【スラムダンク】河田雅史の実力や名言まとめ!ポジションやモデルは?
『スラムダンク』最大の山場である山王戦には河田雅史というキャラクターが登場します。河田雅史は、高校最強とも言われる実力の持ち主である一方、数々の名言も知られています。今回は『スラムダンク』でナンバーワンプレイヤーとも目されている河田雅史を見ていきましょう。
目次
【スラムダンク】山王工業の河田雅史とは?
『スラムダンク』において、全国制覇をめざす湘北高校に立ちはだかるのが、秋田県立山王工業高校です。山王工業高校は強敵だけあって、選手層も分厚いですが、その中でも高校最強のセンターと言われているのが、河田雅史です。ここでは、そんな河田雅史のプロフィールや家族、『スラムダンク』の概要、あらすじを紹介します。
河田雅史の身長は?プロフィールを紹介
- 名前:河田雅史(かわた まさし)
- 所属:秋田県立山王工業高校3年生
- クラブ:バスケ部
- 身長:194cm(高3時)
- テキスト背番号:7番
『スラムダンク』に登場する河田雅史の身長は、高校入学時には165cmとバスケットボールの選手にしては小柄でした。それが、高3時には、194cmと29cmも伸びています。身長の変化にともなってポジションも変わり、センターでありながら、攻守ともに幅の広い選手になっています。
河田雅史の家族は?弟も紹介
『スラムダンク』の河田雅史の家族には、河田美紀男という高校1年の弟がいます。また、二人にはまきこさんというおかあさんがいます。弟の美紀男も、兄の雅史と同じ山王工業高校のバスケットボール部に所属し、背番号は15番です。身長は兄よりも高く210cm、体重も130kgと高校生選手としては最大級です。しかし、その体格が災いしてか動きは鈍いです。また、性格も小心者で常にオドオドしています。
湘北VS山王工業戦では、弟に経験を積ませるために出場させ、巨体を生かして主人公桜木花道を苦しめますが、ゴール下でしかシュートできないという行動パターンを桜木花道に読まれると、花道を押し込むことができなくなります。その結果、途中で交代となり、初戦としては苦いデビューとなりました。
スラムダンクの概要
『スラムダンク』は、井上雄彦(いのうえたけひこ)による漫画作品です。作者の井上雄彦が高校から始めたバスケットボールを題材に、1990年から1996年にかけて連載されました。発表から30年以上経った現在でも根強い人気を誇り、単行本(全31巻)のほか、完全版(全24巻)があり、2018年には、物語の節目ごとに再構成された新装再編版(全20巻)も発売されました。さらに、2022年12月には、作者の井上雄彦自身が監督・脚本を務める『THE FIRST SLAM DUNK』も劇場公開が予定されています。
スラムダンクのあらすじ
スラムダンクの主人公は、神奈川県立湘北高校1年の桜木花道です。花道は赤い髪をした不良少年でしたが、身長が188cmあり、運動能力にも長けていたことから、赤木晴子に声をかけられ、バスケ部に入部します。バスケは初心者でしたが、地道な努力を積み重ね、ぐんぐん成長していきます。夏のインターハイで、高校生王者秋田県立山王工業高校と対戦します。大きく点数を引き離され諦めムードも漂う中、徐々に試合の流れを湘北サイドに持っていき、最後は桜木花道のジャンプシュートで劇的な逆転勝利を果たします。
【スラムダンク】河田雅史の実力やポジション・モデル
『スラムダンク』に登場する河田雅史は、高校生最強のセンターと言われています。また、身長が劇的に変化したため、それに合わせてポジションも変化していったこともよく知られています。また、河田雅史にはモデルがいるのでしょうか。ここでは、担当ポジションとモデルについて解説していきます。
河田雅史のポジション
河田雅史は、「湘北vs山王工業」戦では194cmある身長も、高校入学時はたったの165cmしかありませんでした。身長の伸びにあわせて、担当するポジションも、ガードからフォワード、そして、センターと変遷しています。変化するたびに猛練習し、ガード・フォワード・センターを経験したことが、河田雅史をオフェンス力・ディフェンス力に長けた選手にしています。ここでは、ポジションの役割を見ていくことにします。
ポイントガード
コート上でチーム5人の動きを決めて指示を出す、司令塔的な役割を担います。ポイントガードは最も大事なポジションです。ボールを持つことが多いことに加え、攻守でフォーメーションの指示を出します。チームの司令塔ともなりますので、試合の流れを読む力、チームを引っ張っていくリーダーシップが求められると言えます。
