【推しの子】アクアの目から星が消えた？目の星の意味や持っている人まとめ

アクアとはマンガ作品『推しの子』に登場するキャラを指します。アクアの本名は「星野愛久愛海(アクアマリン)」であり、皆から親しみを込めてアクアと呼ばれています。アクアは過去に超人気アイドルとして活躍していた星野アイの子供であり、現在は母親と同じように芸能界の世界に足を踏み入れ、芸能活動を行っています。

『推しの子』は現在『週刊ヤングジャンプ』で連載中のマンガ作品です。『かぐや様は告らせたい』で有名な赤坂アカ先生が原作者であり、また横槍メンゴ先生が作画を担当しています。現実世界の芸能界の闇を忠実に再現している点が高く評価され、幅広い読者層から注目を集めました。様々な方面でメディア展開を果たし、今後の展開がファンの間で大いに期待されています。

とある病院にて産婦人科医に勤務していた雨宮吾郎は、入院患者の少女さりなと共に大人気アイドル・星野アイを推していました。そんなある日自身が勤める病院に妊娠した星野アイがやってきました。その後雨宮吾郎はアイのストーカーであるリョースケに殺され、目覚めるとアイの子供・星野愛久愛海(アクアマリン)として蘇ったのです。本作ではアイが殺されるキッカケを作った自身の父親を見つけ出すために、芸能界へと足を踏み入れるのでした。

『推しの子』に登場するアクアの目には星のマークが存在していましたが、ある時を境に目から星が消えてしまったのです。そこで以下の項目では、アクアの目から星が消えた理由だけでなく、目の星の意味や妹のルビーと目の色が違う理由についても詳しく解説します。

アクアの目から星が消えた理由ですが、母親である星野アイの復讐心が大きく関係しています。詳細については後ほど記載しますが、星野アイ殺害のキッカケを作った真犯人である自分の父親が死亡していると聞かされ、今まで滾らせていた復讐心が沈静化してしまったからだと判明しました。

アクアの目から星が消えた理由①は、復讐心が消えてしまったからです。アクアは長年自身の父親である姫川清十郎の行方を追っていました。しかし劇団ララライの看板役者である姫川大輝から姫川清十郎が既に他界している事実を知り、今まで向けていた復讐心が一気に抜けてしまったのです。

アクアの目から星が消えた理由②は、生きる目的が無くなってしまったからです。先述の通りアクアは、物心着いた頃から星野アイ殺害のキッカケを作った父親を追い詰めることだけを最優先に生きてきました。しかし復讐心を抱いていた相手が既に死んでいたと知って目的を見失った結果、目の星が消えた可能性が高いです。

『推しの子』において目の星が持つ意味は、自信・カリスマ性・オーラといった強い感情の表れを示していると考察されています。アクアの目の星が持つ意味ですが、他の目の星と違って負の感情やオーラが含まれており、実際に暗い感情の時は目の星が黒色に変化するシーンが描写されています。

兄妹であるアクアとルビーの目の色が青色とピンク色で違う理由ですが、公式設定にて明確な言及はありません。しかしファンの間で青色とピンク色を足すことによって藍（アイ）色になるという美術的観点から、母親である星野アイの遺伝子を兄妹間で半分ずつ受け継いでいることが関係しているのではないかと考察されています。

『推しの子』の登場キャラの中には、アクア以外で目に星を持つキャラが複数人存在します。そこで以下の項目では目の星を持っている5人のキャラに関する情報だけでなく、現実世界で目の星を持つ人物は実在するのかについても詳しく解説します。

目の星を持っている1人目の人物は、星野アイです。星野アイは星を両目に持っており、かつアイドルグループ・B小町の看板アイドルとして名を馳せていました。その後妊娠してアクアとルビーを出産した際、目の星は兄妹へと遺伝しました。

目の星を持っている2人目の人物は、星野瑠美衣（ルビー）です。ルビーはアクアの妹であり、母親である星野アイの面影を色濃く受け継いでいます。その証拠にアイドルに対する強い好奇心や天性の演技力を兼ね備えており、かつ後のストーリーにて両目に星が出現しました。

