名前から「トモちゃん」と呼ばれてます。悪役を演じる事が多いですが、演技力の幅は広くマスコットキャラクターも多く演じています。声優としてのデビューは、1965年の『わが家はいっぱい』という海外ドラマの吹き替えを担当しています。趣味はスキー・乗馬・ダイビング・スケート・ギター・作曲です。
中尾隆聖の主な出演作品
中尾隆聖さんの主な出演作品は、『それいけ!アンパンマン』の「バイキンマン」、『ONEPIECE』の「シーザー・クラウン」、『BLEACH』の「シーザー・クラウン」、『ザ・ドラえもんズ』の「エル・マタドーラ」、『ダイの大冒険』の「冥竜王ヴェルザー」等が挙げられます。
【ドラゴンボール】クウラに対する世間での評判や人気
ドラゴンボールの映画のボスキャラクターの中で、クウラはブロリーに次ぐ人気キャラです。作中でのクウラの活躍や演出等が人気の理由となっています。特に第5形態に変身した直後のシーンに魅せられたファンは少なくありません。
映画『とびっきりの最強対最強』では細かい演出でクウラの強さを表現していて、フリーザよりクウラの方が上と判断できます。しかし、表現に気づかなかった場合は悟空が超サイヤ人に変身後は状況が一気に逆転してしまうので、クウラの強さが分かりにくいという視聴者も少ないながらも一定数存在しています。
メタルクウラは、ドラゴンボール作中で超サイヤ人の悟空とベジータが二人で協力してやっと倒せた強さを持ちます。かなりの苦労をして倒した直後に続々と現れるメタルクウラには、悟空とベジータだけでなく視聴者の多くが絶望感を味わいました。この戦いでの絶望感は、多くのファンの記憶に長い間残っています。
【ドラゴンボール】クウラは原作に登場しないフリーザの兄だった
この記事ではフリーザの兄であるクウラについて紹介してきました。ただし、クウラは原作には全く登場しない上、映画ではフリーザとの絡みは存在しません。しかし、映画登場キャラの中では人気も高く、ゲームでフリーザとの共演する作品も出てきていて、二人の関係も明らかになっています。さらにフリーザと同じ変身を獲得しゴールデンクウラとなっており、これからもゲーム等での活躍が期待されています。
この記事のライター
kaewru
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