フォワード
フォワードは、積極的に得点を狙いにいきます。ドリブルで相手を抜いていったり、リバウンド争いに参加することもあれば、外角からシュートを決めていったりもします。またオフェンス力だけでなく、ディフェンス力も要求されるポジションです。
センター
ゴール下に位置し、ゴールを死守するチームの大黒柱です。ゴール近辺では選手同士の接触も多いため、肉体的な強靱さも必要とされています。また、長身のプレイヤーが多いことも特長と言えるでしょう。
河田雅史の実力
最強と言われる山王工業高校の中でセンターを務める河田雅史の実力はいかほどのものでしょうか。河田雅史は身長が194cmもあり、その巨体は『スラムダンク』の主人公である桜木花道や赤木剛憲にも匹敵する鋼の肉体とパワーがあります。ドライブテクニックやスピードも赤木を凌駕し、3Pシュートも打つことができます。また、ガードやフォワードも務めすべてのポジションを経験していることから、ポイントガードとして司令塔の役目、フォワードとしてのシュート力も付け加わっています。
それだけでなく、高2からスタメンで全国制覇を経験していること、覇者であるにも関わらず、無名の湘北高校に対しても決して油断することのない精神力、また、試合中であっても沈着冷静に相手を観察できる能力、さらに、相手に対して常に上回ろうとする向上心と負けず嫌いな性格、そしてなによりもスポーツマンシップあふれるプレイが河田雅史を最高のプレイヤーにしています。
河田雅史は森重寛よりバスケが上手い?
『スラムダンク』には、190cmを超えるセンターが多数登場しています。その中でも、愛知県の名朋工業の1年生森重寛は、その代表格と言えます。河田雅史と森重寛は、果たしてどちらの方が上手いのでしょうか。森重寛は、身長が199cm、体重が100kgです。背番号は15番で、その巨体を生かしたパワープレイが特長です。前年ベスト8の静岡の常誠高校との試合では、一人で50得点・22リバウンド・10ブロックという怪記録を出して、注目を浴びました。
では、河田雅史と森重寛は、どちらの方が上手いかとなると、河田雅史の方に軍配が上がるのではないでしょうか。たしかに、体格では森重寛の方がはるかに上です。愛知県大会の決勝で愛知学園の選手を3人も蹴散らしている実力は並大抵のものではありません。しかし、森重寛が河田雅史に勝っているのは、このパワー面だけです。森重寛は中2からバスケを始めたのでまだ経験が浅いのに対し、河田雅史は、ガード・フォワード・センターの全てを経験し、スピードとテクニックは、森重寛を凌駕しています。
河田雅史のモデル
『スラムダンク』山王工業高校バスケ部に所属する河田雅史のモデルは、クラレンス・ウェザースプーン選手です。1970年9月8日アメリカ合衆国ミシシッピ州生まれの彼は、身長が198cm、体重が108kgありました。プレイ期間は、1992年から2005年にわたっています。『スラムダンク』の連載期間は1990年から1996年ですので、連載開始時にはまだ選手ではなかったことになります。
クラレンス・ウェザースプーン選手は、1992年にNBAに入り、ポジションはパワーフォワードでしたが、3番から5番をこなすところは、河田雅史の設定と同じです。それに、ルックスや体格もよく似ています。クラレンスは、1993年に「NBAスラムダンクコンテスト」に出場し、ハロルド・マイナー選手に次いで、第2位の成績を収めたという実績の持ち主でもあります。
【スラムダンク】河田雅史の名言
『スラムダンク』に登場する河田雅史には、人気キャラクターにふさわしく、数々の名言があります。今回は、その中から、特に有名な名言のいくつかをご紹介します。
河田雅史の名言①「もっと 全力で…」
もっと 全力でぶつかれよ赤木
前半、弟が出場してから、家族思いの雅史は弟のことを気にかけています。そんな様子に、赤木が問いかけた言葉に対する返答がこの名言①です。すでに全力を出していたに違いありませんが、雅史の言葉に赤木はさらに追い込まれていきます。
河田雅史の名言②「むかってくるなら…」
無理はいかんぞ赤坊主・・・お前には将来がある
むかってくるなら手加減はできねえ男だ 俺は
終盤間際に、花道は背中を痛めます。それを隠していましたが、雅史は気付いてしまい、花道に声をかけます。それがこの名言②です。しかし、花道はそのまま続けることを選びました。
河田雅史の名言③「ズイブン長えこと…」
ズイブン長えこと宙にいるんだな
そして着地するや速攻の先頭を駆けるあの脚力・・・!!
