【弱虫ペダル】金城真護の人物像まとめ!総北の部長の魅力や名言を紹介
弱虫ペダルの金城について詳しく紹介していきます。総北の部長であるエースでもある金城は、どのような人物像をしていてどのような魅力を持っているのか説明。その他にも、弱虫ペダルの金城が発した名言や声優についても解説していきましょう。
目次
【弱虫ペダル】金城真護とは?
弱虫ペダルの舞台となる総北高校の自転車競技部でエースを張っていた、金城真護(きんじょうしんご)について、詳しく解説していきます。高校の自転車競技部を舞台にした弱虫ペダルは、新感覚のスポーツ漫画といえます。この記事では、金城真護の魅力や卒業後の進路、名言や声優について見ていきましょう。
金城真護のプロフィール
金城真護は、弱虫ペダルの舞台となる千葉県立総北高校の3年1組に所属しています。身長は178cm、体重は65kgと平均的な体つきといえるでしょう。誕生日は1990年12月1日で、血液型はO型です。二年生からエースを張っていた金城真護は、三年生になると主将として総北自転車競技部を引っ張る頼もしい存在になりました。
無口で厳しいという印象を与える金城真護ですが、後輩に対して信頼をしている様子を見せており、本質を引き出すような行動を取っています。厳しい姿を見せる金城真護は、実は天然キャラなところも魅力といえるでしょう。
弱虫ペダルの概要
弱虫ペダルの作者は渡辺航(わたなべわたる)先生で、1971年3月9日生まれで長崎県出身の漫画家になっています。15歳のときに、集英社開催の漫画賞にて作品が佳作に選ばれました。その後、他の漫画賞でも賞をもらう機会はありましたが、連載まで辿り着かずに読切作品のみとなりました。
2001年に『マガジンSPECIAL』にて連載が開始されましたが、打ち切りとなり単行本デビューもならずという結果になります。弱虫ペダルの連載まで、多々な作品の連載をしながら、2008年にようやく弱虫ペダルにて連載がスタートし日の出を浴びました。弱虫ペダルは、渡辺航先生の代表作になっているといえるでしょう。
弱虫ペダルのあらすじ
弱虫ペダルの主人公である小野田坂道は、千葉県にある総北高校の1年生として入学しました。小野田は秋葉原を愛するいわばオタクになり、千葉県から秋葉原まで自転車で通っていました。また、学校裏にある傾斜のある坂道を鼻歌を歌いながら登る姿も見られました。その事実を知った同級生の今泉俊輔は、自転車レースを挑みます。
この勝負で小野田は負けてしまいましたが、自転車競技というスポーツを知ることとなります。そして、自転車で走る楽しさを見つけた小野田は、自転車競技部に入部を決意しました。ここから、小野田を筆頭にさまざまな登場人物が描かれていく自転車競技部の姿を見ることとなったのです。
【弱虫ペダル】金城の人物像や魅力・進学先
金城の人物像や魅力
金城真護は総北自転車競技部の部長になり、弱虫ペダルの主人公である小野田坂道との関わりも多い人物です。そのため、キーを握っている場面も多くあり、注目するべきキャラクターといえるでしょう。ここでは、金城の人物像や魅力について徹底紹介していきます。
魅力①思いやりに溢れた性格
金城は無口でクールな印象を受けるキャラですが、実は思いやりに溢れた性格をしています。総北の部長を務めるくらいのため、周りへの気配りも忘れません。部長という肩書きに相応しく、リーダーシップを務めています。
後輩に対しては能力を引き出すために過酷な試練を与えたり、同学年のメンバーには一年生の頃からまとめ役を担っていました。金城の思いやりのある性格をしていることから、周りからの信頼度も高くなっているといえるでしょう。
魅力②不屈の精神力
金城の最大の武器になっているのが、不屈の精神力を持っているところです。金城は「石道の蛇」という異名を持っており、その名の通り蛇のように相手に食らいついていき、粘り強さを見せるのです。その精神力は総北の自転車競技部のメンバーのやる気も引き出し、結果的にレースにおいてチームの士気を上げることができるのでしょう。この不屈の精神力のおかげで、相手との実力差も縮めることができています。
魅力③オーダー
弱虫ペダルの舞台である総北自転車競技部で、金城が残したものといえばオーダーでしょう。登場当初はオーダーという言葉に、読者もどこか戸惑いを感じていました。しかし、気付けばオーダーは総北のスピリットになり、重要なキーワードになっていきました。金城の想いが込められたオーダーの数々は、無茶ぶりなものも含まれています。
しかし、それも金城の目的でもあり、チームを成長させるカギとなるのです。オーダーは精神面にも影響を与えており、総北自転車競技部には欠かすことのできないものとなりました。金城が卒業した後は、次に部長になった手嶋やチームを任された今泉が、オーダーという言葉をしっかり受け継いで使用している様子が見られました。
魅力④今泉との関係
総北自転車競技部では、三年生と一年生がコンビを組んで指導などを行なっていました。金城とコンビになったのが、当時一年生の今泉でした。今泉は競技に関しては申し分のない実力を持っていますが、メンタル面での成長が残念な部分でした。インターハイでは、今泉が敵高校のチームの言葉に足を止めてしまうシーンがあります。
しかし、金城はインターハイというステージであっても見捨てることなく、成長するように促す様子を見せました。この経験から、今泉は大きな成長を見せたのです。
魅力⑤福富との因縁
金城には、因縁の相手となる存在がいました。それは、総北のライバル校でもある箱根学園の福富です。金城は一年生のときから持ち合わせた実力で、インターハイに出場していました。そのとき、福富が競技中に金城を引っ張る形を取ったことで、二人は落車してしまいます。
金城は骨折をしましたが、福富を攻めることなく競技に向かい合いました。その姿を見て、福富は何度か謝罪をして、「次のインターハイでは正々堂々と勝負をしたい」と伝えました。そのような因縁のある二人ですが、良きライバルとして描かれました。
金城の進学先
金城は高校卒業後、洋南大学に入学しました。大学でも自転車競技を続けており、そこには箱学のエースでもあった荒北も居ます。高校でエースを張っていた二人の相性は意外にも悪くなく、かつてのライバルは良き仲間となりました。
【弱虫ペダル】金城の名言
金城の名言①「成長しろ…」
成長しろ まだやれるはずだ 今泉俊輔!!
