【約束のネバーランド】シスロの性格や強さは？登場キャラとの関係なども

約束のネバーランドに登場する、シスロという男性キャラクターについて、性格や強さをまとめていきたいと思います。

グッドウィル=リッジハウスからΛ（らむだ）7214に送られた少年です。鬼を心底憎んでいおり、鬼の殲滅することを望んでいます。鬼を皆殺しにできることに対し、「楽しみ」と狂気的な笑みを浮かべることもありました。猟奇的なように見えますが、冷静な部分もあり、仲間を抑える役割もできる人物です。

シスロはノーマンの部下で幹部を務める重要キャラクターです。鬼と戦う戦場ではリーダー的な存在となっています。戦闘能力は高く、鬼を数体殺しても余裕のある表情をみせる強さのようです。武器は鎖鎌の着いたヌンチャクのような物を使用しています。

シスロの登場する『約束のネバーランド』という作品をおさらいしておきましょう。『約束のネバーランド』は週刊少年ジャンプで2016年から2020年まで連載していた人気漫画です。原作は白井カイウ、作画は出水ポスカが担当していました。

あらすじは以下になります。主人公のエマ、ノーマン、レイは他の幼い弟や妹達と孤児院で暮らしていました。シスターのママ・イザベラと兄弟たちと『グレイス＝フィールドハウス』で楽しく日々を送っていました。ある日、里親の元へ旅立つ6歳のコニーを追いかけ、食人鬼とママとのやりとりを目撃していまうエマとノーマン。孤児院は鬼の食用である、食用児を育てる農園であることを知ってしまうのです。

約束のネバーランドは、少年誌に珍しい少女が主人公の作品でした。しかし、ジャンプ誌には珍しいダークファンタジーとサスペンス要素が人気を集め、非常に人気の作品となったのです。連載開始後、2019年にはアニメ化、2020年には実写映画化もされています。

約束のネバーランドのシスロは、他のキャラクターとどのような関係性なのでしょうか。シスロと関わりのあるキャラクターとの関係をまとめていきたいと思います。

シスロとノーマンはΛ7214農園で出会っています。Λ7214で物以下の扱いを受け地獄のような日々を送っていたシスロ。そのシスロをノーマンが救い出してくれたのです。後にシスロは「12歳の子供が神に見えたんだ」と話しており、ノーマンの事を崇拝するようになります。これをきかっけに、ノーマンの部下となったようです。

ノーマンは登場時は12歳の少年でした。グレース＝フィールドハウス出身で、ハウスの中でも特に頭がよく、特殊なテストでも常にハイスコアを取り続けた天才児でした。冷静で常に何事にも動じない強さがあり、リーダータイプといえます。しかし、根本の性格は非常に優しく、エマや他の兄弟達のために自分を犠牲にしようとする男らしさも持っていました。

ノーマンやシスロ達はΛ7214で過酷な実験をされ、地獄の日々を送っていました。ノーマンはその頭脳を生かし、Λ7214を破壊しシスロ達と共に農園から逃げることに成功しました。その後、他の農園の子供達も救出し、農園を破壊する計画にシスロ幹部として参加するようになります。シスロにとってノーマンは地獄から救い出してくれた存在であり、忠誠を誓う尊敬する人なのです。

ノーマンがエマ達と再会したことで、鬼を皆殺しにする計画について悩み揺れていることに気が付いたシスロ。鬼は憎く殺してしまいたい気持ちも強いのですが、ノーマンの苦しみを感じ、計画を取りやめることにも賛同しています。自分の欲よりもノーマンの意志を尊重するほど、ノーマンのことを敬愛しているのです。

ノーマンがエマ達と再会したことで、初めてシスロはエマに出会います。2人の関係を少し見てみましょう。

エマは約束のネバーランドの主人公のひとりで、グレース＝フィールドハウスでノーマンと暮らしていた少女です。明るく素直で活発、そして面倒見も良いエマは、ハウスの子供達からも慕われている存在でした。また、成績もノーマンに並ぶフルスコアをたたきだす秀才でもあります。ハウスの子供達全員で人間の世界へ行くことを望んでおり、情が厚く非常にやさしい少女です。

エマは尊敬するノーマンの幼馴染にあたる人物。シスロにとっては過去のノーマンを知っている非常に興味のある人物となります。しかし、鬼への想いは対立する立場にありました。鬼が自分達にしてきた非道な仕打ちを絶対に許せないシスロと、鬼の皆殺しを反対するエマ。話し合いでは埋められない大きな溝があるといえるでしょう。

シスロとバーバラは同じグッドウィル=リッジ出身です。2人の関係についても少しまとていきたいと思います。

バーバラはシスロの1つ下の16歳の少女です。シスロと共にΛ7214で過酷な実験体として非道な扱いを受けてきました。実験の影響で人間離れした腕力を持っています。シスロと同じく鬼を激しく憎んでいました。「人間だけ食べらているのは不公平」という考え方から、殺した鬼の肉を食べているようです。シスロと同じく、ノーマンに救出されており敬愛しています。

シスロとバーバラは同じグッドウィル=リッジ出身で、ふたりともΛ7214に送られ過酷な実験を繰り返されていました。バーバラは激情型の性格のため鬼の事になると、怒りで暴走しかけますが、それを制止してあげるのがシスロなのです。

