【推しの子】B小町のメンバーや名前の由来を紹介!楽曲についても
『推しの子』に登場する「B小町」のメンバーや、名前の由来について紹介します。B小町所属のメンバーや、アニメの『推しの子』で歌われているB小町の楽曲、グループ名の由来などを徹底解説しました。また、B小町の解散理由や、今後どうなるのかも紹介しています。
目次
【推しの子】B小町とは?
『推しの子』に登場するB小町とは、苺プロダクションに所属しているアイドルグループです。かつては『推しの子』の主要人物である星野アイが所属しており、アイはB小町の不動のセンターでした。B小町は作中ではすでに解散していますが、新生B小町として再び結成されることになります。ここでは『推しの子』のB小町について紹介していきましょう。
B小町とは?
『推しの子』に登場する「B小町」とは、苺プロ所属のアイドルグループの名前です。B小町には、星野アイを有する「B小町」と、新しく結成された「新生B小町」の2つがあります。かつてのB小町は、不動のセンターである星野アイの人気もあり、夢の東京ドーム公演が決まっていました。しかしドーム公演の当日にアイがストーカーに殺害され、B小町もその後解散しています。
B小町の解散後はアイドル事業から手を引いていた苺プロダクションですが、星野アイの娘であるルビーがアイドルを目指していたことから、再びアイドル事業を再開し、新生B小町を結成するに至りました。新生B小町は新進気鋭のアイドルグループとして、目覚ましい活躍をしています。
【推しの子】の概要
『推しの子』は、『週刊ヤングジャンプ』で連載している人気漫画です。赤坂アカと横槍メンゴのタッグが新しい切り口で芸能界の闇や業界の裏側を描いた衝撃作として注目を集めました。原作のシリーズ累計部数は1200万部を突破しており、2023年にテレビアニメ化しています。
【推しの子】のあらすじ
田舎の産婦人科医であるゴローは、アイドルグループ「B小町」の不動センター星野アイのファンです。ある日突然ゴローのもとへ、妊娠した星野アイが患者として現れます。アイの極秘出産をサポートすることを決めるゴローでしたが、出産直前に崖から突き落とされて殺されてしまいます。しかしゴローは前世の記憶を持ったまま、アイが出産した双子の片割れとして生まれ変わるのでした。
【推しの子】B小町の新旧メンバー
『推しの子』のB小町には、すでに解散したかつての「B小町」と、再結成した「新生B小町」がいます。同じ名前のついたグループですが、所属しているメンバーや人数には違いがあります。ここでは、『推しの子』に登場するB小町の新旧メンバーを紹介していきましょう。
B小町の旧メンバー
『推しの子』のB小町の旧メンバーは、アイ、高峯、ニノ、渡辺という4人で結成されました。その後、メンバーは7人にまで増えていますが、増えたメンバーの詳しい情報は不明です。また、初期のメンバーが残っていたのかどうかも明らかになっていません。星野アイが所属していた頃のB小町は仲が良いとは言えず、不動のセンターであるアイへの運営側の贔屓に嫉妬したメンバーから、アイへの嫌がらせなどもあったようです。
新生B小町のメンバー
『推しの子』の新生B小町のメンバーは、星野ルビー、有馬かな、MEMちょの3人です。アイドルだった星野アイに憧れ、アイドルを目指していたルビーをきっかけに、アイドル事業から撤退していた苺プロダクションが新しく結成したアイドルグループです。ここでは新生B小町のメンバーを紹介していきましょう。
メンバー①ルビー
ルビーは新生B小町結成のきっかけになった主人公の双子の妹で、メンバーカラーは赤色です。星野アイの実の娘であり、アイのようなアイドルになることを夢見ていました。歌唱力はいまいちですが、星野アイ譲りのルックスに加え、ダンスや演技の才能を持っています。ルビーの夢をきっかけに、新生B小町は結成されることになりました。また、デビュー後はマルチタレントとして成長したルビーに引っ張られる形で、B小町も人気を加速させていきます。
メンバー②有馬かな
有馬かなは「10秒で泣ける天才子役」と言われていた元天才子役で、メンバーカラーは白色です。もともとセンターになるつもりはありませんでしたが、ルビーとMEMちょの歌唱力が低すぎることから、センターを務めることになりました。有馬かなはダンスは得意ではありませんが、努力家であるため、ダンスも問題なく踊れるようになりました。また、かつて歌手活動をしていたこともあり、抜群の歌唱力を持っています。
メンバー③MEMちょ
MEMちょは人気ユーチューバーで、メンバーカラーは黄色です。MEMちょももともとアイドル志望でしたが、家庭事情によって夢を諦めていました。いつの間にか25歳になってしまっており、年齢的にもアイドルはできないと考えていましたが、アクアとルビーの後押しもあり、新生B小町に加入することになります。歌唱力はルビーよりもマシな程度で「ヘタうま」と称されています。
