【転生したらスライムだった件】ヴェルドラの正体とは?強さや究極能力も
『転生したらスライムだった件』のヴェルドラとは、一体どういったキャラでしょうか?本記事では、ヴェルドラの正体や強さ、スキルなどを詳しく解説します。転生したらスライムだった件のアニメでヴェルドラを演じた、声優の前野智昭さんについても紹介します。
目次
【転生したらスライムだった件】ヴェルドラとは?
ヴェルドラのプロフィール
『転生したらスライムだった件』のヴェルドラは、天災級(カタストロフ級)の魔物です。巨大な竜の姿をしており、暴風竜の名で恐れられています。300年前から無限牢獄に封印されていましたが、リムルのおかげで解放されることになります。
無限牢獄に封印されている間もヴェルドラは脅威の存在で、リムルに捕食されたことにより各国の動きが激しくなりました。リムルが捕食してから2年後、ヴェルドラは人の姿で完全復活します。人型のヴェルドラは精悍な顔つきの青年姿で、褐色の肌と金色の髪が特徴的なイケメンとなりました。
ヴェルドラの性格
転生したらスライムだった件(転スラ)のヴェルドラは、単純で調子に乗りやすい性格をしています。思ったことをそのまま口にしてしまうため、トラブルを起こすことも多いです。見た目に似合わず寂しがり屋で、ツンデレな性格でもあります。また、おだてに弱いため、リムルからは「チョロゴン(チョロいドラゴン)」と呼ばれることもあります。
転生したらスライムだった件(転スラ)の概要
転生したらスライムだった件(転スラ)は、「小説家になろう」で連載されていた伏瀬さんによる小説です。Web版の小説はすでに完結していますが、GCノベルズから刊行されている書籍版の小説は現在も続いています。転生したらスライムだった件は書籍化されるに当たり、その内容が大幅に改訂されました。後に漫画にもなりますが、漫画は書籍版の内容に沿って描かれています。2018年にはテレビアニメにもなり、現時点で第2期までの放送が終わっています。
転生したらスライムだった件(転スラ)のあらすじ
普通のサラリーマンだった三上悟は、ある日通り魔に刺されて死んでしまいます。その後、三上悟の魂は異世界へと渡り、スライムとして転生しました。そこで暴風竜ヴェルドラと友達になったスライムの三上悟は、リムルという新しい名前をもらいます。リムルはさまざまな魔物と仲良くなり、仲間と暮らすための町を作ります。町はやがて国となり、リムルはその国の盟主となりました。仲間たちと協力しながら、リムルはより良い国造りに励むのでした。
【転生したらスライムだった件】ヴェルドラの正体や復活
ネタバレ①ヴェルドラの正体は竜種の一体
転生したらスライムだった件(転スラ)のヴェルドラは、巨大なドラゴンの姿でリムルの前に現れました。見た目通りドラゴンの一種ですが、実はヴェルドラは「竜種」という種族のドラゴンです。竜種はドラゴンそのものではなく、聖属性と魔属性の両方を持つ精神生命体です。転生したらスライムだった件の世界では最上位に位置する種族で、他のドラゴン系の魔物とは格が違います。
竜種の魔物は、ヴェルドラを含めて世界に4体しかいません。ヴェルドラはその4体の中では末っ子で、兄や姉に当たる竜種が存在しています。竜種は子孫を残すことはなく、消滅と再生を繰り返すことで世界に在り続けます。ただ、一度消滅するとそれまでの自我はなくなり、新たな自我に生まれ変わります。
ネタバレ②ヴェルドラを封印した勇者の正体はヒナタ?
