【名探偵コナン】ラムの正体が判明するまでの経緯は?候補にあがったキャラも
『名探偵コナン』にて黒の組織のNo.2であるラムの正体が判明するまでの経緯についてまとめていきます。『名探偵コナン』にてラムの正体を巡ったエピソードを解説し、候補に挙がっていた登場キャラや伏線などについても併せて紹介していきます。
目次
黒の組織のラムとは?
名探偵コナン作中にて主人公コナンの宿敵として登場している黒の組織は、幹部のメンバーが数人明かされているだけで具体的な素性や組織図が謎に包まれています。その中でラムという人物の存在が本編中にほのめかされ、その正体に読者からの注目が集まっています。ここではラムのプロフィールと名探偵コナンの作品概要、あらすじをまとめていきます。
ラムのプロフィール
ラム(RUM)は黒の組織の側近にして組織のNo.2と呼ばれる最高幹部です。ラムという名前はコードネームであり、実際の名前と素顔は一部を除き構成員にすら明かされていません。バーボンこと安室透からは『せっかちな人』、赤井秀一からは『ジン以上の大物』と評されており、彼が送るメールには「Time is money」という文章が常に記されています。
名探偵コナンの概要
名探偵コナンは青山剛昌によって週刊少年サンデーに連載されている漫画作品です。少年の身体にされた天才探偵が正体を隠しながら数々の事件を解決していくミステリーが描かれており、秀逸な推理パートによって高い人気を博しています。2023年2月時点で全世界累計発行部数2億7000万部を突破しており、アニメ化や劇場映画化といったメディアミックスも展開されています。
名探偵コナンのあらすじ
シャーロック・ホームズを敬愛する高校生・工藤新一は大人顔負けの推理力と洞察力で日本警察の救世主と呼ばれるほどの活躍をしていました。ある日、新一は幼馴染の毛利蘭と遊園地に行った時に謎の組織の取引現場を目撃しますが、夢中になっていたところを背後から殴られ毒薬を飲まされてしまいました。薬によって少年化してしまった新一は正体を隠すために江戸川コナンと名乗り、蘭の家に居候しながら黒の組織の陰謀を追いかけていきます。
ラムの正体は?判明するまでの経緯や伏線を解説
ラムは黒の組織に所属する人物で素性が謎に包まれた存在として描かれていました。それが本編中にてラムの正体に関するエピソードが展開されると読者の間で考察が行き交うようになり、大きな話題性を生み出しました。ここではラムの正体が判明するまでの経緯や伏線を解説していきます。
ラムの正体が判明するのは何話?
『名探偵コナン』ファンの間でラムの正体に対する考察が盛り上がる中で、遂に本編第1066話『RUM』にてラムの正体が明かされました。
ラムの正体である脇田兼則とは?
結論からまとめるとラムの正体は脇田兼則です。脇田兼則は『流れの板前』を自称する眼帯を着けた料理人で、毛利探偵事務所の隣に『米花いろは寿司』の板前をしていました。結果的に板前の職業とひょうきんな態度は全てブラフであり、その正体はスキンヘッドにダークスーツを着込んだマフィアの親玉でした。
ラムの正体が判明するまでの経緯
ラムの正体は名探偵コナン本編の中でもとても重要なシナリオとして扱われており、単行本15巻分に渡ってラムの追跡エピソードが展開されました。長く複雑だった判明までの経緯を、ここでは6つの段階に分けて本人が登場するまでの流れを解説していきます。
経緯①ラムの名前の初登場回
少年探偵団の前に現れた赤井はコナンたちをリビングに残し、自身はキッチンに移動してジョディとキャメルに『RUM』というアルファベットのみが記されたメールが送られたことを報告します。赤井は『RUM』の正体が黒の組織のボス、その側近のコードネームであることを明かしました。
経緯②ラムが隻眼だと灰原から聞かされる
灰原はラムが組織のNo.2であることを話し、その人物像は十人十色と称しました。実際に目撃者の証言を集めてみると『屈強な大男』『女のような男』『年老いた老人』とまるで違う情報が集まり、それらすべてが影武者だと語る人もいました。そんな中で全員の証言で共通していた特徴が隻眼であるということでした。
経緯③羽田浩司殺人事件のダイイングメッセージ
