【約束のネバーランド】ジリアンは可愛くて強い実力者！魅力や死亡説まとめ

「約束のネバーランド」のジリアンは、大きなニット帽と衣服にたくさんのワッペンを付けた個性的なファッションが魅力的なかわいい少女です。そんなジリアンですが、悲しい過去を抱えており、鬼との戦闘になると表情は一変、とても勇敢かつ頼もしい姿を見せてくれます。そんなギャップにやられるファンも多いジリアンの魅力や名言、鬼との戦いによって浮上した死亡説について紹介していきます。

ジリアンは「約束のネバーランド」の単行本8巻、第69話で登場したニット帽と衣服に着けたワッペン、そして大きな目が魅力の明るくかわいい少女です。グランド＝ヴァレー（GV）出身でゴールディポンド（GP）では食料担当をしています。GPで姉のような存在を鬼に殺されてしまった悲しい過去があり、鬼との戦闘ではかわいい姿からかけ離れた覚悟を見ることができます。GPでの認識番号はQI231-493です。 

個性的なファッションがかわいい「約束のネバーランド」のジリアンですが、GPではポーラ、ぺぺと共に食料担当を任されています。GPは大規模な施設であり、たくさんの子供達がいるため、管理者から定期的に食料や色々な物資が配られます。この食料を含めた物資を管理する担当の一員となっています。

ワッペンが魅力的でかわいい少女のジリアンは、GVから出荷された後GPで育ちました。GPでは食料担当として生活していますが、おしゃれでいたいという女の子の気持ちからか、GPにあるピエロをもいでワッペンを作り、素っ気無い衣服を飾るアイテムも作っています。そんな女子力が高いジリアンですが、過去には鬼のルーチェに姉のように思っていた少女を殺され、逃げていいよと煽られた過去もあります。

「約束のネバーランド」のGPとは、孤児院で育てられた子供達が里親の所と言われて送られる場所ですが、その実態は貴族の鬼たちが子供を食べるための狩猟場であり「秘密の猟場」と言われています。三日に一度の頻度で鬼が子供達を追いかけ、捕まってしまった子供は無残にも食べられてしまうため、子供達が危険と恐怖に怯えながら生活している場所です。

漫画「約束のネバーランド」は週刊少年ジャンプで2016年から2020年まで連載されたサスペンスを兼ね備えたダークファンタジー作品となっています。主人公であるエマは自分や孤児院の子供達が鬼の食用児であることを知り、自分や仲間の運命を変えるために、出会った仲間と協力して問題を解決し、逆境を乗り越えていくという、ジャンプ作品らしい少年漫画です。

「約束のネバーランド」がジャンプに連載され話題になり、他の様々なメディアでも制作、展開されました。アニメでは原作とストーリーが異なりオリジナルキャラクターも登場します。また約束のネバーランドの実写映画では、主人公エマに浜辺美波さん、重要な役どころに北川景子さんや渡辺直美さんなどの豪華キャストを揃えた作品となりました。その他に小説化もされており、複数のメディアで話題となりました。

「約束のネバーランド」に登場するニット帽とワッペンが特徴的なジリアンですが、見た目や振る舞いは非常に明るくかわいい女の子です。しかし戦闘となると違った一面が見え、そのギャップの虜になってしまう人も多いようです。ここではそんなギャップが魅力的なジリアンの性格や特徴を見ていきます。

ピエロのワッペンで着飾った姿が魅力的でかわいいジリアンですが、鬼との戦闘で魅せる男気や表情は普段の明るい表情とはかけ離れています。そんなギャップが魅力のジリアンの性格を作中の出来事から解剖していきます。

ジリアンといえばニット帽と衣服をたくさんのワッペンで着飾った姿と元気で明るい表情です。普段の発言とその表情から明るい性格であることとおしゃれ好きというのが伝わってきます。GPの真実を知り、かつ過去にGPでつらい経験をしている彼女が、余計なものは支給されないGPでピエロをもいでワッペンを作っているのも、辛い環境でも明るくいたいと思う彼女の性格ゆえなのかもしれません。

