【ワンピース】ルルシア王国はなぜ消滅した?その理由やサボの生存についても
本記事では『ワンピース』に描かれているルルシア王国についてまとめていきます。『ワンピース』作中にてルルシア王国が消滅してしまった理由はもちろん、消滅する瞬間にその場に居合わせていたサボの生存状態やイム様との関係性などについても解説していきます
目次
【ワンピース】ルルシア王国とは?
世界会議にてルルシア王国の名前とその存在が明らかにされると、サボがその国に潜伏している間に突如空から巨大な物体が降ってきて島ごと全てが消滅してしまいました。ルルシア王国の消滅にはイム様が関係していることが作中の描写でほのめかされており読者の間で話題になっています。まずはルルシア王国の概要を説明しワンピース作品概要とあらすじについてもおさらいしていきます。
ルルシア王国とは?
ルルシア王国は偉大なる航路に位置する国家です。世界会議への参加が認められている国家ではありますが、天竜人への天上金や黒ひげ海賊団傘下の襲撃を受けたりと情勢はとても不安定でした。そしてサボがネフェルタリ・コブラ殺害の容疑をかけられてこの王国へ逃走した時、その事実を知った何者かによってルルシア王国は跡形もなく消滅させられてしまいます。
ワンピースの概要
ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊王を夢見るルフィが仲間と共に大海原を旅する冒険ファンタジーが描かれており、王道かつ感動的なストーリーや壮大な世界観などが評判を呼んでいます。単行本106巻を迎えた現在も連載が続いており、累計発行部数は5億1000万部を突破しています。
ワンピースのあらすじ
かつてこの世の全てを手に入れた男ゴールド・ロジャーは、死に際にひとつなぎの大秘宝(ワンピース)をどこかに置いてきたと言い残し、その言葉が人々を海へと駆り立てました。フーシャ村に住んでいた少年モンキー・D・ルフィもその時代に海へ出た海賊の1人であると、彼は恩師シャンクスから受け継いだ麦わら帽子と共に仲間を集めながら壮大な冒険に挑むのでした。
【ワンピース】ルルシア王国はなぜ消滅した?理由を考察
ルルシア王国はルフィたちが立ち入った島というわけではなく、ワンピース作中においても詳細が描かれた王国ではありませんでした。しかし、五老星が会議を進めるとルルシア王国の消滅が決定し世間からは『突然消えた王国』として知られるようになりました。ここではワンピースにおけるルルシア王国が消滅した理由についてまとめていきます。
ルルシア王国は突然消滅した?
サボがルルシア王国に潜伏していた時、彼は電伝虫を通じて虚の玉座の真実を革命軍メンバーに伝えようとしました。しかしその時、突如空に巨大な物体が出現し謎の光線が民衆ごと島を襲い最終的に島を丸ごと飲み込んで王国を抹消しました。
ルルシア王国を滅ぼしたのは古代兵器ウラヌス?
ワンピース世界に古代兵器が3つ存在していることが明らかにされると、その内の2つであるプルトンとポセイドンは詳細が描かれましたが唯一ウラヌスだけは情報が不明となっていました。ウラヌスはギリシア神話の天空神を意味する言葉であることから、空から島を襲撃したこの物体がウラヌスである可能性は高いと言えます。
ルルシア王国をイム様が滅ぼした理由
ワンピース1086話にてイム様が登場すると彼は「マザーフレイムが使いたい」と切り出し、この発言がルルシア王国消滅に繋がりました。マザーフレイムの正体やイム様がルルシア王国を選んだ理由は明らかにされておらず、ネット上では以下の2つの考察が注目されています。
考察①聖地マリージョアの近くに位置する
五老星の1人がルルシア王国を選んだ理由について尋ねると、イム様はただ一言「近い」とだけ答えました。これはルルシア王国の近くに聖地マリージョアがあることが関係している可能性があり、「いい見せしめになるかもな」という発言からしてマリージョアへ牽制をするために近くにあったルルシア王国を抹消したと考えられます。
考察②マザーフレイムとの関連は?
イム様の発言によって突如存在が明かされたマザーフレイムですが、その正体や能力などの詳細は一切不明です。マザーフレイムの発言の後にルルシア王国の消滅が実行されたことから、マザーフレイムはルルシア王国を滅ぼした兵器そのものを指しているか、或いは兵器を起動させるために必要なエネルギー的なものなのかもしれません。
【ワンピース】ルルシア王国で行方不明になったサボの生存
ルルシア王国消滅が描かれた後、多く読者はその場に居合わせていたサボの生死状態が気になったことでしょう。突然謎の兵器に襲われたサボは無事に生き延びることができたのでしょうか。ここではワンピースにおけるルルシア王国で行方不明になったサボの生存についてまとめていきます。
サボはルルシア王国で行方不明になった?
