【転生したらスライムだった件】ミュウランの正体とは?かわいい魅力や強さも
『転生したらスライムだった件』のミュウランは、魔王クレイマンの企みに関わってくる謎の美女です。本記事では、ミュウランの正体やかわいい魅力、強さなどを詳しく解説します。転生したらスライムだった件のアニメでミュウランを演じた、声優についても紹介します。
目次
【転生したらスライムだった件】ミュウランとは?
ミュウランのプロフィール
『転生したらスライムだった件(転スラ)』のミュウランは、緑の髪の毛と青い瞳が特徴的な儚げな美女です。ミュウランは「五本指」と呼ばれる魔王クレイマンの忠実な配下で、その中でも「薬指」と呼ばれている存在です。魔法に長けていて、3系統以上の魔法を使える「魔導師(ウィザード)」と呼ばれています。魔法を上手く活用した戦法が得意で、英雄ヨウムにもあっさりと勝っていました。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
転生したらスライムだった件(転スラ)は、伏瀬さん原作のWeb小説です。書籍版になるにあたって、内容が大幅に改訂されています。後に漫画やアニメにもなりましたが、それらの内容は書籍版に沿ったものになっています。書籍版のイラストはみっつばーさんで、漫画の執筆は川上泰樹さんが担当しています。転生したらスライムだった件の漫画版は、2022年5月に第46回講談社漫画賞の少年部門を受賞しています。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
通り魔に刺されて死んだ三上悟は、異世界に転生しました。そこは魔物や魔法が存在する世界で、三上はスライムになっていました。偶然出会った暴風竜ヴェルドラと友達になった三上は、新たに「リムル=テンペスト」という名を手に入れます。リムルは仲間を増やしながら、魔物の町を作っていきました。町はやがて国となり、リムルはその国に「テンペスト」という名をつけます。テンペストの盟主となったリムルは、さまざまな敵と戦いながら国を守っていきます。
【転生したらスライムだった件】ミュウランの正体や強さ
ミュウランの正体や過去
転生したらスライムだった件のミュウランの正体は、魔女として迫害されていた元人間です。ミュウランは人間でありながら、魔女として300年も生き続けてきました。配下を増やしたかったクレイマンは、ミュウランに老いることのない若い体を与える代わりに彼女の心臓を奪いました。ミュウランは魔女から魔人となり、クレイマンに逆らうことができなくなります。その後はクレイマンの五本指の1人として、クレイマンの命令に従う忠実な配下となったのです。
ミュウランはヨウムを裏切った
転生したらスライムだった件(転スラ)のミュウランは、テンペストに潜り込むため、ヨウムたちに近づきました。そこで自分の実力を示したミュウランは、ヨウムのパーティーに加わることに成功します。ミュウランはしばらくヨウムと一緒にいるうちに、彼の優しい人柄に惹かれていきます。
しかし、常にクレイマンに見張られていたミュウランは、クレイマンに逆らうことができませんでした。ミュウランは葛藤の末、ヨウムの前で魔人としての正体を現します。そして、ヨウムのことを裏切り、テンペストに魔法を封じ込める結界を張りました。ファムルス王国からの進軍を受けていたテンペストは、この結界によりピンチに陥ったのでした。
ミュウランの強さや能力
転生したらスライムだった件(転スラ)のミュウランは、魔導師としてそれなりの強さを持っています。魔法の知識や魔法を使った戦い方に長けており、簡単な魔法をいくつか使っただけでヨウムたち一行に勝っていました。ミュウランは周りを圧倒するほどの強さはなくても、魔法の知識量が豊富です。この魔法の知識こそが、ミュウランの強さであるといえるでしょう。
【転生したらスライムだった件】の魅力やうざい理由
転生したらスライムだった件(転スラ)のミュウランは、強さだけでなくかわいさも持ち合わせています。しかし、人によっては「うざい」と感じてしまうこともあるようです。ここでは、ミュウランのかわいい魅力や、うざいと言われてしまう理由についてまとめていきます。
ミュウランのかわいい魅力
魅力①美人すぎる容姿
ミュウランはクレイマンから老いない体を与えられたため、何百年経っても若々しい姿のままです。年を取らないミュウランはいつまでも美しく、まさに正統派美人といった容姿をしています。この美しさには、ヨウムも一目惚れしてしまうほどです。ミュウランは華やかな美人ではなく、どこか影のある美人です。しかし、この影のあるところが、ミュウランの魅力のひとつであるともいえます。
魅力②面倒見が良い性格
ミュウランは魔人という正体を隠しながら、テンペストで上手く立ち回っていました。どこか子供っぽいヨウムやグルーシスの面倒も、しっかりと見てあげていました。ミュウランの様子を見ていると、ヨウムやグルーシスの面倒を見ていたのは演技ではないことがわかります。このことからも、ミュウランはもともと面倒見が良い性格であると推察できます。魔人の正体を隠しながらも2人の面倒を見るミュウランは、非常に魅力的な女性であるといえるでしょう。
魅力③アニメでの入浴シーン
アニメの転生したらスライムだった件(転スラ)では、ミュウランのオリジナルシーンがありました。それが、ミュウランがシュナやシオンと温泉に入るシーンです。このとき男風呂には、ヨウムやグルーシス、ゴブタが入浴していました。3人はミュウランのかわいい魅力について語っており、その声は女風呂に筒抜けでした。後で叩きのめすと凄むシオンに、ミュウランも協力すると言って笑顔を浮かべます。ミュウランのかわいい笑顔が見られた、貴重なシーンでした。
ミュウランがうざいと言われるのはなぜ?