転生したらスライムだった件(転スラ)のヴェルドラは、初めてリムルと出会ったとき、勇者に封印されたと言っていました。この勇者の正体は、しばらく明らかになっていませんでした。後にヴェルドラを封印した人物の正体は、勇者クロノアであることがわかりました。勇者クロノアはクロエが成長した姿ですが、このときクロエの体にはヒナタが入っていました。そのため、ヴェルドラを封印した勇者は、事実上ヒナタであったといえます。
ネタバレ③ヴェルドラとリムルの出会い
転生したらスライムだった件(転スラ)のリムルは、転生前は日本に住む普通のサラリーマンでした。通り魔に刺されて死んだとき、スライムとして異世界に転生しました。リムルが転生したときにいた場所は、ジュラの大森林にある洞窟です。その洞窟には、300年もの間封印されていたヴェルドラがいました。ヴェルドラは周囲に意思疎通できる者がいなかったため、300年間孤独に過ごしていました。
そこへ、意思疎通ができるスライムが現われ、喜んで話しかけてきました。リムルは初めはヴェルドラの姿に驚きますが、すぐに意気投合して仲良くなります。そして、ヴェルドラから「リムル」の名をもらい、リムルはヴェルドラに「テンペスト」の名を与えました。こうして2人はそれぞれ「リムル=テンペスト」、「ヴェルドラ=テンペスト」と名乗り、盟友となったのでした。
ネタバレ④「無限牢獄」から解放する
転生したらスライムだった件(転スラ)のヴェルドラは、勇者の「無限牢獄」というスキルによって封印されていました。リムルはこのスキルを解析するため、ヴェルドラを捕食します。無限牢獄を解析していたリムルの「大賢者」は、リムルが魔王に進化した際「智慧之王(ラファエル)」に進化しました。智慧之王(ラファエル)に進化したことでさらに能力が上がり、無限牢獄の解析に成功します。そして、ヴェルドラは無限牢獄から解放され、見事復活することができたのでした。
ネタバレ⑤地下迷宮のボスになる
リムルはテンペストを発展させようと考え、娯楽施設である地下迷宮(ダンジョン)を作ること思いつきました。そして、この迷宮のラスボスとして君臨しているのが、暴風竜ヴェルドラです。ヴェルドラは迷宮の地下100階に私室が与えられ、ここで冒険者たちを待っています。ただ、地下迷宮は奥へ行けば行くほど敵が強大になっていくため、ヴェルドラまでたどり着くのはほぼ不可能です。
ネタバレ⑥ヴェルグリンドと戦う
転生したらスライムだった件(転スラ)のヴェルドラには、兄が1人と姉が2人います。ヴェルグリンドはヴェルドラの姉に当たる竜種で、普段は東の帝国の皇帝の側にいます。ヴェルグリンドはヴェルドラを支配しようと、テンペストに攻め込んできたことがあります。ヴェルドラはリムルとの修行のおかげで姉相手にも善戦しますが、タツヤ・コンドウに神滅弾(ジャッジメント)を撃たれてしまいます。そして、ヴェルグリンドに強制支配されてしまいました。
ネタバレ⑦リムルに再度捕食され解放される
ヴェルドラが強制支配されたことを知り、リムルは激怒します。そして、支配されてしまったヴェルドラと、ヴェルグリンドの2体の竜種相手に戦うことになりました。さすがのリムルも、竜種2体の相手は厳しいものがありました。しかし、リムルは戦闘中に智慧之王(ラファエル)に名前をつけることで、その窮地を凌ぐことができました。
智慧之王(ラファエル)はリムルから「シエル」という名前をもらい、神智核(マナス)へと進化しました。新たなアルティメットスキルを獲得したリムルは、竜種2体にも引けを取らない強さを手に入れます。そして、支配されていたヴェルドラを助けるため再び捕食し、強制支配から解放することに成功しました。
【転生したらスライムだった件】ヴェルドラの強さやスキル
強さや能力①最強の種族「竜種」
転生したらスライムだった件(転スラ)のヴェルドラの正体は、前述した通り「竜種」という種族です。竜種は魔力や体内の魔素量だけでなく、パワーや肉体の強靭さなど、あらゆる面で他の魔物を凌駕します。ヴェルドラは姉など他の竜種よりやや劣るところもありますが、魔王にも引けを取らないほどの強さを持っています。
