【進撃の巨人】地ならしはエレンが実行した?発動条件や目的を徹底考察
本記事では『進撃の巨人』でエレンが実行したと言われる地ならしについて徹底考察します。『進撃の巨人』における地ならしの発動条件やエレンの目的だけでなく、地ならしを止める方法やその後どうなったのかについても詳しく紹介します。
目次
【進撃の巨人】地ならしとは?
『進撃の巨人』において地ならしは、ストーリー上重要な出来事として知られています。そこで以下の項目では地ならしの意味だけでなく、『進撃の巨人』の概要やあらすじに関する情報についてもそれぞれ解説していきます。
地ならし(地鳴らし)とは?
地ならし(地鳴らし)とは、『進撃の巨人』に登場する重要用語を指します。地ならしはその名の通り、50m級の巨人を大量に行進させて地面を振動させることで無慈悲な大量破壊行為を引き起こすことを目的とした出来事です。仮に巨人の踏みつけを逃れることができたとしても幻の巨人の発した高熱によって焼け死ぬか、生態系は崩壊した大地で発生した人間同士の戦争に巻き込まれて死亡するため生き残ることはほぼ不可能です。
進撃の巨人の概要
『進撃の巨人』は、原作者・諌山創先生による人気連載マンガ作品です。巨人の脅威に人間が立ち向かう世界が舞台となっており、緻密なシナリオ設定とバトルシーンが面白いと話題を呼びました。原作だけでなくテレビアニメ作品や実写映画作品も制作されており、連載終了後も根強い人気が存在します。
進撃の巨人のあらすじ
『進撃の巨人』の主人公・エレンは、幼少期から壁の外に広がる世界を見たいと調査兵団への入隊を考えていました。そんなある日、壁を超える超大型巨人が出現し、街に巨人が侵入しました。目の前で母親を捕食され、かつ故郷を失ったエレンはすべての巨人を駆逐することを決意しました。その後成長したエレンは、友達のミカサ、アルミンと共に104期訓練兵団に入団しました。
【進撃の巨人】地ならしはエレンが実行?発動条件は?
『進撃の巨人』の重要事項である地ならしですが、エレンが実行したことで知られています。そこで以下の項目では『進撃の巨人』本編にて地ならしが発生した話数や発動条件だけでなく、本当にエレンが実行したのかについてもそれぞれ解説します。
地ならしが発動したシーンは何話?
『進撃の巨人』本編で地ならしが発動したシーンは、原作だと第123話に該当します。テレビアニメだとThe Final Season 第80話で公開されました。どちらも地ならし発動時に大地に未曽有の衝撃が走っているシーンが描写されています。
地ならしの発動条件
何万体もの巨人の行進を発生させる地ならしの発動条件ですが、2つの条件が必須となります。ここからは地ならし発動のために必要となる2つの条件についてそれぞれ解説します。どちらも『進撃の巨人』本編に登場する王家の存在が関係します。
条件①王家の人間ではない人物が始祖の巨人の能力を継承する
地ならしの発動条件①は「王家の人間ではない人物が始祖の巨人の能力を継承する」ことです。この条件が存在する理由に「不戦の契り」が大きく関係しています。不戦の契りとは始祖の巨人の能力を王家の血を引く者しか継承できないにも関わらず、始祖の巨人の能力を使用する意思を削がれてしまう現象を指します。そのため始祖の巨人の能力を受け継ぐためには、不戦の契りを破る方法を探して王家以外の人間を用意する必要があります。
条件②巨人化能力を持つ王家の血筋の人物と接触
地ならしの発動条件②は「巨人化能力を持つ王家の血筋の人物と接触する」ことです。作中にて始祖の巨人の能力の使用の妨げとなっている不戦の契りを破る方法を探していましたが、始祖の巨人の能力を保有する者と王家の血を引くものが接触することで不戦の契りを打破し、かつ本来の能力を発揮できると判明しました。本作では始祖の巨人を持つエレンと王家の血を引くジークが接触したことで、地ならしが発動しました。
地ならしはエレンが実行した?