転生したらスライムだった件(転スラ)のミュウランは、うざいと言われることもあります。これだけかわいい魅力が多いにも関わらず、なぜうざいと言われてしまうのでしょうか?ミュウランがうざいと言われる理由は、ヨウムを裏切ってテンペストに大きな被害をもたらしたためだと考察できます。ヨウムはミュウランの正体が判明した後も、ミュウランへの気持ちが変わることはありませんでした。
しかし、ミュウランはヨウムの気持ちを知ってもなお、結界を発動させてしまいました。このシーンに嫌悪感を覚える人も多く、ミュウランがうざいと言われるきっかけになったようです。また、ミュウランは感情を表に出すことが下手で、常に冷静さを崩しません。自分のせいで住人たちが死んだことをリムルに伝えたときも、涼しい顔をしていました。こういった態度も、またうざいと言われる理由のようです。
【転生したらスライムだった件】ミュウランのかわいいシーン
かわいいシーン①12巻53話
ミュウランの初登場シーンは、転生したらスライムだった件(転スラ)の漫画12巻53話に載っています。このとき、ミュウランはすでにヨウムたち一行の仲間になっていました。ヨウム一行の中では紅一点の存在で、テンペストに訪れた際はかなり目立っていました。
かわいいシーン②12巻56話
転生したらスライムだった件(転スラ)の漫画12巻56話では、テンペストで平和に過ごすミュウランのかわいい姿がいくつも見られました。ゴブタはミュウランの魔法の実力を知り、彼女の魔法があればハクロウに一泡吹かせられると考えます。ミュウランに魔法で援護してもらいつつ、ゴブタとヨウム、グレーシスの3人はハクロウに挑みます。しかし、ハクロウはミュウランの魔法を物ともせず、3人を完膚なきまでに叩きのめしたのでした。
ミュウランは「何やってるのかしら」と自問しながらも、なんだかんだ3人に付き合ってあげていました。ミュウランの面倒見の良さがよくわかる、かわいいシーンでした。また、12巻の第56話では、ミュウランがヨウムに膝枕をするというシーンも見られます。ヨウムは「毎朝ここで目覚めたい」と言って、ミュウランを焦らせます。いつも冷静なミュウランが焦る様子は、とてもかわいいものでした。
かわいいシーン③12巻58話
転生したらスライムだった件(転スラ)の漫画12巻第58話は、ミュウランがヨウムを裏切る辛いシーンです。ミュウランはこの回でついに正体を現し、クレイマンからの命令を実行しようとします。結界を張る前にグレーシスやヨウムに見つかり止められますが、ミュウランは魔人の姿で彼らを牽制します。
しかし、ヨウムは魔人の正体を見ても逃げることなく、逆にミュウランを抱きしめて告白しました。ヨウムに告白されて頬を赤く染めるミュウランは、普通の恋する乙女のようなかわいらしさでした。
かわいいシーン④13巻61話
転生したらスライムだった件(転スラ)の漫画13巻61話で、ミュウランはリムルから死刑宣告を受けます。しかし、これはリムルの作戦でした。クレイマンからもらったミュウランの心臓には、盗聴機能がついていたのです。これに気づいたリムルは、ミュウランの死を偽装するために敢えて「死刑」という言葉を使いました。そして、盗聴機能つきの心臓を壊し、新たな心臓をミュウランに与えたのでした。
ようやく自由の身となったミュウランは、「人間の短い一生分くらいなら束縛されてもいい」と言います。ヨウムはそのセリフの真意を確認しようとし、ミュウランは赤くなりながら「バカ」と呟きます。わざわざ言わなくてもわかるだろうというニュアンスが、その短い一言には込められていました。悪態はつきながらもかわいいミュウランに、ファンの間からは歓喜の声が上がっていました。
かわいいシーン⑤15巻69話
転生したらスライムだった件(転スラ)の漫画15巻第69話では、ミュウランがお酒を飲む貴重なシーンが見られます。リムルが魔王となり仲間たちが生き返ったたお祝いに、テンペストでは宴会が開かれていました。この宴会で、ミュウランは涼しい顔をしながらジョッキサイズのお酒を何杯も飲んでいました。ミュウランの意外な酒豪ぶりには、グルーシスやカバルも引くほどでした。
