【ワンピース】トキトキの実の能力は未来に飛ぶ？受け継ぐキャラ候補は？

トキトキの実とは、『ワンピース』に登場する悪魔の実の一つです。『ワンピース』のワノ国編では、「光月モモの助」というキャラクターがトキトキの実の能力によってタイムスリップしてきたことが判明します。このエピソードによって、長い間謎の悪魔の実とされていたトキトキの実が注目を浴びることになりました。ここでは、『ワンピース』に登場するトキトキの実について紹介していきましょう。

『ワンピース』に登場する悪魔の実の一つであるトキトキの実は、タイムスリップという能力を持ちます。本当に存在すれば『ワンピース』の世界を大きく覆す可能性があることから、トキトキの実は長い間噂でしか聞かない謎の悪魔の実でした。そんなトキトキの実ですが、ワノ国編でその名前が登場することになります。しかしトキトキの実が持つ能力は、タイムスリップの中でも未来へ時間移動する能力だけだということが判明しました。

『ワンピース』とは、『週刊少年ジャンプ』の1997年34号から連載している尾田栄一郎によるファンタジー漫画作品です。海賊王を夢見る少年ルフィが大秘宝を探して旅をする、『週刊少年ジャンプ』を代表する大人気少年漫画となっています。単行本は106巻まで発売されており、国内の累計発行部数は4億1000万部を突破しています。『週刊少年ジャンプ』の中では、『こち亀』に次ぐ長期連載作品です。

海賊王を夢見る主人公、ルフィは、子供の頃に悪魔の実を食べて全身がゴムのゴム人間になってしまいます。そんなルフィですが、旅をしながら仲間を集めていき、一行は「麦わらの一味」と呼ばれる海賊団になっていきます。イーストブルーやアバラスタ、空島、ウォーターセブン、スリラーパークなどさまざまな場所を旅して強敵たちを倒してきた「麦わらの一味」は、その2年後、「最後の海」と言われる新世界へ突入することになるのでした。

『ワンピース』に存在すると言われていたトキトキの実は、タイムスリップの能力を持つ悪魔の実です。トキトキの実で過去にタイムスリップすることができれば、作中で死亡したキャラクターを生き返らせることも可能になります。そのため、ファンの間ではトキトキの実の存在自体に懐疑的な意見もありました。ここでは『ワンピース』に登場するトキトキの実の能力について考察していきましょう。

『ワンピース』のトキトキの実の能力は、タイムスリップを行うことで未来に飛ぶ能力です。現在を起点として未来へと時間移動することができます。また、トキトキの実の能力者本人だけでなく、他人を未来へと飛ばすことも可能です。作中でもトキトキの実の能力者によって過去からやってきたキャラクターが登場するため、他にも過去からやってきたキャラクターがいる可能性があります。

『ワンピース』のトキトキの実には、過去に飛ぶ能力はありません。仮に過去にもタイムスリップすることができるとなると、『ワンピース』という物語がすべて覆ってしまいます。そのため、トキトキの実の能力は未来への時間移動のみとなっており、未来へ飛べば2度と過去へ戻ることはできません。トキトキの実は、このような一方通行の能力となっています。

『ワンピース』のトキトキの実の能力にはいくつかの制約がありますが、その中の一つが「場所の移動ができない」という点です。トキトキの実の能力を使えば、現在から未来へと時間移動をすることができますが、未来の同じ場所にタイムスリップすることになります。作中でもおでん城からタイムスリップした光月モモの助は、すでに城が跡形もなくなっている20年後のおでん城跡に移動していました。

『ワンピース』のトキトキの実の能力には、人数制限がある可能性があります。作中でトキトキの実の能力によって20年後へ逃げたことが判明しているキャラクターは、光月モモの助をはじめとした5人だけです。チート級の能力であるトキトキの実の能力があれば、時間移動によって一気に大勢の人間を助けることができたました。しかし実際にタイムスリップしたのは5人だけであるため、トキトキの実の能力には人数制限があると考察されています。

トキトキの実を使用した場合、未来に存在するもう一人の自分がどのようになるのかは不明です。トキトキの実は「その人がまだ生存している範囲ではタイムスリップできない」という制限がある可能性もありますが、作中ではモモの助たちが生存している可能性が高い20年という範囲での時間移動が行われていました。そのため、仮にもう一人の自分がいたとしても、タイムスリップを実行した時点で未来の自分は世界から消えてしまうという可能性もあります。