「約束のネバーランド」に登場するキャラの中でも特に明るくかわいい少女のジリアンですが、彼女は非常に仲間を思う気持ちが強いです。過去に失ってしまった姉のような存在のこともあり、自分の命より仲間を失いたくない気持ちが強くあります。 

強力な鬼であるバイヨン卿と出くわしてしまった時には自分を犠牲にしようとする仲間のナイジェルを殺させない為に無謀な戦闘に加わって代わりに犠牲になろうとしたり、シェルターを襲撃された際にその場に残ったユウゴとルーカスが心配で、仲間の反対を押し切ってでも助けに行こうと懇願するなど、勇敢な行動と発言が多くみられ、非常に仲間思いであるとわかります。

ジリアンはGPで姉のように慕っていた存在をルーチェという鬼に殺されてしまった過去を持っています。そんな彼女だからこそ鬼に対する怒りや憎しみは人一倍大きなもので、鬼との戦闘では普段の明るくかわいい表情から一変し、過激な発言とともに冷静かつ冷酷に鬼を撃つ姿が非常に印象的です。そんな男前な姿や冷酷な表情に虜にされてしまう人も多いようです。

普段は明るくかわいく、鬼との戦いではカッコいい一面を見せるジリアンですが、そんな彼女といえば、大きなニット帽にキリっとした大きな目と衣服に大量につけられたワッペンが特徴的な少女です。限られた環境の中であるにも関わらず、女の子らしさ全開なところがジリアンの魅力であり特徴となっています。

ジリアンといえば帽子と衣服にたくさんワッペンを付けておしゃれな少女です。この衣服につけられた大量にワッペンは、GP内で鬼が作り出したピエロをもいでジリアンが作ったもので、質素なものしか支給されない中でもかわいい女の子でいたいと思う彼女の気持ちとピエロに目を付けるセンスの良さが伝わってくるアクセサリーです。

ジリアンが大量に衣服に着けているワッペンはGPにあるピエロをもいで作ったものです。限られた物資の中で、どうしたらおしゃれに可愛く着飾れるかを考えて作りだされたのがおそらくこのピエロのワッペンで、暗い気持ちを少しでも明るくしたいと思うジリアンの気持ちが表れているように感じます。 

また自分を着飾るために作っていたピエロのワッペンですが、後にシェルターでナットやアリシアの衣服を飾り喜ばせており、たくさん作っているうちにワッペンを作ることが得意になっていったのかもしれません。

「約束のネバーランド」に登場するジリアンは、ニット帽とワッペンで着飾った衣服がチャームポイントの明るくかわいい少女です。そんな見た目と雰囲気の彼女は鬼との戦いでどのような強さを見せるのでしょうか？ここでは、ジリアンの強さや能力について紹介します。

ジリアンは見た目とは裏腹に、戦闘では冷静かつ勇敢な面を見せることもあります。銃を乱射して鬼を次々と倒したり、無策な行動に見せて実は裏があったりと、普通なら仲間を奪った仇である鬼を目の前に冷静さを失いそうな場面でも、冷静に鬼と戦う姿が見られました。そしてどんな窮地でも仲間を見捨てないために、自分を犠牲にする戦いもできる勇敢さがジリアンの戦闘能力の高さに繋がっています。

GPを終わらせるために綿密な作戦を練り、鬼たちと戦うことになったジリアン達ですが、ジリアンは肉親同然の仲間を殺した仇であるルーチェと戦うことになります。ここでは、ジリアンとルーチェの関係と戦いの行方について紹介していきます。

ジリアンにはGPにお姉ちゃんと呼んでいた肉親同然の仲間がいました。この少女はルーチェによって殺されてしまい、またその場にいたジリアンはルーチェに10秒あげるから逃げていいよと煽られたことがあります。自分にとって大切な人を奪われ煽られたこの出来事により、ジリアンは鬼の中でも特別ルーチェを憎んでいたようです。

ルーチェは貴族の鬼でたくさんの部下を従えており、自らが食用児を狩ることは滅多にありませんでした。この情報に加えてジリアンはルーカスからまずは手下からと教わっていました。鬼の弱点が仮面の下の目の奥の核にあると知ったジリアンは、仮面を壊されることなく弾が切れるとたかをくくったルーチェの気持ちの隙を突いて、両手に持った機関銃を容赦なく乱射し、先に手下を全滅させることに成功しました。