目の星を持っている3人目の人物は、黒川あかねです。黒川あかねは劇団ララライに所属する女優であり、「今ガチ」を通じてアクアとビジネスカップルを演じています。通常時に目の星はありませんが、演技にて星野アイを真似する時に出現します。このことから黒川あかねと星野アイの間には何か深い関係性があるのではないかと考えるファンが一定数存在します。

目の星を持っている4人目の人物は、カミキヒカルです。カミキヒカルは芸能プロダクションの社長であり、アクア＆ルビーの実の父親です。そのため両目に星がある点を除いてアクアと似ている部分が多いです。またカミキヒカルは本作の黒幕であるため、多くの謎を握っている人物として注目を集めています。

目の星を持っている5人目の人物は、片寄ゆらです。片寄ゆらは売れっ子女優として活躍しており、カミキヒカルの飲み仲間の1人でした。片寄ゆらも黒川あかねと同様に普段は目の星はありませんが、カミキヒカルと会話する際に目の星が出現します。しかし片寄ゆらは既にカミキヒカルによって殺害されました。

現実世界にて、『推しの子』キャラのように瞳に星状のマークを持つ人は実在します。しかしこれは「星状硝子体症」という老年男性全体の約1％が発症する病気を指します。星状硝子体症を発症しても無害かつ外見からは判別不可能であるため、眼科が所有する特殊な器具を使って初めて症状が判明します。

『推しの子』にてアクアの目の星が変化するシーンが描写されています。そこで以下の項目では『推しの子』におけるアクアの目の星が変化した4つのシーンについてそれぞれ解説します。目の星の変化に応じて物語は大きく展開していきます。

原作マンガ1巻9話においてアクアの目の星は、再び復活していました。1巻9話では未来のアクアがインタビューを受けているシーンが描かれており、その時のアクアの目には星が宿っていました。このことからアクアが再び復讐を決意したことが推察できます。

原作マンガ1巻10話においてアクアの目の星は、9話と比較してより大きくなったことが確認されています。母親である星野アイの死を受けて、アクアは真犯人に対して復讐心を抱きました。その結果負の感情に連動して目の星も巨大になったと推察できます。

原作マンガ7巻68話においてアクアの目の星は、消えてしまいました。星野アイ殺害のキッカケを作った姫川清十郎の正体を突き止め意気揚々としていたアクアでしたが、姫川大輝から姫川清十郎は他界していると聞かされ、生きる意味を見失いました。それ故にアクアの中に芽生えていた復讐心が消え、目の星が消滅したのです。

原作マンガ10巻98話においてアクアの目の星は、復活するだけでなく両目に宿ることとなりました。復讐相手である姫川清十郎は死亡していると聞かされていましたが、アクア達の本当の父親は別に居ることが判明しました。それによりアクアは復讐心を再燃させ、真相を突き止めることを再開しました。

『推しの子』にアクアの目の星には重要な意味が込められていました。そこで以下の項目ではアクアの目の星に対する世間での評判や人気の理由について、インターネット上の『推しの子』ファンの意見を参考にしながらそれぞれ紹介します。

アクアの目の星に対する世間での評判は、「何か隠された意味が存在している」からです。アクアの目の星は、ストーリーの重要な局面にて大きく変化しました。それ故にアクアの目の星には重要な伏線があると考える『推しの子』ファンが多いです。

アクアの目の星に人気が集まる理由は、「見た目がかっこいい」からです。特にアイを殺害され復讐心によって発現したアクアの黒色の目の星が特にかっこいいと注目を集めました。それ故にアクアの星の目に魅力を感じる『推しの子』ファンが多いです。

本記事では『推しの子』に登場するアクアの目の星に関する情報について紹介しました。アクアの目の星は復讐相手の死を聞かされて一旦消滅しましたが、アクアの父親である人物はまだ生きていると知り、目の星が復活するだけでなく両目に宿ったのです。今後アクアの復讐劇はどのような展開を見せるのか、続報を待ちましょう。