先ほど紹介した通り、地ならし発動のための大きな壁であった不戦の契りを破るためにエレンは、王家の血を引いているジークと接触することで地ならしの発動に成功しました。地ならしが通過した大地は壊滅状態となり、全人類の8割が死滅しました。
【進撃の巨人】地ならしの目的や始祖ユミルを解説
『進撃の巨人』にて発動した地ならしですが、発動のトリガーとなったジークとエレンにはそれぞれ目的があったことが確認されています。そこで以下の項目では地ならしを実行したエレン・ジークそれぞれの真の目的だけでなく、始祖ユミルがエレンに協力した理由についてもそれぞれ解説します。
地ならしの目的
地ならし発生のために不戦の契りを破ったエレンとジークですが、地ならしを発生させる目的はお互いに異なっています。ここからはエレンとジークが地ならしを引き起こすことで果たそうとした目的についてそれぞれ紹介します。
ジークの真の目的
地ならし発動に込められたジークの真の目的は、「安楽死計画」の実行です。安楽死計画とは、世界中から恨みを買っているエルディア人という存在を地ならしによって根絶やしにすることで、世界中で戦争が終結し平和が訪れることを目的としたジークの目論見を指します。
エレンの真の目的
地ならし発動に込められたエレンの真の目的は、パラディ島に住む人類以外を皆殺しにして、パラディ島の人間を守ることです。『進撃の巨人』本編にてエレンはパラディ島の人間が「悪魔」と呼ばれ、世界中の人間から忌み嫌われていたことを知ります。このままではいつ他国が襲ってきてもおかしくないと考えたエレンは、地ならしによって世界中の文明や民族を白紙に戻して最初から作り直そうと考えたのです。
始祖ユミルがエレンに協力した理由
地ならし発動の際に始祖ユミルがエレンに協力した理由ですが、「道」から解放されたいという願いが大きく関係します。長年「道」にいた始祖ユミルは、王家の血を引くフリッツ王から愛されたいと願い続けてきました。しかし願いが叶うことはなく巨人の子孫を作り続ける他ありませんでした。しかしエレンが地ならしによって始祖ユミルを道から解放させると聞き、自分自身の意志でエレンに力を貸すことを決意したのです。
【進撃の巨人】地ならしを止める方法はある?その後は?
『進撃の巨人』にてエレンが実行した地ならしですが、ミカサやアルミン達は地ならしを止める方法を探していました。そこで以下の項目では地ならしを止める方法だけでなく、地ならし停止後にどういった出来事が起こったのかについてもそれぞれ解説します。
地ならしを止める方法はある?
地ならしを止めるための方法を探すためにエレンと対話したミカサやアルミン達ですが一度地ならしを発動させた場合、張本人であるエレンの息の根を止める以外に方法は無いと判明します。しかしエレンを殺すことに賛成するものとしないものの間で対立が発生しました。
地ならしが止まったその後はどうなった?
地ならしが止まった後の出来事ですが、世界人口の8割が死滅しアルミン達の活躍によってパラディ島と大陸の人間との間で和平交渉が結ばれました。ここからは地ならし停止後の3つの重要な出来事についてそれぞれまとめていきます。
その後①ミカサがエレンの首を落とす
『進撃の巨人』最終話にてこれ以上地ならしによる被害を増やさないために、ミカサはエレンの首を落とすことで地ならしを止めることに成功します。しかし地ならしが止まることは、同時にエレンの死亡を意味します。
その後②鳥はエレンの生まれ変わり?
エレンを埋葬した木の下に座っていたミカサの近くに一羽の鳥が飛来し、ミカサのマフラーを持ち上げるシーンが描写されています。この鳥は「トウゾクカモメ」と呼ばれており、英語に略すとJapanese Jaeger(ジャパニーズ イェーガー)となります。つまりミカサのマフラーを持ち上げたトウゾクカモメが、エレンの生まれ変わりなのではと推察されています。
その後③謎の少年
人類と巨人との戦いが終結したにも関わらず、世界では再び戦争が勃発したことが作中にて確認されています。同時にエレンを埋葬している木に犬を連れた謎の少年が訪れて木を見上げるシーンが描写されています。このことから繰り返される人類の過ちを止めるべく、謎の少年が巨人の力を得るのではないかと推察できます。
【進撃の巨人】地ならしに対する世間での評判や人気
『進撃の巨人』にて地ならしは、ストーリーを大きく動かす重要事項として知られています。そこで以下の項目では地ならしに対する世間での評判だけでなく、どういった人気の理由が存在するのかについて『進撃の巨人』ファンの言葉を参考にしながら紹介します。
地ならしに対する世間での評判は「底知れぬ絶望感が漂っている」ことです。数万体の50m級巨人の行進によって引き起こされる地ならしの効果は絶大であり、地ならしが通過した後の大地は壊滅状態となります。それ故に地ならしに対して恐怖を感じる『進撃の巨人』ファンが多いです。
地ならしに人気が集まる理由は「作画描写に迫力がある」からです。原作・テレビ共に地ならしによって生じる大地の慟哭や巨人の蒸気による火災の様子をリアルに表現していました。それ故に地ならしのダイナミックな描写に興奮する『進撃の巨人』ファンが多いです。
【進撃の巨人】地ならしはエレンが実行した
本記事では『進撃の巨人』に存在する地ならしに関する情報について紹介してきました。地ならしは王家の血を引くジークとエレンが接触したことで引き起こされたものであり、両者共に世界平和をもたらすことが地ならしの真の目的だったのです。『進撃の巨人』本編は完結しましたが、エレンの活躍は我々の心の中で生き続けることでしょう。
この記事のライター
ゴルベーザ
魔法も奇跡もあるんだよ!
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