【転スラ】シズが復活する可能性はある?生きている説についても調査
『転生したらスライムだった件』(転スラ)のシズが復活する可能性や生きている説について調査しました。原作や死亡シーン、再登場する回から、復活や転生している可能性を考察します。また、アニメ版の声優やシズに対する世間での評判についてもまとめました。
目次
【転スラ】シズとは?
シズのプロフィール
シズは主人公のリムルと同じく日本から来た異世界人ですが、転生人ではなく召喚者です。元々は「井澤静江」という日本人の少女で、戦時中に母親と空襲から逃げていたところ、魔王レオン・クロムウェルによって異世界に召喚されました。炎への耐性があることから、炎の上位精霊・イフリートと同化させられます。
レオンの側近として仕え、「爆炎の支配者」と呼ばれる英雄になりますが、冒険者をやめ、指導者として同じ異世界から来た子どもたちを育てることを決めます。その後、自分を召喚したレオンを探すため、再び冒険の旅に出た途中でリムルと出会いますが、自身に宿るイフリートに肉体を乗っ取られます。
暴走したイフリートがリムルによって倒された後、自らの過去と想いを打ち明け、シズは静かに息を引き取ります。主人公のリムルが人間に擬態した姿の元となっている人物で、見た目以外にも大きな影響を与えています。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
『転生したらスライムだった件』の原作は、伏瀬(ふせ)によるWEB小説です。2013年の商業小説化以降、漫画、アニメ、劇場版などさまざまなメディアで展開されています。2023年2月時点での関連書籍を含めたシリーズ累計発行部数は、海外も合わせると4000万部を超える大人気作品です。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
総合建設会社の社員として働き、何不自由なく生活していた主人公・三上悟は、ある日、通り魔に刺されて死亡します。しかし、同時に前世の記憶を持ったまま「スライム」として異世界に転生します。転生後、洞窟内に封印されていた暴風竜ヴェルドラに出会い、「リムル=テンペスト」という名を与えられ、封印を解くための旅を始めます。習得した能力を使い、さまざまな種族と出会い、仲間を増やしながら自身の国を大きくしていく物語です。
【転スラ】シズの復活の可能性や生きている説を考察
シズはリムルが人間に擬態した姿の元となっており、生き方にも影響を与えた人物です。物語に大きく関わるキャラクターであるだけに、今後復活して再登場する可能性があります。シズの復活の可能性や、別世界で生きている可能性などについて考察をしていきます。
シズは原作で復活している?
原作のWeb小説は既に完結していますが、シズは復活していません。しかし、原作を再編した商業小説版はまだ続いています。そのため、原作以外でシズが復活し再登場する可能性は、ゼロではないと考えられています。
シズはアニメ「転スラ日記」に再登場
シズはアニメ『転スラ日記』第6話「うつろいかわる」で再登場しています。漫画版『転スラ日記』の第1巻にも収録されている物語です。リムルがテンペストにお盆の風習を伝えたことで、幽霊となったシズが再登場します。この話の中では幽霊であるため、現世の人間から姿は見えていません。
シズはリムルが自分とよく似た人間に擬態していることを聞き、その姿を確かめにやって来たのです。発展したテンペストの街とリムルたちを見て、静かに去っていくシズの様子が描かれています。復活はしていませんが、シズが再登場する貴重な物語です。
シズが復活する可能性はない?
転スラでは、魔王化したリムルがシオンたちを復活させた例がありますが、この場合はさまざまな条件のもと、蘇生に成功しました。シズが亡くなった時点では、リムルは魔王ではなく、復活させるための能力も持っていませんでした。シズの死後から時が経っており、既にリムルの中に吸収されているため、今後も復活の可能性はありません。
シズが元の世界に転生して生きている可能性
シズが元の世界に転生して生きている可能性は限りなく低いです。転スラでは、リムルと同じ世界の人物の魂が地球人に宿ったケースがありますが、その際に受け継がれたのは異世界人の外見のみで、中身は別人でした。
そのため、シズが運良く地球に転生して生きているとしても、記憶や人格は受け継がない別人である可能性が高いです。また、数多くの世界がある中でピンポイントに地球に転生するのは厳しいです。
シズが虚数空間で復活する可能性
原作のWeb小説では、シズの魂が虚数空間へ行ったことが明らかになっています。リムルは、自身との戦いに敗れたユウキ・カグラザカを「虚無崩壊」のスキルで虚数空間にとばします。その際、ユウキを独りにさせないため、シズの魂を一緒に行かせました。そこで、かつて師弟関係にあった2人が会話をするシーンがあります。
2人とも魂になっており、虚数空間という現実世界とは別の空間であるため、シズが人間の姿で復活したわけではありません。虚数空間で会話をするシーンは、復活ではなく、シズが再登場しただけです。シズは魂という形で、リムルの大切な存在として生きているのです。
【転スラ】シズの最期や死亡シーン
『転生したらスライムだった件』のシズは登場回数がとても少ないにもかかわらず、物語や主人公に大きな影響を与えます。辛い過去と儚い最期を迎えただけに、復活を望むファンが多いキャラクターです。序盤で退場しますが、アニメの何話で死亡するのか、どのような最期を迎えたのかについて解説していきます。
シズの死亡シーンは何話?
