【ワンピース】光月おでんの声優は石丸博也!ジャッキーなど代表作を紹介
『ワンピース』の光月おでんはワノ国の侍で、ロジャーとともにラフテルに行き着いた海賊でもあります。アニメでの光月おでんは、声優の石丸博也さんが担当しました。本記事では、声優の石丸博也さんのプロフィールや経歴、今までに出演した作品などを紹介します。
目次
光月おでんとは?
光月おでんのプロフィール
『ワンピース』の光月おでんは、ワノ国出身のキャラです。将軍・光月スキヤキの息子で、モモの助の父親でもあります。光月おでんはワノ国の九理を再興した手柄によって、大名になりました。光月おでんは白ひげ海賊団と一緒にワノ国を出て、途中でロジャーにスカウトされてロジャー海賊団に入ります。そして、ロジャー海賊団とともにラフテルへ到着し、世界の秘密を知ることになります。その後、光月おでんはワノ国へと戻りますが、カイドウの手によって処刑されてしまいました。
ワンピースの概要
『ワンピース』は週刊少年ジャンプの看板作品で、海外でも人気が高い少年漫画です。バトルシーンだけでなく、ギャグシーンや感動エピソードなどがバランスよく散りばめられています。1997年より連載が始まり、その2年後にはテレビアニメの放送も開始しました。
テレビアニメの放送が始まった翌年には劇場版アニメも公開され、現在までに15作品が作られています。2022年6月には1ヶ月間休載を挟み、翌月の7月から連載が再開しました。連載が再開した際、作者の尾田栄一郎さんは物語が最終章に突入したと語っています。
ワンピースのあらすじ
『ワンピース』の舞台は、海賊たちが「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」を巡って戦いを繰り広げる、大航海時代です。ゴムゴムの実を食べてゴム人間になったモンキー・D・ルフィは、海賊王になることを夢見て海へ出ます。仲間を集めながら航海を続け、次々に現れる敵を撃退していきます。エースの死という大きな壁を乗り越えたルフィはさらに力をつけ、最後の島といわれている「ラフテル」目指して旅を続けるのでした。
光月おでんの声優は石丸博也!現在は?
石丸博也のプロフィール
光月おでんの声を演じた石丸博也さんの本名は、石出伸二さんです。1941年12月12日生まれのA型で、宮城県仙台市出身です。いくつかの劇団や事務所を経て、現在はぷろだくしょんバオバブに所属しています。アニメだけでなく、吹き替えやゲーム、ナレーションなど、幅広いジャンルで活躍しています。
石丸博也はジャッキー・チェン専属の吹き替えを担当
光月おでんの声優である石丸博也さんは、香港の映画スターであるジャッキー・チェンの専属吹き替え声優として有名です。ほとんどのジャッキー・チェンの出演作品は、石丸博也さんが吹き替えを担当しています。映画だけでなく、ジャッキー・チェンをテーマにしたアニメやドキュメンタリー番組でも、石丸博也さんが声優を務めています。1982年には、ジャッキー・チェンが石丸博也さんを表敬訪問したこともありました。
石丸博也の経歴
光月おでんの声優の石丸博也さんは、東京高等学校の出身です。その後、芝浦工業大学へ入学しますが、途中で退学しています。大学在籍中に劇団ひまわりの研究生に応募し、ドラマや舞台に出演するようになります。しかし、劇団員としてだけでは生活できないため、アルバイトとして声の仕事を始めました。マジンガーZで初めて主演を務め、そこから徐々に声優の仕事が増えていきました。
石丸博也の現在
若い光月おでんを演じた石丸博也さんですが、実際の年齢は2022年で81歳になります。今でも現役で声優の仕事をしており、元気な様子がTwitterなどでも確認できます。しかし、自分では声の衰えを感じており、若いキャラの役を演じることに難儀しているようです。マジンガーZの兜甲児役は自ら交代を望んでおり、アニメと劇場版で別の声優に決まって安堵したそうです。
光月おでんの声優・石丸博也の代表作とアニメキャラ
代表作①マジンガーZ(兜甲児)
1972年に放送された『マジンガーZ』は、巨大ロボットアニメの先駆けとなった作品で、いまだに人気がある作品です。石丸博也さんはこの作品で主人公の兜甲児を担当して、声優としてブレイクしました。その後、いくつかのシリーズ作品が作られましたが、石丸博也さんは2001年の『マジンカイザー』まで兜甲児を演じています。
代表作②六神合体ゴッドマーズ(飛鳥ケンジ)
『六神合体ゴッドマーズ』も『マジンガーZ』と同じロボットアニメで、子供だけでなく女性からの人気も高かった作品です。この作品で石丸博也さんは、コスモクラッシャー隊の隊長である飛鳥ケンジを演じています。飛鳥ケンジは主人公である明神タケルの上司で、部下たちからの信頼も厚いキャラでした。
代表作③東京レイヴンズ(天海大善)
『東京レイブンズ』は、陰陽師と学園物をドッキングさせたアニメです。レイヴンとは「闇鴉」のことで、作中での陰陽師を指しています。石丸博也さんが担当した天海大善は、呪術犯罪捜査部の部長です。石丸博也さんは若者の役を演じることが多いですが、天海大善は珍しく老齢の役です。少ししゃがれた迫力のある声が、はまり役だと評判でした。
代表作④へげうもの(豊臣秀吉)