ルーチェの部下を全滅させたジリアンは一人残ったルーチェと戦うことになります。しかし部下を使って狩りをしていた知性鬼のルーチェは大した身体能力もないので、一緒に戦っていたナイジェルと共にすぐにルーチェを追い詰め仮面を直接剥ぎ取ります。ジリアンはルーチェがしてきたことをそのまま返すように「10秒あげるよ…なんてね。」と言い、ルーチェの頭を撃ち抜きました。6分22秒での決着でした。

「約束のネバーランド」で鬼のルーチェを倒したジリアンとナイジェルはその後の計画でザックとぺぺと合流する予定でしたが、なぜかその二人と戦っているはずのバイヨン卿と出くわしてしまいます。強い鬼であるバイヨン卿に、ザックとぺぺがやられてしまったという状況を想定してジリアン達はバイヨン卿を足止めしようとします。ここではその戦いの行方とジリアンに浮上した死亡説の真相を紹介していきます。

身体能力も高く頭も切れるバイヨン卿はジリアン達のルーチェとの戦い方を褒めると同時に、戦い方を教えた者こそがGP反乱の首謀者であると話します。そして反乱を鎮めるために首謀者を狩るのが目的で案内してほしいと告げます。ジリアン達はルーカスや他の子供達を守るため、逃げるふりをしてわなに掛けようとしますが、ジリアンが背後からバイヨン卿に斬られてしまいます。

バイヨン卿と出くわしてしまったジリアン達でしたが、バイヨン卿と戦っているはずの仲間たちの最悪の状況を想定したナイジェルが、異常を知らせるためジリアンに仲間の元へ行くようにいいます。しかし過去のトラウマから仲間を失いたくないジリアンはナイジェルを置いていくことができず、逆に自らバイヨン卿の前に飛びだしていきます。 

覚悟を決めた二人は予備のわなにおびき寄せるために走り出すも、バイヨン卿に背後から斬られ人質になってしまいます。ここでジリアンは、仲間である自分の命と恩人であるルーカスの命を天秤にかけられているナイジェルに自分を殺せと目で訴え、バイヨン卿にルーカスを殺させないように抵抗しました。

ジリアンの目での訴えにより彼女を撃とうと覚悟を決めたナイジェルでしたが、その瞬間に生きていたぺぺによって煙幕が投げ込まれました。ナイジェルは隙を突いてバイヨン卿の腕を撃ち、ジリアンを取り戻すことに成功しました。ナイジェルがジリアンを殺してしまうことも回避されて死んではいないものの、バイヨン卿に背後から斬られてしまった傷は深く重症を負ってしまったことがわかります。

漫画「約束のネバーランド」に登場するニット帽と大量に付けられたワッペンが目印のかわいい少女ジリアンは、鬼との戦いになるとその可愛さとは裏腹にかっこよく勇敢で仲間思いな面も多くみられます。そんなジリアンが「約束のネバーランド」で残した名言を紹介したいと思います。

ルーチェを倒したジリアンとナイジェルが次の作戦に向けてザックとぺぺの元へ向かう際に、その二人と戦っているはずのバイヨン卿と遭遇します。ここで仲間二人の最悪な状態を想定したナイジェルが自分を犠牲にしバイヨン卿を足止めするといい、その間にジリアンが仲間の元へ行くようにいいました。 

しかし仲間を失いたくないジリアンはナイジェルを置いていくことができず戻ってきてしまいます。この名言はナイジェルに情を捨てて作戦を優先しろと叱られた際にジリアンが発した言葉です。

想定外の事態で、足止めする方法なんて自分を犠牲にするくらいしかないと覚悟を決めたナイジェルに対して、ジリアンが優しく笑いかけながら発したこの言葉からは、過去に同じような辛い経験をしているナイジェルの気持ちを理解した上での優しさと、無謀でも仲間を失いたくないという強い思いが伝わってくる名言です。 