シズの死亡シーンは、アニメ1期の第8話「受け継がれる想い」です。最後の力を振り絞って、リムルに自分の過去を話し、「教え子たちを救ってほしい」という想いを託して亡くなる回です。アニメ1期の6話で初登場し、8話で死亡するため、登場期間がとても短いことがわかります。
シズは、リムルがドワーフの国へ行った際、占いで「運命の人」として水晶に映し出されました。その言葉通り、作中でリムルに大きな影響を与える人物です。物語で復活はしていませんが、死亡後もオープニングやエンディングの映像に登場しています。
シズの死因は寿命による老衰
シズの死因は、「老衰」です。シズは自身の身に宿るイフリートの力で、10代のような若さを保っていました。しかし、年齢とともにイフリートを制御できなくなり、ついに肉体を乗っ取られます。暴走したイフリートがリムルによって倒された後、シズは人間の姿に戻りますが、自分の余命が残りわずかであることを悟ります。イフリートと分離したことで急速な老化が進んだシズは、自分の想いをリムルに託し、息を引き取ります。
シズの最期のシーン
シズはリムルに捕食されて最期を迎えます。死の直前、リムルに「捕食者のスキルで自分を吸収してほしい」と頼みます。それを聞いたリムルは、初めは頼みを断ります。しかし、この世界の一部になりたくない、同じ世界から来たリムルの中で眠りたいというシズの想いを汲み取り、リムルは捕食することを承諾します。
リムルが承諾したことに安堵したシズは、静かに息を引き取ります。その後、シズは本来の白髪の痩せ細った姿になります。リムルは、シズの想いを受け継ぐことを誓い、自身の中に吸収しました。
リムルに吸収される中で、シズは夢を見ます。かつて自分を助けた勇者の姿を見つけて走り出しますが、勇者はある方向を指差します。その方向へ目をやると、召喚によって生き別れてしまった母親の姿がありました。母親と再会し、抱き合いながら、シズはリムルの中で永遠の眠りにつきました。
シズを捕食したことにより、リムルはその見た目を受け継ぎ、人間の姿に擬態できるようになりました。そのため、リムルが人間の姿になった際、シズを知っている人物からは「似ている」と言われています。
【転スラ】シズの声優
『転生したらスライムだった件』のアニメ版の最初では、シズが戦火の中で異世界に召喚されるシーンが描かれています。本編でほとんど登場しないにもかかわらず、物語に大きく関わるシズを演じる声優について紹介します。
シズの声優は「花守ゆみり」
転スラでシズを演じているのは、声優の花守ゆみりさんです。可愛らしく透き通った声が印象的な花守さんですが、シズの場合は少し低めの落ち着いたトーンで演じています。見た目に対して実年齢が高いことを声のトーンで表現しています。
花守ゆみりのプロフィール
花守ゆみりさんは、1997年生まれ・神奈川県出身で、個人事務所『tomorrow jam』に所属しています。中学3年生の時に、「第2回ぽにきゃん声たまオーディション」で「審査員奨励賞」を受賞したことがきっかけで声優業を始めました。可愛らしい女の子からクールな女子、少年、悪役など、どのようなキャラクターでもこなす実力派の声優です。
花守ゆみりの主な出演作品
花守ゆみりさんの主な出演作品およびキャラクターは、『ゆるキャン△』の各務原なでしこ、『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』の早坂愛、『ブルーピリオド』の鮎川龍二、『アイドルマスターシンデレラガールズ』の佐藤心、『よふかしのうた』の朝井アキラ、『地獄楽』の山田浅ェ門佐切などです。
【転スラ】シズに対する世間での評判や人気
シズはファンの間でも人気や評価が高いキャラクターです。登場回数も少なく、物語の序盤で死亡しますが、強い印象を残した人物で、復活を望む声も多いです。
シズは見た目が可愛らしく、リムルからも「美人」と言われています。また、誰に対しても優しく接する性格の良さもシズの人気の理由で、復活を望むファンが多いです。シズは戦時下で母親と生き別れたり、友人を自らの手で殺めたりするなど、辛い過去を抱えています。
辛い過去を抱え、「この世界が嫌い」と言いながらも、教え子たちの未来をリムルに託し、儚く消えるような最期を迎えた姿に感動した読者が多いです。
【転スラ】シズが復活する可能性はあった
すでに完結しているWeb小説版でシズは復活しませんでしたが、商業小説版や漫画、アニメではシズが復活する可能性があります。復活すると大幅なストーリー改変が必要となりますが、物語に大きく関わり、人気もあるキャラクターであるだけに、何かしらの形で復活し、再登場するかもしれないと言われています。リムルにとって運命の女性でもあるシズが、今後物語にどのような形で関わってくるのか注目してください。
この記事のライター
堀めぐみ
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