【ワンピース】ルフィの名言まとめ！感動するセリフから面白いものまで

ジャンプ漫画の金字塔と呼ばれる人気漫画ワンピースの主人公であるルフィは、自由奔放で面白いギャグセンスがある一方で仲間を何より大事にするかっこいい人柄に人気があります。そんな彼が残した名言に心打たれた読者は多くいます。まずはルフィのプロフィールをまとめワンピースの作品概要及びあらすじをおさらいしていきます。

ルフィは麦わらの一味の船長です。ボサボサな黒髪と三白眼、左目の下に切り傷痕が入っている容姿が特徴的で、白い歯をむき出しにして笑うような陽気な性格をしています。普段は能天気ながら考えるよりも先に体が動くタイプであり、特に仲間がピンチに晒された時は激情を露わにする強い正義感を持っています。

ワンピースは尾田栄一郎によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。海賊王を夢見るルフィが仲間たちと共に大海原を冒険する海賊ファンタジー漫画として注目を集め、白熱するバトル描写や友情をテーマにした感動的なストーリーなどが高く評価されています。2023年7月時点で全世界累計発行部数は5億1000万部を突破しており、アニメ化やゲーム化、劇場映画化など数多くのメディアミックスが展開されています。

かつてこの世のすべてを手に入れた男ゴールド・ロジャーは死に際に『ひとつなぎの大秘宝（ワンピース）』をどこかに遺したと言い放ち、幾多の海賊たちを海へ誘いました。フーシャ村に住む少年ルフィもワンピースを求めて海へ出ると、恩師シャンクスから受け継いだ麦わら帽子を被り、海賊王になるという夢に向かって仲間と共に世界の最果てへ船を漕いでいきます。

ルフィと言えば非常に仲間思いで高いカリスマ性を持っているところがかっこいいキャラクターであり、ワンピース作中に残した名言・名シーンはどれも感動的で人気があります。ここではワンピースにおけるルフィのかっこいい名言や感動するセリフ・名シーンについてまとめていきます。

王下七武海の1人・クロコダイルはスナスナの実の能力者であり、どんな攻撃も砂の体をすり抜けてしまいダメージを与えることができませんでした。しかし、ルフィは水が弱点であることを見抜くと、殴られた拍子に流れ出た血を利用することでクロコダイルに初めてダメージを与えました。絶望的な状況で勝利への糸口を見出した名シーンです。

王下七武海のクロコダイルにとってイーストブルーから出たばかりのルフィはどこの馬の骨とも知らない小僧でした。そんな2人の決闘はクロコダイルが勝って当然のものでしたが、ルフィは上記のセリフを言い放ってクロコダイルに果敢に立ち向かっていくのでした。

ウイスキーピークにてルフィとゾロは喧嘩を始めてしまいますが、そこにバロックワークスの幹部たちが現れ命を奪おうとします。しかし、ルフィとゾロは彼らを無視して喧嘩を続け、最終的には上記のセリフと共に幹部たちを吹き飛ばしました。喧嘩するほど仲が良いという言葉を体現したような名シーンでした。

巨大クジラのラブーンは偉大なる航路を一周して再開すると約束した仲間を待ち続けていました。しかし、仲間は一向に帰ってこず、それを察したルフィは喧嘩を仕掛けました。そして喧嘩の結果が引き分けに終わると、ルフィはラブーンとの間に上記のセリフを投げかけて新しい約束を取り付けるのでした。

アーロンに支配されてしまった村を守るために敢えてアーロン一味に入っていたナミは、胸の内側に溜め込んでいた苦しさや悔しさをルフィたちに吐露しました。そうして最後に助けてほしいと告げると、ルフィは大事な麦わら帽子をナミに預けて上記のセリフを叫びました。仲間を大事にするルフィの感動的でかっこいい名シーンです。

ゼフに命を救われた過去を持つサンジは、その恩返しとしてゼフの命とレストランを守るために自らの命を投げ捨てようとします。それに対してルフィは上記のセリフを言い放ちます。恩師に対する恩返しをしたいのであれば生きることをするべきだとルフィのかっこいい考えが現れた感動的な名シーンです。

サイファーポールの幹部たちと麦わらの一味が衝突していく中、ルフィはリーダーであるロブ・ルッチと対峙します。他の幹部たちと戦っている仲間を心配しているとルッチから助けたければ助けに行けばいいと言われますが、ルフィは上記のセリフをきっぱり言い切りました。仲間への厚い信頼関係が窺えるかっこいい名シーンです。

アラバスタ王国の女王であるビビは国民や仲間を傷つけないために自分だけが犠牲になる方法で国を助けようとしますが、それをルフィは上記のセリフのように叫んでみせました。一緒の時間を過ごすことだけが仲間という意味ではないことを教えてくれる感動的な名シーンです。