『ワンピース』の世界の悪魔の実には、悪魔の実の能力者が死亡すれば新しく悪魔の実が復活するという設定があります。作中ではトキトキの実の能力者として光月トキというキャラクターが登場しますが、彼女は20年前に死亡しました。光月トキが死亡しているため、今後トキトキの実を受け継ぐ人物が登場する可能性があります。

作中にトキトキの実が登場したことにより、ファンの間では誰がトキトキの実を受け継ぐのかという考察が行われるようになりました。ここではトキトキの実を受け継ぐキャラ候補2人を紹介していきましょう。

『ワンピース』でトキトキの実を受け継ぐ可能性があるキャラクターとして、光月トキの娘である光月日和が挙げられます。日和は20年前には未来へ飛ばされず、城から逃げて生き延びていました。現時点で日和がトキトキの実の能力を使用するシーンは登場していませんが、能力者であれば今後使用する可能性があります。

もう一人のキャラクターとしてシャンクスが挙げられます。シャンクスはマリンフォード頂上戦争編の際に、まるで瞬間移動したかのようにコビーを助けに現れました。そのため、シャンクスがトキトキの実の能力者になっているのではないかと考察する声があります。ただし、トキトキの実は場所の移動ができない可能性があるため、本当に場所移動に制限があるとすれば、シャンクスが能力者である可能性は低いです。

先に紹介したとおり、トキトキの実の能力のは過去にタイムスリップすることができないという制限があります。そのため、すでに作中で死亡しているエースを復活させることはできません。また、仮に過去に戻れたとしても、2年前に死亡したエースが戻ってくるわけではありません。

『ワンピース』のトキトキの実の能力者は光月トキです。作中ではモモの助たちを助け、20年前に死亡したとされています。ここではトキトキの実の前の所有者である光月トキについて考察していきましょう。

トキトキの実の元の所有者である光月トキは、光月おでんの妻だった女性です。もとは「天月トキ」という大名家の名前を持つ女性でした。しかし光月トキ自身はおでんに出会うまでワノ国へ来たことはなく、さら彼女はにトキトキの実の能力によって800年前から現在へタイムスリップしてきたということがわかっています。

光月トキの元の苗字は「天月」であるため、彼女の両親はワノ国の出身者であると考えられています。しかし光月トキ自身は、自分の出身地がわかっておらず、ワノ国にもそれまで足を踏み入れたことがありませんでした。このような理由から、光月トキは何らかの事件によって逃げ延び、そこで育った可能性があります。そのため、光月トキは「ある巨大な王国」と何らかの関係があると考察されています。

光月トキがモモの助たちをあえて20年後の未来に送った理由は、20年後にジョイボーイが現れるためです。光月おでんは20年以上先に戦が発生することを予期していたため、光月トキもそのことを知っていた可能性があります。そのため、願いを込めて20年後の未来にモモの助たちを飛ばしたと考えられています。

光月トキは20年前に敵兵に撃たれて命を落としています。しかし20年後の光月家の墓の中には、トキの名前はありませんでした。そのため光月トキには生存説もありますが、彼女はおでんと共に過ごした時代を自分の旅の終わりだと言っていたため、20年前に死亡している可能性が高いです。

X（旧Twitter）では光月トキが空白の100年を生きてきた可能性がある点や、トキトキの実の次の能力者について触れてるコメントが多くありました。それだけトキトキの実のインパクトが強かったということがわかります。

X（旧Twitter）上には、「ワンピースではこの世に同じ悪魔の実や能力者は存在できないけど、トキトキの実の能力で悪魔の実の保持者とひとつ前の保持者がいる時間に飛ばした場合どうなるんだろう？」とコメントしている人がいました。

アニメのワンピースを視聴している人の中には、「シャンクス普通にトキトキの実の所有者だろ。トキは未来にしか使わなかったけどシャンクスは時間を止めてるんじゃない？」と考察している人もいました。

『ワンピース』のトキトキの実の能力は、自分や他の人間を未来へ飛ばすというものでした。前の所有者だったトキはすでに死亡しているため、ファンの間ではシャンクスがトキトキの実を引き継いでいるなどの噂もあります。トキトキの実に興味が湧いた人は、ぜひ『ワンピース』をチェックしてみてはいかがでしょうか。