強さや能力②魂の回廊により不死になる
転生したらスライムだった件(転スラ)のヴェルドラは、リムルと魂の回廊でつながっています。魔物は名前をつけられることで進化を遂げますが、名付けをすると当事者同士が魂の回廊でつながります。ヴェルドラはリムルが名無しのスライムだったときに名前を与えており、そこで魂の回廊がつながりました。魂の回廊でつながった者同士は、一方が死んだとしてももう一方が健在であればいつでも復活できます。ヴェルドラはリムルと魂の回廊でつながることで、事実上不死となったのです。
強さや能力③究極能力「混沌之王」
転生したらスライムだった件(転スラ)のヴェルドラは、「究明之王(ファウスト)」というスキルを持っていました。このスキルが進化したものが、「混沌之王(ナイアルラトホテップ)」です。混沌之王(ナイアルトホテップ)は、究明之王(ファウスト)の危険予知能力や解析鑑定能力に、「並列存在」の権能が加わったものです。ヴェルドラは並列存在によって、最大4体の分身を作ることできるようになりました。
【転生したらスライムだった件】ヴェルドラの声優
ヴェルドラの声優は「前野智昭」
転生したらスライムだった件(転スラ)のアニメでは、声優の前野智昭さんがヴェルドラの声を担当しています。ヴェルドラは竜型と人型の2種類の姿がありますが、それぞれの姿で声を多少変えていました。ここでは、ヴェルドラを演じた前野智昭さんのプロフィールや、これまでに出演した代表作を紹介します。
前野智昭のプロフィール
前野智昭さんは、1982年5月26日生まれの声優です。茨城県下妻市出身で、アーツビジョンに所属しています。中学時代には本格的に声優になることを志し、声優専門学校のアミューズメントメディア総合学院に入学します。卒業後はアーツビジョンの預かり入所をし、同時に日本ナレーション演技研究所でも演技の勉強を続けました。2010年には、第4回声優アワードで新人男優賞を受賞しています。
前野智昭の主な出演作品
前野智昭さんの主な出演作品と担当キャラは、『暁のヨナ』のハク、『プリティーリズム・レインボーライブ』の速水ヒロ、『はたらく細胞』の白血球などです。他にも、『うたの☆プリンスさまっ♪』シリーズのカミュや『BROTHERS CONFLICT』の朝日奈棗など、数々の人気キャラを演じてきました。2023年に始まった『シュガーアップル・フェアリーテイル』では、ヒュー・マーキュリー役を務めています。
【転生したらスライムだった件】ヴェルドラに対する世間での評判や人気
転生したらスライムだった件(転スラ)のヴェルドラは、ゴツい外見に似合わずツンデレなところがあります。ヴェルドラのツンデレが好きなファンは多く、可愛いという感想が多く見られました。また、ヴェルドラのツンデレシーンをもっと見たいというコメントもありました。
転生したらスライムだった件(転スラ)のヴェルドラは、かっこいいという感想も多く寄せられていました。ヴェルドラは竜と人の2つの姿がありますが、どちらも同じくらい人気があるようです。また、自分の強さに絶対的な自信を持っているところも、かっこいいと評判でした。
転生したらスライムだった件(転スラ)のヴェルドラは、「盟友」や「魂の片割れ」といったセリフを臆面もなく口にします。こういったセリフをサラリと言ってしまうところや、性格に裏表がなさそうなところが良いと評判でした。また、リムルとの友情関係が好きな人も多く、ヴェルドラとリムルが絡むシーンは人気が高いです。
【転生したらスライムだった件】ヴェルドラは竜種の強いキャラだった
転生したらスライムだった件(転スラ)のヴェルドラの正体や強さ、スキルなどをまとめました。ヴェルドラは竜種という最強種族の1体で、圧倒的な強さを持ったキャラです。強いだけでなく、お茶目で明るい性格も魅力のひとつです。リムルの盟友として、これからも大いに活躍してくれることでしょう。
この記事のライター
NR4712
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