【スラムダンク】最強プレイヤーランキング!ポジション別のスタメンも
『スラムダンク』には、読者を魅了するプレイヤーが数多く登場します。本記事では、『スラムダンク』の最強プレイヤーは誰か、ランキングにして紹介します。ポジション別の最強スタメンや、最強の学校ランキングTOP5もまとめています。
目次
【スラムダンク】とは?
『スラムダンク』は、バスケット漫画の金字塔ともいわれる漫画です。本格的なバスケの描写が人気で、多くの名プレイヤーが登場します。本記事では、『スラムダンク』に出てくる選手の中で最強キャラは誰か、ランキングで紹介します。
スラムダンクの作者
スラムダンクの作者は井上雅彦さんで、他にも『バカボンド』や『リアル』などの作品があります。熊本大学に入学しますが、漫画家となるために大学を中退して上京しました。『シティーハンター』を連載中の北条司さんのアシスタントして漫画の基本を学び、『楓パープル』で漫画家デビューします。高校時代にバスケをしていたことから、漫画家になったらバスケ漫画を書こうと決めていたそうです。
スラムダンクの概要
『スラムダンク』は、バスケットに打ち込む高校生の姿を描いたスポーツ漫画です。日本ではあまり人気のなかったバスケットですが、この漫画のおかげでバスケットブームが巻き起こります。週刊少年ジャンプに1990年から1996年にかけて連載され、1993年からはアニメも放送されました。
スラムダンクのあらすじ
湘北高校に入った不良少年の桜木花道は、ひと目惚れをした赤木晴子に気に入られるためにバスケ部に入ります。地味な基礎練習に嫌気が指していた桜木でしたが、上達するに連れてバスケが楽しくなってきます。持ち前の身体能力で素人とは思えない活躍をするようになり、湘北にとって欠かせないメンバーとなるまでに成長します。本物のバスケットマンとなった桜木は、全国制覇を目指して強豪校に立ち向かっていくのでした。
【スラムダンク】最強プレイヤー・選手キャラランキングTOP20〜11
まずは、『スラムダンク』の最強プレイヤー・選手キャラランキングTOP20〜11を紹介します。ランキングは低くても、優秀な選手ばかりです。自分のお気に入りキャラがランクインしているかどうか、チェックしてみましょう。
20位:一之倉聡
一之倉聡は強豪の山王工業高校の選手ですが、それほど目立つキャラではありません。最強キャラランキング20位に入った理由は、彼の粘り強い性格にあります。山王の合宿は辛くどの選手も必ず一度は逃げ出すものでしたが、一之倉聡はただ1人そのきつい合宿に耐え抜いた選手です。そのスタミナと根性には目を見張るものがあり、作中では三井寿封じとしての役割を担っていました。
19位:三井寿
三井寿は湘北のシューティングガードで、3ポイントシュートを得意とする選手です。シュート以外の才能もあり、他校からも恐れられる存在です。その割にはランキングの順位がやや低めですが、その理由は2年間のブランクによるスタミナ不足が目立つためです。三井寿はスタミナ不足のため、試合途中で降板してしまうこともありました。スタミナがもっとあれば、最強キャラランキング上位に食い込むことも難しくないでしょう。
18位清田信長
清田信長は、神奈川最強といわれる海南高校で1年からスタメンを勝ち取った選手です。自分に絶対的な自信を持ったキャラで、神奈川NO.1ルーキーを自称しています。作中では派手なダンクシュートを見せたり、流川楓を抑える活躍をしています。しかし、体格的に大きな選手にはかなわなかったり、プレイに荒削りなところもあります。まだ1年生であるため、これからの成長次第で最強キャラランキングも変動してくるでしょう。
17位:土屋淳
ランキング17位に入った土屋淳は、大栄学園高校の選手です。『スラムダンク』の作中では少ししか登場しないキャラですが、そのプレーを見た相田彦一は仙道彰のプレースタイルに似ているという感想を持ちます。豊玉高校からの挑発にも乗らない冷静な選手で、湘北と戦っていれば大きな障壁となっていたはずです。
16位:花形透
翔陽高校のセンターである花形透は、最強キャラランキング16位に入りました。赤木や魚住ほどのパワーはありませんが、その分を技術力でカバーしています。冷静沈着な性格でコート上でも落ち着いたプレーをしますが、桜木花道の予想外の動きにペースを乱されます。頭脳的な選手である分、桜木のような本能で動く相手とは相性が悪いようです。