かわいいシーン⑥16巻74話
転生したらスライムだった件(転スラ)の漫画16巻第74話では、今後のファルムス王国への対応が話し合われていました。リムルはヨウムにファルムス王国の新国王になってもらおうと考えており、そのことを他のメンバーに伝えます。その考えを聞いたドワルゴンのガゼル王は、ヨウムに覇気をぶつけました。そして、ヨウムに国王になる覚悟はあるか問います。
ヨウムは緊張しながらも一歩も引かず、やるからには全力でやると答えました。続けて「惚れた女の前ではカッコつけたい」と言い、後ろにいたミュウランを赤面させていました。ヨウムとミュウランの仲良しぶりがよくわかる、かわいいシーンでした。
かわいいシーン⑦16巻75話
転生したらスライムだった件(転スラ)の漫画16巻第75話では、ファムルス王国の捕虜たちへの尋問の結果が発表されました。捕虜たちに尋問を行ったのはシオンで、そのサポート役としてミュウランも側にいました。シオンは捕虜から聞いた話をど忘れしてしまい、ミュウランが静かにそのフォローをしていました。シオンは正体がわからなかった捕虜から名前を聞き出しており、その捕虜の名前を自信満々に「ラーメン」と告げました。
その名前に周りはざわつきますが、シオンは「ラーメン」という名前を撤回しません。しかし、そこでミューランがおもむろに口を開き、「ラーメンではなくラーゼンです」と言うのでした。自分で報告したほうが早いのに、ミュウランはシオンを気遣って余計な口は挟まないようにしています。周囲を思いやることができる、ミュウランの優しい性格がわかるシーンです。
【転生したらスライムだった件】ミュウランとヨウムの関係や恋の行方
ネタバレ①ミュウランに惹かれていくヨウム
転生したらスライムだった件(転スラ)のヨウムは、美しいミュウランに一目惚れをしていました。ヨウムは自分の気持ちを隠そうともせず、ミュウランにアプローチしていました。ヨウムはミュウランと同じ時間を過ごす中で、その想いを徐々に膨らませていくのでした。
ネタバレ②ヨウムからミュウランへの告白
ミュウランはクレイマンからの命令通り、テンペストに結界を張ろうとします。止めようとするグルーシスに自分の正体を明かし、後からやってきたヨウムにも魔人の姿を見られました。しかし、魔人となったミュウランを見ても、ヨウムの気持ちは一切変わりません。それどころかヨウムはミュウランに好きだと告白をして、魔人の姿となった彼女を抱きしめるのでした。
ネタバレ③ミュウランはアンチマジックエリアを発動
ミュウランはヨウムの告白に喜びながらも、アンチマジックエリアを発動させます。自分が言うとおりにしなければ、自分の命だけでなくヨウムを含めた住人全員の命が危ないと思ったからです。ミュウランはこれまで自分の命のために任務をこなしていましたが、このときはヨウムのためにクレイマンの命令を実行したのでした。
ネタバレ④ミュウランの本当の気持ち
ミュウランがアンチマジックエリアを発動したと同時に、魔物の力を弱める結界までもがテンペストを覆いました。そのせいでリムルとも連絡がつかず、力が弱まったシオンたちは大苦戦を強いられます。その結果、シオンを含む多くの住人が犠牲となってしまいました。ようやく帰ってきたリムルに対して、ミュウランはすべて自分の責任だと伝えます。
ミュウランは自分を庇ってくれるヨウムとグルーシスを、これ以上巻き込みたくないと考えていたのです。ミュウランはわざとリムルを怒らせるような態度を取り、自分だけ殺されようと仕組みました。しかし、ミュウランの考えに気づいたリムルは、落ち着いて彼女の話を聞くことにしました。
ネタバレ⑤幸せそうなミュウランとヨウム
