【ワンピース】カイドウの担当声優は玄田哲章!代表作や演じたキャラを紹介
『ワンピース』に登場するカイドウというキャラクターの声優は玄田哲章さんです。ワンピース以外にも数々のキャラクターの声優や、あの有名ハリウッド俳優の声も担当しています。この記事では玄田哲章さんの代表作やプロフィールの紹介、カイドウの名言をまとめています。
目次
カイドウとは?
カイドウはワンピースに登場するキャラクターです。大海賊であるカイドウはかつて四皇の一人で、世界最強の海賊と言われています。四皇の中でも凶悪な性格で、この世における最強の生物とも言われています。これまでのルフィの敵の中でも手強い相手で、ルフィを瀕死の状態に追い込むなど史上最大の敵として立ち塞がった男でもあります。
カイドウのプロフィール
- 異名:百獣のカイドウ、明王
- 誕生日:5月1日
- 年齢:59歳
- 身長:710cm
- 血液型:F型
- 懸賞金:7000万ベリー→46億1110万ベリー
- 出身地:偉大なる航路ウォッカ王国
- 好きな食べ物:酒、魚の皮
- 趣味:自殺
- 悪魔の実:ウオウオの実
- 笑い方:ウォロロロ
カイドウに賭けられた懸賞金の46億1110万ベリーは、これまでワンピースに登場した現在も生きている海賊の中では最高の金額となっています。カイドウは悪魔の実の能力者ですがその力だけに頼らず、覇気を3種類すべて修得していて能力と合わせて使用することもあり厄介な敵のため最強と言われています。
ワンピースの概要
少年漫画ワンピースは1997年から連載がスタートし、現在まで長期に亘って週刊少年ジャンプにて連載され続けている大人気漫画です。単行本は100巻を超え、アニメ版は1999年より放送され続け劇場版もいくつか作成されるなど、今や国民的な存在となっています。その人気は海外にも及び、単行本の翻訳版は57以上の国と地域で販売されていて海外にも熱狂的なファンが多く存在します。
ワンピースのあらすじ
ワンピースの主人公はモンキー・D・ルフィという海賊です。すべてを手に入れた男D・ロジャーが隠したひとつなぎの大秘宝(ワンピース)を巡り、海賊達が冒険する大海賊時代に仲間達と共にルフィも冒険し続けます。海賊や海軍、政府と戦いながらワンピースの謎を解き明かし、また海賊王になろうと熱い情熱で広い海を突き進んでいく物語です。主に友情が描かれ、複雑な伏線や細かい設定などの物語の緻密さも人気の一つです。
カイドウのアニメの声優は玄田哲章
世界最強の海賊カイドウの声を担当しているのは玄田哲章(げんだてっしょう)さんです。強さと存在感のあるカイドウというキャラクターを見事に演じています。そんな玄田哲章さんはベテラン声優なのですが一体どんな人なのでしょうか。プロフィールをまとめました。
玄田哲章のプロフィール
- 本名:横居光雄
- 生年月日:1948年5月20日
- 出身地:岡山県
- 血液型:AB型
- 所属:81プロデュース
- 職業:声優、舞台声優、ナレーター
玄田哲章さんは高校卒業後、芝居の道に進みたいと東宝芸能アカデミーに入学し、その後新劇の道に進むためオーディションを受けましたが受かりませんでした。しかし雑誌で見つけた劇団薔薇座の募集を目にして1970年に入団します。17年にも亘りそこに在籍し、24歳の時に主宰の野沢那智さんに声優を薦められて声優を始めました。
玄田哲章はルフィの声優と「魔神英雄伝ワタル」で共演
魔神英雄伝ワタル第一作目は1988年~1989年に放送され、玄田哲章さんは龍神丸・龍王丸を演じました。主人公の戦部ワタルは田中真弓さんが演じています。田中真弓さんといえばワンピースでは主人公のモンキー・D・ルフィを演じていて、ここで二人は共演していました。魔神英雄伝ワタルはシリーズ化されており、アニメのみならずラジオドラマや小説、OVAなどがあり今でもイベントな開かれるほど人気のある作品です。
玄田哲章はワンピースのベアキングの声も担当
玄田哲章さんはワンピースでカイドウ以外のキャラクターも演じています。ねじまき島の冒険で登場するトランプ海賊団の船長のベアキングです。ベアキングはその名の通り頭に熊の冠を被っているのが特徴的です。カチカチの実の能力者で体を鋼鉄のようにカチカチに硬くすることができ、腕を発熱することもできます。ワンピースでは一人の声優が別の様々なキャラクターを演じることが多く、玄田哲章さんもカイドウ以外に様々なキャラクターを担当しています。
玄田哲章はシュワルツェネッガーの吹き替えも担当
玄田哲章さんは日本語吹き替え版でアーノルド・シュワルツェネッガーさんの声を担当しており、シュワルツェネッガーさんはターミネーターやコマンドーなど数々の名作を世に送り出してきました。初対面時にはシュワルツェネッガーさんから「声優をこのまま永久的に担当してほしい」と言われるなど、本人からも絶大な信頼を寄せられています。玄田哲章さんはシュワルツェネッガーさんが1980年代のまだ駆け出しの俳優だった頃から声を担当しています。
玄田哲章はバレエ経験者?
