【スラムダンク】桜木花道のモデルは?デニスロッドマンとバークレーのどっち?
スラムダンクの主人公、桜木花道は長年デニスロッドマンがモデルだとファンの間で言われてきました。ですがスラムダンク作者の井上雄彦先生が「モデルはいない、いるとしたらバークレー」とインタビューで語っています。ここでは桜木花道のモデルはどちらなのかを紹介いたします。
目次
桜木花道とは?
桜木花道は『スラムダンク』の主人公で、バスケットまったくの素人の状態から地道な練習を経て、成長していく王道の主人公です。破天荒な性格だが、根は真面目だったりすることから、ファンからとても愛されてるキャラクターです。
桜木花道のプロフィール
- 本名:桜木花道
- 身長:188cm→189.2(後半)
- 体重:83kg
- 誕生日:4月1日
- 背番号:10
- ポジション:パワーフォワード、センター
桜木花道と言えば、赤い髪が特徴的で喧嘩っ早くかなりの自信家です。バスケットと出会ってからはお調子者である事は変わらないものの、根が真面目であることからバスケットというスポーツに真正面から向き合ってバスケットマンへと成長していきます。
スラムダンクの概要
『SLAM DUNK』(スラムダンク)は週刊少年ジャンプにて連載されていた、井上雄彦先生の作品です。当時としては異例のバスケットを題材にした漫画で、現在でも大変人気のある作品となっております。神奈川県の湘南地方が舞台となっており、実際に現地に行く人がいるほどです。
スラムダンクのあらすじ
湘北高校に入学した桜木花道が、赤木晴子にスカウトされバスケットボール部へ入部して始まる物語です。最初は過去の出来事からバスケットを嫌っていた桜木花道でしたが、地道な練習を経てバスケットボールの楽しさを知り、貪欲に勝利を目指していく王道のスポーツ漫画です。
桜木花道のモデルはデニスロッドマン?理由を考察
長年、桜木花道のモデルはNBAのスタープレイヤー「デニスロッドマン」ではないかと噂されていました。桜木花道とデニスロッドマンの共通点は多く、作者の井上雄彦先生の言及がなければ、誰もが他のモデルがいたとは考えなかったでしょう。ここではデニスロッドマンのご紹介と、その共通点にて詳しく解説していきます。
デニスロッドマンとは?
デニスロッドマンはシカゴ・ブルズなどで活躍したディフェンダータイプのプレイヤーです。かなり奇抜なヘアカラーをしており、デニスロッドマン自体もかなりの問題児として有名でした。ここからは桜木花道と、そのモデルと考えられていたデニスロッドマンの共通点を挙げていきます。
桜木花道とデニスロッドマンの共通点
桜木花道とデニスロッドマンの共通点はかなり多く見受けられます。モデルではないにしてもその外見やプレイスタイルから、一般的にはデニスロッドマンがモデルだと言われた方がしっくりくることも多いです。なので共通点として考えられるポイントを8つほどご紹介します。
共通点①赤坊主頭
まず何といってもその頭髪が一番有名なところです。シカゴ・ブルズ時代のユニフォームと合わせて桜木花道と並べて見比べたら、共通点としていちばんしっくりくるのではないでしょうか。ですが連載当初はデニスロッドマンはピストンズに所属しており、その頭髪はまだ黒色でした。
共通点②問題児エピソード
続いて性格的な部分になりますが、桜木花道もデニスロッドマンもかなりの「問題児」であったことも共通点として見られています。デニスロッドマンはピストンズ時代はバッドボーイズと呼ばれるチームで有名になり、勝つためなら手段を選ばないほどです。また私生活でも数々の問題行動をしており、性格難であったことも共通点として挙げられます。
共通点③リバウンド
桜木花道の代名詞と言えばリバウンドですが、デニスロッドマンも非常に得意としてます。NBAではリバウンド王を7年連続で獲得しており、この点も共通点として見られる事が多いです。桜木花道もデニスロッドマンもお互いにリバウンドでチームに貢献しており、プレイスタイルの面での共通点としてはかなり近い物があります。
共通点④ディフェンス力
