【約束のネバーランド】バイヨン卿の死亡説の真相は?レウウィスとの関係や狩猟場とは
「約束のネバーランド」のバイヨン卿は紋章付きの外套にパイプで喫煙する姿が紳士的な鬼で、自らが管理する狩場で反乱を起こした食用児と戦うことになります。ここでは「約束のネバーランド」のバイヨン卿と食用児との戦いや同じ貴族のレウウィスとの関係を紹介していきます。
目次
【約束のネバーランド】バイヨン卿とは
「約束のネバーランド」に登場するバイヨン卿は、鬼が人間を狩るための秘密の猟場を管理する鬼です。その姿は気品に溢れ、言動からも紳士的であることが確認できます。バイヨン卿は過去に交わした約束で人間を狩れなくなりましたが、狩りに対する欲求が抑えられずゴールディ・ポンドに狩場を作りました。狩場に来る密猟者の中では2番目の強さを持つ鬼でもあります。
バイヨン卿の基本プロフィール
「約束のネバーランド」の鬼であるバイヨン卿の家系は「五摂家」という貴族の中の一つで、権力と強さを持っています。元々は農園の管理を任されていましたが、死んだ人間の肉から味を感じなくなってしまったバイヨン卿は人間を狩る欲求を満たすためにゴールディ・ポンドに猟場を作り、一部の鬼と人間を狩り食べるようになりました。
バイヨン卿は狩りへの欲求が抑えられない
「約束のネバーランド」の上級貴族の鬼であるバイヨン卿は、1000年ほど前に鬼の世界で交わされた約束によって人間を狩ることができなくなってしまいました。その後は農園の管理を任され安定して肉を得られる環境ではありましたが、そこで口にした肉から味を感じることができなくなりました。生きた人間を狩りたかったバイヨン卿は貴族の権力を使って、秘密で食用児を狩って食べるようになりました。
バイヨン卿の過去について
「約束のネバーランド」のゴールディ・ポンドを管理するバイヨン卿ですが、その過去は非常に狩猟好きな鬼でした。戦うことが好きで生きた人間を「狩って」食べることに生きがいを感じていたからです。しかし過去に交わされた約束のため人間を狩れず、複数の農園を管理しながら味のしない肉を食べ生きており、バイヨン卿を昔から知るレウウィス大公からは心配されていました。
バイヨン卿の強さや権力
「約束のネバーランド」に登場するバイヨン卿は知性鬼の上級貴族で権力もある「五摂家」の一つ、バイヨン家の家系の鬼です。1000年前の「約束」が結ばれる際に鬼側の会議に出ていることから、バイヨン卿はその時既に高い地位と権力持っていたと言えます。そんなバイヨン卿は戦闘でも知性的で状況把握が早く、体格の大きさ故に打たれ強さもあります。
秘密の狩場に集う密猟者の中で2番目に強い実力者
「約束のネバーランド」の狩場に集まる鬼達の中でバイヨン卿は2番目に強いと言われています。一番強いのはバイヨン卿の過去も知るレウウィスです。バイヨン卿は長い槍を武器として使い、その体格から広範囲に届く攻撃と打たれ強くもあるようです。また、反乱した子供達を相手にする際は人質を取って命と引き換えに情報を得ようとしたり、敵を泳がせて本拠地の場所を特定するなど、知略も兼ね備えています。
バイヨン卿は上級貴族の鬼
「約束のネバーランド」に登場するバイヨン卿は権力のある上級貴族の鬼です。「五摂家」のバイヨン家の鬼であり、外套を羽織ってパイプをふかす様子は非常に紳士的です。 過去に人間を狩ることを禁止された「約束」に関係するほど高い地位と権力を持っています。
貴族鬼たちの特権とは
漫画「約束のネバーランド」のバイヨン卿は生きたままの人間を出荷してもらったり、狩場を作る案も人間から持ちかけられています。これが貴族鬼に対する行いかバイヨン卿個人に対する行いかは定かではないものの、高い地位で権力を維持し続けられるほどの力を持ったバイヨン卿が暴走しないように人間側が与えた特権なのかもしれません。
バイヨン卿の死亡説の真相
ゴールディ・ポンドを管理する知性的な強さも併せ持つ、約束のネバーランドの鬼のバイヨン卿ですが、管理していた狩場にいる食用児に反乱を起こされてしまいます。ここではバイヨン卿と食用児との戦いとその中で浮上した死亡説、そしてバイヨン卿の最後について紹介していきます。
バイヨン卿はゴールディ・ポンドにて死亡?
