【弱虫ペダル】今泉はメンタルの弱いイケメン？愛用自転車や御堂筋との関係も

今泉とは、漫画『弱虫ペダル』に登場するキャラクターの1人で、切れ長の目が特徴的なかっこいい高校生です。常に冷静で真面目な性格の上、イケメンであることから、多くの女性ファンからかっこいいと支持を得ているキャラクターです。人気のキャラクター今泉の実力はどの程度なのでしょうか。今泉の過去や因縁の相手についてもまとめました。

高身長でスラっとしたスタイルで、黒髪と切れ長の目が特徴的です。主人公・小野田坂道とは同級生で、クールで整った見た目から高校ではイケメンだと女子人気が高いです。しかし、クールすぎて感情の起伏が少ないため鳴子からは皮肉を込めて「スカシ」と呼ばれています。

『弱虫ペダル』とは、作者・渡辺航による高校生の自転車競技を題材にしたスポーツ漫画です。週刊少年チャンピオンにて掲載され、2022年11月時点で累計発行部数が2800万部を突破しています。アニメ、舞台、映画、ドラマと様々なメディアで取り上げられ、世界的に人気な作品として評価されています。

舞台は千葉県にある「千葉県立総北高等学校」で、主人公は小野田坂道というアニメ大好きなオタク少年です。中学時代に友人がいなかった小野田は、高校でアニメ・漫画研究部に入るつもりでした。しかし、同級生の今泉俊輔に自転車レースを挑まれることから物語が動き始めます。スポーツとは無縁のオタク少年が自転車競技と出会い、仲間と共に成長していくスポ根漫画です。

真面目で努力家な今泉ですが、実はメンタルが弱いという弱点があります。普段はクールで冷静なキャラクターですが、メンタルの弱さが出てくるのはどのようなときなのでしょうか。詳細をまとめました。

今泉は、幼少期から自転車競技に取り組み、通常の練習に加えて自主練習も欠かしません。負けず嫌いで努力家な今泉ですが、努力家だからこそ自身よりも高い実力を持つ相手と対峙したときに調子を崩してしまうといった、メンタルの弱さが見られます。今泉自身が高い実力を持っているからこそ、強敵に対し怖気づいてしまうようでした。

自転車競技での今泉の実力は高く、どのような地形にも対応できるオールラウンダーとして活躍しています。冷静な性格を活かし、場所や状況に合わせて計算してシフトチェンジを使いこなすライディングを得意としています。

『弱虫ペダル』の作中で今泉が愛用している自転車は、スイス製の「SCOTT(スコット)」です。アニメ版『弱虫ペダル』では「SCOLT(スコルト)」となっており、青色が特徴的な自転車です。細かい装備等は不明ですが、恐らく20万前後ではないかと言われています。作中では1年目のインハイ後にフレームの寿命で「SCOTT CR-1」から「SCOTT ADDICT」に乗り換えていました。

『弱虫ペダル』の作中で明言されているわけではありませんが、広い自室でのトレーニングの様子や、通学での送迎、過去回想時から側にいる高橋という執事の存在からお金持ちではないかと言われています。

『弱虫ペダル』の作中で、今泉は多くのあだ名を付けられ呼ばれています。あだ名の多くは悪口のようなものですが、今泉の特徴を言い表したものが多いです。ここでは今泉のあだ名が付けられた理由と、付けた相手について解説していきます。

今泉を「スカシ」というあだ名で呼ぶのは、同級生でチームメイトである鳴子章吉です。クールな今泉に対し、熱血キャラである鳴子からはその様子がスカシているように見えたことがきっかけで呼ばれています。

今泉を「エリート」というあだ名は、同じ自転車競技部の先輩である手嶋純太によって命名されました。手嶋が自分自身を今泉とは違う「凡人」だと感じている事から、少し嫌味を込めて呼ばれたことがわかります。手嶋から競技中に煽り文句としてエリートと呼ばれたことから、今泉はその呼び方はやめてほしいと嫌っているようです。

今泉を「おりこうちゃん」と呼んでいるのは、箱根学園の荒北靖友です。元ヤンで口の悪さが目立つ荒北ですが、実力を認めた相手に対しては敬意を示す律儀な性格の持ち主でもあります。荒っぽいライディングをする荒北と対照的な今泉を見て、「おりこうちゃん」な走りだという意味を込めて呼ばれています。

今泉を「〇泉」とシリーズ形式で呼んでいるのは、京都伏見高校の御堂筋翔です。御堂筋は『弱虫ペダル』の中でも特徴的なキャラクターで、今泉のことを「弱泉」「キモ泉」「甘泉」「ブタ泉」「ピヨ泉」「イモ虫泉」「ポキ泉」と形を変え、最終的には「クセニズミ」と「泉」部分までなくなるほどでした。

