【転生したらスライムだった件】原初の悪魔とは？7体の強さや能力まとめ

転スラこと転生したらスライムだった件に登場する悪魔族の中に、原初の悪魔と呼ばれる人物たちが存在しています。この記事では、転生したらスライムだった件に登場する原初の悪魔について詳しく解説していきましょう。

そもそも転生したらスライムだった件に登場する、原初の悪魔とはどのような存在なのでしょうか？原初の悪魔とは、転生したらスライムだった件に登場する悪魔族の中でも最強といわれている七人の悪魔たちを指しています。

悪魔族の中でも太古から存在しているとされており、他の悪魔とはくらべものにならない強さを持っています。転スラ内では、原初の悪魔の一部が主人公であるリムルの配下にもなっており、注目を集めているキャラたちです。

原初の悪魔は色が分けられているのが特徴ですが、なぜ色分けされているのか気になる人も少なくありません。原初の悪魔の色は、王の系統や思考などによって分けられているとされています。原初の悪魔の色は、髪色で見るのが一番分かりやすいでしょう。この記事では、それぞれの原初の悪魔の色についても紹介していくため、参考にしてみてください。

転スラこと転生したらスライムだった件の世界の中では、まずはじめに誕生したのは竜種となっています。その後、悪魔と天使という属種が出てきました。悪魔と天使は精神世界と呼ばれている法則に組み込まれたことで、正反対の属種が生まれます。そのときに闇の聖霊が七つに別れたことで、天使とは反対の悪魔の七人が誕生したといわれているのです。

転スラこと転生したらスライムだった件は、伏瀬（ふせ）先生による作品になっています。素人でも小説を投稿できるサイトの一つである「小説家になろう」に掲載された作品で、なろう系小説といわれています。

2013年から掲載されていた転生したらスライムだった件ですが、その後大幅に改正などが加えられて2014年の5月にはGCノベルズより刊行されました。人気に拍車のかかった転生したらスライムだった件は、原作を元にした漫画やテレビアニメの放送がされています。

転スラこと転生したらスライムだった件の主人公は、三上悟（みかみさとる）というごく普通のサラリーマンです。しかし、ある日通り魔に刺されてしまったことで、そのまま命を落としてしまいました。死亡したと思われた三上でしたが、異世界にてスライムとして転生します。

そこでリムルという名前を授けられますが、スライムは最弱キャラクターの一つです。転生したときに得たスキルである捕食者と大賢者を駆使して、リムルは多くの困難を打破していきます。仲間とも出会っていき、戦いなどを繰り広げていく新感覚な転生シリーズといえるでしょう。

原初の赤とされるギィ・クリムゾンは、原初の悪魔の中だけではなく転生したらスライムだった件のキャラ内でもトップの強さを誇っています。ミリムやラミリスと並んで最古の魔王でもあり、調停者としての役割も担っているキャラです。ギィの究極能力は傲慢之王（ルシファー）になり、相手のスキルをコピーして調整をした上で使用できます。

また、剣術の腕前もレベルが高く最強クラスです。優秀な剣捌きは、勇者ルドラやクロエとも肩を並べるほどといえるでしょう。竜種とも顔見知りになっており、ミリムやラミリスとは現在でも交流が続いているといいます。

ウルティマは一人称は「ボク」ですが、女性型悪魔になりかわいらしいあどけない少女です。見た目は小柄で美少女なウルティマですが、原初の悪魔の中でも随一の残虐性を持っています。強さも持ち合わせていますが、未熟さも相まって原初の悪魔の中では5位くらいのレベルといえるでしょう。

破滅の炎（ニュークリアフレイム）を保有しており、炎を使用して相手を蒸発させることが可能です。究極能力の死毒之王（サマエル）を獲得し、相手を即死させるというコンセプトです。残虐性を持つウルティマに合った、究極能力であると評価されています。

原初の黒という異名を持っているディアブロは、リムルが2万という数の魂を生贄にして供物として召喚しました。リムルに対して忠誠心が高く、リムルだけではなくその周りの関わりを持つ者に対しても丁寧な姿勢を見せています。原初の悪魔の中での強さは、ギィに続いて2位という位置づけです。

リムルの配下では1位となる究極能力の誘惑之王（アザゼル）ですが、強さにはあまり興味がない珍しいタイプの悪魔族としても有名でしょう。ディアブロは最強クラスであり、さらに頭が良いことも魅力です。リムルよりも先手でアイディアを出していたりします。