狩場の密猟者の中で2番目の強さを持つ約束のネバーランドのバイヨン卿ですが、過去に狩ることを生きがいにしていたほどの鬼で、食用児たちが反乱を起こしたことに感心していました。
バイヨン卿はまず初めにザックとぺぺと戦闘し、部下を殺されてしまいますが圧倒的な強さのバイヨン卿は食用児の作戦にやられず返り討ちにします。その後に遭遇したナイジェルとジリアンからは情報を聞き出そうとしつつわざと逃がし拠点を突き止めましたが、これは食用児のわなでした。バイヨン卿は思うように動けない中仮面を壊され、最後には弱点の核を攻撃されてしまいました。
食用児達の反乱とは
約束のネバーランドのゴールディ・ポンドはバイヨン卿が管理する人間を狩るための猟場です。過去の「約束」以前から命のやり取りに生きがいを感じていたバイヨン卿は、それを楽しむために狩場の食用児に武器を支給していました。武器を支給されても狩られる立場であることに変わりない食用児たちは首謀者であるルーカスの知恵を基に綿密な作戦を立て、狩猟場を最後にするための反乱を起こしました。
ザック&ペペとの戦闘
バイヨン卿は食用児の作戦により、ザックとぺぺと戦闘することになりました。食用児の作戦は、煙玉で視界を奪い毒の弾で弱らせ、最後に弱点を狙うことでしたが、バイヨン卿には毒に耐性があるのか平然としていました。ここでザックは作戦を変更のため、ぺぺを仲間の元へ向かわせることにしました。圧倒的な強さを持つバイヨン卿は食用児一人にてこずることはなく、ザックを瀕死にし、その場を立ち去りました。
ナイジェル&ジリアンとの戦闘
狩場の存続のため犠牲を必要最低限で済ませたいバイヨン卿は、ザックを瀕死に追いやった後、他の食用児を探していました。道中で殺されたルーチェを発見しつつ、ルーチェを殺したナイジェルとジリアンに遭遇します。
鬼を殺す方法を教えた首謀者の情報を得るため、圧倒的な強さを持つバイヨン卿は一瞬でジリアンを瀕死の重傷を負わせます。さらにジリアンを人質にして、ナイジェルに情報を吐かせるように仕向けましたが、背後から来たぺぺの煙玉によって虚を突かれ、ジリアンを奪還させられるとともに子供達を逃がしてしまいます。
最後の戦闘VSオリバー&ルーカス
情報を得られる寸前で虚を突かれ、子供達を逃がしてしまったバイヨン卿ですが、これは首謀者の居場所を突き止めるための作戦でした。子供達を追いかけて拠点への入り口を見つけさらに中へと進むバイヨン卿でしたが、子供たちに待ち伏せをされていました。
狭い場所で思うように戦えないバイヨン卿は仮面を割られてしまい、オリバーに顔を撃たれてしまいます。この時首謀者がルーカスであると知ったバイヨン卿は最後の力を振り絞ってルーカスだけでも殺そうとしますが、それに気づいたオリバーがルーカスを庇い、オリバーに重症を負わせたものの最後はルーカスの止めを刺されてしまいました。
バイヨン卿とレウウィスや登場人物との関係
「約束のネバーランド」の食用児の狩場を管理し、密猟者の中でも1、2の実力を争う強さのバイヨン卿ですが、そんなバイヨン卿を古くから知るレウウィス大公という鬼がいます。ここでは、「約束のネバーランド」に登場するバイヨン卿の過去からレウウィス大公との関係と、ゴールディ・ポンドを管理することになった経緯、その時の重要人物であるピーター・ラートリーとの関係を紹介します。
