【転生したらスライムだった件】ウルティマとリムルの関係は？強さや能力も

小説投稿サイトの「小説家になろう」で連載されていた『転生したらスライムだった件』こと「転スラ」の愛称で親しまれる作品に登場する、紫色の髪の毛をした「原初の悪魔」のウルティマとはどんなキャラなのでしょうか。『転生したらスライムだった件（転スラ）』に登場するウルティマのプロフィールや性格を紹介していきます。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』に登場するウルティマは、ショートボブの紫色した髪の毛をサイドテールにしている美少女の風貌をした悪魔です。悪魔族の上位魔将から悪魔公に進化し、その後魔国連邦の検事総長を経て、聖魔十二守護王となります。最古の悪魔である「原初の七悪魔」の一角で、「原初の紫」の異名を持っています。ウルティマのEPは266万8826と、『転生したらスライムだった件』に登場するキャラの中でもかなり上位です。一人称は「ボク」です。

ウルティマの性格は一言で言うと「残虐非道」です。一見可愛げのある明るい少女ですが、実際の性格は陰気、陰湿で感情の起伏も激しい性格をしています。主人公のリムルをバカにした敵に対しては「千年間苦しみ続ける魔法」をかけたこともあります。リムルや先輩には敬意を払って接するなど、演技派な部分もあります。悪魔らしく、敵には容赦のない性格です。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』は、小説投稿サイト「小説家になろう」にて2013年～2015年まで連載されていたWEB小説が元となり、漫画やアニメなど様々なコンテンツで人気を集めている作品です。関連書籍を含めたシリーズ累計発行部数は2022年1月時点で3000万部を突破しています。2022年にはコミカライズの『転生したらスライムだった件』が第46回「講談社漫画賞」の少年賞を受賞した功績も残しています。

ある日、平凡なサラリーマンだった三上悟は通り魔に刺されて死亡します。次に三上悟が目を覚ますとそこは異世界の洞窟でした。異世界でスライムとして転生した三上悟は「リムル＝テンペスト」の名を得ます。異世界で友達や仲間と出会い、配下を増やしながら町を作り始めます。シズという他の転生者と出会うことで大きく物語は動き始めます。

大人気作品の『転生したらスライムだった件（転スラ）』の主人公であるリムルと、「原初の紫」の異名を持つウルティマとの関係や、「転スラ」での活躍について紹介します。ウルティマはディアブロに引き連れられ、リムルと初対面を果たします。

異世界から転生してきた三上悟ことリムルに、ウルティマは忠誠を誓う関係です。ウルティマは「原初の悪魔」の一人であるディアブロに勧誘され、リムル陣営に加わることとなります。リムルから名前を与えられたことで、ウルティマはリムルに絶対的な服従を誓います。普段の我儘お嬢様からは想像がつかないほど、リムルの役に立つことを大きな喜びとしています。リムルはウルティマの名付け親という関係です。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』の悪魔三人娘の一人であるウルティマは、リムルの配下に加わった後、上位魔将から悪魔公に進化を遂げます。そしてリムルが作った魔国連邦の検察庁検事総長を命じられます。たくさんの部族が集結する、ジュラ・テンペスト連邦国で、検察庁検事総長としての役割を担います。他の「原初の悪魔」とは喧嘩を繰り返す関係ですが、リムルには従順です。

帝国侵攻編では、リムル軍は帝国軍94万人を相手にすることとなります。「原初の紫」ことウルティマは飛行船部隊を一瞬のうちに壊滅させるなど、圧倒的な力を見せつけます。この戦いでウルティマは帝国平の脳波に干渉し、情報を奪い取るという能力を使用しました。その方法は頭をもぎ取るという残虐な方法でした。

竜魔激突偏では、秘密結社「三巨頭（ケルベロス）」の頭領の一人であるダムラダと対峙します。ウルティマは純粋にダムラダとの対戦を楽しんでいました。戦いの中でウルティマは成長を見せます。ついには究極能力「死毒之王」を発動させ、ダムラダを倒します。ダムラダは最期に「ルドラ様を解放してあげてほしい」というお願いと引き換えに自身の技と力をウルティマに与えて死亡しました。

「原初の紫」の異名を持ち、悪魔らしく残虐で非道なウルティマは、『転生したらスライムだった件（転スラ）』に登場するキャラの中でも上位に入る強さを誇ります。「最古の悪魔」として古くから存在する悪魔のウルティマの強さやスキルについて紹介します。