玄田哲章さんはバレエ経験者でその異名は「ピルエットの玄田」です。ピルエットとは回転する動きのことでそれが得意でした。プロフィールで紹介した通り17年間舞台俳優をしていた玄田哲章さんは、そこでバレエ経験を活かしていたのではないかと思われます。
玄田哲章はトイストーリーの吹き替えをする予定だった?
トイストーリーといえばディズニーが誇る名作でウッディは唐沢寿明さん、バズは所ジョージさんが日本語版の声の担当をしている事で有名です。しかし当初はウッディは山寺宏一さん、バズの役には玄田哲章さんが選ばれており収録も全て済んでいたそうです。しかし有名人を起用して話題性を、という事で急遽現在の配役に変更したようです。
当初の山寺宏一さんと玄田哲章さんのペアで収録されたトイストーリーは「幻のトイストーリー」と呼ばれています。それが公開されたことはありませんがこの話自体は映画ファンやトイストーリーのファンには有名な話です。
カイドウの声優・玄田哲章の名作の代表作やキャラ
今やベテラン声優の一人で長年様々な役を多く演じてきた玄田哲章さんですが、ここでは名作の代表キャラクターを紹介します。
幽☆遊☆白書(戸愚呂・弟)
幽☆遊☆白書は冨樫義博先生原作の漫画で、1990年から週刊少年ジャンプで連載されました。1992年にはテレビアニメの放送がスタートし、玄田哲章さんは戸愚呂の弟役を担当しました。戸愚呂の弟は元人間のB級上位妖怪で、威厳のある見た目とは逆にユーモラスな発言や紳士的な一面を見せることもあります。このキャラクターのモデルになったのはアーノルド・シュワルツェネッガーさんだそうで、たまたまなのかは分かりませんが奇跡的なキャスティングです。
クレヨンしんちゃん(アクション仮面)
クレヨンしんちゃんといえば国民的アニメで、原作は臼井儀人先生の漫画です。そのなかに登場する架空の特撮番組の主人公がアクション仮面です。そのアクション仮面の声優を玄田哲章さんが担当しています。この役はアニメファンの中でも有名で玄田哲章さんといえばアクション仮面と言われるほどです。また玄田哲章さんはヒーロー役がよく似合うという声もあり、アクション仮面はヒーロー役の代表格とも言えます。
シティーハンター(海坊主)
シティハンターは北条司先生原作の漫画でテレビアニメは1987年から放送されています。絶大な人気を誇る日本を代表する名作で、度々のアニメ化や劇場版の製作がされており現代でも完全新作の劇場版製作決定が発表されるなど、まさに不朽の名作となっています。そんなシティハンターで玄田哲章さんは伊集院隼人という通称・海坊主、ファルコンの声優を担当しています。海坊主は元傭兵で主人公と互角の腕を持つ同業者です。
幼女戦記(ルーデルドルフ)
幼女戦記は2016年にアニメが放送され、その後2期や劇場版が公開されるなど人気のアニメです。舞台はヨーロッパのような雰囲気の初めて世界大戦を経験する世界で、女の子に転生した元サラリーマンが軍に入隊し兵士として敵対国家群と戦う内容となっています。玄田哲章さんが演じたのはクルト・フォン・ルーデルドルフというキャラクターで、役職は帝国軍参謀本部所属・作戦参謀次長・准将の男盛りの軍人です。
三ツ星カラーズ(おやじ)
三ツ星カラーズはカツヲ先生による漫画が原作で、アニメ化されたのは2018年です。東京の上野が舞台で小学生の女の子3人組「カラーズ」を中心に地域の人々の交流が描かれており、ジャンルはコメディです。このアニメで玄田哲章さんが演じたのはおやじこと鯨岡大吾郎という役で、おやじは雑貨屋を営む年配の男なのですがカラーズから慕われています。カラーズに謎解きや面白い話をしたり、待遇が厚いことからカラーズをとても可愛がっている様子が窺えます。
トランスフォーマー(コンボイ司令官 オプティマスプライム)
