【スラムダンク】三井寿が人気の理由は?名言や名シーンも紹介!
『スラムダンク』の三井寿は、登場人物の中でも特に熱い男だと評判のキャラです。その三井寿の人気の秘密や、名言・名シーンを紹介します。アニメの『スラムダンク』で三井寿を演じた声優や、最終回より後の三井寿についてもまとめています。
目次
【スラムダンク】三井寿とは?
『スラムダンク』の三井寿は、作中でも人気の高いキャラです。連載終了から長い時間が経っていますが、その人気は衰えることを知りません。まずは、三井寿のプロフィールや『スラムダンク』の概要を、簡単におさらいしておきましょう。
三井寿のプロフィール
『スラムダンク』の三井寿は、5月22日生まれの高校3年生です。身長184cm、体重70kgで、愛称は「ミッチー」です。中学時代から才能のある選手でしたが、高校入学してすぐに左膝を故障してしまいます。完治しないままに無理してプレーしたことで、再び膝を痛めてしまいます。自暴自棄となった三井寿は不良グループとつるむようになりますが、後に改心してバスケ部に戻ってきます。
三井寿のバッシュ
『スラムダンク』の漫画の絵をよく見ると、三井寿はアシックスのバッシュを履いていることがわかります。バスケット界では、本格的に取り組むのであればアシックスがいいといわれています。そのため、作者の井上雅彦さんは、中学時代からMVPだった三井寿にアシックスのバッシュを履かせたようです。
三井寿のポジション
『スラムダンク』の三井寿のポジションはシューティングガード(SG)で、背番号は14です。シューティングガードは、スリーポイントシュートが得意な選手が選ばれる傾向にあります。三井寿は中学時代からスリーポイントシュートが得意であったため、シューティングガードにはぴったりの人材だといえます。
スラムダンク(SLAM DUNK)の概要
『スラムダンク』は、週刊少年ジャンプに連載されていたバスケット漫画です。アニメやゲームにも展開され、2022年の12月には映画も公開されます。原作者は井上雅彦さんで、井上さんが設立した「スラムダンク奨学金」に印税の一部が充てられています。
スラムダンク(SLUM DUNK)のあらすじ
『スラムダンク』の主人公の桜木花道は、ひと目惚れをした赤木晴子に気に入られるためだけにバスケ部に入ります。しかし、そこでバスケの面白さに目覚め、本気でバスケと向き合い始めます。最終的にはチームに欠かせない一人となり、全国制覇を目指して数々の強豪校と戦うのでした。
【スムラダンク】三井寿の人気の理由や性格
『スラムダンク』の三井寿は、どうしてそこまで人気が高いのでしょうか?その人気の秘密は、彼の性格や容姿にありました。ここでは、三井寿の性格や人気の理由について紹介します。
人気の理由①イケメンな顔
『スラムダンク』には、イケメンなキャラが何人も出てきます。三井寿もそのうちの1人で、人気が高い理由のひとつとなっています。流川楓は王子様系統のイケメンですが、三井寿はもっと男っぽい容姿をしています。スポーツマンらしい、正統派なイケメンだといえるでしょう。
人気の理由②怪我でバスケから離れるが復活
『スラムダンク』の三井寿は、波乱万丈な人生を送っています。高校入学早々膝を怪我した三井寿は、そこで一度バスケから離れてしまいます。不良グループと一緒にバスケ部を潰そうとしていたこともありましたが、安西先生と再会することで改心し、バスケ部へ復帰しました。この、一度挫折してから復活するサクセスストーリーが、ファンの心をつかんだのだと考えられます。
人気の理由③性格の変化が激しい
『スラムダンク』の三井寿は、物語の中で性格が変わる珍しいキャラです。回想に出てくる中学時代の三井寿は、バスケが大好きで目をキラキラさせた少年です。しかし、高校時代の三井寿は長髪で前歯が欠けた、見るからに「不良」という雰囲気に変わっていました。
バスケ部に復帰した後は爽やかなバスケットマンに戻りましたが、中学時代に比べると少しひねくれた様子を見せます。これらの性格のギャップにやられた女性も多く、さらに三井寿の人気を上げる要因になったと考えられます。
人気の理由④試合では好不調が激しい場面が多い