【推しの子】B小町の名前の由来を考察
『推しの子』に登場するB小町の名前の由来として、複数の説があります。ここでは『推しの子』のB小町の名前の由来や、なぜルビーが自身の所属するグループの名称を「B小町」にしたのか、その理由について考察していきましょう。
B小町の名前の由来
「B小町」という名称の由来としては、実在のガールズバンドの名前を由来としている説や、「B級」という意味を由来としているなど、いくつかの説がファンの間で囁かれています。ここでは、B小町の名前の由来について紹介していきましょう。
名前の由来①赤坂小町
B小町は「赤坂小町」に由来しているという説があります。「赤坂小町」とは、実在の5人組ガールズバンド「プリンセスプリンセス」の最初のバンド名です。この「赤坂小町」という名称が、「A小町」に変化し、「B小町」になったのではないかという説です。
名前の由来②B級のアイドル
B小町は「B級のアイドル」に由来しているという説があります。結成当初のB小町は、中学生のアイドルグループでした。そのため、まだまだ未熟という意味から「B小町」という名称にした可能性があります。また、当時の苺プロダクションも、アイドル事業を営むプロダクションとしては弱小でした。このような背景から、「B小町」という名前になった可能性があります。
名前の由来③英語のBeast
B小町という名前の由来として、「英語のBeast(獣)」に由来しているという説があります。これは、B小町のメンバーがそれぞれ頭に動物モチーフの髪飾りを付けているためです。アイはうさぎモチーフのアイテムを取り入れており、他のメンバーもペンギンや猫などの動物の髪飾りを付けています。
ルビーがグループ名をB小町にした理由
『推しの子』の新生B小町は、メンバーが3人集まった時点でアイドルとして名前と公表し、デビューすることになりました。その際にグループ名を「B小町」にすると決めたのはルビーです。ここではルビーがグループ名をB小町にした理由について考察していきましょう。
理由①アイの思いを受け継ぐ
『推しの子』でルビーがグループ名をB小町にした理由の一つとして、アイの思いを受け継ぐという意味が込められています。ルビーの母親である星野アイは、ドーム公演を実現させる直前に亡くなりました。ルビーはアイが達せられなかったドーム公演も視野に入れて、アイの思いを受け継ごうと考えています。
理由②ゴローに気付いてもらう
『推しの子』でルビーがグループ名をB小町にした理由の一つとして、前世で「さりな」だったときにお世話になった医師のゴローに気付いてもらうという意味が込められています。さりなはルビーに転生してから、ゴローが勤めていた病院に電話をかけています。しかしその時点でわかったことは、ゴローが失踪しているという事実でした。
そのため、ルビーはどこかにいるゴローに自分の存在に気付いてほしいという思いから、自身が所属するアイドルグループの名前を「B小町」にしました。ただし、ゴローはすでにリョースケに殺害されていたため、ルビーの思いが叶うことはありません。さらにその後、PVの撮影で訪れた宮崎でルビーはゴローの遺体を発見してしまい、ルビーは瞳に黒い星を宿して闇落ちしてしまうことになります。
【推しの子】B小町の楽曲
『推しの子』では、星野アイが所属していた頃のB小町の楽曲も登場します。漫画ではどのような曲なのかわかりませんでしたが、アニメではB小町の歌唱シーンも流れています。アニメの『推しの子』で流れた楽曲はキャッチーな曲が多いため、印象に残っているというファンも多いです。ここでは『推しの子』に登場するB小町の楽曲を紹介していきましょう。
楽曲①サインはB
「サインはB」は、芸能界を一時休養していたアイが復帰後にテレビで初めて歌った楽曲です。作詞作曲は「ようこそジャパリパークへ」などのキャッチーなアニソンを多数手がけている大石昌良さん、編曲はやしきんさんです。歌詞は「ア・ナ・タのアイドル サインはB」から始まっており、B小町の代表的な曲となっています。アニメでも、B小町を知らなかったテレビスタッフが、星野アイのその圧倒的なパフォーマンスに吸い寄せられるように見つめているのが印象的でした。
楽曲②STAR☆T☆RAIN
「STAR☆T☆RAIN」は、アニメ『推しの子』の第1話の冒頭付近で流れた楽曲です。B小町が歌っている姿がテレビに映し出されるシーンで、この曲のアイソロバージョンである「STAR☆T☆RAIN -アイ Solo Ver.-」が流れています。また、「STAR☆T☆RAIN」は新生B小町も持ち歌としており、「STAR☆T☆RAIN -New Arrange Ver.-」がアニメ1期の最終話での新生B小町のライブシーンで流れています。