コナンと赤井はケモメカニカル効果を使用した事件を解決すると、その事件が17年前の羽田浩司殺人事件と共通点があることに気付きました。同じトリックを活用してメッセージの解読を試みると『UMASCARA』の中にアマンダのボディーガード『ASACA(浅香)』が隠れていることに気付き、それを省いて残った文字が『RUM』の3文字となり浅香こそがラムであると確信しました。
経緯④脇田兼則の初登場回
万馬券を拾った小五郎は事務所の隣に立つ『米花いろは寿司』に食事に出かけました。そこで小五郎は新しく板前として入った脇田兼則と初めて会合します。脇田兼則は小五郎が探偵であることを知ると、推理が趣味と自称し過去の事件について名推理を披露して会話を弾ませました。
経緯⑤工藤新一に関する報道を見た三人の反応
『工藤新一が事件を解決した』という報道を聞いた時、ラム候補に挙げられていた3人はそれぞれ反応を見せました。黒田と脇田の2人は意味を理解していない様子を見せ、若狭のみは工藤新一は死亡と記載された記事を見て意味深な笑みを浮かべていました。この反応から若狭が正体と思われましたが、事前に若狭留美の名前を新聞で見つけていた脇田兼則は『APTX4869を使用した羽田浩司殺害事件を忘れていない』というメッセージを受け取り、若狭からの挑戦状と受け取っていました。
経緯⑥バーボンに工藤新一の情報を探らせる
工藤新一の生存情報を聞いたラムは組織の探り屋であるバーボンに命令しようとします。そのメールを見ていた安室にコナンは探りを入れ、安室が答え方に戸惑う様子を見せながら「その人物はせっかち」と答えました。このやり取りからラムの正体候補から黒田の可能性がなくなりました。
ラムの正体に関するこれまでの伏線
ラムの正体に関する伏線は本編中に張り巡らされていましたが、どの伏線もさりげない描写だったため気付かなかった読者も多かったことでしょう。1つ1つの伏線を紐解いていくことで脇田兼則の人柄を把握できるはずです。具体的にラムの正体に関する4つの伏線を紹介していきます。
伏線①左目の眼帯
ラムの目撃情報を集めていくと人によって全く異なる人物像が説明されていましたが、その中で唯一共通している特徴が『左目に眼帯を着けている』ことでした。眼帯を着けた理由はひどい出来物ができたからとされており、小五郎が板前の脇田兼則に「治らないのか」と訊いた時は「かゆくてかいたら余計ひどくなった」と話していました。
伏線②脇田兼則の名前のアナグラム
脇田兼則が赤井に送ったメールには『Time is money』と書かれていましたが、この中にラムの本名が隠されていました。このことわざを和訳すると『時は金なり』になりローマ字に直すと『TOKIWAKANENARI』になります。これをアナグラムで入れ替えると『WAKITAKANENORI』になります。ウォッカはラムがふざけた名前を名乗っていると称していましたが、それはこのアナグラムのことを指摘していたと考えられます。
伏線③若狭留美に対するセリフ
脇田兼則が若狭留美の名前が載った新聞記事を見つけると「トンチが効いてる」と呟いていました。若狭留美の名前をローマ字にしてWをひっくり返してみると『IM ASACA RUM』になります。このメッセージには若狭留美が羽田浩司事件で行方不明になった浅香が記されており、羽田浩司殺害事件を忘れていないと受け取られ若狭から脇田への挑戦状と捉えることができます。
伏線④諸伏高明の行動
脇田兼則と安室が共演した雪山山荘事件にて、諸伏高明は安室と昔会ったことがありましたがまるで初めて会ったような反応をしていました。事前に諸伏は黒田と電話をしていましたが、恐らくそこで黒田からそうするよう指示されたことでしょう。そして黒田はラムの正体が脇田兼則であることを知っていた可能性が高いです。
ラムの正体候補だったキャラ
ラムの正体を推理していくと合計9人の人物が候補として挙げられました。名探偵コナンでは事件の容疑者が複数人登場することが定番となっていますが、9人も候補が見つかったのはそれまでに1度もなく、過去最高クラスの難解だったと言えます。ここではラムの正体候補だった登場キャラについて1人ずつまとめていきます。
ラムの正体候補①若狭留美
若狭留美はコナンたちが通う学校で1年B組の副担任を務めている女性教師です。お辞儀をして教卓に頭をぶつけるなどドジな人柄をしていますが、事件に遭遇すると殺気に満ちた表情と暴力的な言動を露わにします。キャンプ場での事件にてコナンと灰原は若狭の右目が見えていないことに気付き、ラムの情報にある隻眼と一致し彼女が正体かと疑いました。