15位:魚住純
最強キャラランキング15位の魚住純は、陵南のセンターでありキャプテンでもあります。赤木と同じくパワー系のプレーを得意としますが、熱い性格が災いして退場してしまうこともありました。魚住はチームの中心となる存在ではないことを自覚しており、仙道などの名プレイヤーのために自ら地味な仕事をします。縁の下の力持ちとしての役割だけでなく、陵南の精神的な支えにもなっている存在です。
14位:藤間健司
藤真健司は翔陽高校のポイントガードですが、監督としての役割も果たしています。翔陽高校では初めて1年のときからスタメンを獲得した選手で、翔陽の事実上のエースといわれています。しかし、監督と兼任していたことでプレーだけに全力投球できず、結果的に予選で湘北に敗北してしまいます。藤間が選手としてだけに集中できていれば、結果は違っただろうといわれています。
13位:宮城リョータ
湘北のポイントガードである宮城リョータは、最強キャラランキング13位にランクインしました。宮城は身長が低いというコンプレックスがありますが、その身長の低さを活かしたスピード感のあるプレーを得意としています。藤間や牧などの強豪高校のポイントガードにも堂々と渡り合い、湘北の攻撃の要となって活躍していました。
12位:松本稔
松本稔は山王工業高校の選手で、湘北との試合では後半から出場しました。他の選手に隠れてそれほど目立った活躍は見えませんでしたが、エースの沢北がいなければエースになっていてもおかしくないといわれていた選手です。湘北との試合では何度も三井を抜き去り、その技術力の高さを見せていました。
11位:桜木花道
『スラムダンク』の主人公でもある桜木花道は、最強キャラランキング11位でした。意外と低いと感じるかもしれませんが、バスケを始めて数ヶ月の初心者であることを考えると、驚異の順位だといえるでしょう。桜木の持ち味は、人間離れしたスタミナとジャンプ力、精神力です。強豪選手相手でも物怖じせず、次々とリバウンドを取っていきました。技術を吸収する力も凄まじく、このまま物語が進んでいたら、ランキング10位以内に入っていたことは間違いないでしょう。
【スラムダンク】最強プレイヤー・選手キャラランキングTOP10〜4
続いて、『スラムダンク』最強プレイヤー・選手キャラランキング、TOP10〜4までの発表です。惜しくもTOP3入りを果たせませんでしたが、TOP3に入ってもおかしくない実力のキャラが目白押しです。
10位:赤木剛憲
湘北の頼れるキャプテンである赤木剛憲は、最強キャラランキング10位に入りました。赤木のポジションはセンターで、パワーを活かしたプレーを得意としています。インターハイ予選までは自分が活躍することでチームを引っ張ってきた赤木でしたが、山王の河田にはかないませんでした。魚住からの助言もあり、山王戦では味方を活かすプレーに切り替え、プレースタイルの幅がまた広がりました。
9位:諸星大
最強キャラランキング9位の諸星大は、愛知學院高校のシューティングガードです。『スラムダンク』の作中でプレーしている姿は描かれていませんでしたが、全国的にも有名な選手で、監督からも「沢北を倒せるのはお前だけだ」といわれています。海南の牧と面識があることからも、牧が認めるほどの実力があることは確かでしょう。
8位:深津一成
深津一成は、山王工業高校のキャプテンです。ポジションはポイントガードで、ゲームメイクから3ポイントシュート、ポストプレーまで駆使する能力の高い選手です。深津は桜木と宮城のアリウープにも動じず、冷静にチームの動揺を抑えました。2年生の頃の海南との試合では、牧からもボールを奪うほどの実力の持ち主です。
7位:神宗一郎
神宗一郎は、抜群のシュート力を誇る陵南のシューティングガードです。中学時代はセンターでしたが、体格に恵まれなかった神はセンターのポジションは諦め、シュートの練習を続けてシューターとして才能を開花させます。『スラムダンク』の作中では一度もシュートを外した描写がなく、シュート成功率がいかに高いかがわかります。ただ、牧とコンビを組めばこそ輝ける選手であり、牧がいなくなると活躍の場も少なくなってしまうと思われます。
6位:森重寛