『スラムダンク』の三井寿は、試合での好不調の波が激しいという特徴があります。漫画に出てくるキャラは現実にはいないスーパーヒーローが多く出てきますが、三井寿は現実にいるリアルな存在として描かれています。2年のブランクを後悔しつつも這い上がる三井寿に、ついつい応援したくなる気持ちになるファンも多いでしょう。
人気の理由⑤湘北に欠かせない選手
『スラムダンク』の三井寿は、得意のスリーポイントシュートで湘北チームの窮地を何度も救います。監督である安西先生からの信頼も厚く、湘北にはなくてはならない選手になりました。エースの流川楓とも対等に渡り合えるほどのバスケセンスの持ち主で、そのバスケ技術の高さも、三井寿の人気が高い理由だといえるでしょう。
【スラムダンク】三井寿の熱い名言や名シーン
『スラムダンク』の三井寿といえば、その熱い名言にも注目が集まっています。数ある名言の中から、特に人気の高い名言を15個紹介します。名言が語られたシーンについても紹介しているため、そのシーンを思い出しながら名言を振り返ってみてください。
三井寿の名言①「1年10組三井寿...」
1年10組三井寿!!武石中出身!!176㎝63㎏ポジションはどこでもやれます!!それから…目標は湘北高校全国制覇!!日本一です!!
出典: comicfan.net
こちらのセリフは、三井寿が湘北高校のバスケ部に入学して、新人紹介のときに堂々と言い放った名言です。生意気だと言われることもありますが、実力が伴っているため誰にも文句は言わせません。三井寿自身も、自分の実力に自信があるからこそこう言ったのでしょう。
三井寿の名言②「このスーパースター...」
このスーパースター三井がいる限り!!武石中は絶対勝ァつ!!
出典: comicfan.net
こちらは三井寿が中学時代、試合で負けそうになったときにメンバーに言ったセリフです。自分で自分のことを「スーパースター」と言える人は、なかなかいないでしょう。しかし、三井寿には「スーパースター」という言葉がおかしくないくらい、光り輝くものがありました。実際、三井寿の活躍もあり、負けそうな試合を最終的にひっくり返したのでした。
三井寿の名言③「そんな全身ガチガチに...」
そんな全身ガチガチに力入れてちゃあ入るもんも入らねーぞ!!
出典: comicfan.net
意地悪そうに見えても後輩の面倒はしっかりと見る、三井寿の優しさがわかる名言です。技術面ではまだ未熟な桜木花道ですが、持ち前の身体能力で2年生を試合でねじ伏せます。しかし、それでは成長ができないと思った安西先生は、三井寿を投入します。三井寿が入ったことで桜木はまったく活躍できなくなり、自分の弱点を自覚していくのです。
三井寿の名言④「オッケー...しかし今日の...」
オッケー...しかし今日の三井寿はいいぜ...山王よ
出典: comicfan.net
バスケをやっている人であれば、ついつい真似したくなってしまう名言です。山王戦でシュートを打ち、自分のシュートの調子が良いことを確認した三井寿はこうつぶやきます。憧れてしまうようなかっこいいセリフに、改めて三井寿に魅了されてしまった人も多いでしょう。
三井寿の名言⑤「さっさと続きを...」
さっさと続きを始めるぞ!!オレの気持ちが醒めないうちにな!!
出典: comicfan.net
インターハイ予選の翔陽戦で、三井寿はスタミナが切れてフラフラになってしまいます。しかし、「時間をかけて休め」という周囲の声を聞かず、連続でフリースローを決めます。その直後に言った名言が、この熱いセリフです。三井寿はこのセリフの後から連続でスリーポイントを決めて、チームを勝利に導くのでした。
三井寿の名言⑥「おうオレは三井...」
おうオレは三井、あきらめの悪い男……
出典: ciatr.jp
インターハイ決勝の山王戦で、湘北は苦戦を強いられます。今にも倒れそうな三井寿でしたが、相手選手にこう言った直後、見事なシュートを決めます。絶対に諦めないという、三井寿の強い気持ちが伝わる名言です。
三井寿の名言⑦「安西先生...!!バスケが...」
安西先生...!!バスケがしたいです...