ミザリーは原初の緑になり、緑色の髪の毛が印象的な女性型悪魔です。過去にギィとの戦いに負けたことで配下につき、メイドとして仕えています。ミザリーは原初の悪魔の中で、強さがどれくらいなのか分かっていないキャラの一人でもあります。

作中ではほぼ戦闘シーンがないですが、ギィとも戦っており原初の悪魔であることを考慮すると、魔王クラスではないかといえるでしょう。真面目な性格を持つミザリーは、ギィのメイドとして粛々と仕事に向き合っている様子が伺えます。

原初の白のテスタロッサは、現在リムルの配下についている悪魔の一人です。白色のロングヘアを持ち、長身でスタイルが抜群な女性型悪魔です。また、言葉遣いが丁寧なキャラになり、気品溢れるため人気の高さもある原初の悪魔といえるでしょう。

核撃魔法である死の祝福（デスストリーク）と究極能力の死界之王（ベリアル）を保有しており、中でも死の祝福は即死レベルの魔法といわれています。テスタロッサの強さはギィやディアブロと肩を並べられるほどになり、最強クラスといわれる原初の悪魔らしさを感じられるでしょう。

カレラは原初の黄になり、黄色のボブヘアがかわいらしい女性型悪魔です。見た目はかわいい女性ですが、大胆な性格を持っておりやることが大雑把な面が目立ちます。リムルの配下になったカレラは、配下の中では一番最強といわれるレベルを持っています。

重力崩壊（グラビティコラプス）という核撃魔法を持っており、その魔法を使用して10万人を壊滅させた過去も持っています。攻撃に特化したスキルを多く持っていますが、実力が伴わない場合も多々見られるでしょう。

青色の髪の毛が印象的なレインは、原初の青です。レインはミザリーとともにギィに挑みましたが敗北をし、現在はミザリーと同様にギィのメイドとして立ち振る舞っています。レーザーでの攻撃を得意としていましたが、ディアブロと戦闘したときに躱されてしまったため現在の実力は不明です。

しかし、原初の悪魔であるため、実力は魔王クラスではないかと予想できるでしょう。ミザリーよりもバトルに向いている性格を持っていますが、作中ではほぼ戦闘シーンは見られないでしょう。

悪魔の中にもランクや序列が存在しており、原初の悪魔には同じ色を持つ眷属や従えている配下となる人物がいます。ここでは、原初の悪魔の中で、眷属や配下を持っている悪魔を紹介していきましょう。

原初の悪魔の中でもトップクラスの強さを持っているディアブロには、多くの眷属や配下がいます。原初の悪魔の中では、最多となる数を記録しているでしょう。ディアブロの眷属や配下の一人目、ベレッタです。ベレッタは転生したらスライムだった件の主人公であるリムルが、初めて召喚をした悪魔でもあります。

黒の眷属であるベレッタは、魔王の一人でもあるディーノと同じレベルの強さを持ちます。作中ではベレッタとディーノが戦闘するシーンも繰り広げられ、ベレッタの冷静な戦闘力が話題となりました。

二人目の眷属や配下は、ヴェノムです。ヴェノムはまだ若い悪魔になりますが、生まれながらにユニークスキルを持っています。転生者ではないかとも考察されている一人です。三人目はラーゼンの師匠であり、東の帝国の宮廷魔法使いでもあったガドラです。

テスタロッサの眷属や配下で分かっているのは、モスとシエンです。モスは見た目がかわいらしい幼い少年のため、強さなどがぱっと見では分からないでしょう。しかし、モスは悪魔族の中でも長く生きているとされる先史種になり、数万年単位で生きているとされています。そのため、強さやランク的には、悪魔族の中でも上の方であるといえるでしょう。

シエンは何度も転生を繰り返している悪魔になり、300年無敗という記録を持っています。しかし、転生したらスライムだった件の作中で、戦闘シーンなど活躍している描写はほぼありません。

カレラの眷属や配下は、アゲーラとエスプリです。アゲーラは悪魔でありながら魔法が使用できないキャラです。そのため、剣術を用いて戦っています。エスプリがカレラを甘やかしているため、アゲーラは諫める立場になっており苦労をしています。

その点、エスプリはカレラと「暴君のズッ友」という称号を持っており、ギャルのような口調が印象的なキャラです。天真爛漫なエスプリの性格は、常にアゲーラを困らせているという関係性です。

ウルティマの眷属や配下は、ヴェイロンとゾンダです。ヴェイロンは4000年以上生きているとされる侯爵クラスの階級の悪魔になり、紳士のような見た目が印象的でしょう。ウルティマを「お嬢様」と呼び、執事としても仕事をこなしています。