最強キャラランキング6位にランクインした森重寛は、名朋工業高校のセンターを受け持っている選手です。高い身長とがっしりとした体格に恵まれ、パワーで相手をねじ伏せます。中学2年生からバスケを始めたにも関わらず、全国大会では1回戦で50得点も獲得しています。リングにぶら下がるなどしてファールを取られることも多いですが、注目度が高い天才型の選手です。
5位:河田雅史
山王工業高校のセンターである河田雅史は、今までにポイントガードやフォワードといったポジションもこなしてきました。そのため、これらのポジションの技術を活かした器用なプレーができる選手で、高校バスケ界の最強センターといわれています。神奈川では最強センターの1人に入る赤木も、河田には圧倒されてしまいました。
4位:流川楓
湘北の絶対的なエースである流川楓ですが、最強キャラランキングでは4位という結果になりました。周りからも天才と呼ばれている流川ですが、まだ1年生ということもあり、プレーが自己中心的だという弱点もあります。山王戦ではその弱点をつかれて沢北に完敗しますが、途中からパスを活かすプレーを覚えて反撃を開始します。スタミナ不足とディフェンスにまだ不安がありますが、これからの成長次第では沢北や仙道を抜かす可能性もあるでしょう。
【スラムダンク】最強プレイヤー・選手キャラランキングTOP3
最後に、『スラムダンク』の最強プレイヤー・選手キャラランキングTOP3を見ていきましょう。TOP3の3人は物語中で活躍の場も多く、誰が1位になってもおかしくない実力の持ち主です。1人ずつ、TOP3に選ばれた理由を見ていきましょう。
3位:牧紳一
最強キャラランキング3位は、海南大付属高校の牧紳一です。牧のポジションはポイントガードですが、素早さだけでなくパワーと優れたボディーバランスも兼ね備えています。スタミナもあり精神的にも強く、まさに「帝王」とよばれるに相応しいキャラです。牧は全国的にも知名度が高く、愛知県の予選を観に行ったときは周囲から注目を浴びていました。
2位:沢北栄治
沢北栄治は、強豪校の山王工業高校で1年生のときからエースを務めている選手です。神奈川で天才と呼ばれている流川も、1対1では沢北に手も足も出ませんでした。ただ、気分にムラがあるキャラで、精神的にまだ未熟なところがあります。精神的にも安定すれば、最強キャラランキング1位になることもあり得るでしょう。
1位:仙道彰
『スラムダンク』の最強キャラランキング1位に輝いたのは、陵南高校の仙道彰です。仙道は自身のバスケセンスや身体能力が優れていることはもちろん、味方を活かすプレーをすることもできます。非常に広い視野を持っており、多種多様なオフェンスで相手を撹乱します。安西先生も流川はまだ仙道には及ばないと言っており、その能力を認めています。
【スラムダンク】ポジション別の最強スタメンを考察
総合的な最強キャラランキング1位は仙道彰でしたが、ポジション別に見てみるとどうでしょうか?センターやパワーフォワードなどに限定して見ると、また違った選手が最強キャラとして浮上してきます。ここでは、ポジション別の最強スタメンを紹介します。
ポジション別の最強スタメン①センター
センターのNO.1といえば、最強キャラランキングでも5位に入った河田雅史でしょう。まだ高校生であるにも関わらず、大学バスケのセンターで3本の指に入るといわれています。このまま成長していけば、いずれは日本一のセンターになる日も遠くないでしょう。
ポジション別の最強スタメン②ポイントガード
『スラムダンク』に出てくるポイントガードには、優秀な選手が何人もいます。中でも実力が突出しているには、海南の牧紳一と山王の深津一成です。両者ともに優れたポイントガードですが、海南は全国大会で山王に敗れています。それを考えると、深津のほうがやや上かと思われます。
ポジション別の最強スタメン③シューティングガード
最強のシューティングガードといえば、湘北の三井と海南の神を思い浮かべる人も多いでしょう。どちらともきれいなシュートフォームを持った選手で、3ポイントシュートをほとんど外しません。三井はシュート以外にも優れたバスケセンスを持っていますが、やはり2年間のブランクが大きいように思われます。シューティングガードとしては、毎日500本ものシュート練習をしていた神に軍配が上がりそうです。
ポジション別の最強スタメン④パワーフォワード
