【スラムダンク】作者の井上雄彦の人物像とは?経歴から他作品まで紹介
『週刊少年ジャンプ』連載作品にはヒット作を生み出した多くの作者がいますが、その中で紹介する作者は『スラムダンク』の生みの親である井上雄彦先生です。今回の記事では、井上雄彦先生の経歴や『スラムダンク』完結後の現在の活動について紹介します。
目次
【スラムダンク】作者とは?
『スラムダンク』を生み出した作者は、井上雄彦先生です。井上雄彦先生は子供の頃から『ドカベン』などのマンガ作品を嗜んでおり、将来はマンガ家になると決めていたそうです。熊本大学を卒業した後は『シティーハンター』を連載していた北条司先生のアシスタントを10ヶ月間担当し、基本的な技術を身に付けました。そして『カメレオンジェイル』で本格的にマンガ家活動が始まったのです。
井上雄彦のプロフィール
- 名前:井上雄彦(いのうえ・たけひこ)
- 性別:男性
- 生年月日:1967年1月12日
- 年齢:55歳(2022年7月時点)
- 血液型:B型
- 身長:173㎝
- 出身地:鹿児島県伊佐市
- デビュー作:『カメレオンジェイル』
スラムダンクの最新映画が話題に
2022年12月3日に劇場アニメ作品『スラムダンク』の最新映画が公開されることが話題となっています。映画の内容は「伝説の山王戦」を描いた作品ではないかと予想されており、期待しているスラムダンクファンが多いです。因みに『スラムダンク』は、連載開始から数えると現在の時点で32周年を迎えます。
スラムダンクの概要
『スラムダンク』は『週刊少年ジャンプ』で1990年~1996年の約6年間に渡って連載された大人気バスケットボールマンガ作品です。原作者は井上雄彦先生であり、『スラムダンク』以外にも数多くのマンガ作品を生み出してきました。因みに『スラムダンク』の単行本発行部数は、現在で2億部を超えています。
スラムダンクのあらすじ
主人公キャラである桜木花道(さくらぎ・はなみち)は女性関係のトラブルでバスケットボールから距離を置いて生活していました。しかし、高校生になってバスケットボールの世界に足を踏み入れてからは、彼の中のバスケットボールに対する価値観が大きく変化します。桜木花道は仲間達と多くの試合を経験していく中で、人間として大きく成長していきます。
【スラムダンク】作者の井上雄彦の人物像
ここからは『スラムダンク』作者の井上雄彦先生の人物像は、どういったものなのかについてご紹介します。以下の項目では井上雄彦先生の過去の功績を参考にしながら、井上雄彦先生の人物像の真相について迫っていきましょう。
人物像①バカボンドを生み出した
井上雄彦先生の人物像が分かる功績の1つ目は、マンガ作品『バカボンド』を生み出したことです。『バカボンド』」は主人公・宮本武蔵が剣の時代の終わりがけである戦国時代末期を生き抜く物語となっています。吉川の小説が原作ですが、そこに井上雄彦先生の独特の世界観が投影されており、純粋にマンガ作品の制作を楽しんでいる井上雄彦先生の人物像がよく表れています。
人物像②漫画界に革命を起こした
井上雄彦先生の人物像が分かる功績の2つ目は、漫画界に革命を起こしたことです。当時は『スラムダンク』以外にも多くのジャンプ作品がありましたが、社会現象まで発展するものは存在しませんでした。しかし、『スラムダンク』はスポーツマンガ作品として大きな革命を起こした先駆者なのです。このことから井上雄彦先生が抱くバスケットボールに対する情熱は並大抵のものではないことが分かります。
人物像③バスケットボール人口を増加させた
井上雄彦先生の人物像が分かる功績の3つ目は、バスケットボール人口を増加させたことです。当時『スラムダンク』は『週刊少年ジャンプ』で連載されており中高生を中心とした学生にヒットしたため、バスケットボール部へ入部する人が増えました。このことから、彼が日本のバスケットボール人口を増加させた立役者と言っても過言ではないでしょう。
【スラムダンク】作者の井上雄彦の他作品
ここからは『スラムダンク』作者である井上雄彦先生が描いた他作品についてご紹介します。以下の項目では『カメレオンジェイル』、『BUZZER BEATER』、『リアル』、『楓パープル』、『HANG TIME』、『BABY FACE』の6作品の情報についてお届けします。
井上雄彦の他作品①カメレオンジェイル
『カメレオンジェイル』は井上雄彦先生の初連載作品であり、『週刊少年ジャンプ』で連載されていたマンガ作品です。ジャンルはアクションマンガであり、特殊能力を扱える主人公カメレオン・ジェイルが難事件を解決していく物語となっています。白熱したストーリー展開は、多くの読者を興奮させました。
井上雄彦の他作品②BUZZER BEATER
『BUZZER BEATER』は『スラムダンク』と同様にバスケットボールを題材にしたマンガ作品となっています。ウェブコミックとして連載されており、2005年からはテレビアニメ化も果たされました。この作品では、SF要素の強いバスケットボール作品が大きな魅力です。
