【BLEACH】ルピ・アンテノールの能力や強さは？グリムジョーとの関係や最後まで

BLEACHに登場するルピ・アンテノールは、久保帯人さんの作品である『BLEACH』に登場するキャラクターです。ルピ・アンテノールは虚(ホロウ)以上の強さを持つ破面(アランカル)の１人で、その中でも特に強いと言われる十刃(エスパーダ)に属しています。おしゃべりが好きで戦闘中でもペラペラと喋っています。中性的な容姿と、可愛らしい仕草や言動から「可愛い」と評判です。しかし、相手の神経を逆撫でする言葉や行動をすることが多く、小馬鹿にする態度を取っています。笑顔で毒を吐いてはグリムジョー・ジャガージャックを揶揄するような捻くれ者です。ここからは、ルピ・アンテノールのプロフィールや性格、またルピ・アンテノールの武器である十刃を紹介していきます。

BLEACHキャラクタールピ・アンテノールのプロフィールは、6月5日生まれの身長161cm、体重45kgと小柄な体型をしたキャラクターです。虚以上の強さをもつ破面の1人で、その中でも特に強いと言われる十刃に属しています。特徴は、黒髪のショートヘアで前髪を斜めに切りそろえていて、頭部の左側に仮面の名残が付いています。中性的な幼さのある容姿をしていて淡い紫色の綺麗な瞳をしています。大きめの衣服をまとい、長めのブカブカな袖の中に手を隠しています。3つの紫色をしたダイヤ型の模様が左眉の上に連なっています。右腰前部に「6」と刻印があり、その理由としては、身勝手な行動をした罰としてグリムジョー・ジャガージャックに代って第6十刃となっています。元々第6十刃はグリムジョー・ジャガージャックでした。

破面の1人のルピ・アンテノールは十刃という１０体の優れた戦闘能力を持つ一員に属しています。その中でルピ・アンテノールは第6十刃に属している為、十刃の中で６番目に強いことになります。ルピ・アンテノールは『BLEACH』の作品中であまり活躍せずに終わってしまった為、十刃の中で才能はあるが最も運に恵まれないキャラクターとも言えます。

十刃とは、『BLEACH』に登場する戦闘能力が優れた10体の破面のことを指します。戦闘能力の高さ順に1から10を割り当てられていて、この割り当てられた数字が体の何処かに刻まれています。この番号は、より強い物が現れると入れ替わりがおきる仕組みの為、常にメンバーが入れ替わっています。破面達は虚本来の力をその身に回帰させる為に帰刃(レスレクシオン)と呼ばれる刀剣解放を行い、十刃は数字持ち(ヌメロス)の中でも群を抜いた強さや能力を持っています。また、他の破面を「従属官(フラシオン)」として従わせることが出来るなど特別な権力も与えられていますが、その立場は力だけで維持されています。十刃はそれぞれ人間が死に至る１０の要因(死の形)を司っています。

『BLEACH』に登場するルピ・アンテノールの性格は、相手を揶揄することを好み自意識過剰な性格をしています。相手を小馬鹿にする態度を取り、神経を逆撫でする言葉や行動をすることが多いです。笑顔で毒を吐いてはグリムジョー・ジャガージャックをからかっています。ルピ・アンテノールはわざとらしく「ア・ごめーん」と言うのが口癖です。怒ると口調はかなり変わります。

ルピ・アンテノールはおしゃべりで戦闘中でもペラペラと喋っています。また、死神達を前に自身の階級や自分の能力について自慢話をしたり、本気を出さずに勝負に勝った時は一騎討ちでは相手にならないと自信満々に話しています。

ルピ・アンテノールは十刃に属していたものの強さや能力があったか謎な部分があります。ここからはルピ・アンテノールの強さや能力、また帰刃やその技について紹介していきます。

BLEACH作中でルピ・アンテノールは日番谷冬獅郎に知らぬ間に凍らされ、その直後に千年氷牢を喰らって戦闘不能になります。また井上織姫に腹部と左腕の数字を復元してもらいますが、グリムジョー・ジャガージャックとの戦いにあっさりと負けます。このことにより十刃であるルピ・アンテノールは十刃の中で「弱いのでは？」とファンの意見があがっています。

BLEACHファンの間で弱いと噂されているルピ・アンテノールですが、 斑目一角、松本乱菊、綾瀬川弓親の3人が同時に相手しても手も足も出ない程の強さを誇ります。数少ない活躍の中でルピ・アンテノールは副隊長級の面子に対し、圧勝しています。このことからルピ・アンテノールは十刃に相応しい強さや能力があったと言えるでしょう。また、グリムジョー・ジャガージャック、ワンダーワイスマルジェラ、ヤミー・リヤルゴと共に空座町の日番谷先遣隊に襲いかかった実力もあります。

