【推しの子】声優陣を一覧にして徹底紹介！基本プロフィールから代表作まで

爆発的な人気を博している推しの子は、コミックだけではなくテレビアニメ化もされています。そこで、推しの子のテレビアニメにてキャラの声優に抜擢されたキャスト陣の代表作や過去の出演作品を紹介していきましょう。まずは、推しの子の概要について解説します。

【推しの子】の作者は、原作が「かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜」の作者でも有名は赤坂アカ、作画が横槍メンゴという豪華タッグで作成された作品です。原作を担当している赤坂アカは、「かぐや様は告らせたい」と同時進行で連載をしていました。二作品が同時に週刊連載されたのは、異例ともいわれています。横槍メンゴは「クズの本懐」が代表作になり、イラストレーターとしても活動をしています。

【推しの子】は集英社の週刊ヤングジャンプにて連載されており、一週遅れでweb版でも連載されています。そのため、スマートフォンからでも気軽に読めることから、人気が人気を呼びました。コミックは、2023年7月現在で12巻まで出ています。テレビアニメは2023年4月12日から6月28日までが、第一期としてTOKYO MXほかで第11話まで放送されていました。そして、第一期の放送終了後には、第二期の制作が発表されています。

産婦人科医のゴローは、自分の患者の推しである星野アイに興味を持ちます。その後アイドルオタクになったゴローでしたが、推しである星野アイがゴローの元に訪れて双子を妊娠していることを知ります。内密に出産をする予定でしたが、ゴローはアイのストーカーに殺されてしまいました。そして、目を覚ますとアイの双子の片方であるアクアに転生していました。

もう一人の双子の片割れのルビーは、アイを知るきっかけになった患者のさりなでした。アイは出産を隠したままアイドルに戻りましたが、何者かに刺されて亡くなってしまいます。そこから、双子のアクアとルビーの物語が始まるのでした。

プロローグに登場する【推しの子】でも重要な人物でもある、アクアとルビーの母親であるアイのアニメ声優キャストは、高橋李依です。高橋李依は埼玉県出身で誕生日が1994年2月27日になり、ファンからは「ちえりー」や「りーちゃん」といった愛称で親しまれています。所属事務所は81プロデュースになり、声優活動は2014年から開始しています。

代表作としてあげられるのが、『Re:ゼロから始める異世界生活』のエミリア役でしょう。作中のメインヒロインになり、少し面倒な性格のキャラクターとして愛されています。その他の過去の出演作品として、『この素晴らしい世界に祝福を！』のめぐみん役や『からかい上手の高木さん』の高木さん役があげられます。

推しの子でもメインキャラクターでもある、ゴローの転生したアイの双子の片割れであるアクアのアニメ声優を担当したのは、大塚剛央です。大塚剛央は1992年10月19日生まれで東京都出身、所属事務所はアイムエンタープライズです。ファンからは、「たけてぃー」や「たけちゃん」といった愛称で親しまれています。

代表作として挙げられるのが、『ぼくらの7日間戦争』で演じた、冷静沈着ながり勉キャラの本庄博人役でしょう。その他の過去作品には、デビュー作の『風が強く吹いている』の蔵原走役や『もののがたり』の岐兵馬役が挙げられます。

双子の片割れでさりなが転生した姿になり、オタク気質な性格を持つルビーの声優キャストは伊駒ゆりえです。伊駒ゆりえは東京都出身で、ファンからは「ごまちゃん」という愛称で呼ばれています。伊駒ゆりえの代表作は、まさしく【推しの子】といえるでしょう。

【推しの子】のアニメ声優キャストのオーディションにて、「本物のルビーだ」という声があがり、満場一致で決定したといいます。過去も声優の仕事をしていますが、代表作と呼べるものはまだありません。声優デビューも、2021年と最近となっています。

ゴローはアクアの前世になり、アイの出産に関わった産婦人科医でもあります。そのゴローのアニメ声優キャストに起用されたのは、伊東健人です。ファンからは「いとけん」や「とっと」という愛称で親しまれており、2011年より声優として活動しています。出身地は東京都になり、所属事務所は81プロデュースです。