ブロックにフルパワーでジャンプしたあと
あれだけのダッシュは波じゃできねえ
誰もそんなとこ見てやしねーだろうが・・・
後半戦、一度は大差をつけた山王工業でしたが、また差を縮めてきます。そして、花道を雅史がマークすることになります。雅史がシュートを放つ際、花道のジャンプをうまく交わしたつもりでしたが、阻止され、切り替えされたときに出た言葉が名言③です。
【スラムダンク】河田雅史に対する世間での評判や人気
ここまで、河田雅史の選手としての実力や家族について見てきました。では、世間ではどう反応しているでしょうか。いくつか声をご紹介します。
大差を付けられていた湘北は、どんどん山王工業を追い上げていきますが、さすが山王という王者の風格を見せつけたシーンです。残り2分を切っているのに、精神的にも肉体的にも疲れを見せていません。そんな中、深津&河田で決めたシュートです。河田雅史の力強さが迫ってきます。
河田雅史は、身長の伸びにあわせて、何度もポジションを変更させられています。その都度、猛練習を重ねて、今の地位を獲得していることから、実業界で引き合いに出されることも多いようです。
『スラムダンク』の新装再編版は全20巻ありますが、『湘北vs.山王工業』編は第16巻から第20巻までの5巻を占めています。全体の4分の1を占めるボリュームで熱き男の戦いを繰り広げていて、読み応え十分です。
【スラムダンク】河田雅史がもしも〇〇だったら
ここでは、もしもの世界を人物像から考察していきます。仮に○○だったらどうでしょうか。想像してみましょう。
河田雅史「友達」篇
河田雅史ほど、友達がいのある人物はいないのではないでしょうか。それは、桜木花道が試合中に背中を痛めたときのエピソードからもうかがえます。花道はそのことを隠していましたが、雅史は見破って花道に声をかけています。友人であれば、なおのこと見過ごすはずはありません。
河田雅史「学校の先輩」篇
河田雅史が学校の先輩なら、さぞかし厳しい先輩になることでしょう。しかし、後輩思いで、本当にいい先輩のはずです。これは、試合中でも弟のことを気にかけていたことからも分かります。まさに、家族としてお兄さん的存在になることでしょう。
河田雅史「彼氏」篇
河田雅史が彼氏だったらどうでしょうか。バスケットの世界と違い、雅史は沢北のようなイケメンにコンプレックスを感じているようです。もしかしたら、自分はあまりモテないと思っているかもしれません。そんな自分の彼女になってくれる人なら、彼氏としてとても尽くすのではないでしょうか。家族の一員のように扱ってくれることでしょう。
【スラムダンク】河田雅史は実力ある選手だった
ここまで、『スラムダンク』に登場する河田雅史について、紹介してきました。身長やポジションの変遷、また家族としての弟思いの一面など、魅力的なキャラクターです。『スラムダンク』で最強選手との声も呼び声もある中、とても人気があります。河田雅史の活躍に注目しながら、『スラムダンク』の世界を楽しんでみてはいかがですか。
この記事のライター
makkun402
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