出典: comicfan.net
こちらの名言は、『スラムダンク』を知らない人でも聞いたことがあるのではないでしょうか?不良時代の三井寿が湘北バスケ部に乗り込んだとき、遅れてやってきた安西先生を目にして、涙を流しながら三井寿が言ったセリフです。尊敬する安西先生を前に気持がおさえられずに泣く姿は、ファンの涙も誘いました。
三井寿の名言⑧「静かにしろい...」
静かにしろい。この音が...オレを甦らえる、何度でもよ
出典: comicfan.net
インターハイ決勝の山王戦で、三井寿は「もう腕も上がらない」と弱音を吐きます。しかし、これは相手を油断させるための作戦で、流川からのパスに今までで一番きれいなシュートを打ちました。そのシュートを打ったときに、三井寿が心の中で呟いたのがこの名言です。ボールはパツンと音を立ててネットを通り、その音で三井寿はまた戦う気力を取り戻すのでした。
三井寿の名言⑨「もうオレにはリングしか...」
もうオレにはリングしか見えねえ
出典: ciatr.jp
山王戦の後半、三井寿はすでに限界を越えていました。目もチカチカする上に、走ることすら覚束ない状態です。それでもまだ自分には、スリーポイントがあると三井寿は思います。この名言は、極限の状態でシュートを放った三井寿の心のセリフです。他に何もできなくても、シュートだけは外さないという三井寿の決意の表れでもあります。
三井寿の名言⑩「ここで働かなけりゃ...」
ここで働けなけりゃ… オレはただの大バカヤロウだ
翔陽戦で体力の限界を迎えた三井寿ですが、フラフラになりながら、自分を受け入れてくれた仲間たちのことを想います。そしてこのセリフを心で呟き、戦う気力と熱い眼差しを取り戻しました。すでに限界かと思えた三井寿ですが、このセリフの後から連続スリーポイントを決め、勝利に大きく貢献しました。
三井寿の名言⑪「なぜオレはあんなムダな...」
なぜオレはあんなムダな時間を……
こちらのセリフは、インターハイ予選の陵南戦で三井寿が呟いた名言です。三井寿は陵南戦の途中で倒れてしまい、交代を余儀なくされます。休憩中に缶のフタすら開けられない不甲斐ない自分に、涙しながら発したのがこちらの名言です。バスケから離れてしまった2年間を後悔して泣く姿に、見ているこちらまで胸が締め付けられそうになります。
三井寿の名言⑫「オレは"最後まで...」
オレは”最後まであきらめない男”三井だ!!
こちらの名言は、神奈川県の最強王者、海南大付属高校と戦ったときのセリフです。劣勢のまま残り45秒になったとき、辛そうな様子の三井寿に桜木が「根性を見せろ」と言います。そんな桜木に対して、三井寿はこう言い返しました。三井寿は安西先生から諦めないことの大切さを教わってから、諦めないことを信条にバスケに臨んできました。三井寿の揺るがない熱い信念が、この名言から伝わってきます。
三井寿の名言⑬「オレの名前を言って...」
オレの名前を言ってみろ……!!オレは誰なんだよ
出典: ciatr.jp
山王戦にて倒れてしまった赤木に対し、陵南の魚住が赤木は赤木でしかないというアドバイスをしにきます。それを聞いていた三井寿は、相手選手に向かってこう問いかけます。意味がわからずに困惑する相手でしたが、おそらく答えは求めていなかったでしょう。この後に「名言⑥」で紹介したセリフを言い放ち、シュートをきっちりと決めるのでした。
三井寿の名言⑭「落とす気が...」
落す気がしねえ
出典: ciatr.jp
こちらの名言は、山王戦の序盤で勢いづいた三井寿が言ったセリフです。赤木や流川へのマークを予想していた湘北は、三井寿にボールを集めます。その期待に応えて次々とシュートを決める三井寿の、自信にあふれた名言です。
三井寿の名言⑮「こういう展開でこそ...」
こういう展開でこそ、俺は燃える奴だったはずだ......!!