ゾンダは、何度か転生をしており、300年無敗の上位悪魔です。主人のウルティマとヴェイロンからは雑な扱いを受けているキャラですが、極上の料理を調理する料理人という面も持っています。

ミザリーの眷属や配下は、緑の使徒（ヴェルト）と呼ばれる謎めいた宗教団体です。団体になるため何名ほどいるのかは定かではないですが、その団体をミザリーは活用しています。人間社会の監視をしたり、情報収集も緑の使徒を駆使して行なっています。

ギィ・クリムゾンの声優を担当したのは、愛知県出身でピアレスガーベラに所属している石田彰（いしだあきら）さんです。1967年11月2日生まれのO型で、1988年より声優として活動を開始しています。声優を担当した主な作品として、『新世紀エヴァンゲリオン』の渚カヲル役や『鬼滅の刃』の猗窩座役、『銀魂』の桂小太郎役があります。

その他にも、『最遊記シリーズ』の猪八戒役や『NARUTO -ナルト-』の我愛羅役、『夏目友人帳』の名取周一役を担当しています。

ミザリーの声優を担当したのは、東京都出身で青二プロダクションに所属している広瀬ゆうき（ひろせゆうき）さんです。1993年4月2日生まれのB型で、2014年より声優として活動を開始しています。声優を担当した主な作品として、『ハイスコアガール』の日高小春役や『アリスと蔵六』の山田のり子役、『Cutie Honey Universe』の我目モモ実役があります。

レインの声優を担当したのは、埼玉県出身でヴィムスに所属している幸村恵理（ゆきむらえり）さんです。1998年12月6日生まれで、2018年より声優として活動を開始しています。声優を担当した主な作品として、『マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の智珠らんか役や『リアデイルの大地にて』のケーナ役、『アイドルマスター シャイニーカラーズ』の黛冬優子役があります。

ヴェルザードの声優を担当したのは、東京都出身で大沢事務所に所属している井口裕香（いぐちゆか）さんです。1988年7月11日生まれのAB型で、2002年より声優として活動を開始しています。声優を担当した主な作品として、『物語シリーズ』の阿良々木月火役や『戦姫絶唱シンフォギア』の小日向未来役、『宇宙よりも遠い場所』の三宅日向役があります。

その他にも、『とある魔術の禁書目録』のインデックス役や『ガールズ&パンツァー』の冷泉麻子役、『ヤマノススメ』の雪村あおい役を担当しています。

ウルティマの声優を担当したのは、埼玉県出身でアミューズに所属している富田美憂（とみたみゆ）さんです。1999年11月15日生まれのA型で、2015年より声優として活動を開始しています。声優を担当した主な作品として、『アイカツスターズ！』の虹野ゆめ役や『京都寺町三条のホームズ』の真城葵役、『女子高生の無駄づかい』の山本美波役があります。

ディアブロの声優を担当したのは、愛知県出身でインテンションに所属している櫻井孝宏（さくらいたかひろ）さんです。1974年6月13日生まれのA型で、1996年より声優として活動を開始しています。声優を担当した主な作品として、『おそ松さん』の松野おそ松役や『コードギアス 反逆のルルーシュ』の枢木スザク役、『呪術廻戦』の夏油傑役があります。

その他にも、『鬼滅の刃』の冨岡義勇役や『今日からマ王！』の渋谷有利役、『ダイヤのA』の御幸一也役を担当しています。

原初の悪魔は、女性キャラに人気が集まっています。かわいらしい女性悪魔たちは、ビジュアルの高さが魅力的でしょう。かわいらしい見た目でありながら、悪魔族というギャップも惹かれる理由といえます。

女性の原初の悪魔たちに高い評価がされていますが、もちろん男性キャラも負けてはいません。原初の悪魔はどのキャラもビジュアルがよいと評価されており、女性からは男性悪魔キャラへの人気も垣間見えます。

アニメや映画を見たことで、原初の悪魔の声優陣が豪華という評価も見られます。転生したらスライムだった件は、豪華な声優陣が名を連ねています。その中でも、原初の悪魔の声優は豪華といった声が多くあがります。

転スラこと転生したらスライムだった件に登場する原初の悪魔は、悪魔族の中でも最強クラスが集まった集団でした。それぞれにテーマカラーがあり、ファンからは推している悪魔が持つカラーのアイテムを手にしている人も多くいます。最強クラスの原初の悪魔は、声優陣も豪華なためぜひ目を向けてみてください。