レウウィス大公との関係
人間と鬼が互いを狩らない「約束」が結ばれる前、バイヨン卿とレウウィス大公は互いに人間を狩ることに生きがいを感じており、考え方は違えど互いに上級貴族であるなど共通点が多い二人です。「約束」を最後に人間を養殖する立場になったバイヨン卿に皮肉をいいつつも、狩りをできない苦しみを共有し理解しているレウウィス大公は、バイヨン卿の良き理解者なのかもしれません。
レウウィス大公とは
「約束のネバーランド」のレウウィス大公は密猟者の中で最も強い鬼で、黒い衣服に帽子をかぶり、肩に小さな鬼を乗せているのが特徴です。バイヨン卿を上回る王家出身の鬼で命がけで戦う狩りを好みますが、逆に政治には興味がありません。狩猟を禁じられる前から生きているため高齢ですが、大量の弾丸を手で受け止めたり、目がくらんでも耳を頼りに戦うことができるほどの強さがあります。
ピーター・ラートリーとの繋がり
バイヨン卿は人間を狩りたい欲求を抑えられず隠れて狩りをしていました。これに気づいたのがピーター・ラートリーでしたが、彼はこの行為をとがめず自分の農園から優先的に食用児を横流しする取引を持ち掛けました。さらに人間の避難所として作られたゴールディ・ポンドの存在を教えたのも彼で、この出来事によりバイヨン卿は秘密の猟場を作り、狩りを楽しむことができるようになりました。
ピーター・ラートリーとは
「約束のネバーランド」に登場するバイヨン卿に秘密の猟場を作る手助けをしたピーター・ラートリーは、過去に結ばれた「約束」を知り調停する立場にあるため、鬼に狩られることのない人物です。鬼と人間それぞれの世界の間に立つ重要人物であり、「約束」を調停するために食用児の犠牲は必要であると考えているため、食用児である主人公たちにとっては敵となる人物です。
バイヨン卿が管理する狩猟場とは?
漫画「約束のネバーランド」の上級貴族で鬼の中でも強い権力を持つバイヨン卿は、上記で紹介したピーター・ラートリーに話を持ち掛けられ、鬼が人間を狩るという欲望を満たすための狩猟場を作り管理することになります。ここでは「秘密の猟場」と呼ばれる食用児の狩場について紹介していきます。
ゴールディ・ポンドに作られた秘密の狩猟場
隠れて人間を狩っていることがばれ、狩猟場を作ることを持ち掛けられたバイヨン卿は、かつて鬼から逃げるためのシェルターとして作られたゴールディ・ポンドの存在をピーター・ラートリーから教えられます。バイヨン卿はこのゴールディ・ポンドに食用児を出荷してもらい、その食用児に食料や武器を与え、鬼が人間を狩れる場所を作りました。
狩猟場を管理する理由とは
ゴールディ・ポンドの狩場を管理しているバイヨン卿は、「約束」が結ばれる前には狩りに生きがいを感じ、命を懸けた戦いをして獲物を得ることが楽しみでした。そんな欲求を満たすためにしていた秘密の狩りがバレてしまったことで、狩猟場を作ることになりました。
バイヨン卿がこの狩猟場を管理する理由としては、もちろん自分の欲求を満たすためでもありますが、過去に農場から配給される死んだ人間の肉からは味を感じられなくなってしまった経験から、自分と同じように人間を狩ることを生きがいとする鬼のことも考え、レウウィスなどの他の鬼も招いて一緒に狩りを楽しむようになりました。
人間の肉を売って資金を得ていた?