出典: ciatr.jp
翔陽戦で苦戦を強いられていたとき、三井寿は中学時代の試合を回想します。そこで自分に言ったセリフが、こちらの名言です。こういった熱い展開で燃える自分を思い出した三井寿は、その後怒涛のスリーポイントを決めることになります。
【スラムダンク】三井寿のモデルやその後
『スラムダンク』の三井寿には、モデルとなった選手はいるのでしょうか?ここでは、三井寿のモデルだといわれる人物を紹介します。また、三井寿のその後についてもまとめていきます。
三井寿のモデルはマーク・プライス?
『スラムダンク』の三井寿のモデルは、NBAのマーク・プライスではないかといわれることがあります。マーク・プライスは三井寿と同じく、スリーポイントシュートを得意とした選手です。身長も183cmと、三井寿とほぼ一緒です。マーク・プライスは左膝を故障したことがあり、そのあたりのエピソードも三井寿と似通ったところがあります。
三井寿の名前の由来
『スラムダンク』の三井寿には、名前に由来があります。作者の井上雅彦さんはお酒が好きで、三井寿は福岡県の地酒から採用した名前だと語っています。福岡県の地酒に、「三井の寿(ことぶき)」というお酒があります。このお酒のファンだった井上雅彦さんは、登場人物に「三井寿」という名前をつけたそうです。ちなみに、三井寿の背番号「14」は、このお酒のアルコール度数だということです。
三井寿のその後はどうなった?
『スラムダンク』の連載終了から8年後に、イベントで『スラムダンクーあれから10日後』という漫画が描かれました。そこには、選抜に向けて熱心に練習をしている三井寿の姿が描かれています。また、選抜で活躍して、大学からスカウトされるという野望も持っているようです。どこまでも諦めない、熱い男である三井寿らしいその後です。
【スラムダンク】三井寿の声優
アニメの『スラムダンク』で、三井寿を演じたのは誰か知っているでしょうか?三井寿はアニメが始まる前から人気でしたが、アニメの声を聞いてさらに好きになった人も多いです。ここでは、三井寿を演じた声優さんのプロフィールや、代表的な出演作品を紹介します。
三井寿の声優は「置鮎龍太郎】
三井寿の声がアニメで流れたときは、感動した人も多いでしょう。熱い男らしい熱気のある声で三井寿を演じたのは、声優の置鮎龍太郎さんです。不良時代と更生した後の性格の違う三井寿を、見事に演じ切っていました。
置鮎龍太郎のプロフィール
置鮎龍太郎さんは1969年11月17日生まれで、大阪府出身の声優さんです。声優としてだけでなく、舞台俳優としても活躍しています。青二プロダクションに所属しており、1989年に声優デビューしました。奥さんは同じ青二プロダクションに所属している、声優の前田愛さんです。
置鮎龍太郎の主な出演作品
置鮎龍太郎さんは、『名探偵コナン』で沖矢昴役を演じています。最近放送されたアニメでは、『パリピ孔明』の諸葛孔明役も担当していました。他にも『テニスの王子様』の手塚国光役や『トリコ』のトリコ役など、人気アニメの数々に出演しています。
【スラムダンク】三井寿に対する世間での評判や人気
『スラムダンク』の三井寿はイケメンキャラだけあって、「初恋だった」というファンも多いです。いまだに大好きという声が多く、三井寿の人気の高さを物語っています。当時は三井派と流川派で争ったことのある人もいるようです。
また、三井寿といえば、やはり「熱い男」と認識しているファンが多いようです。熱い男である三井寿は、女性ファンだけでなく男性ファンも多いキャラです。三井寿の生き様に憧れる男性ファンも多くいました。
名言が多いことでも有名で、ファンはそれぞれお気に入りの名言を持っているようでした。紹介した以外にも、三井寿の名言は数多くあります。物語を振り返りながら、お気に入りの名言を探してみるのも楽しいでしょう。
三井寿はスタミナがないことでも知られており、自分のスタミナのなさを三井寿に例える人も多くいました。しかし、そうした弱さもあるからこそ、三井寿は魅力的なキャラとして愛されているのでしょう。
【スラムダンク】三井寿は名言の多い人気のキャラだった
『スラムダンク』の三井寿は、多くの熱い名言を残した人気キャラです。連載が終わったのはだいぶ前ですが、その名言は今でも語り継がれています。最新の映画でも名言が聞けるのか、楽しみにしながら映画の公開を待ちましょう。
この記事のライター
NR4712
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