ゴーイングメリー号の処分についてウソップと対立すると、ウソップは無謀にもルフィに戦いを仕掛け敗北しました。ルフィと長い間冒険をしていたウソップが負けると分かっていてルフィに挑んだ展開も相まって、メリー号へのお別れがより感動的になった名セリフです。

Dr.ヒルルクの海賊旗をワポルが撃ち落とそうとした時、ルフィは上記のセリフと共に撃ち落とされそうになった海賊旗を掴んで支えました。たとえ自分が砲台を受けてしまうことになっても、人の意志を踏みにじろうとする行為を許さないルフィのかっこいい一面が垣間見えた名シーンです。

海軍に捕らえられたエースを取り戻すためにルフィと白ひげ海賊団が立ち上がると、白ひげは素性の知れないルフィに戦場から足を引くよう促しましたががそれをルフィは断りました。ルフィにとってエースは大事な家族であり、四皇の一角に呼び止められても果敢に立ち向かおうとした感動的なシーンです。

偉大なる航路へ突入する前にルフィは海賊王になるために海を支配できるかと問われます。それに対するルフィの返答が上記のセリフでした。ルフィにとって海賊とは自由に生きる存在で、意外な回答に多くの読者が衝撃を受けた名セリフです。

ビッグ・マム海賊団の最高幹部カタクリと対峙した時、海賊の中でも有数な実力者を前にルフィは劣勢に陥ってしまいます。しかし、ルフィは持ち前のタフネスを発動して再び立ち上がり上記のように語って戦いへの決意を明かしました。どんな場面でも仲間のために戦おうとするかっこいい人柄が表れています。

ルフィたちを助けるために自ら犠牲になることを選んだロビンでしたが、ルフィたちは世界政府の拠点までロビンを追いかけました。そこで再会を果たすとロビンは再び彼らを突き離そうとしますが、ルフィが上記のセリフを叫んだことでロビンの本当の思いが引き出されました。たとえ世界政府が相手でもルフィたちは止まることを知りません。

ワポルを撃破した後、ルフィは仲間の病気を治してくれたチョッパーを仲間に誘いましたが、チョッパーは自分がバケモノだからとそれを断ろうとしました。それに対してルフィは上記のセリフを叫びあっさりチョッパーを勧誘しました。仲間として扱ってくれたことにチョッパーは涙を流し、麦わらの一味の冒険が更に盛り上がるきっかけになった感動的な名シーンです。

海軍大将の青キジに敗れたことから、ルフィは誰よりも強くならなければならないという考えを持つようになりました。そうしなければ大事な仲間を守れないからで、上記のセリフをブルーノ戦で話すと強くなった証としてワンピース作中で初めてギア2を発動しました。仲間のために主人公がパワーアップする王道でかっこいい名シーンです。

ヴィンスモーク家の1人としてビッグ・マム家と政略結婚することになったサンジは、それを期に麦わらの一味から抜けることを決意していました。それを知ったルフィは無断で抜けようとするサンジに怒りを露わにしながら、餓死する瞬間までその場にとどまり続けることを宣言しました。世界に海賊コックは何人もいれど、ルフィにとってのコックはサンジしかいないと明かした感動的な名シーンです。

海賊王になるために海へ出たルフィが初めて仲間に引き入れたメンバーはゾロでした。海軍に捕らえられていたゾロはルフィに仲間になるよう言われると、世界一の剣豪になるという夢を明かしました。その返答を面白いと思ったルフィは上記のように返して彼を縛っていた縄を破ってあげます。このシーンは麦わらの一味が始まった瞬間であり、その後のモーガン戦でも息の合った共闘を披露しました。

かつて海賊王の船に乗っていたレイリーと出会った時、ウソップがワンピースの正体について尋ねようとしました。しかし、ルフィはウソップに怒ると上記のように語りました。シャンクスから海賊に強い憧れを抱いているルフィにとっては、宝の正体よりも冒険することに意味があるという思想が垣間見える名シーンです。

ルフィはワンピースを手に入れることで海賊王になることを夢見ており、ワンピース作中では上記のセリフを叫ぶシーンが多く描かれています。このセリフはルフィの定番とも言えるものであり、第1話からどれだけ時が経っても真っすぐに生きていることを示すかっこいい名言でもあります。

ワンピース作中では主人公としてかっこいい活躍や名言を残しているルフィですが、一方で活発的な性格からギャグ担当に回ることも多く、作中には面白いセリフを残していることもあります。ここではワンピースにおけるルフィの面白い名言や名セリフ・名シーンについてまとめていきます。

ビッグ・マム海賊団との戦闘で歯が欠けてしまった時、ブルックが船内の冷蔵庫を勝手に開けて牛乳を見つけ、それをルフィと共に飲むと次のコマでは欠けた歯が元通りになりました。敵の海賊からは「どんな体質なんだ！」とツッコミを入れられ、それまでのシリアスな戦闘が続いていた分ギャップを感じられる面白い名シーンです。