井上雄彦の他作品③リアル
『リアル』は車椅子生活を強いられた主人公の戸川清春が、車椅子バスケットボールを通じて自らの人生と向き合っていくマンガ作品となっています。因みに『リアル』は1999年から『週刊ヤングジャンプ』で連載されています。
井上雄彦の他作品④楓パープル
『楓パープル』は北高の番長の赤木とバスケットボール部主将の流川楓が、バスケットボールで対決する物語となっています。因みに『楓パープル』は井上雄彦先生のデビュー作として有名であり、かつ『スラムダンク』の原点を形作っている作品でもあります。
井上雄彦の他作品⑤HANG TIME
『HANG TIME』は『週刊少年ジャンプ』で1993年に4週に渡って連載されたマンガ作品となっています。この作品はボブ・グリーン原作の『マイケル・ジョーダン物語』を基に井上雄彦先生が作ったマンガ作品です。こちらの作品も、バスケットボールを題材にしています。
井上雄彦の他作品⑥BABY FACE
『BABY FACE』は井上雄彦先生が作った読み切りマンガ作品であり、『スラムダンク』の連載中に描かれたものとなっています。『BABY FACE』は井上雄彦先生がマンガ家として最も成長した時期に描かれているため、ストーリーと作画共に完成度が高いです。
【スラムダンク】作者の井上雄彦の経歴や現在
ここからは『スラムダンク』作者の井上雄彦先生のこれまでの経歴や現在の活動状況についてご紹介します。以下の項目では井上雄彦先生の経歴一覧や、『スラムダンク』最終回後のマンガ家としての現在の活動についてお届けします。
井上雄彦の経歴
- 1967年:鹿児島県伊佐市に生まれる。
- 1982年:鹿児島県立大口高等学校に入学。
- 1988年:『楓パープル』が第35回手塚賞で入選。
- 1989年:『週刊少年ジャンプ』で『カメレオンジェイル』が連載開始。
- 1990年:『週刊少年ジャンプ』で『SLAMDUNK』が連載開始。
- 1996年:Web上にて『BUZZER BEATER』が連載開始。
- 2008年~2010年:『井上雄彦 最後のマンガ展』が全国4都市で開催。
- 2010年:日本バスケットボール協会から特別表彰される。
- 2014年~2015年:「特別展ガウディ×井上雄彦-シンクロする創造の源泉-」国内5ヶ所で開催。
井上雄彦の最終回のその後
『スラムダンク』最終回を迎えた後の井上雄彦先生ですが、上記の経歴にも示してある通り新連載作品を公表したり、『スラムダンク』によるバスケットボール人口の増加の実績が認められて、日本バスケットボール協会から表彰されるといった出来事があったそうでし。
井上雄彦の現在の活動
『スラムダンク』作者として有名になった井上雄彦先生の現在の活動ですが、2022年12月公開予定の新作劇場アニメ作品『スラムダンク』の映画監督として忙しくされているそうです。現在の進捗状況は、井上雄彦先生のTwitter等で確認することができます。
【スラムダンク】作者の井上雄彦に対する世間での評判や人気
ここからは『スラムダンク』作者である井上雄彦先生に対する世間での評判や、どういった人気の理由が存在しているのかについてご紹介します。インターネット上の反応を見る限り、『スラムダンク』に関する意見がほとんどを占めています。
『スラムダンク』作者の井上雄彦先生に対する世間での評判は「日本のバスケットボール人気を加速させたこと」です。『スラムダンク』連載開始以前でもバスケットボール人気はありましたが、『スラムダンク』の効果でバスケットボール人口が増えたことは事実です。
『スラムダンク』作者の井上雄彦先生が人気である理由は「日本国内だけでなく、海外でも評価が高いから」です。上記のツイート内容からも分かる通り、『スラムダンク』は中国でも人気が高く、かつ作者名も知られているそうです。国境の壁を超えてなお愛されるマンガ作品を生み出すことのできる井上雄彦先生の人気は、留まる所を知りません。
【スラムダンク】作者の井上雄彦はすごい漫画家だった
『スラムダンク』作者の井上雄彦先生は過去に多くのマンガ作品を発表し、自身のマンガ家活動の展覧会を開くなどの優れた経歴を持つ素晴らしいマンガ家です。『スラムダンク』を中心としたバスケットボールマンガ作品は、多くの読者の心を動かして社会現象にまで発展したのです。
それだけでなく、『スラムダンク』によるバスケットボール界への貢献が認められて、2010年に日本バスケットボール協会から表彰されるなど、マンガ家活動以外でも優れた功績を残してきました。今後井上雄彦先生のマンガ家としての経歴にどういったことが刻まれるのか、目が離せません。
この記事のライター
ゴルベーザ
魔法も奇跡もあるんだよ!
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