バイヨン卿は約800年前に複数の農場に投資、さらにいくつかの農園を管理し、責任者となっている農園もあるほどの権力を持っています。過去にバイヨン卿がどういった経緯でこの権力を手に入れたのかはわかりませんが、「約束」が交わされる前、人間と鬼は互いに狩り合う存在でした。
鬼も人間も強くなければ戦果を得ることはできないので、狩りが好きでレウウィスに次ぐ実力を持っていたバイヨン卿は、狩った人間の肉を売ることで資金を手に入れ、また人間の肉を安定して供給することで、上級貴族としての権力を手に入れたのではないでしょうか。
バイヨン卿の名シーン
「約束のネバーランド」に登場する食用児を狩る鬼であるものの、その言動や行動からは気品すら感じられるバイヨン卿ですが、紳士的な雰囲気で表情は見えなくても、感情を体で表現しているシーンが多くあります。そんな「約束のネバーランド」のバイヨン卿の名シーンを紹介していきます。
農園の管理者になるバイヨン卿
1000年前の「約束」を最後に人間を狩ることができなくなってしまったバイヨン卿は、800年前には24の農場に投資し、12の農園を管理、さらに6つの農園では責任者でもありました。このシーンはバイヨン卿の過去を知るレウウィス大公がバイヨン卿を皮肉るとともに心配している様子を伺わせるシーンで、この二人が狩りができない現状に満足できていないことが伝わってくるシーンです。
命に対する敬意を感じさせる戦闘シーン
バイヨン卿は人間を「狩って」食べることが生きがいになるくらい狩りを楽しみ、また自分に立ち向かってくる強い人間を褒めるなど、人間の命に対して敬意があります。ゴールディ・ポンドで食用児の反乱が起きた時は素晴らしいとさえ言っていました。そういった敬意は過去に秘密で生きた人間を狩った際の言動や、最後に食用児にやられてしまった時にも「楽しい」と思っていたことから伝わってきます。
【約束のネバーランド】バイヨン卿の世間での評判や人気
ここまで紹介してきた「約束のネバーランド」に登場する紳士的な雰囲気が特徴的な鬼のバイヨン卿ですが、ここではそんなバイヨン卿の世間での評判や人気について紹介していきます。
漫画「約束のネバーランド」に登場するバイヨン卿ですが、世間ではその紳士的な見た目からおしゃれでカッコいいという意見が数多く見られます。またその知的な言動から強力な部下を使って戦いを組み立てる鬼と思わせておきながら、実は自分がレウウィスに次ぐ強さの鬼だということに驚かされたり、槍さばきが魅力的という意見も多く見られました。
ゴールディ・ポンドの密猟者の中では扱いが大変そうなルーチェを君付けで呼ぶところが好きといった意見や、秘密で生きた人間を狩って味を感じることができたときに泣いていたシーンを見て、約束のネバーランドの作中の鬼がそういう感情を見せることに感動し好きになったファンも多いようです。
【約束のネバーランド】もしもバイヨン卿が◯◯だったら
気品溢れる姿や言動が特徴的な「約束のネバーランド」のバイヨン卿ですが、ここではそんなバイヨン卿がもし「俳優」「彼氏」「父親」だったらどんな人物であるかを約束のネバーランドの作中の言動や行動から考えていきます。
バイヨン卿「俳優」篇
バイヨン卿がもし俳優だったら、作中と同様の落ち着いて紳士的な振る舞いをする役や大企業を束ねる重役のような役に抜擢されると思います。バイヨン卿は作中で多数の農場に支援するほど資金を得ていることや農園の管理や責任者をしていることから、相当のやり手であることがわかります。また食用児との戦闘での知略もあり、使えるものは何でも使ってのし上がり利益を上げるという役にはまると思います。
バイヨン卿「彼氏」篇
バイヨン卿がもし彼氏だったら、その紳士的な立ち居振る舞いから彼女をしっかりとエスコートしてくれ、また身体能力が高く強いので、様々なものから彼女を守ってくれるような存在になると思います。貴族である立場もあり礼儀やマナーもしっかりしており、恋人として自慢をしたくなるような彼氏になると思います。
バイヨン卿「父親」篇
バイヨン卿がもし父親だったら、しっかり教育しつつも母親に禁止されてる遊びを子供と一緒になって遊んでしまうような父親になると思います。バイヨン卿は真面目な雰囲気もありますが、禁止行為である生きた人間を秘密裏に狩って欲望を満たし、さらに狩猟場を作って他の鬼と共有しています。この行動から楽しいことは楽しいと共有してくれる父親になると思います。
バイヨン卿は狩りを愛する上級貴族の鬼
漫画「約束のネバーランド」に登場するバイヨン卿は、鬼の中でも上位の強さを持ち、人間を狩ることをこよなく愛する上級貴族の鬼です。気品に溢れた行動や言動には目を奪われる人も多く、食用児にやられた最後の瞬間までも狩りを楽しんでいました。敵とはいえ、命を懸けて最後まで「狩り」をしたバイヨン卿の姿を約束のネバーランドの読者は忘れることはないでしょう。
この記事のライター
Hirano35
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