ラムの正体候補②黒田兵衛
黒田兵衛は警視庁捜査一課管理官に所属する警視です。強面で大柄な体格をしており、大和からは「どこかの組織の大ボスみたいな面」と評されています。また、過去に起きた事故によって右目を義眼にしており、大柄で義眼という特徴がラムの情報と一致し正体を疑われました。
ラムの正体候補③大黒連太郎
大黒連太郎は主にネット上で候補に挙げられていた候補の1人です。単行本28巻に収録されている『そして人魚はいなくなった』にて登場しており、事件が起こった美國島のお祭りの参加者名簿の中に大黒連太郎と名前が書かれていました。大黒のモデルは俳優の『三國連太郎』と考えられ、作中に登場している大黒ビルの経営者と推察されていました。
ラムの正体候補④大和敢助
大和敢助は長野県警に所属している警部です。かなり頭が切れる敏腕刑事ですが事件の捜査中に雪崩に巻き込まれた過去を持ち、その際に隻眼となり杖をつくようになりました。この特徴がラムの情報を一致し勘が鋭いところも怪しまれていました。
ラムの正体候補⑤金城玄一郎
金城玄一郎は『闇の男爵殺人事件』に登場したコンピューター会社のオーナーです。老齢で目が不自由という特徴があり、死体を見て「あんな死に方」と評したり野次馬の最前列に飛んでいくなど怪しい行動をしていました。『闇の男爵殺人事件』は単行本8巻に収録された古いエピソードでしたが、ラムの情報である隻眼の特徴と一致していたためネット上で彼が候補に挙げられていました。
ラムの正体候補⑥黒羽盗一
黒羽盗一は初代怪盗キッドであり東洋の魔術師と謳われるほどの天才マジシャンです。マジシャンとして培った変装術をベルモットに教えたことがあり、黒の組織と繋がりがあります。怪盗キッドにも謎が多く残されているため、黒の組織と関連付けた考察が広まり有力候補の1人として登場しました。
ラムの正体候補⑦Mr.正影
Mr.正影は『コナン平次の推理マジック』にて登場したマジシャンたちの師匠です。Mr.正影は本編の10年前に失踪したとされており、現在も生きていると噂されていましたが彼の姿が明かされることはありませんでした。
ラムの正体候補⑧アンドレ・キャメル
アンドレ・キャメルは赤井に呼び出されたFBI捜査官です。強面な人相と筋骨隆々な体格に反して性格は気弱で温厚な人物であり、FBIでも卓越したドライブテクニックが評価されています。人相によって損していることがあり、おまけに作中では遺体の第一発見者になったり極秘情報を話してしまうなど、災難な目に遭ってしまったためコナンたちから容疑者扱いされていました。
ラムの正体候補⑨ジョディ・スターリング
ジョディ・スターリングはFBI女性捜査官です。両親をベルモットに殺害された悲惨な過去の持ち主で、彼女を確保するために来日し本編に登場しました。作中では高校の英語教師に赴任して潜入捜査を行っていましたが、わざと訛った日本語を使っているところをコナンに怪しまれ黒の組織の一員と疑われていました。
ラムの目的を考察
複雑な経緯と伏線を経てラムの正体が明かされたわけですが、今度はわざわざラムが身の危険を冒してコナンたちに接触したことに疑念が生まれるようになり、ラムの目的に関する考察が展開されるようになりました。ここではラムの目的について注目されている4つの考察を解説していきます。
考察①ラムがいろは寿司に潜入している理由
ラムが毛利探偵事務所の隣で板前をしていた理由は大きく分けて2つ考えられます。1つ目は毛利小五郎が組織の障害になると警戒していた説です。ラムは小五郎と直接話すことで彼を排除しようかどうか判断していたのかもしれません。2つ目はバーボンのことを信頼していなかった説です。ラムは度々メールを送っていたため、彼が裏切者であることを予見していたのかもしれません。
考察②ラムはコナンに興味を持っている?
ラムは小五郎と話をしていたわけですが、その目的が小五郎ではなくコナンになった可能性も考えられます。コナンは事件が起きると常に小五郎の近くにいるようになり、36マスの完全犯罪の時は安室と一緒に行動していました。他の人物はコナンが子どもだからと彼の正体に何の疑いを持ちませんが、ラムは彼を怪しみ接触を試みようとしたのかもしれません。
考察③ラムは工藤新一の行方を追っている?