『スラムダンク』のパワーフォワードには、桜木花道の他に陵南の池上亮二や福田吉兆、山王の野辺将広などがいます。桜木は野辺に苦戦しましたが、試合中に急成長を遂げ、最終的には野辺にも勝っています。驚異のリバウンド力や身体能力から考えても、パワーフォワードの最強キャラは桜木だといえるでしょう。
ポジション別の最強スタメン⑤スモールフォワード
スモールフォワードには、『スラムダンク』でも天才と呼ばれる選手が多くいます。主なスモールフォワードは流川楓、沢北栄治、仙道彰、清田信長です。流川と清田はまだ1年生であるため、沢北と仙道にはやや及ばないところがあります。残るは沢北と仙道ですが、最強キャラランキングでも見てきたように、スモールフォワードの最強スタメンは仙道であると考えられます。ただ、沢北との実力差は拮抗しているため、直接対決すればまた結果は変わるかもしれません。
【スラムダンク】最強の高校はどこ?ランキングTOP5を紹介
個人としての能力が高くても、チームとして見るとその強さはまた変わってきます。『スラムダンク』にはいろいろな高校が出てきますが、どの高校が最強といえるでしょうか?『スラムダンク』の高校別ランキング、TOP5を紹介します。
5位:翔陽高校
翔陽高校はインターハイ予選で湘北に敗れましたが、実はインターハイの常連校です。最初から藤真真司が試合に出てきたら、もしかしたら湘北は負けていたかもしれません。スタメン選手の身長が高いという利点もあり、全国でも活躍できるチームです。
4位:湘北高校
翔陽や陵南などの強豪校に勝った湘北は、最強高校の4位にランクインしました。ここぞというときの爆発力が凄まじく、インターハイでは周りからの評価を覆して山王に勝利しました。しかし、山王戦で力を使い果たした湘北は次の試合でボロ負けしてしまい、全国制覇をするまでの実力はまだありませんでした。
3位:陵南高校
予選で湘北に敗退してしまった陵南ですが、チーム力としての強さは確かです。最強キャラランキング1位の仙道がいることもあり、もう一度戦えば湘北に勝てる可能性も十分にあります。オフェンス力に長けた高校で、波に乗れば一気に大量得点も可能になるチームです。
2位:海南大付属高校
海南大付属高校は、『スラムダンク』では最終的にインターハイで2位になった高校です。他の高校のようにすば抜けて優れた天才がいるわけではありませんが、全体的にバランスの取れた強いチームです。牧紳一と神宗一郎の最強コンビで、外からでも中でも点を取れるところが大きな強みです。
1位:山王工業高校
山王工業高校は湘北に負けてしまいましたが、それまではインターハイで3連覇を達成しています。湘北に負けていなければ、4連覇していた可能性もあります。今回は湘北に負けたとはいえ、ボロボロになってしまった湘北とは違い、まだ余力を残しているようにも見えます。選手層も広く、再戦すれば湘北に勝つ可能性が高いでしょう。
【スラムダンク】最強プレイヤーに対する世間での評判や人気
『スラムダンク』の最強プレイヤーは、人によって意見が分かれます。その中でも意外と多いのが、「河田雅史が最強である」という意見です。作中でも大学バスケ界ベスト3に入ると評されているように、他の選手より飛び抜けて実力があることがわかります。
河田と同じくらい最強プレイヤー1位の意見が多かったのは、やはり陵南の仙道彰です。湘北に負けて予選落ちしていまいましたが、インターハイに出場していたら、全国レベルで活躍していたに違いないでしょう。
しかし、『スラムダンク』に出てくるキャラは優秀な選手が多く、河田や仙道以外にも最強プレイヤーには多くのキャラが上がっていました。『スラムダンク』にはいわゆる「完璧人間」と呼べるようなキャラはおらず、それぞれに短所があります。そこが魅力でもありますが、同時に最強プレイヤーを選ぶ際に迷ってしまう原因でもあるでしょう。
【スラムダンク】最強プレイヤーランキング1位は仙道彰だった
『スラムダンク』の最強プレイヤーランキング1位は、陵南高校の仙道彰でした。しかし、人によっては仙道以外に河田や沢北、牧などを推す声もあり、本当の意味での1位は誰にもわかりません。読み返すたびに最強と思えるキャラが変わるのも、『スラムダンク』の面白いところです。自分なりの最強キャラを考えながら、『スラムダンク』を最初から読み直してみるのも良いでしょう。
この記事のライター
NR4712
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