【弱虫ペダル】古賀は影の実力者で謎が多い?過去や今後について考察
『弱虫ペダル』の古賀公貴は総北高校の2年生の先輩として登場し、登場初期はメカニックとしての描写のみでしたが、後に実力者としての一面が明らかになります。そんな『弱虫ペダル』の古賀について、作中で謎と言われる描写や過去などをまとめました。
目次
【弱虫ペダル】古賀とは?
『弱虫ペダル』の古賀は主人公の小野田坂道が所属する総北高校の生徒ですが、初登場から本格的な出番があったことから謎の多いキャラとなっていました。そんな『弱虫ペダル』の古賀について、プロフィールや性格を紹介します。
古賀のプロフィール
『弱虫ペダル』の古賀公貴(こがきみたか)は、1991年6月4日生まれの双子座、身長182cm、体重66kg、BMI19.9、血液型A型の男子です。初登場時は総北高校の2年生で、手嶋純太や青八木一の同級生でもあります。登場初期はメカニック担当として自転車の整備を行っていました。
古賀の性格
『弱虫ペダル』の古賀の性格は非常に穏やかで優しく、表情にも性格が表れています。小野田坂道に対しても気遣う態度を見せています。一方、自転車に対する熱意は非常に強く、坂道がオタクと称するほど知識を持っています。
弱虫ペダルの概要
『弱虫ペダル』は2008年から『週刊少年チャンピオン』で連載中の漫画で、2023年3月時点で少年チャンピオン・コミックスから既刊82巻が発売されています。高校の自転車競技を題材としており、連載誌内で代表的な作品となっています。メディアミックスも豊富で2012年の舞台化を皮切りに、アニメやテレビドラマ、実写の劇場版などが制作されました。
弱虫ペダルのあらすじ
高校生に入学した小野田坂道はオタク趣味があり、友達を作るためにアニメ・漫画研究部への入部を考えていましたが、その年度では部員の現象から休部されていました。活動再開のために坂道は部員集めをする中、同級生の今泉俊輔から自転車レースを挑まれ、坂道が勝てば入部すると言われます。結果として坂道は負けてしまいますが、それをきっかけに坂道は自転車競技へ興味を惹かれ始めます。
【弱虫ペダル】古賀は影の実力者で謎が多い?
『弱虫ペダル』の古賀は登場初期だとほとんど出番がないキャラでしたが、原作漫画の33巻から描写が増えて過去や走者としての実力が明らかになっていきます。しかし、描写が増えたことで謎が深まった要素も出てきました。そんな『弱虫ペダル』の古賀の謎について紹介します。
古賀は影の実力者?
『弱虫ペダル』の古賀は中学時代から自転車競技をやっていて、過去のレースで優秀な成績を納めていたことから、総北高校の自転車競技に入部した当初は実力者として期待されていました。しかし、小野田坂道が入部した2年生の時には実力者であるような描写はなく、単なる部員の先輩でメカニックをしている程度の情報しかありませんでした。
古賀が過去に陸上部をやめた理由
『弱虫ペダル』の古賀に関する謎として、中学時代の陸上部と自転車競技を並行していたことです。古賀は中学の時に陸上部に所属しており、誰よりも練習に打ち込んでいたと言及されていました。しかし、その後に中学の時から自転車競技で優勝した経験があると明らかになります。中学時代に2つの競技を同時に行うのは難しく、後付けされた自転車競技から矛盾が生じているのではないかと言われています。
古賀のあだ名が「轟音の古賀」だった理由
『弱虫ペダル』の古賀は「轟音の古賀」と呼ばれていた過去がありますが、この呼び名はあるレースで150人抜きした際に付けられたものになっています。そのような経緯から総北高校の自転車競技の先輩からは実力者としての期待を集めていました。また、中学時代には「体力バカ」とも呼ばれており、この部分について金城真護が良い意味で認めていました。
古賀がメカニック担当で整備をしている理由
『弱虫ペダル』の古賀が2年生の時はメカニックに専念していたり、合宿を辞退していたりした理由は1年生の時に負った怪我が治っていなかったからでした。前年の広島大会において、金城真護がリタイヤしたことでエースとして期待されている自分が引っ張られなければならないと考えますが、その焦りから陰下に落ちる事故を起こして、左肩を強打してしまいます。それが2年生の時点では完治していなかったのです。
古賀がインターハイで鏑木を押したのは反則?
『弱虫ペダル』の古賀は3年生の時に行われたインターハイにおいて、鏑木一差が体調不良であることを見抜き、独自に行動して途中で立ち止まっていたところを発見しました。この時、古賀は自転車に乗った鏑木を後ろから押しており、自転車競技的にはグレーな部分もありましたが、鏑木を再起させるきっかけになっています。
古賀が手嶋に負けた理由
『弱虫ペダル』の古賀は3年生のインターハイ前の合宿の際、現部長である手嶋純太と主将の交代をかけて勝負を挑んでいました。走者としては過去の経歴から古賀の方が実力者で、手嶋は自らを凡人と称していましたが、実際に勝負した結果は僅差で負けてしまいます。優勝経験など実力者としての描写が増えたことから古賀の負けたのはおかしいという意見も出ていますが、精神面で手嶋が勝利したという考え方もあります。
古賀の今後はどうなる?