ウルティマが使用する魔法は「破滅の炎」という魔法です。この魔法は、熱核爆発を引き起こす核撃魔法です。この魔法は東の帝国との戦闘の際に登場し、敵艦ごと吹っ飛ばすほどの威力を有しています。テスタロッサからも「派手すぎる」と言われるほど、「破滅の炎」は強力な攻撃魔法です。

ウルティマは究極能力である「死毒之王（サマエル）」というスキルを持っています。この能力は、リムルから魂を与えられたことで発現し、ダムラダとの戦闘で覚醒した能力です。「死毒之王」の権能は「弱点看板」「死毒生成」などです。相手の弱点を見抜き、その弱点に応じた毒を生成し、与えることが可能となります。

ウルティマは東の帝国との戦闘中に「貫手技紅蛇死毒手（ブラッディーバイト）」という技を発現させています。この技は、致死量の毒を手に集結させた状態で貫手を相手に放つというものです。この技は「死毒之王」の能力をウルティマの指先に集めることで発動します。この時、ウルティマの指先は自身の髪の毛と同じ、紫色に染まります。

ウルティマはたくさんのキャラが登場する『転生したらスライムだった件（転スラ）』でもかなり強いキャラです。ウルティマが保有する究極能力の「死毒之王」で、究極能力を持たない精神生命体を無条件で殺害できるという『転生したらスライムだった件』の作中でも最強の能力も持ち合わせています。さらに相手の知識を奪うという能力も保有しているため、戦闘時にはかなり強敵となります。

可愛い見た目に反して残虐な性格をしているウルティマですが、その見た目から人気も高いキャラの一人です。『転生したらスライムだった件（転スラ）』のアニメ版でウルティマを担当した声優について紹介します。

アニメ『転生したらスライムだった件（転スラ）』でウルティマの声を担当した声優は富田美優さんです。富田美優さんは2015年に『干物妹!うまるちゃん』のタイヘイの幼少期にてデビューし、その後も数々の作品に出演している注目の声優です。過去には、「2014声優アーティスト育成プログラム・セレクション」でグランプリを受賞する功績を残しています。

富田美優さんは1999年生まれ、埼玉県出身の声優です。現在の所属はアミューズです。小学生の時に見たアニメがきっかけで声優に興味を持ち、声優を志したそうです。第一回「アニ☆たん!」では、6社からスカウトを受けるなど、魅力溢れる声優です。歌唱力にも定評があり、ソロアーティストとしてもデビューを果たしています。空手初段の腕前を持つ意外な一面もあり、乙女ゲーム好きとしても有名です。

富田美優さんの主な出演作品は、『メイドインアビス』のリコです。『メイドインアビス』は「WEBコミックガンマ」にて2012年より連載中の漫画作品です。2020年2月時点でシリーズ累計発行部数333万部を突破しています。テレビアニメは2017年と2022年に放送され、2019年と2020年には劇場版も公開されました。富田美優さんは主人公の少女であるリコを担当しています。どこか幼さが残りつつ、強い意志を感じる富田美優さんの声がピッタリと言われています。

ウルティマとダムラダの戦闘後のシーンが好きというファンが多くいました。ウルティマとダムラダの戦闘は『転生したらスライムだった件（転スラ）』の戦闘シーンの中でも人気のシーンとなっています。ウルティマとダムラダの戦闘は、ウルティマの強さを誇示するシーンでもあります。

ウルティマに対する世間での評判で最も多いのは「可愛い」という声でした。ウルティマは紫の髪の毛が特徴の女の子の容姿をしています。容姿が可愛いのはもちろんのこと、「ボクっ娘」であるのも『転生したらスライムだった件』のキャラの中で人気を集める理由の一つと考えられています。『転生したらスライムだった件』に登場する3人娘と言われるテスタロッサ、カレラと比べても小柄で可愛らしい印象とされる悪魔です。

ウルティマは可愛らしい容姿と残虐な性格が特徴のキャラです。ただ残虐なだけでなく、『転生したらスライムだった件』の主人公のリムルには従順であったり、そのギャップもウルティマが愛される要因であると予想されます。悪魔らしい性格はファンの間でも人気が高く、「可愛い」と話題にもなりました。どんなに残虐な行為でも普段と変わらぬ表情でこなすのが実に悪魔的だと言われています。

『転生したらスライムだった件（転スラ）』に登場する「原初の紫」であるウルティマは、主人公のリムルに忠誠を誓うキャラです。可愛い容姿からは想像できない残虐性を持ち、『転生したらスライムだった件』に登場する悪魔の中でも戦闘能力の高い存在です。ファンの間でも戦闘能力が高く、忠誠心の高いウルティマの今後の活躍が期待されています。