【BLEACH】エス・ノトの戦闘能力を徹底考察！素顔や死亡についても解説

エス・ノトとはマンガ作品『BLEACH』に登場するキャラです。エス・ノトは見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)の星十字騎士団に所属しており、皇帝ユーハバッハから「F(恐怖)」の聖文字(シュリフト)を授かっています。エス・ノトの見た目は聖文字の恐怖を象徴するような不気味な容姿を持っており、ファンの間で「グロテスクだ」と評価されています。元々人工呼吸器で繋がれた死を待つばかりの末期患者でしたが、ユーハバッハから生命力を与えられて星十字騎士団に入ったのです。

『BLEACH』は、原作者・久保帯人（くぼたいと）先生によって2016年まで『週刊少年ジャンプ』で連載されていた人気バトルマンガ作品です。死神達の命を懸けたバトルシーンや個性的な登場キャラが面白いと世界中で高い人気を獲得しました。2004年からはテレビアニメ作品が放送され、昨年10月から20周年プロジェクトとしてテレビアニメ『BLEACH千年血戦篇』が放送されるなど、現在でも多くのファンから親しまれています。

『BLEACH』の主人公・黒崎一護は人一倍霊感が強い男子高校生として、ある日死神の朽木ルキアと出会います。しかしルキアは悪霊の虚（ホロウ）との戦いで一護を庇って重傷を負ってしまいます。絶体絶命の状況を打破するためにルキアは一護に死神の力を分け与えることで、一護はルキアの代わりに虚の退治に成功します。その後一護はルキアが力を回復するまで死神代行を務めることを決意し、様々な敵と死闘を繰り広げることとなります。

『BLEACH』に登場するエス・ノトは、作中にて高い戦闘能力と様々な技を披露しています。そこで以下の項目ではエス・ノトの戦闘能力や使用技に関する詳細情報についてそれぞれ解説します。どの技も敵を完封できるほどの威力を有しています。

エス・ノトの使用能力はユーハバッハから授けられたFの聖文字に由来して「恐怖（ザ・フィアー）」となっています。恐怖の主な効果ですが、無数の光の棘を発射して刺さった者の恐怖心を増幅させて発狂・殺害することができます。恐怖の威力は絶大であり、並の護廷隊士であれば増幅した恐怖心によって一瞬でショック死します。隊長クラスである朽木白哉ですら移動速度を大幅に下げられてしまったのです。

エス・ノトが使用する「神聖滅矢（ハイリッヒ・プファイル）」とは、滅却師（クインシー）が放つ霊子の矢の正式名称です。先述した恐怖を敵の体に刺すためにエス・ノトは、神聖滅矢を飛ばしています。また通常の滅却師は神聖滅矢を飛ばすために神聖弓（ハイリッヒ・ボーゲン）を用いますが、エス・ノトを含めた見えざる帝国の滅却師は全く違う装備で戦います。

滅却師完聖体とは、星十字騎士団の滅却師が使用する完全戦闘形態を指します。同じ滅却師である石田雨竜の滅却師最終形態(クインシーレツトシュティール)とは別次元の強さを誇っており、聖文字の能力を大幅強化することが可能です。エス・ノトの「神の怯え（タタルフォラス）」であれば恐怖の能力が強化され、対象の神経にまで恐怖心が届くようになります。しかし身体への負荷がとても大きくかつ姿かたちが変わってしまうケースが多いため、敢えて滅却師完聖体にならない滅却師が存在します。

『BLEACH』に登場するエス・ノトは、作中キャラの中でも怖い素顔を持っていることで知られています。そこで以下の項目ではエス・ノトの素顔や名言に関する情報だけでなく、朽木ルキア・朽木白哉両名との戦闘結果や最後の死亡シーンについてもそれぞれ解説します。

『BLEACH』におけるエス・ノトの素顔は、唇と頬が削ぎ落とされて歯が剥き出しになっています。特にエス・ノトが作る笑顔が異常に不気味であるため、恐怖を感じる読者が後を絶ちません。普段エス・ノトの素顔はマスクによって隠れているため、見ることはできません。

上記のエス・ノトの名言は、護廷十三隊六番隊隊長の朽木白哉と戦ったシーンにて、エス・ノトが発したものです。この時エス・ノトは、死神の卍解を奪う道具「メダリオン」で朽木白哉の卍解「千本桜景義」を奪取します。最後に朽木白哉を精神的に追い詰めることで勝利したのです。この名言から、底なしの恐怖をエス・ノトは持っていると推察できます。

エス・ノトは朽木ルキアに敗北しました。エス・ノトは奪い返された朽木白哉の卍解を求めて瀞霊廷を彷徨っていた途中で朽木ルキアと遭遇します。斬魄刀「袖白雪（そでのしらゆき）」の真の力を発揮することで氷点下の世界を創り出すことで、エス・ノトにトドメを刺したのです。

エス・ノトは朽木白哉に勝利しました。朽木白哉との戦闘時にてエス・ノトは、メダリオンによって朽木白哉の卍解を奪うことで朽木白哉に恐怖の感情を植え付けました。これにより恐怖が朽木白哉の精神を支配したことで、エス・ノトの勝利が確定したのです。

『BLEACH』でのエス・ノトの最後の死亡シーンですが、朽木ルキアの卍解「白霞罸（はっかのとがめ）」によって生まれた氷点下の世界にて凍えながら死亡しました。最後にエス・ノトは寝たきり状態だった自分の姿を思い出し、苦痛・死に怯えながら息を引き取ったのです。

テレビアニメ『BLEACH』には、アニメ声優業界で活躍する人気声優が数多く出演しています。そこで以下の項目ではアニメ版『BLEACH』にてエス・ノト役を演じた声優に関する基本プロフィール情報だけでなく、代表出演作品タイトルについてもそれぞれ解説します。

アニメ版『BLEACH』にてエス・ノト役を演じた声優は、松岡禎丞さんです。松岡禎丞さんは2009年から声優として活動しており、聞く者を魅了する特徴的なイケメンボイスが高く評価されることで今までに数々の人気作品で主役キャラの声を担当した経歴を持っています。代表出演作品として『ソードアートオンライン』、『リコリス・リコイル』などが挙げられます。

『BLEACH』に登場するエス・ノトは、恐怖を司るキャラとして知られています。そこで以下の項目ではエス・ノトに対する世間での評判だけでなく、どういった人気の理由が存在するのかについてインターネット上の『BLEACH』ファンの意見を参考にしながら紹介します。

エス・ノトに対する世間での評判は「恐怖を感じる素顔を持っている」ことです。マスクの下に隠されたエス・ノトの顔面は劣化が著しく進んでおり、歯が剥き出しになっていました。それ故にエス・ノトの素顔にトラウマを抱いた『BLEACH』ファンが多いです。

エス・ノトに人気が集まる理由は「対抗策の無い強さを持っている」ことです。エス・ノトの能力である恐怖は、攻撃対象の恐怖心を増幅して最後にショック死させることが可能です。また滅却師完聖体となることで神経にまで恐怖を浸透させられるため、防衛手段は皆無です。それ故にエス・ノトと会敵したくないと考える『BLEACH』ファンが多いです。

本記事では『BLEACH』に登場するエス・ノトに関する情報についてまとめてきました。エス・ノトは死神に対して恐怖を用いて対抗するトラウマ級の能力を持ったキャラであり、多くの護廷隊士を葬ってきました。無敵キャラだと考えられていましたが、最後は朽木ルキアの卍解によって死亡しました。エス・ノトの不気味な出で立ちは、我々の脳裏に残り続けることでしょう。