素人ながらも自身が出来る事を全て出し切って相手を止める桜木花道、これはデニスロッドマンにも同じことが言えます。勝つために手段を選ばず相手を止めるデニスロッドマンは、NBAオールディフェンシブ・ファーストチームという守備が優れた選手に贈られる賞を7回、NBA最優秀守備選手賞を2年連続獲得するという点も共通点として挙げられるでしょう。
共通点⑤試合での流れを引き寄せるプレー
桜木花道は素人ですが、その豊富な運動量から流れを引き寄せるプレーを無意識に行っています。それはデニスロッドマンにも共通した点であり、ルーズボールを拾う、リバウンドを成功させる、ファウルを貰うなど数々のプレーで観客を味方につけて、流れを引き寄せる所はモデルとして見られてもおかしくない共通点でしょう。
共通点⑥頭脳的な一面がある
桜木花道もデニスロッドマンも問題児であることは見ていれば分かる事ですが、意外にも頭脳的な一面を持ち合わせている所も共通点として挙げられます。桜木花道の場合は本能で相手の行動を判断して、意外な場所で守っていたり、赤木剛憲に時間差ブロックを提案しています。一方デニスロッドマンはシカゴ・ブルズに在籍した際には、作戦内容をいち早く理解していたなど共通点があります。
共通点⑦ルーズボールを追う
この共通点は誰がみても一目瞭然で、桜木花道のモデルがデニスロッドマンだとみられた理由の一つとして挙がるでしょう。桜木花道はボールキープに対する意識が非常に高く、ルーズボールに対しても同様です。桜木花道同様、デニスロッドマンもルーズボールを追って観客席や、相手ベンチに飛び込んでまでボールをキープする姿が見られます。
共通点⑧背番号
最後に挙げる共通点は背番号です。他の共通点と比べるとデニスロッドマンをモデルとするには若干弱い理由ではありますが、ピストンズに所属していた際にはデニスロッドマンは背番号10をつけています。またこの背番号はピストンズでは永久欠番となっており、連載当初所属していたチームでもある為、桜木花道のモデルとして見られていたようです。
桜木花道のモデルに関する作者の発言
ここまで桜木花道とデニスロッドマンの共通点を挙げさせて頂きましたが、作者の井上雄彦先生が発言した内容では「モデルは存在しない」という事です。ですが敢えて挙げるとするならばそのモデルは「バークレー」であると、井上雄彦先生自身が発言しています。
桜木花道のモデルはバークレー?理由を考察
ではなぜ桜木花道のモデルはデニスロッドマンではなくバークレーなのか、ここからはその理由について解説していきます。あくまでモデルがいるとしたらバークレーであると井上雄彦先生が発言しているので、桜木花道との共通点として挙げられる理由を中心に解説します。
バークレーとは?
チャールズ・バークレーはNBA史上最高峰のオールラウンダーで、ミドルシュートを最も得意とするプレイヤーです。空飛ぶ冷蔵庫と言われる程ジャンプ力や身体能力が高く、パワーも備えていたためパワーフォワードとしては小柄でしたが優秀な成績を残し、またマイケル・ジョーダンのライバルとしても有名です。
桜木花道とバークレーの共通点
桜木花道のモデルとされるバークレー、その共通点は素人を脱却した辺りの全国大会から見られます。その部分を中心にモデルとなった共通点、そしてその理由を解説していきます。
共通点①小柄な体
普通の人から見たら十分大きい桜木花道は、パワーフォワードとしては少し小柄なサイズでした。バークレーも同様にパワーフォワードとしては小柄です。あくまでバスケットのポジションの中ではという理由ですので、決して小さい訳ではありません。
共通点②プレースタイル
桜木花道のモデルがいるとしたらバークレー、と言われた理由はこのプレースタイルからきているのかもしれません。後述するミドルシュートをはじめ、抜群の身体能力を持ち、空飛ぶ冷蔵庫とも言われる程のパワーを持つバークレーですが、桜木花道自身も赤木剛憲を吹き飛ばしながらダンクを決めるなど規格外の身体能力とパワーを秘めています。
共通点③ミドルシュート