ミュウランはヨウムの気持ちを知っても、クレイマンの支配下にあるうちはその気持ちに応えられませんでした。しかし、リムルに新たな心臓をもらって自由になったことで、ヨウムの気持ちを素直に受け入れることができるようになったのです。晴れて両思いとなったヨウムとミュウランは、グルーシスにちょっかいを入れられながらも幸せそうに寄り添うのでした。
ネタバレ⑥ミュウランとヨウムのその後
転生したらスライムだった件(転スラ)の小説版では、ファムルス王国崩壊後にヨウムが国を再建させます。そして、ファムルス王国は新たに「ファルメナス王国」と名を変え、ヨウムはその国の王となりました。すでにヨウムと結婚していたミュウランは、「ミュウ・ファルメナス」と名を変えてファルメナス王国の王妃となりました。
【転生したらスライムだった件】ミュウランの声優
転生したらスライムだった件(転スラ)のアニメでミュウラン役を演じたのは、声優の種﨑敦美さんです。種﨑敦美さんは、最近では『SPY×FAMILY』のアーニャ役として注目を集めています。種﨑敦美は他にも多くのキャラを演じてきた人気声優で、これから放送予定の作品にもすでに出演が決まっています。ここでは、ミュウラン役の種﨑敦美さんについて、プロフィールや主な出演作品を紹介します。
ミュウランの声優は「種﨑敦美」
種﨑敦美のプロフィール
ミュウラン役の種﨑敦美さんは、9月27日生まれのA型です。大分県出身で、東京俳優生活協同組合に所属しています。『美少女戦士セーラームーン』で声優の演技力に魅了され、声優を目指すようになりました。2020年には、第14回声優アワードで助演女優賞を受賞しています。趣味は邦画鑑賞で、好きな食べ物はお子様ランチなどの子供向けメニューです。
種﨑敦美の主な出演作品
種﨑敦美さんといえば、前述したSPY×FAMILYのアーニャ・フォージャーや、『ドラゴンクエスト ダイの大冒険』のダイ、『鬼滅の刃』の雛鶴などが有名です。『鬼灯の冷徹』の芥子、『響け!ユーフォニアム』の鎧塚みぞれ、『魔法使いの嫁』の羽鳥チセなども人気があります。その他、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の双葉理央、『フルーツバスケット』の魚谷ありさなど多くの人気キャラを演じています。
【転生したらスライムだった件】ミュウランに対する世間での評判や人気
ヨウムにあっさりと勝ったミュウランは、その強さに注目が集まっていました。ミュウランが強いという感想が多くありましたが、戦闘シーンが少ないため、どの程度の強さが疑問に思う人もいるようです。同じく戦闘シーンが少ないシュナとでは、どちらの強さが上か気になる人もいました。
転生したらスライムだった件(転スラ)のミュウランに関しては、かわいいという感想が多く寄せられていました。登場したばかりの頃は冷たい表情が多かったミュウランも、ヨウムと両思いになったことで柔らかい表情が増えました。ヨウムと一緒にいるときの笑顔や照れた顔は、特にかわいいと人気です。中には、人間姿のミュウランより、魔人姿のミュウランのほうがかわいいというコメントもありました。
数は少ないですが、ミュウランが嫌いだというコメントもいくつか見られました。ミュウランは間接的とはいえ、シオンたちの死に関わっています。その件について謝るでもなく、ヨウムやグルーシスに庇われている姿が気に障るようです。
【転生したらスライムだった件】ミュウランの正体はクレイマンに忠誠を誓う魔女
転生したらスライムだった件(転スラ)のミュウランの強さや正体、かわいい魅力などをまとめました。ミュウランは何百年も前から生きている魔女で、ある日を境にクレイマンの配下となりました。テンペストに災厄をもたらす原因となりましたが、リムルのおかげで自由を得てヨウムと幸せに暮らすことになります。小説版では子供も登場するため、アニメや漫画での登場も楽しみに待ちましょう。
この記事のライター
NR4712
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