作詞作曲は『ウマ娘 プリティーダービー』などの楽曲を手掛けた小野寺祐輔さん、アイソロバージョンの編曲は脇眞富さん、新生B小町バージョンの編曲は河合泰志さんです。アイドルらしい可愛らしさとカッコよさが同居した楽曲となっています。
楽曲③HEART’s♡KISS
「HEART’s♡KISS」は、アニメ『推しの子』でルビーとアイがダンスの練習をする際に流れた楽曲です。作詞作編曲は『アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ』の楽曲を手掛けた設楽哲也さんが務めています。歌い出しの「君にエール送るよ!」という歌詞もあり、アイドルらしい、元気をもらえるような明るい楽曲となっています。
【推しの子】B小町の解散理由や今後
『推しの子』で星野アイが所属していた頃のB小町は、星野アイが殺害された2年後に、残念ながら解散することになります。ここでは『推しの子』のB小町の解散理由や新生B小町の今後などを紹介していきましょう。
B小町の解散理由
『推しの子』のB小町が解散した理由としては、星野アイが死亡したことが理由です。アイはドーム公演を控えた20歳の誕生日当日、リョースケに殺されています。星野アイが亡くなってからもB小町はアイドルグループとして活動を続けていましたが、B小町の絶対的エースだった星野アイを失った状態で芸能界を生き残ることは困難だったようです。結局、アイが殺された2年後にグループは解散し、苺プロダクションもアイドル部門を廃止しました。
新生B小町の今後はどうなる?
星野アイの思いを引き継ぐ形で、新生B小町は誕生することになりました。それでは、今後の新生B小町はどのようになっていくのでしょうか。ここでは新生B小町の今後の展開について考察していきましょう。
考察①メンバーが増える?
『推しの子』の新生B小町のメンバーは、今後増えていくことが予想されています。星野アイが所属していた頃のB小町は7人のメンバーで構成されていたため、新生B小町も7人組のアイドルグループになると予想しているファンは少なくありません。たとえば、ルビーのクラスメイトでグラビアタレントをしている寿みなみや、ADの吉住の妹でありコスプレイヤー、VTuberとして活動している吉住未実などが追加メンバーとしてB小町に加入する可能性があります。
また、マルチタレントとして活躍している不知火フリルもB小町の追加メンバーになるのではないかと期待されています。残りの1人については黒川あかね以外に候補が上がっていませんが、現状では黒川あかねがアイドルになる可能性は低いです。そのため、今後新キャラが登場する可能性があります。
考察②有馬かなのアイドル卒業
『推しの子』の本編でも公式に発表されていますが、新生B小町の有馬かなはアイドルを卒業することが決まっています。原作の117話で有馬かなはB小町を卒業し、今後は女優としての道を歩みたいという内容のコメントをSNSで発表しました。新生B小町はアイドルグループとして人気を拡大しており、センターである有馬かなにもファンが付いている状態だったため、この発表に涙しているファンもいました。
【推しの子】B小町に対する世間での評判や人気
ツイッターでの『推しの子』のB小町に関するツイートの中には、「B小町って完璧で究極のA(アイ)を引き立てるためのB(その他メンバー)ってことで落ち着いた。すべてにおいて闇が深い作品だった」というツイートがありました。B小町という名称の由来については不明であるため、このような考察をしているファンも多いです。
『推しの子』の内容を見ていない人の中には、「新生B小町好きだけど1話でアイ死ぬんでしょ?あんまり見たくない」とツイートしている人もいました。アニメ1話の衝撃的な内容で注目された推しの子ですが、このように葛藤している人もいるようです。
『推しの子』のB小町の楽曲を聞いている人の中には、「新生B小町のほうは最近の曲っぽいけどアイのほうは全盛期のAKBっぽくて年代設定に合わせてるのがすごい」とコメントしている人もいました。新生B小町バージョンではアレンジが加えられているため、時代を感じられるように工夫されているようです。
【推しの子】B小町のメンバーは魅力的だった
『推しの子』のB小町は絶対的センターである星野アイの人気によって念願のドーム公演も決まっていましたが、アイの死によって夢は果たせず、グループも解散しました。しかしアイの意思を継いだ実の娘であるルビーによって結成された新生B小町は、かつてのB小町のように再び人気を集めています。B小町に興味が湧いた人は、ぜひ『推しの子』をチェックしてみてください。
この記事のライター
azu
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