代表作に挙げられるのが、『ヲタクに恋は難しい』で主人公の桃瀬成海の幼馴染兼彼氏である二藤宏嵩役でしょう。ハイスペックな眼鏡男子として、人気を集めました。その他の過去の出演作品には、『アイドルマスター SideM』の硲道夫役や『SHOW BY ROCK!!』のヤス役などがあります。

ルビーの前世になり、ゴローの患者でもあったさりなのアニメ声優キャストは、高柳知葉です。高柳知葉は1994年10月14日生まれで千葉県出身、所属事務所はラクーンドッグです。小学生の頃から声優の道を夢見ており、2017年にテレビアニメ初レギュラーを獲得しました。

代表作ともいえるのが、『恋する小惑星』の主人公の一人でもある木ノ幡みら役でしょう。その他の過去の出演作品には、『まちカドまぞく』の陽夏木ミカン役や『ウマ娘 プリティーダービー』のオグリキャップ役などがあります。

アクアの幼少期時代は、アイがまだ生存していたときを指しています。アイが何者かに刺されてしまうときまでの、幼少期時代のアニメ声優キャストは内山夕実です。内山夕実は東京都出身で生年月日は1987年10月30日、ファンからは「うっちー」や「ゆーみん」といった愛称で呼ばれています。所属事務所は、大沢事務所です。

代表作として『オーバーロード』で階層守護者として登場したマーレ・ベロ・フィオーレが挙げられるでしょう。その他の過去出演作品として、『Aチャンネル』のナギ役や『Re:ゼロから始める異世界生活』のパック役があります。

プロローグでは子役として登場し、本編では人気アイドルグループのB小町のセンターを担当する、有馬かなのアニメ声優のキャストは潘めぐみです。潘めぐみは1989年6月3日生まれの東京都出身、所属事務所はアトミックモンキーです。

『HUNTER×HUNTER』のファンであった潘めぐみは、『HUNTER×HUNTER』の声優オーディションにて見事に主人公であるゴン＝フリークス役を勝ち取りました。声優キャストの発表記者会見では、涙を見せたことでも有名でしょう。その他の過去出演作品としては、『ちはやふる』の花野菫役や『双星の陰陽師』の化野紅緒役が挙げられます。

恋愛リアリティショー編から登場した、舞台女優として活躍している黒川あかねのアニメ声優キャストは、石見舞菜香です。石見舞菜香は埼玉県出身で生年月日は1998年4月30日、所属事務所はラクーンドッグです。「声で人の心を動かせるようになりたい」という思いから、声優になる夢を持ちました。

代表作でもある『ウマ娘 プリティーダービー』では、1990年代前半に活躍した競走馬であるライスシャワー役にキャスティングされました。その他の過去出演作品には、『フルーツバスケット』の本田透役や『さよならの朝に約束の花をかざろう』のマキア役があります。

恋愛リアリティショー編から登場するユーチューバーのMEM ちょ(めむちょ)のアニメ声優には、大久保瑠美が起用されました。大久保瑠美は埼玉県出身で生年月日は1989年9月27日、所属事務所は81プロデュースです。2009年に『ささめきこと』にてデビューを果たし、2015年には海外ドラマの吹き替えデビューをしています。

代表作として『無能なナナ』では、主人公である柊ナナ役にキャスティングされました。過去の出演作品として、『ゲーマーズ！』の亜玖璃役や『一週間フレンズ。』の山岸沙希役が挙げられます。

斉藤壱護役の声優キャストに起用されたのは、江川央生です。江川央生は、東京都出身で生年月日は1962年9月13日、所属事務所は青二プロダクションです。過去には、『モモキュンソード』の鉄鬼役や『からくりサーカス』の仲町信夫役などで声優を担当しました。

斉藤ミヤコ役の声優キャストに起用されたのは、Lynnです。Lynnは、新潟県出身で誕生日は6月1日、所属事務所はアーツビジョンです。代表作と担当したキャラで挙げられるのが、『君の膵臓をたべたい』の山内桜良役や『SHOW BY ROCK!!』のララリン役があります。

【推しの子】で五反田泰志役の声優キャストに起用されたのは、加瀬康之です。加瀬康之は、東京都出身で生年月日は1971年3月14日、所属事務所は大沢事務所です。代表作と担当したキャラで挙げられるのが、『イナズマイレブン』の染岡竜吾役や『NARUTO』のカンクロウ役があります。