次に挙げる共通点としてはミドルシュートです。ここで挙げる理由としては少し疑問に思う方もいるかもしれませんが、桜木花道はミドルシュートの練習をひたすら行っていたり、山王戦の最後も桜木花道のミドルシュートで決めています。バークレー自身はオールラウンダーですが、その中でもミドルシュートを得意としており、桜木花道が成長しきったらバークレーのような選手になる、という理由であれば共通点としてはかなりはっきりしてきます。
共通点④流川楓の存在
桜木花道のモデルがバークレーである一番の理由は、流川楓の存在が挙げられます。作中では犬猿の仲でライバルの桜木花道と流川楓ですが、流川楓のモデルはマイケル・ジョーダンです。バークレーとジョーダンはライバル関係で、互いにブラザーと呼ぶほど認め合った仲で、スラムダンク作中でも流川楓は桜木花道をライバルと見ているふしがあり、認めていたからこそ最後のラストパスが通ったと考えると、バークレーをモデルとする理由はかなり合点がいきます。
桜木花道の声優
この項目ではアニメ「SLAM DUNK」(スラムダンク)内で桜木花道に声をあてている声優さんをご紹介していきます。桜木花道は声優の草尾毅さんです。草尾毅さんのプロフィールや出演作品なども併せてご紹介していきます。
桜木花道の声優は「草尾毅」
桜木花道を演じられているのは声優の草尾毅さんで、出演作品は多岐に渡ります。代表作品には同じジャンプ作品である、ドラゴンボールシリーズのトランクスなどがあります。桜木花道を演じる時はやんちゃな感じですが、未来のトランクスを演じる時は爽やかな感じが特徴です。
草尾毅のプロフィール
- 名前:草尾毅(くさお たけし)
- 生年月日:1965年11月20日(56歳)
- 血液型:B型
- 身長:165cm
- 出身地:埼玉県所沢
- 所属事務所:青二プロダクション
元々は芸能界入りを目指していたが、演技に自信がなかった事から声優事務所の存在を知り、声優養成所へ通う事になります。その後押井守監督の作品でデビューし、着ぐるみの仕事などもこなしていたそうです。その後順調に仕事をこなしていき、現在でも多数の作品に出演しております。
草尾毅の主な出演作品
- SLAM DUNK(スラムダンク):桜木花道
- ドラゴンボールシリーズ:トランクス
- 鎧伝サムライトルーパー:真田遼(烈火のリョウ)
- 戦国無双:真田幸村
- ワールドトリガー:忍田真史
- ケロロ軍曹:ドロロ兵長
草尾毅さんは1989年に結成された「NG5」という声優ユニットにて、大変な人気を博しコンサートや握手会などでは救急車が出動するほどの人気を誇っています。また洋画の吹替えでは初期のレオナルド・ディカプリオを担当していたりなど、爽やかな声も特徴な方です。
桜木花道に対する世間での評判や人気
桜木花道は名前が覚えやすいというのもありますが、名前の字画がとても綺麗で好きだという方が非常に多いです。また名前とキャラクターの性格のギャップもあり、そこが好きな方も多いです。
行動が素直でわかりやすいという理由で好ましいと感じる方も多いです。桜木花道は最初は粗暴で問題児ではありますが、根は繊細で真面目であるがゆえにバスケットの面白さを知った後はかなり素直になっていくのも好きな理由として挙げてる方もいました。
桜木花道自体は最初は初心者で、むしろバスケットボールの事は嫌いでした。ですが、バスケットボールの面白さを理解してからの成長速度はかなり早く、部員達からの信頼も非常に厚いキャラクターに成長していきます。基礎から学んで成長していく姿や、キャラクターそれぞれの言葉に感銘を受け、それが好きな理由として上げている方が非常に多いです。
桜木花道のモデルはデニスロッドマンではなかった
井上雄彦先生の発言から考えると、桜木花道のモデルとなる選手はデニスロッドマンではありませんでした。ですがモデルとして挙がる理由も多数あるなど共通点は非常に多いのも事実です。桜木花道のモデルはあえて挙げるならバークレー、というのは成長の過程や最終的な成長した姿であるのかもしれません。
この記事のライター
ヒロ1129
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