『BLEACH』のキャラクターであるルピ・アンテノールの帰刃(レスレクシオン)の名は蔦嬢(トレパドーラ)で、解号は「くびれ、蔦嬢」です。蔦嬢を帰刃すると、背中から８本の太く長い触手が生えます。この触手から刺を生やすことができ、多方面からの攻撃が可能になります。この触手はプロペラのように回転させたり、伸縮することもできます。この能力は副隊長の斬魄刀でも斬ることは不可能です。

帰刃とは、破面の解放のことで、別名、刀剣解放と言います。本来の力を開放することを指し、斬魄刀の形に封じ込めた虚です。そのため死神が持つ卍解とは違い、破面の体自体に変化が起きます。「BLEACH」千年血戦篇の作中にて「刀剣解放自体が破面における卍解と同じもの」と説明がありましたが、破面篇の作中ではウルキオラ・シファーが刀剣解放第二階層(レスレクシオン・セグンダエターパ)を使用していることから、帰刃の第二階層が破面にとっての卍解なのか、それとも卍解を超えたさらに強い能力強化に当たるのかは明らかになっていません。ですが、この帰刃は通常の死神が扱える解放より一段階上の強さである事は確かです。

ルピ・アンテノールの帰刃である蔦嬢には３種類の技があります。蔦嬢が持つ触手は敵にぶつける攻撃の他、捕らえる能力も持っています。また先端に棘を生やし、相手を攻撃する事も可能です。蔦嬢の触手は神経が繋がっているわけではない様子で、攻撃されても痛みを感じず斬られても血が出ることはありません。敵からするとダメージを中々与えられない為、厄介な能力と思われます。日番谷冬獅郎との戦闘シーンで遠距離攻撃や大勢の敵と戦うことに向いているようでした。

ルピ・アンテノールの帰刃・蔦嬢の一つ目の技「蝕槍(ランサ・テンタクーロ )」とは、蔦嬢の基本の攻撃能力であり、8本の触手が敵に襲いかかるという技になります。

ルピ・アンテノールの帰刃・蔦嬢の二つ目の技「旋腕陣(ラ・ヘリーセ)」とは、8本の触手をプロペラのように回転させ、複数の敵を攻撃する技です。プロペラの様に触手が回転することで、相手はこの攻撃から逃げることが不可能になります。

ルピ・アンテノールの帰刃・蔦嬢の三つ目の技「鉄の処女(イエロ・ビルヘン)」とは、棘が生えた触手で敵を串刺しにする技です。串刺しにして相手を痛めつけます。

グリムジョー・ジャガージャックは元々十刃という１０体の優れた戦闘能力を持つ一員に属していました。その中でグリムジョー・ジャガージャックは「６」番を割り当てられていたのですが、グリムジョー・ジャガージャックは身勝手な単独行動をした為に罰を与えられます。その罰とは、藍染惣右介に命令を受けた東仙要はグリムジョー・ジャガージャックの左腕を斬り落とされます。罰を受けた後、グリムショー・ジャガージャックの「６」番の代わりを引き継いだのが、ルピ・アンテノールでした。

BLEACHに登場するグリムジョー・ジャガージャックとは、現在は破面の「６」番を務めています。特徴としては、ショート丈の白と黒のジャケットを着ていて、ちょっと不良のような容姿をし、水色のリーゼント風な髪型をしています。髪と同じような色味の模様が目の下に入っていて、右頬に象った仮面の名残を着けています。右腰背面に「6」の刻印があり腹部に孔があります。しかしグリムショー・ジャガージャックは身勝手な行動をした為にその座を奪われます。グリムジョー・ジャガージャックは戦うことを好む性格であり、他の破面と意見が合わないと先走った行動を取ったり、意見が衝突したりします。また、障害だと思った相手は強い弱い関係なく殺すべきとの考えを持っています。しかし、恩も恨みも忘れない性格でもあります。

BLEACH作中でルピ・アンテノールはグリムジョー・ジャガージャックのことを小馬鹿にしたり、笑顔で毒を吐いてはグリムジョー・ジャガージャックを揶揄する言動をしているため、グリムジョー・ジャガージャックはルピ・アンテノールのことを恨んでいます。井上織姫の能力でグリムジョー・ジャガージャックの腕は治り、恨んでいたルピ・アンテノールを至近距離で虚閃という技を放ちます。ルピ・アンテノールはその攻撃を受け、下半身が残った哀れな姿になって死んでしまいます。ルピ・アンテノールが殺された相手がグリムジョー・ジャガージャックになります。

グリムジョー・ジャガージャックが切断された左腕が復元する姿を井上織姫は藍染惣右介らの前で披露するが、ルピ・アンテノールは復元できる訳がないと馬鹿にします。しかし井上織姫の双天帰盾の能力によってグリムジョー・ジャガージャックの失った左腕は復元します。ルピ・アンテノールに奪われてしまった十刃の「６」番を井上織姫に元に戻すよう命じ、「６」番の数字を腹部に刻まれ、元の力を取り戻すことができました。その後、力を取り戻したグリムジョー・ジャガージャックはルピ・アンテノールを左手で胸の辺りを貫きます。ルピ・アンテノールは悔しがり、グリムジョー・ジャガージャックを睨みつける中、ルピ・アンテノールの上半身を吹き飛ばしルピ・アンテノールは死んでしまいます。