この名言はルーチェとの戦いにおいて、ジリアンがルーチェにとどめを刺す際に発した言葉です。この「10秒あげるよ」という言葉はもともとルーチェが食用児を狩る際に言っていた言葉で、ジリアンは過去に大事な仲間をルーチェに殺され、10秒あげるから逃げていいと煽られたこともあります。 

見事な作戦でルーチェを追い詰めた上で放ったこの言葉は、今までにルーチェに狩られてしまった子供達が受けた絶望をルーチェ本人にも味合わせるとともに、子供達への弔いの意味も感じさせる名言です。

約束のネバーランドのGP崩壊後、現状のままでも鬼を絶滅に追い込めるのに、主人公のエマはそれを望ましくないと言います。自分たちが味わってきた絶望や恐怖を鬼にも与えることになるからです。

この名言はそんなエマの想いを聞いたジリアンがエマの気持ちを理解しつつ発した言葉で、鬼に自分たちのような目に合わせてしまうかもという苦悩はあっても、仲間を優先したいというジリアンの思いが強く伝わってくる名言です。 

この名言はジリアンがルーチェを追い詰めた際に発した名言です。散々弄ばれてきた鬼相手に対するこの強気な発言は、過去に姉同然の仲間を狩ったルーチェに対する憎しみと、ルーチェが楽しんできた狩りはこれで最後と知らしめる意味も込めたジリアンのカッコよさがあふれる名言です。

ここまで漫画「約束のネバーランド」に登場するピエロのワッペンが個性的なジリアンを紹介してきましたが、ここからはジリアンの世間での評判や人気をについて紹介していきます。

ジリアンは初登場時の姿から明るくワッペンで着飾ったかわいい見た目の虜になる人が多いようです。また過去の話や戦闘シーンから辛さを跳ね返して戦う様にカッコいいという意見も見られます。約束のネバーランドの中でジリアンが一番好きというファンも多いようです。

明るくかわいい見た目と、戦闘でのカッコいい一面が注目されがちなジリアンですが、数々のことを乗り越えてきた主人公に対してでも批判の意見をしっかりと言うジリアンに、約束のネバーランドの読み手としての気持ちを代弁し納得させてくれるキャラであるという意見もありました。

ニット帽とピエロのワッペンが特徴で、普段は明るく戦いでは冷静で勇敢なジリアンですが、ここではそんなジリアンのもしもを考えていきたいと思います。約束のネバーランドの作中の表情や行動、言動からジリアンが「妹」「学校の先生」「部活の先輩」だったらどんな人物であるか考えていきます。

ジリアンがもし妹だったら、普段の明るい性格からその気はなくても兄や姉に元気を与える存在になると思います。また作中では自分で考えて作ったピエロのワッペンをたくさん装飾した服を着ていることから、お出かけやデートの際のファッションのアドバイスに的確に答えてくれる家族のファッションリーダーにもなりそうです。

ジリアンがもし学校の先生だったら、真面目な中にも生徒が楽しくなれるような雰囲気の授業をしてくれると思います。作中では限られた環境でピエロのワッペンを思いつき、自分や周囲の雰囲気を明るく良くしていたことと、戦闘シーンでの仲間思いな行動から、困っている生徒には率先して手助けをしてくれる先生になると思います。

ジリアンがもし部活の先輩だったら、試合で後輩がミスをしても、それを笑って許し、後輩を気負わせない為に振舞いながらミスを取り返してくれるような先輩になると思います。 

これはジリアンが鬼との戦闘になると冷静かつ的確な思考で敵を倒せる仕事人であることと、名言のシーンにある、予期しない出来事に対して自分を逃がそうとしてくれたナイジェルに、自分の恐怖よりも先にナイジェルを落ち着かせるために笑って語り掛けたジリアンの心の強さから想像しました。

「約束のネバーランド」のGPで登場する、ニット帽とピエロのワッペンで着飾った少女ジリアンは、明るくかわいい見た目と戦闘で見せる強気かつ冷静でカッコいい姿のギャップが素敵な魅力溢れる女の子です。仲間思いで正義感の強い彼女はピエロのワッペンと共に仲間たちに明るい雰囲気をもたらすとともに、今後も様々な壁を越え、強く成長していくことでしょう。