【名探偵コナン】工藤有希子の声優は変わった？島本須美の経歴を紹介

名探偵コナンに登場する工藤有希子は、主人公であるコナンが子供の姿にされる前の姿である工藤新一のは母親です。テレビアニメでもたびたび登場する新一の母親である工藤有希子ですが、声優が変わったのではないかという噂があります。この記事では、工藤有希子の声優が変わったのかについて考察していきましょう。

工藤新一の母親である工藤有希子ですが、アニメでの声優は結論を言うと変わったという事実はありません。工藤有希子は元女優という役柄で、華やかな見た目をしています。かわいらしい性格の持ち主で、あまり出演機会のないレアなキャラということから人気を博しています。魅力的なキャラの工藤有希子を演じた声優は、島本須美です。

これまでの工藤有希子の声は全て島本須美が演じており、声優が変わったことはありません。では、なぜ工藤有希子の声優が変わったという噂が出たのでしょうか？一番の理由として、工藤有希子の出演が稀という点にあります。工藤有希子は主要のキャラではなく、たまにしか登場しないキャラです。そのため、たまに声を聞くと前回と変わったのでは？と感じる人が多いことで、声優が変わったという噂が出たと考察できるでしょう。

工藤有希子の声優は変わっておらず、島本須美が担当しています。ここからは、工藤有希子の声優をつとめた島本須美の経歴や代表作について紹介していきましょう。

島本須美は高校時代に入部した演劇部で部長という立場になり、演劇コンクールに出場しました。そこで、審査員に褒めてもらえたことで、芸能の道を目指すことになります。舞台女優に憧れを持った島本須美は、劇団青年座しました。

その頃、声優という職業には興味が無かったものの、オーディションを受けたことで声優として活動を開始することになります。スタジオジブリの宮崎駿監督とも関わりが深く、ジブリで声優が専業以外にシフトするまでは島本須美も何度がジブリ作品に起用されていました。

島本須美の代表作には、有名な作品が多く存在しています。ここからは、島本須美の代表作を紹介していきましょう。

島本須美の代表作としてまず一番にあげられる作品が、『風の谷のナウシカ』です。風の谷のナウシカでは、主人公であるナウシカにキャスティングされました。ナウシカは落ち着いた性格を持っている少女で、島本須美の声がよく合っていると高く評価されました。

丁寧で物腰の柔らかい面もあれば、どこかおてんばで活発な一面を見せるシーンもあります。自己犠牲心も強い少女で、周りの人々を守るためならば、自分の命も惜しくない様子も見せました。島本須美が演じたナウシカの声は、柔らかい女性らしさの中に芯を感じられるでしょう。

島本須美がジブリ作品と出会ったのが、『ルパン三世カリオストロの城』です。宮崎駿が初めて監督をした作品になり、ルパン三世カリオストロの城でクラリス・ド・カリオストロを演じたことで、深い繋がりができることとなりました。

クラリス・ド・カリオストロはおしとやかな性格をしており、女性らしさが感じられるでしょう。しかし、芯をしっかり持っている女性にもなり、島本須美はひとつひとつのセリフに感情をこめて演じています。

小さな子どもから大人まで人気の『それいけ！アンパンマン』で島本須美は、主要キャラであるしょくぱんまんの声を担当しました。トースター山で生まれたしょくぱんまんは、名前の通り食パンの見た目をしています。立ち位置はイケメンというキャラになり、敵キャラであるドキンちゃんが恋をしている相手です。紳士でキザなキャラですが、優しい口調と声は島本須美ならではといえるでしょう。

島本須美が出演したジブリ作品の一つでもある『となりのトトロ』では、サツキとメイの母親役を演じています。草壁靖子は入退院を繰り返しており、作中では自宅から少し離れた病院に入院していました。サツキとメイに対して、優しい口調で語りかける理想の母親像と評価されました。

島本須美が演じた『小公女セーラ』のセーラ・クルーは、10歳の少女です。世間知らずのお嬢様気質ですが、嫌味はなくかわいらしいキャラといえるでしょう。4クール一年放送だったため、島本須美の名前を広げた作品でもあります。

名探偵コナンに登場する、工藤新一の母親の工藤有希子の声優に対して、世間の評判はどのようなものなのか見ていきましょう。