ベラミーを撃破し黄金を取り戻したルフィはそのまま帰ろうとしますが、その足を慌ててベラミーの幹部サーキースが止めました。そして「どこへ行くんだ？」と聞かれるとルフィは素っ気なく上記のように返事しました。到達不可能と言われた空島に当然のように行こうとするルフィらしい一面が描かれた面白い名シーンです。

ゴーイングメリー号を巡ってウソップと意見が割れた後、ウソップは海賊船を抜ける決意をしました。しかし、最後の瞬間にウソップが涙を流しながら膝をつくと、そこにルフィは腕を伸ばしてあげます。再び仲間に戻ろうとする感動的な名シーンかと思われましたが、次のコマではルフィが涙で顔をぐしゃぐしゃにし上記のセリフを叫んでいるのでした。

作中でかっこいい名言や面白い活躍シーンを残しているルフィですが、彼が海賊になった理由はルフィの過去エピソードに描かれています。本作が始まるきっかけとなった過去エピソードを知ることで、ルフィの人柄について理解を深めることができるでしょう。ここではワンピースにおけるルフィの過去についてまとめていきます。

物心ついた頃、ルフィはイーストブルーのゴア王国にあるフーシャ村にて過ごしていました。幼い頃のルフィは祖父ガープの手によって海兵に育てられており、山に連れ込まれては動物を相手に修行を積み重ね、野宿を強いられたことでミミズやヘビなどを食べられるほど逞しい人間に育っていきました。

6歳を迎えた頃、フーシャ村にシャンクス率いる赤髪海賊団が訪れるとルフィは彼らと交友を深めました。シャンクスから海賊の話を聞くと自分も海賊船に乗せてほしいとお願いするようになりますが、シャンクスはそれを断り続けます。そんなある日、一味が奪ったゴムゴムの実をデザートと勘違いして食べたことでルフィはゴム人間になり、カナヅチになって海に溺れたところをシャンクスに助けられたことから彼のような男になりたいと思うようになりました。

7歳の頃にシャンクスと関わっていたことがガープにバレてしまうと、厳しい環境で育てようとダダン一家の元に預けられます。そこでエースとサボと初めて出会うと最初は喧嘩ばかりする関係でしたが、ルフィが海賊に攫われた際に拷問に耐え抜いたことを知って関係性が軟化していきました。そうして3人は海賊になるという共通の夢を持ち、最終的に義兄弟の契りを交わすほどの仲になりました。

ワンピースは1999年よりアニメが公開されており、制作会社の東映アニメーションにおいて最も長く続いているアニメ作品として記録されています。これほどの人気を博した理由は原作の完成度に加えてキャラクターの魅力を引き出している声優の存在が欠かせないことでしょう。ここではアニメ版ワンピースにてルフィ役を担当している声優についてまとめていきます。

ルフィを演じている声優は田中真弓（たなかまゆみ）です。幼少期から目立ちたがり屋な性格をしており、学生時代に演劇部に所属したことから演技の道を意識するようになりました。女性ながら男児のように低い声を活かした演技に定評があり、少年役や熱血系キャラ、時には姉御キャラを演じることもあります。

これまでルフィのかっこいい名言や面白い名シーンなどについてまとめてきましたが、実際にワンピース本編にてルフィの名言を見たファンはどのような印象を抱いているのでしょうか。ここではルフィに対する評判や人気について、実際にSNSへ投稿されているコメントを参照し内容をまとめていきます。

ファンの多くはルフィが残した名言はどれもかっこいいと感じていました。仲間思いで主人公らしいかっこよさがルフィにはあり、ギャグシーンによる面白い迷言があるところも親しみやすくていいと評判です。シリアスのかっこよさとギャグの面白いシーンの両方で活躍できる人柄こそルフィの魅力と言えるでしょう。

ネット上ではそれぞれのファンが好きな名言を挙げており、本記事ではまとめていない名言・名シーンが多くありました。ワンピースは20年以上連載が続いていることもあり、ルフィが残した名言は数え切れないほどあります。

アニメ版ワンピースを視聴しているファンからは声優の演技によってよりルフィのセリフがかっこよくなっていると評判でした。ルフィ役の田中真弓は少年のような低く気迫ある演技が魅力的で、原作に描かれた名言をアニメ版で再現されることを待ち望んでいる声も多く寄せられていました。

ワンピースに登場しているルフィの名言は主人公らしくかっこいいものや仲間思いで感動的なものなどがありました。ギャグシーンにて面白い名言を残しているところもルフィの魅力の1つと言えるでしょう。もしもルフィの名言をもっと知りたいという人はぜひワンピース本編をチェックしてみてください。