トランスフォーマーは1985年から発売されている変形ロボットの玩具で、テレビアニメや洋画も展開されています。トランスフォーマーの映像作品は長年に亘りシリーズ化されていて、コンボイの声優を玄田哲章さんが担当しています。トランスフォーマーの日本語版ではほとんどが玄田哲章さんが声の担当です。コンボイは総司令官で、英語名はオプティマスプライムです。
カイドウの名言
今まで玄田哲章さんの出演した名作やキャラクターを紹介してきましたが、ここからはワンピースのカイドウの名言を紹介します。
カイドウの名言①「弱い奴がごたごた…」
「弱い奴がごたごたぬかすんなら海になんかくるんじゃねーぞゴミが。俺が新世界の生き方おしえてやらー」
出典: phoenix-wind.com
強いカイドウだからこそ言えるセリフです。弱い奴が海賊なんかになるな、覚悟がないならやめろという想いが伝わってきます。最強と言われるカイドウだからこそ説得力が増す名言です。
カイドウの名言②「おれは”侍”が…」
「俺は"侍"が好きだ…ロジャーも…白ひげも…!!うまくやりやがった…!!」
出典: phoenix-wind.com
趣味が自殺で自殺願望のあるカイドウですが、最強だからこそ今まで死ぬことができず死に対して特別な死生観を持っています。だからこそロジャーや白ひげの死に方を尊敬していて「うまくやりやがった」というのは、美しい死に様だったという意味です。自らの命を差し出して戦う侍にも、カイドウの尊敬の意が込められた名言でした。
カイドウの名言③「死は人の完成…」
「死は人の完成だ……!!そうだろ?」
出典: phoenix-wind.com
このセリフからもカイドウの死生観が分かります。死は恐れるものではなく完成で、死に様こそ人生を完成させるものだという考えです。自分もロジャーや白ひげのように美しい死に様で人生を完成させたいというカイドウの意志が伝わってくる名言です。
カイドウの声優に対する世間での評判や人気
トランスフォーマーのオプティマスプライムの声優、コマンドーのアーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えといえば玄田哲章さんということが定着している様子です。この日は地上波でトランスフォーマー、BSでコマンドーが放送されていて「夢のコラボ」とファンの間で盛り上がりを見せました。特にトランスフォーマーのオプティマスプライムの声は玄田哲章さんだからこそかっこいいという意見もありました。
玄田哲章さん声優を務めるキャラクターが、シュワルツェネッガーに似ているキャラクターが多いという意見です。屈強な男や男盛りなキャラクターのキャスティングが多く、存在感のあるベテラン声優玄田哲章さんだからこそ味が出るのではないかと考えられているようです。
アニメの中でのナレーションは重要な役割です。渋い声の代表として玄田哲章さんが挙げられています。アニメ以外にもテレビ番組のナレーションもいくつか担当していて、いつも観ている番組で玄田哲章さんが実はナレーションをしていたという感想もありました。
カイドウの声優はベテランの玄田哲章だった
ワンピースでカイドウの声優を担当した玄田哲章さんですが、名作に数々出演しベテラン声優だということが分かりました。アニメ声優は勿論ターミネーターやトランスフォーマーなどの吹き替えも人気で、吹き替え王とも呼ばれています。またかっこいいキャラクターからギャグ要素のあるキャラクターまで幅広く演じており、国民的に愛されている人気声優です。ベテランで愛されているからこそ、最強のカイドウの声優に相応しいと言えます。
この記事のライター
野口下
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