『BLEACH』破面篇で殺されたルピ・アンテノールはその後千年血戦篇で、ザエルアポロの保管庫から回収されます。このシーンで涅マユリのゾンビとして復活しています。だが上半身がないのにどうやって復活したのかの理由は不明なままです。

「BLEACH」は2004年にアニメ化されて2012年まで放送されました。自分の好きなキャラクターの声優はどんな方が担当しているのかは気になるところです。ここからは、ルピ・アンテノールの声をどの声優が担当しているか紹介します。

「BLEACH」アニメ版、ルピ・アンテノールの声優は岸尾だいすけ(きしおだいすけ)さんです。2005年から2007年の間にルピ・アンテノール役を担当されました。柔らかく強さのある声がルピ・アンテノールの声にぴったりです。

ルピ・アンテノール役を演じた岸尾だいすけのプロフィールは、1974年３月２８日生まれた日本男性声優さんです。三重県出身ですが、愛知県で育っています。事務所はホリプロから2014年4月1日には青二プロダクションに所属を移しています。中学生の時に友達から借りたパロディーCDドラマをきっかけに、ジャッキー・チェンの吹替を担当していた石丸博也さんを知ります。その頃に声優という職業の存在を知り、興味を持ち始めます。進学を高等学校では放送部顧問の担任に誘われて放送部に入部します。高校卒業後に声優を目指し始めますが、両親に自分の気持ちを伝えたところ、猛反対されます。その為一旦工場に就職していますが、段々両親も理解をしてくれてその後から声優業に励みます。

岸尾だいすけのBLEACH以外の主な出演作品は『水色時代』宮内冬紀役、『クレヨンしんちゃん』青年、係員、直木藤人、木茂野きたろう役、『犬夜叉』村人、白角、小鬼役、『テニスの王子様』福士ミチル役、『ドラえもん』映画の男、ナビロボット役『ポケットモンスター』ノボル、サブロウ役などです。

ここからはBLEACHキャラであるルピ・アンテノールの世間での評判や人気を紹介します。

ルピ・アンテノールはBLEACH作中では捻くれた性格をしている為グリムジョー・ジャガージャックから恨まれて殺されるシーンがあります。グリムジョー・ジャガージャックが力を取り戻し、ルピ・アンテノールはグリムジョー・ジャガージャックの左手で胸の辺りを当てられ、上半身を吹き飛ばし、ルピ・アンテノールは死んでしまいます。このことに、この死に方が可哀想との声があります

女の子のような可愛い容姿に、こんな男の子が可愛すぎると評判です。BLEACH作中では松本乱菊が「あたしおしゃべりな男の子嫌いなのよね」との発言から男の子ということを知るファンが多くいました。

ここでは、もしもルピ・アンテノールが〇〇だったらと仮定して、父、彼女、妹の３つのシチュエーション別に考察していきます。

もしもBLEACHキャラクタールピ・アンテノールが父親だったら、自分の子供にも自分の性格と同じ様な捻くれた性格を教える為、子供も同じような考えになると想定できます。子供にも同じように捻くれた考えで生きて欲しいと願う父親になると考えられます。子供が成長したら、一緒に誰かを馬鹿にして笑っている親子になっていると考えられます。

もしもBLEACHキャラクタールピ・アンテノールが彼氏だったら、Sっ気があり彼女を振り回す彼氏になると考えられます。冷たい性格で彼女のことを悲しい気持ちにさせてしまうと想定されます。冷たい性格から自分が会いたい時にしか時間を作ってくれないと考えられます。可愛い女の子のような容姿をしている為、街中でカップルで歩いてもどっちが男の子か知られないかもしれません。

もしもBLEACHルピ・アンテノールが弟だったら、お調子者で明るい性格をした弟になると考えられます。また捻くれた性格でもある為上の兄弟のことを小馬鹿にする事で、喧嘩が絶えない兄弟になると想定されます。なぜなら『BLEACH』の作品中でもグリムジョー・ジャガージャックを小馬鹿にしてからかうシーンがあるからです。

『BLEACH』に登場する破面の十刃だったルピ・アンテノールは破面篇でグリムジョー・ジャガージャックに恨まれていた為殺されます。可愛い容姿をしていますが、相手の神経を逆撫でする言葉や行動をすることが多く、小馬鹿にする態度を取っています。笑顔で毒を吐いてはグリムジョー・ジャガージャックをからかっています。そんな態度から性格に難ありなキャラクターと言われています。

この記事で紹介したルピ・アンテノールは原作とアニメ版で登場しています。独特で難ありな性格をしたルピ・アンテノールをまだ見たことない方はぜひ原作やアニメ版でチェックして見てみてください。