『へげうもの』は「ひょうげもの」と読み、ひょうきん者といった意味があります。戦国時代を舞台にしたアニメで、石丸博也さんは有名な豊臣秀吉を演じています。戦国時代のアニメは合戦が中心になることが多いですが、この作品は茶道や美術、建築などにも焦点を当てています。石丸博也さんは若い頃の秀吉から年をとった秀吉まで、上手に演じていました。
代表作⑤史上最強の弟子ケンイチ(アパチャイ・ホパチャイ)
『史上最強の弟子ケンイチ』のアパチャイ・ホパチャイは、筋骨隆々とした大男です。見た目は厳ついですが心根は優しく、子供が大好きです。アパチャイ・ホパチャイを演じる石丸博也さんの声は、ジャッキー・チェンにだいぶ似ています。アパチャイ・ホパチャイはムエタイの達人で格闘シーンが多く、その点でもジャッキー・チェンと似通ったところがあります。
光月おでんの声優・石丸博也のその他の出演作品
石丸博也のゲームでの出演作品
光月おでんの声優の石丸博也さんは、アニメや吹き替え版だけでなく、ゲームにも多く出演しています。石丸博也さんが出演したゲームは人気作が多く、『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』(コズモダード・ナスカ)や『鉄拳4』(レイ・ウーロン)、『ファイナルファンタジーⅣ(DS版)』(エドワード・ジェラルダイン)などがあります。また、アニメで担当していた兜甲児役で、『新スーパーロボット大戦』にも出演しています。
石丸博也の海外映画での出演作品
光月おでんの声優の石丸博也さんは、ジャッキー・チェンの声で多くの映画に出演しています。しかし、ジャッキー・チェン以外の映画でも、多く吹き替えを担当しています。『ドラゴンボール』の実写版である、『DRAGONBALL EVOLUTION』では悟飯役を演じました。他にも『ビバリーヒルズ・コップ』(マイキー)や『ダイ・ハード』(ハリー・ハリス)』、『ダーティハリー3』(ブチンスキー)などに出演しています。
石丸博也の海外ドラマでの出演作品
光月おでんの声優の石丸博也さんは、海外の映画だけでなくドラマの吹き替えも担当しています。『冒険野郎マクガイバー』のアンガス・マクガイバー役は、ジャッキー・チェンのようなユーモラスな演技が評判です。他にも『ナイトライダー』(ジョー・フリン)や『フルハウス』(ディック)、『潜行刑事ダン』(ダン)、『名探偵モンク2』(カイル・ウルフ)などに出演しています。
石丸博也の特撮での出演作品
光月おでんの声優の石丸博也さんは、特撮でウルトラマンタロウの声を多く担当しています。他にも『忍者部隊月光』や『仮面ライダー』にも出演したことがあります。また、2007年には、『獣拳戦隊ゲキレンジャー』という特撮ドラマにも出演しています。
『激獣戦隊ゲキレンジャー』には、本物のジャッキー・チェンをモチーフにした「シャッキー・チェン」というキャラがいます。この人物の吹き替えを、ジャッキー・チェンの吹き替えをしている石丸博也さんが担当しました。
石丸博也の人形劇での出演作品
光月おでんの声優の石丸博也さんは、人形劇でも声優として出演しています。NHKで放送された『プリンプリン物語』では、ウィリーとデルメンデルメン教授を演じています。ウィリーの声で、挿入歌の「我らの祖国ケントッキー」という曲も歌っています。また、『サンダーバード 劇場版シリーズ』では、スコット・トレーシーを担当しました。
石丸博也のテレビドラマでの出演作品
光月おでんの声優の石丸博也さんは、もともと劇団出身ということもあり、テレビドラマにも出演しています。『大江戸捜査網』では、第1シリーズと第3シリーズの複数回に渡って出演しています。時代劇に出ることが多く、他にも『長崎犯科帳』や『伝七捕物帳』などに出演しています。時代劇以外では、『太陽にほえろ!』にも出演したことがあります。
光月おでんの声優に対する世間での評判や人気
『ワンピース』のアニメで光月おでんが登場したとき、声優は石丸博也さんだということがニュースにもなりました。一般の人たちの間ではジャッキー・チェンのイメージが強いですが、アニメ好きの人たちの間では『マジンガーZ』の兜甲児が思い浮かんだようです。光月おでんの声を聞いただけで、兜甲児と同じ声だとわかった人も多くいました。
光月おでんは自由奔放なキャラで、周りに迷惑をかけながらもどこか憎めない存在です。そんな光月おでんは、石丸博也さんの声がぴったりだったと評判です。また、技を出すときの気合の入った声も、かっこいいと人気がありました。
また、すでに80歳を超えている石丸博也さんの、いつまでも若々しい声に驚いている人もいました。年を取るとどうしても滑舌が悪くなりがちですが、石丸博也さんの声は今でもハキハキとしています。すでに兜甲児の役は代替わりしていますが、現在の石丸博也さんが演じても違和感がないというコメントがありました。
光月おでんの声優は石丸博也だった
『ワンピース』のアニメで光月おでんを担当したのは、声優の石丸博也さんです。石丸博也さんはジャッキー・チェンの吹き替えで有名ですが、幅広いジャンルの作品でさまざまな役を担当してきました。すでに高齢ですが、若々しい光月おでんをエネルギッシュに演じています。今後光月おでんの出番があれば、石丸博也さんの声にも注目してみましょう。
この記事のライター
NR4712
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