『弱虫ペダル』の古賀は実力者として期待されていたものの、高校生活の3年間では良い成績を納められず、最後のインターハイの参加も逃しています。一方で、怪我をしたことから始めたメカニックなどのサポートの役割については、自分がやったからこそ必要性を感じていました。そのことから古賀の今後として、大学に進学しながら、選手ではなくとも自転車競技に携わる何かをするのではないかと予想されています。
【弱虫ペダル】古賀の名言
『弱虫ペダル』の古賀が実力者と明らかになってから台詞も圧倒的に増えており、3年生のインターハイ周辺では様々な名言を残しています。そんな『弱虫ペダル』の古賀の名言について紹介します。
古賀の名言①「勝負だ手嶋…」
勝負だ手嶋 代われ 俺が新しいキャプテンになる
出典: entame-lab.com
古賀の名言その1は「勝負だ手嶋…」から始まる台詞です。インターハイ前の合宿でメンバーを決める際、手嶋純太に対して勝負を挑んだ言葉になります。3年生として最後のインターハイに挑む古賀の覚悟が伝わる名言となっています。
古賀の名言②「勝ってこい…」
勝ってこいよ純太
出典: entame-lab.com
古賀の名言その2は「勝ってこい…」から始まる台詞です。インターハイの主将をかけて手嶋に挑んだ結果、僅差で負けてしまった古賀が手嶋の背中を押しながら言った言葉になります。悔しい気持ちはありつつも後を託す熱い名言となっています。
古賀の名言③「オレはケガには…」
オレはケガには詳しいんだ――
出典: entame-lab.com
古賀の名言その3は「オレはケガには…」から始まる台詞です。インターハイのメンバーに対して自分が代わりに走るから怪我をしろと冗談を言った古賀ですが、実際はケガをしないようにという思いが込められており、自身の怪我を振り返るながらこの言葉を心の中で呟きました。インターハイに出場できなかった悔しい気持ちを出しながらもチームを鼓舞する古賀の男気が感じられる名言です。
【弱虫ペダル】古賀の声優
アニメ『弱虫ペダル』では第1期から古賀の姿が少しだけ描かれていましたが、演じる声優が発表されたのは第3期でした。そんなアニメにおける古賀の声優について紹介します。
古賀の声優は「中村悠一」
アニメ『弱虫ペダル』で古賀を演じた声優は中村悠一さんです。基本的には穏やかながらも体力バカな一面もある古賀の声を低めの力強い声で演じています。
中村悠一のプロフィール
中村悠一さんは1980年2月20日生まれ、香川県出身の声優・ナレーターです。高校卒業後に代々木アニメーション学院に入学し、2001年から声優としてのデビューを果たします。その後はアニメやゲームなど様々な作品に出演し、様々な声優賞を受賞するなど、各所で活躍しています。
中村悠一の主な出演作品
中村悠一さんの主な出演作品としては、『おそ松さん』の松野カラ松、『ワンパンマン』の無免ライダー、『ドリフターズ』の島津豊久、『小林さんちのメイドラゴン』の滝谷真、『多田くんは恋をしない』の多田光良、『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のブローノ・ブチャラティ、『ポケットモンスター』のサクラギ博士、『僕のヒーローアカデミア』のホークス、『呪術廻戦』の五条悟などがあります。
【弱虫ペダル】古賀に対する世間での評判や人気
ここでは『弱虫ペダル』の古賀について世間での評判や人気を紹介します。原作漫画・アニメ共に初期の出番がなかったことから謎に包まれたキャラでしたが、出番が増えて以降は読者や視聴者からも様々な意見が出てくるようになりました。
『弱虫ペダル』の古賀について、アニメでの出番の無さに驚く原作ファンの声が多数出ていました。アニメでは1期から描写はあるものの、出番があったはずのシーンが他キャラに置き換えられており、台詞すらないなど原作漫画以上に出番が減っています。そのせいでアニメだけを見ていた人は3期以降の出番が増えた際に誰なのかわからない人も多数いました。
『弱虫ペダル』の古賀について、インターハイ前の合宿における手嶋純太と対決が一番好きだという意見が見られました。『弱虫ペダル』の対決の中でも一番好きだという人もおり、古賀の実力者としての一面やそれに応えるように食らい付いていく手嶋の描写は見応えにあるシーンとなっています。
『弱虫ペダル』の古賀の声優が中村悠一さんだったことについて、ぴったりだという意見が出ていました。アニメ1期で出番がなかっただけに、どのような声優が付くか予想されていましたが、中村悠一さんが担当すると判明した時、原作ファンから好評を集めていました。
【弱虫ペダル】古賀は影の実力者で謎が多いキャラだった
『弱虫ペダル』の古賀は総北高校自転車競技のメカニックとして登場していましたが、過去には自転車競技で優勝した経験があり、入部当初は実力者として期待されていました。しかし、1年生の時に怪我したことで2年生の時には合宿に参加できず、メカニックに専念するしかありませんでした。そんな『弱虫ペダル』の古賀の過去やインターハイでの活躍を原作漫画とアニメでチェックしてみてください。
この記事のライター
十文字猛
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