黒の組織は工藤新一が毒薬・APTX4869によって死亡したと思っていましたが、京都で起きた事件を解決した報道によって新一の生存を知りました。このことでAPTX4869は組織にとって初めての成功作となり、ラムはバーボンに新一の情報を集めるよう催促するようになりました。
考察④ラムのターゲットは若狭留美?
ラムは新聞の記事で若狭留美の名前を見つけると「こいつはトンチが効いてるねえ」と呟いていました。ラムは新聞記事にアナグラムによる文章が隠されていることに気付き、若狭の正体を浅香と疑い彼女を始末するよう指示しました。ラムが殺害命令を下すほどの存在であることから、浅香は黒の組織にとって不都合な人物であることが窺えます。
ラムと他キャラの関係
ラムの人物像は黒の組織に所属するメンバーの発言やコナンたちが集めた情報から判明していきました。実際にラムが登場した後でも彼の素性には謎が残されているため、彼をより理解するためにも関係している人物について知っておくべきでしょう。ここではラムと他キャラの関係についてまとめていきます。
解説①ラムとアマンダ・ヒューズの関係
羽田浩司殺人事件はラムがAPTX4869を行使して羽田を殺害したとされていますが、この時の黒の組織の狙いはアマンダ・ヒューズでした。アマンダは80歳を超える老婆ながら、チェスの実力者だった羽田のファンとして黒の組織の暗躍を察知しようと行動していました。警視庁に顔が利く存在でもあるため、ラムは彼女を警戒していました。
解説②ラムと若狭留美の関係
ラムは若狭の正体が浅香であることを疑っています。浅香は羽田浩司殺人事件の最重要容疑者とされていた人物で、コナンと赤井は『Wakasa Rumi』の最初の『W』と最後の『I』を外し、『K』を『C』に変更すると『Asaca Rum』になることに気付き浅香がラムと同一人物であると推理しましたが、後に誤りだったことが判明します。一方ラムはこの文章を自分への挑戦状と捉えており彼女を警戒しています。
解説③ラムと黒田兵衛の関係
黒田は一方的にラムの正体が脇田兼則であることを知っている可能性が高いです。雪山の事件で黒田は諸伏に初対面のフリをするよう指示していましたが、これはラムに悟られないように行動したと考えられます。また、黒田は安室の上司であるため安室が知ったとなれば自ずと黒田もラムの正体に気付いていると推察できます。
解説④ラムと赤井務武の関係
赤井務武はメアリー・世良の夫です。彼は羽田浩司殺人事件の調査を依頼されて渡米しましたが、それ以来消息不明となり遺体は発見されていません。赤井の現状にはラムが関わっている可能性が示唆されており、詳細は不明ながらラムの片目を義眼にしたのは赤井と言われています。
解説⑤ラムとコナンの関係
ラムの正体が初めて明かされた時、コナンはまだ脇田兼則が正体であることに気付いていません。脇田兼則が候補として挙がって以来、コナンはラムに勘付かれることを恐れて候補の前で推理しすぎないように警戒していました。一方ラムはコナンが安室と行動していたことに興味を持ち、羽田浩司関連の質問をして様子を見ていました。
解説⑥ラムと赤井秀一の関係
赤井秀一が潜入捜査として黒の組織に加入しジンとペアを組んで任務を与えられた時、そこで赤井はジンを捕らえようしましたがそこに老人が割って入りそれを阻止されました。この老人こそラム本人であり、当時ラムは赤井が裏切者であることに気付いていました。
解説⑦ラムと毛利小五郎の関係
小五郎とは板前と客の関係であると共に、表面上のみの師弟関係になっています。ラムは積極的に小五郎と会話する動きを見せていましたが、これはベルモットやジンの報告から彼を警戒していたからと考えられます。現在は脅威性を感じなかったからか警戒心を解きつつあります。
解説⑧ラムとバーボンの関係
バーボンこと安室は黒の組織の探り屋でありラムから指示を受けて情報を集める役割を果たしています。安室はラムの能力をある程度把握しているそうですが逆らえない存在として見ています。なお、ラムが脇田兼則に変装していたことを安室は知っており、ラムの正体を知っていた人物であることが判明しています。
解説⑨ラムとジンの関係
ジンは黒の組織の幹部でありラムは彼の上司に当たります。ジンは羽田浩司殺人事件のことを「ラムが抜かった事件」と称しており彼のことをあまり良く思っていないセリフを随所で発しています。なお、17年前からジンは黒の組織に所属していたため彼も事件に関与していた可能性が考えられます。