出典: ameblo.jp
インターハイの最終日、総北自転車競技部の部長である金城真護は、山に差し掛かる頃に膝に激痛が走ります。オーダーの変更を告げ、勇退する際に1年生に対して一人一人に金城は声をかけていきます。その際、今泉に対して放ったのが、このセリフでした。シンプルなセリフでありながら、一貫している言葉は名言として心に刻まれることでしょう。
金城の名言②「おまえが辛くなったら…」
お前がつらくなったら俺達がいる。俺達がつらそうになったら、お前が全力で助けろ。それがチーム総北、俺達の走りだ
出典: animemanga33.com
自転車競技部に入った、弱虫ペダルの主人公の小野田でしたが、本調子が出ずにいました。落ち込んでいるところに部のジャージを渡されて、練習に向かいます。しかし、プレッシャーを感じながら走っていた小野田は、フラフラになりながら今にも溝に落ちてしまいそうな様子を見せます。
その姿を見た金城真護は、小野田に対して「大丈夫か?」と声をかけました。小野田は「調子が悪くて、でも頑張ります」というニュアンスの言葉を返しました。それに対して金城は「頑張らなくていい」と言ったあとに、この名言を小野田にぶつけるのでした。周りに目を配っている部長だからこその言葉といえるでしょう。
金城の名言③「このジャージをゴールに…」
そして誰でもいい!!このジャージをゴールに誰よりも早くたたきこめ!!
「成長しろ…」という金城真護の名言の前に、部のメンバーに向けて放った部長・金城の名言です。インターハイ最終日にて離脱を余儀なくされた金城は、「誰でもいい」という言葉とともに、ゴールをするよう促します。エースやポジションなど関係なく、誰かがゴールテープを切れば優勝する場面のため、このようにリアルな言葉を発したのでしょう。チームを引っ張る部長の金城だからこそいえる名言になっています。
【弱虫ペダル】金城の声優
金城真護の声優は「安元洋貴」
金城真護の声優を担当したのは、声優兼ナレーターとして活躍している安元洋貴です。低めの落ち着く声を武器にしている安元洋貴は、声優として高い評価を受けています。10代後半から30代くらいのキャラクターを主に担当しており、ジャンルを問うことなくさまざまなキャラの声優を担っています。
また、アニメ内で重要な役回りをするキャラの声優を担当することが多く、主要なサブキャラクターの声優という立ち位置で人気を博しています。
安元洋貴のプロフィール
安元洋貴は1977年3月16日生まれの山口県出身になり、血液型はB型です。事務所は「シグマ・セブン」になり、2003年より声優として活動を開始しています。デビュー作は『ロックマンエグゼStream』のカーネル役になりますが、以前にナレーションとしても多く活動をしていました。
安元洋貴の主な出演作品
安元洋貴の主な出演作品は、『鬼灯の冷徹』の鬼灯役や『BLEACH』の茶渡泰虎役、『ワンパンマン』のキング役があります。その他にも、『ぬらりひょんの孫』の青田坊役や『炎炎ノ消防隊』のカロン役、『王様ランキング』のアピス役が有名でしょう。
【弱虫ペダル】金城に対する世間での評判や人気
金城は弱虫ペダルでもイケメンキャラに位置付けられており、作中では女子から人気のあるキャラです。また、読者からの人気も高く、冷静でチームを引っ張るエースの金城に魅了されている人が多くいます。
金城の因縁の相手である福富との関係は、弱虫ペダルを見ている読者からは作品の肝となるエピソードと語られています。二人の関係性があったからこそ、弱虫ペダルを観続けるきっかけになったという人もいます。
金城の声優を担当した安元洋貴は、高い人気を集める声優の一人です。そのため、「金城の声優を安元洋貴が担当しているから、弱虫ペダルを見ている」という声も少なくありませんでした。
【弱虫ペダル】金城は総北のかっこいい部長でエースだった
弱虫ペダルに登場する金城は、総北の自転車競技部を引っ張る部長であり、頼もしいエースです。卒業後も自転車競技を続けている様子を見ると、自転車競技が大好きなことが分かるでしょう。弱虫ペダルの序盤には欠かせないキャラのため、ぜひ注目してみてください。
この記事のライター
N.R
この記事へコメントしてみる
コメントは運営が確認後、承認されると掲載されます。