今泉のことを「〇泉」と様々な呼び方をする御堂筋ですが、作中では過去に因縁があるようです。今泉に対してだけ異常なまでの執着を見せる御堂筋は、過去にどのような関係があったのでしょうか。今泉と御堂筋、そして小野田坂道との関係についてまとめました。

『弱虫ペダル』の今泉と御堂筋は、中学時代に因縁があります。同じ大会に出場していた二人は、御堂筋の嘘による揺さぶりによって今泉が試合に負けるという過去がありました。御堂筋の言葉で動揺する今泉を見て、メンタルの弱い「弱泉」だと呼ぶようになります。高校生になり、対戦相手として再会してからも御堂筋は今泉の心を折り続けました。御堂筋は卑怯な手を使うこともありますが、自転車競技の実力は高いです。

『弱虫ペダル』の主人公・小野田坂道を自転車競技の世界に引き込んだのが、今泉です。激坂と呼ばれる急な坂道をママチャリで平然と上る小野田を見て、今泉が勝負を持ち掛けます。初めは小野田が自転車競技の適性があると思い誘った今泉でしたが、部員として交流を続けていくうちに、お互いの存在が支えとなる信頼できる仲間へと関係が変わっていきました。

『弱虫ペダル』に登場する寒咲幹は、小野田や今泉と同じ高校で自転車競技部のマネージャーを務めています。寒咲自身が大の自転車好きで、実家も自転車販売店です。子供の頃から今泉とは顔見知りで、兄である寒咲通司は北総自転車競技部のOBという繋がりがあります。

『弱虫ペダル』の中でも正統派イケメンである今泉は、作中でも印象に残るかっこいい名言をたくさん残しています。ここでは今泉の発した名言の中から、ファンからも人気の3つをご紹介していきます。

インターハイの最終日、自身が北総自転車競技部のエースであることを改めて認識したときに今泉が告げた言葉です。力強い言葉からは、今泉のエースとしての貫禄が感じられます。

自分自身だけでなく、仲間と共に走ることの大切さを知った今泉の名言です。ロードレースの面白さと奥深さが感じられるシーンでした。

今泉にとって因縁の相手である御堂筋に対して告げた言葉です。何度心を折られても負けずに食らいつく今泉の強い信念が感じられる名言でした。

『弱虫ペダル』の中でもかっこいいイケメンキャラで人気の今泉ですが、アニメ版で今泉を担当するのも同じように高い人気を誇る声優です。ここでは今泉の声優についてプロフィールや出演作品についてまとめました。

アニメ版『弱虫ペダル』で今泉の声を担当したのは、アーツビジョン所属の声優・鳥海浩輔さんです。今泉のイメージと同じような正統派イケメンボイスが特徴的なベテラン声優で、多くのファンから支持を得ています。

代々木アニメーション学院、日本ナレーション演技研究所を経て声優デビューします。日ナレ在籍時にガソリンスタンドの研修ビデオが初めての仕事だったそうです。同期には同じく声優の鈴村健一さんがいて、鳥海さん同様に第一線で活躍を続けています。

過去に数多くのアニメやゲーム作品に出演している鳥海さんですが、イケメンキャラクターを担当することが多いようです。綺麗で色気のある声が特徴的で、多くの女性ファンを魅了してきました。

今泉に対して圧倒的に多い感想が「見た目のかっこよさ」です。イケメンなだけでなく、自転車競技に対するストイックな様子がかっこいいと評判です。実力があることを鼻にかけず、常に上を目指し努力し続ける今泉の姿は『弱虫ペダル』の中でもトップクラスでかっこいいキャラクターです。

プライドが高く努力家な今泉ですが、その心は非常に折れやすく作中でも「ポキ」っと折れてしまう描写も多いです。ファンの中には、その様子が人間らしい、可愛いと好印象を受ける人も多いようです。個性的なキャラクターの多い作品なので、今泉の若者らしいメンタルの弱さが共感できると言われています。

普段や練習中は強気の今泉ですが、試合中になると調子を崩しやすく、小野田に助けてもらう機会が多くなります。気の弱い小野田を引っ張っているように見えて、お互いに足りないところを補い合うような関係性が魅力的です。

『弱虫ペダル』に登場する今泉は、努力家で負けず嫌いな性格をした高校生です。真面目な性格が故に、自身より実力の高い相手と対峙した時に調子を崩してしまうというメンタルの弱さが目立つ選手でした。しかし、何度心を折られても仲間に支えられて徐々に強くなっていきます。初登場時からイケメンでかっこいいと作中や読者からも人気の高いキャラクターで、メンタルが弱いという弱点も人間らしいと好評でした。