シスロについて性格や強さなどを、もう少し深堀していきましょう。

シスロは鬼が憎くて仕方がないため、「鬼を皆殺ししたい、楽しみ」などと言っているため一見サイコパスのようなイメージです。また、大柄な筋肉質の男性で、目つきも優しいとは言えず、かなり怖い人物であるように見えます。しかし、ノーマンの過去を聞きたがる様子や、エマ達に自分も脱獄してきたことを張り合うなど、実はかわいい所もあり、子供っぽい性格の持ち主でもあるようです。

シスロはノーマンの元で農園を破壊、鬼と戦っています。その戦闘シーンは実は漫画では描かれていません。しかし、シスロの戦闘後と思われるシーンでは、大量の鬼が死んでいる描写があり、シスロの戦闘の力が高いことがわかります。また、怪力のバーバラを一言で制止することができるため、確実にバーバラよりも強いと考えられました。

シスロが経験したΛ7214での過去とはどんなものだったのしょうか。シスロ自体も実験体として非道な仕打ちを受けてきたと言っていますが、その詳細はわかりません。しかし、Λ7214施設のシーンを見るかぎり、投薬による人体実験や鬼が生きたまま子供を食べるシーンなどがありかなり残虐な実験がされていたことがわかります。シスロの強靭な強さから考えると、体をいじられていた可能性が高そうです。

Λ7214とは一体何なのでしょうか。この農園は西の最果てに作られた人体実験施設であるようです。鬼と人間で共同で施設が建てられており、何らかの目的で人体実験を行なっていました。ハイスコアのノーマン達は、より高度なテストを受けさせられていたようです。より能力の高い脳を作る目的があったのかもしれません。

Λ7214試験農園では、ノーマンのようなハイスコア組の能力強化のほか、身体能力の変異や増強といった実験も行われていました。この身体の実験を受けていたのが、シスロやバーバラ達だったのです。この強化した人間や、より知能の高い人間が何のために作られていたのでしょうか。これらは鬼のためでなく、人間が鬼を根絶やしにするために強い人間を作っていたのではないか、とも言われています。

ここからは、アニメ版のシスロの声優についてまとめていきましょう。

約束のネバーランドのアニメでシスロを演じていたのは、中島ヨシキさんです。

中島ヨシキさんは81プロデュース所属の声優さんです。1993年6月26日生まれの現在28歳。代々木アニメーション学院卒業後、声優養成所を経て、ラジオにパーソナリティ、アニメの吹き替えなどで活躍されています。声優や演出家の仲間とバンドを組み歌手活動も行なっているようです。

中島ヨシキさんの主な出演作品は、アイドルマスターSideMの山下次郎役や、　あんさんぶるスターズの南雲鉄虎役などです。その他多くの作品に出演し、BLドラマCDなどにも多く出演されています。自身は俳優業はされていませんが、声優として朗読劇に多く出演されていました。

アニメでは2期にシスロは登場していますが、実写映画版には登場していませんでした。実写映画はエマやノーマン達がいるグレース＝フィールドハウスからの脱出までが映画化されているためです。シスロはその後のノーマンが出荷されてから以降に登場するキャラクターのため、今回の実写映画には登場していないのです。

もしも実写映画の続編がありシスロが登場するとしたら、声優でシスロ役をやった中島ヨシキさんが出演されるのでしょうか。中島さんご本人もかなりのイケメンなので、他の俳優さん達と並んでも違和感がなさそうです。しかし、中島さん自体は俳優業をされていませんので、可能性は低いかもしれません。

シスロの世間での評判を見てみましょう。

シスロは基本いい人間であり、読者の方にも良い印象のようです。

シスロという名前が大手チェーンの飲食店の名前とニアミスのため、どうしても連想してしまうとい意見が多数ありました。

シスロのあれこれがわかったところで、もしシスロが○○だったらどうだったのか、というちょっとした妄想をしてみましょう。

もしもシスロが父親だったら、とにかく格闘などが強く逞しい父親でしょう。また、子供を叱るときも、バーバラを抑えることができるように、一喝で黙らすことができそうです。ですが、威圧的な父親ではなく根は優しい、子供を溺愛しそうな父親になるのではないでしょうか。

もしもシスロが自衛隊員だったらどうでしょう。最強の自衛隊員の爆誕ではないでしょうか。見た目も硬派な強面の上、身体能力も戦闘能力も強いというスペシャルな隊員になりそうです。しかも、忠誠心も人一倍強いシスロ。有事の時は安心して日本を任せられるのではないでしょうか。

もしもシスロが俳優だったらを考えてみました。鬼への憎しみが尋常でないシスロの演技は迫真の演技ができるのではないでしょうか。迫力のある武士や、格闘家の役などすぐにできそうです。また、身体能力も高いためスタントマンなしの吹き替えなしの演技が可能となり、アクション俳優として活躍しそうです。

今回は約束のネバーランドのシスロの強さや性格などをまとめてみました。ノーマンの忠臣的な部下であり、ノーマンを敬愛してます。またΛ7124での地獄のような人体実験の日々を送っており、鬼への恨み、憎しみが強いことがわかりました。大量の鬼を殺してしまうことが出来るほどの強さを持っていながらも、性格は冷静な部分も持っており、仲間の暴走を制するなどノーマンの右腕として活躍できるキャラクターでした。