鏑木勝也役の声優キャストに起用されたてらそままさきは、大阪府出身で生年月日は1962年5月8日、所属事務所はマウスプロモーションです。代表作と担当したキャラで挙げられるのが、『仮面ライダー電王』のキンタロス役や『ゴールデンカムイ』のキロランケ役があります。

【推しの子】で大根役者と言われている鳴嶋メルト役の声優キャストに起用されたのは、前田誠二です。前田誠二は、大阪府出身で生年月日は1993年7月1日、所属事務所は響です。代表作と担当したキャラで挙げられるのが、『カードファイト!! ヴァンガード』の橘タツヤ役や『トライナイツ』の宝立友未役があります。

鷲見ゆき役の声優キャストに起用されたのは、大西沙織です。大西沙織は、千葉県出身で生年月日は1992年8月6日、所属事務所はアイムエンタープライズです。代表作と担当したキャラで挙げられるのが、『異世界食堂』のクロ役や『ウマ娘 プリティーダービー』のメジロマックイーン役があります。

【推しの子】で寿みなみ役の声優キャストに起用されたのは、羊宮妃那です。羊宮妃那は、奈良県出身で生年月日は2000年3月26日、所属事務所は青二プロダクションです。代表作と担当したキャラで挙げられるのが、『その着せ替え人形は恋をする』の乾心寿役や『僕の心のヤバイやつ』の山田杏奈役があります。

人気のテレビアニメ【推しの子】で不知火フリル役の声優キャストに起用されたのは、瀬戸麻沙美です。瀬戸麻沙美は、埼玉県出身で生年月日は1993年4月2日、所属事務所はStarCrewです。代表作と担当したキャラで挙げられるのが、『ちはやふる』の綾瀬千早役や『呪術廻戦』の釘崎野薔薇役があります。

吉祥寺頼子役の声優キャストに起用されたのは、伊藤静です。伊藤静は、東京都出身で生年月日は1980年12月5日、所属事務所は賢プロダクションです。代表作と担当したキャラで挙げられるのが、『クレヨンしんちゃん』の大原ななこ役や『暗殺教室』のイリーナ・イェラビッチ役があります。

リョースケ役の声優キャストに起用されたのは、田丸篤志です。田丸篤志は、埼玉県出身で生年月日は1986年2月27日、所属事務所はマウスプロモーションです。代表作と担当したキャラで挙げられるのが、『魔法使いの約束』のアーサー役や『魔法科高校の劣等生』の吉田幹比古役があります。

ぴえヨン役の声優キャストに起用されたのは、村田太志です。村田太志は、高知県出身で生年月日は1982年5月13日、所属事務所はアクロスエンタテインメントです。代表作と担当したキャラで挙げられるのが、『ガンダムビルドダイバーズ』のマギー役や『キャプテン翼』の反町一樹役があります。

雷田澄彰役の声優キャストに起用されたのは、鈴村健一です。鈴村健一は、大阪府出身で生年月日は1974年9月12日、事務所はインテンションです。代表作と担当したキャラで挙げられるのが、『銀魂』の沖田総悟役や『鬼滅の刃』の伊黒小芭内役があります。

アイはプロローグのメインキャラです。アイドルグループのB小町でセンターを務めており、内密で双子のアクアとルビーを出産しました。プロローグの終わりに、アイのストーカーをしていたリョースケに腹部を刺されて亡くなってしまいます。高いカリスマ性を持つアイドルのまま、この世を去りました。

アイの大ファンであった、産婦人科医のゴローこと雨宮吾郎が転生した姿です。前世のゴローの記憶をそのまま持っており、赤ちゃんの頃から会話をすることが可能でした。アイが刺殺されたことに、実の父親が関係していることを知って復讐を誓いました。

ゴローに懐いていた患者の一人である、天童寺さりなが転生したのがルビーです。アクア同様に赤ちゃんのときから会話をすることが可能で、転生前のオタク気質はそのままでした。身体能力は優れていますが、歌唱力には難があります。

ゴローは宮崎県で産婦人科医として働いており、アイの熱狂的なファンです。自分の元に内密出産をしたいとアイが来たことで、妊娠していることを知りました。しかし、出産を目前に控えたとき、ゴローはアイのストーカーに殺害されています。そして、無事出産をしたアイの子供であるアクアに転生しました。