解説⑩ラムとベルモットの関係
名探偵コナン100巻にてラムはベルモットに対して工藤優作を調査するよう指示しました。ベルモットのお気に入りはボスの烏丸蓮耶であり彼の命令で動いていましたが、ラムの命令にも逆らうことなく従いました。2人の詳細な関係は不明ですが、ラムが上司であることは確かと言えるでしょう。
解説⑪ラムとコルンの関係
ラムが老人になって赤井とジンの前に登場した時、コルンに対してキャメルを射殺するよう指示していました。コルンがラムの素顔や正体を知っているかは不明ですが、ラムが彼の上司として利用していることが窺えます。
解説⑫ラムとキールの関係
キールは黒の組織に潜入しているCIAの諜報員です。キールはラムが脇田兼則であることを知っておらず、ラムもキールが諜報員であることを知りません。ただし、ラムは彼女に見張りをつけておくなど警戒している様子を見せています。
解説⑬ラムとボスの関係
ラムは羽田浩司殺人事件にてアマンダと接触した際、50年前に子どものラムと出会っていたことが明らかにされました。出会った場所は大富豪の誕生日会の席で、その大富豪の人物こそ黒の組織であるボスと推察されています。この推理が事実だった場合、ラムは67年に渡ってボスの元に仕えていることになります。
解説⑭ラムとキュラソーの関係
キュラソーはラムの腹心として活躍しており主に情報収集を担当しています。元々キュラソーが黒の組織の極秘情報を知ってしまった時、ベルモットに殺害されそうになったところをラムが助け彼を部下として雇ったという経緯があります。しかし、キュラソーは劇場版名探偵コナン『純黒の悪夢』にて裏切り行方をくらましました。
ラムの正体だった脇田兼則の声優
ここからはアニメ版名探偵コナンにて脇田兼則の声を担当している声優についてまとめていきます。近年ではアニメ声優の注目度が高まっており、特に名探偵コナンを筆頭にした有名作品ではテレビで特集番組が放送されるほどの人気があります。
脇田兼則の声優は「千葉繁」
脇田兼則を演じた声優は千葉繁(ちばしげる)さんです。タレント活動を行っている演者として知られており、業界内では渋みのあるバリトンボイスと強烈なアドリブを用いるところが評価されています。昨今では制作側からアドリブを期待されることが増えているそうで、台本に『台詞お任せ』の一言のみが記入されていたという逸話を残しています。
千葉繁のプロフィール
- 本名:前田正治
- 性別:男性
- 出身地:熊本県宇土郡不知火町
- 生年月日:1954年2月4日
- 血液型:O型
- 身長:166cm
- 事務所:81プロデュース
- デビュー時期:1976年
千葉繁の主な出演作品
- ラディッツ(ドラゴンボール)
- 鬼ヒゲ(魁!!男塾)
- セバス・チャン(オーバーロード)
- 漏瑚(呪術廻戦)
- バギー(ONEPIECE)
ラムの正体に対する世間での評判や人気
これまでラムの正体や伏線、判明するまでの経緯などについてまとめてきましたが、長きに渡って展開されたこのエピソードや脇田兼則の人物像について名探偵コナンファンはどのように思っているのでしょうか。ここではラムの正体に対する世間での評判や人気についてまとめていきます。
ラムの正体が脇田兼則と明かされた時、ネット上では回収された伏線などがまとめられ作者の構成力に多くのファンが驚かされていました。特に『Time is money』が伏線だったことに驚いている人が多く、こんなの普通は思いつかないと言われていました。
脇田兼則が正体と明かされたわけですが、描写内容からそれをミスリードとして怪しんでいる人がいました。仮に脇田兼則がブラフだった場合、ラムは相当用心深く侮れない存在であることでしょう。
アニメ版名探偵コナンでも近い内にラムの正体が明かされるところまで話が進行しており、その瞬間を待ちわびているコメントが寄せられていました。原作を知らない人の中には正体が全く掴めていない人がおり、次週には新鮮な反応をするコメントが寄せられることでしょう。
ラムの正体は脇田兼則だった
名探偵コナンに登場するラムの正体は脇田兼則でした。この正体に辿り着くまでに描かれていた伏線や、1つずつ真実が明かされていく経緯には多くの読者がワクワクしながら読み進めていったことでしょう。今後はついに素性を明かした脇田兼則の動向をチェックしていきましょう。
この記事のライター
zeile
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