アラバスタ王国国王のネフェルタリ・コブラが何者かに暗殺されてしまうと、その容疑者としてサボの名前が上がり追われる身になってしまいます。サボはルルシア王国に潜伏することになりますが、そこで電伝虫を使って革命軍と連絡を取ろうとするとその無線を海軍が傍受していました。そうしてルルシア王国が消滅した時と同時にサボとの通信は途絶えてしまいます。
サボの生存はその後明らかになった?
海軍はサボがルルシア王国で死亡したと判断しましたが、実際のところサボは生存しておりルルシア王国の民衆と共にカマバッカ王国へ逃れていました。ルルシア王国が消滅する時には既に王国から離れていたそうで、電伝虫の傍受に気付いていたサボは革命軍と直接通信することを控えていたのでした。
ルルシア王国の民衆は革命軍に入隊する?
生存していたサボが革命軍メンバーと合流を果たすと、サボと共に生き延びたルルシア王国の民衆は革命軍への入隊を希望しました。恐らくワンピース904話にてルルシアの民衆は革命軍の軍隊長に助けられた恩があり、革命軍に対して友好的に思っている人が多かったと推察されます。ルルシア王国の民衆が革命軍へ加入するシーンはまだ描かれていませんが、故郷を失った今彼らが革命軍に入る可能性は高いでしょう。
【ワンピース】ルルシア王国と同様にゴッドバレーも消えた?
突如として存在が消えてしまったルルシア王国でしたが、実際に王国が消滅する瞬間の出来事やその破壊力から、かつてロックス海賊団を打ち破ったゴッドバレー事件と関係性があるのではないかという考察が唱えられました。ここではワンピースにおけるルルシア王国とゴッドバレーの関係性についてまとめていきます。
ゴッドバレー事件とは?
ゴッドバレー事件とは38年前にゴッドバレーという島で起きた事件のことです。当時世界最強を誇っていたロックス海賊団と海軍がゴッドバレーにて抗争を起こし、そこでロックス海賊団は壊滅し海軍の中で活躍した海軍中将・ガープは英雄と呼ばれるようになりました。また、その事件をきっかけにゴッドバレーは地図から姿を消すことになります。
ゴッドバレー事件の後に島が消えた理由
ゴッドバレーでの抗争内容は詳細に描かれておらず最後に消滅した理由も不明のままでしたが、ルルシア王国が一瞬にして消滅したことからゴッドバレーにも同じ兵器が使われていた可能性が浮上しました。ルルシア王国と同じようにゴッドバレーもイム様の命令によって滅亡したのかもしれません。
ゴッドバレー事件とガーリング聖の関係
1086話にてミョスガルド聖を処刑した人物としてフィガーランド・ガーリング聖の姿が描かれました。ガーリング聖は神の騎士団の最高司令官を務めておりかつてゴッドバレーで活躍した王者と言われています。かつて天竜人は先住民一掃大会という3年に1度の腕試しが盛り上がっていましたが、38年前の開催地はゴッドバレーに選ばれていました。ガーリング聖が王者と呼ばれている理由はそこでの出来事が関係しているかもしれません。
【ワンピース】ルルシア王国に対する世間での評判や人気
これまでルルシア王国が消滅した理由などについてまとめてきましたが、ファンはルルシアに起きたこの事件についてどのように感じたのでしょうか。ここでは実際にSNSへ投稿されているコメントを参照し、ルルシア王国消滅に対する反応や感想などをまとめていきます。
読者の間ではルルシア王国が消滅した理由について考察する意見が多く投稿されていました。虚の王の真実を知ったサボを消すためにルルシア王国が消滅したと考える人が多いですが、イム様の発言から推察すると聖地マリージョアなど他にも理由があったと考えられるでしょう。
ルルシア王国が消滅するシーンでは五老星が「ルルシア王国?そんな国は元々ないではないか」というセリフが描かれていますが、その描写が悪役らしくて好きという人がいました。イム様から命令された際に五老星は王国内に市民が多くいることを確かめましたが、それでも抹消を強行したところが世界政府らしいと言えるでしょう。
ルルシア王国を滅ぼした兵器がウラヌスと予想している人は多くいるそうです。古代兵器の中で唯一姿が描かれていないウラヌスは謎が多いですが、空から光線を放つ光景がウラヌスの語源や意味と共通しているため兵器の正体がウラヌスである可能性がやはり高いでしょう。
【ワンピース】ルルシア王国の消滅はイム様が関係していた
ワンピース世界に存在していたルルシア王国はイム様の命令によって消滅してしまいました。天竜人によって情勢が安定せず最終的にイム様たちの手によって滅亡するという結末はあまりに悲惨だったと言えるでしょう。ルルシア王国が消滅した理由や兵器の正体については今後のワンピースストーリーに関係してくることが予想されますので、気になる人は連載中のワンピース本編をチェックしておきましょう。
この記事のライター
zeile
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