アイと同い年でアイドルオタクとして、物語の冒頭で登場します。余命僅かの命とされており、ゴローに懐いていた患者でした。ゴローにアイの存在を教えた人物になり、さりなもまたアイの熱狂的ファンです。しかし、12歳という若さで亡くなり、その後はアイの子供であるルビーに転生しています。

プロローグでは子役として登場した有馬かなは、ベレー帽をかぶっているのが特徴です。陽東高校ではアクアたちの先輩として登場し、アクアたちの説得で苺プロダクション所属のアイドルになりました。B小町ではセンターを務めています。

恋愛リアリティショー編から登場した舞台女優の黒川あかねは、アクアを上回る学力を持っています。恋愛リアリティショーでは、誹謗中傷を受けて自殺未遂を犯します。しかし、阻止してくれたアクアに好意を抱き、恋愛リアリティショー内でカップルとして成立をして晴れて恋人同士になりました。

恋愛リアリティショーにて登場したMEMちょ(めむちょ)は、小柄でかわいらしい女性です。ユーチューバーとして常にバズっており、人気の高さもうかがえるでしょう。番組終了時にアクアに誘われて、B小町のメンバーになりました。

アイが自分のことを刺したリョースケに対して、腹部をおさえながらも伝えた言葉です。愛が分からなかったアイが、全力で嘘をつきながらも愛を伝えていたと、リョースケに伝える感動的なシーンでしょう。

アクアに転生する前のゴローの元へ、内密出産をしに来たアイに戸惑いを見せましたが、出産させるという決意を表したときに発した言葉です。ファンとして葛藤する姿が、印象的という声があがりました。

ルビーはさりなの転生した姿でしたが、転生したときには大好きな先生であったゴローは亡くなっていました。また、さりなの母親も新しい家庭を築いていたのです。しかし、アクアがゴローだと気付き、アクアから発せられたこのセリフで、ルビーは大号泣してアクアに抱きつくのでした。

「タイトルを回収した」と言われている、有馬かなの名言です。アクアが箱推しと言われる全員のカラーサイリウムを振っている姿を見て、有馬かなが「自分だけのカラーサイリウムだけをいつか振るようにする」というニュアンスのセリフを発し、その後にこの名言を伝えました。

アクアの目的が「殺し」であったらどうするのか、と告げられた黒川あかねが発したセリフです。あかねのアクアに対する気持ちが分かり、本気で向き合っている様子が伺えるでしょう。

「アクアくんの企みは私が止める」という発言をした黒川あかねに対し、アクアが発した言葉です。しかし、多くの読者からは、なぜこのような発言をしたのか分からないという声が上がりました。

2.5次元舞台編に登場する、鳴嶋メルトは大根役者といわれていました。しかし、努力をしたことで、驚くほどの演技力を見せます。評価を逆転するときの、かっこいいセリフとして評価されました。

壱護に偶然出会うことができたミヤコが、涙ながらに告げた言葉です。波乱万丈な過去を持つミヤコでしたが、壱護が追いかける夢を気付けば自分も本気で追いかけていたのでした。アイが刺されたことで、ショックを受けていたのは二人とも同じだったのです。

【推しの子】で声優を担当したキャスト陣は、豪華なメンバーが集結しています。そのため、他の作品ではどのキャラの声優を務めたのか、声優ファンからは比較のように評価されています。

【推しの子】はアイドルなど芸能界の話のため、セリフを通して演技をする必要があります。キャラの成長も見どころになるため、初期の頃はどこかあどけなさを出したり、話が進むごとに演技を上手く見せる必要もあるでしょう。そのような表現力が素晴らしいという声が、多くあがっています。

声優がテレビ番組に出ることは、近年とても多くなってきました。【推しの子】で初めてメインキャラの声優にキャスティングされた、ルビーの声優である伊駒がテレビ番組に登場した際はとても注目されました。

テレビアニメ【推しの子】でキャスティングされた声優陣は、多くの代表作を持ち、過去にはさまざまなキャラを演じてきた人ばかりです。実力も高いため、キャラクターにしっかり命を吹き込み、アニメをより一層面白くさせるでしょう。原作だけではなく、ぜひテレビアニメも見てみてください。