【ワンピース】ルフィとカイドウの激闘の結末は？戦闘の流れを紹介

ルフィとカイドウは、『週刊少年ジャンプ』で連載されているマンガ作品『ワンピース』に登場するキャラです。ルフィは麦わら海賊団のリーダーを務めており、カイドウは百獣海賊団のリーダーを務めています。両者の間には、四皇の座を巡って熱い戦いを繰り広げてきた関係があります。

カイドウの百獣海賊団は、新世界に存在する鎖国国家ワノ国を拠点に活動しており、将軍の黒炭オロチとは協力関係にあります。因みに百獣海賊団の総戦力数は2万人を超え、かつ総合懸賞金額が最高額114億110万ベリーを記録している最強の海賊団です。

『ワンピース』は1997年から『週刊少年ジャンプ』で連載されている人気バトルマンガ作品です。数多くの魅力的な海賊キャラを生み出した原作者は尾田栄一郎（おだ・えいいちろう）先生です。現在は最終章ストーリーの構築を目的とした、約1か月間の連載休止を発表しました。

『ワンピース』の世界では「悪魔の実の能力」という異能力を身に付けて、ひとつなぎの大秘宝「ワンピース」の捜索を目的とした大航海に出る海賊達がいます。主人公のモンキー・D・ルフィは麦わら海賊団の仲間達と共に海賊王を目指し、大冒険に繰り出します。数々の試練を乗り越えて、ルフィ達は大きく成長します。

ここからは『ワンピース』におけるルフィと四皇のカイドウの間で繰り広げられた激戦の流れとその結末はどうなったのかについてご紹介します。因みにルフィとカイドウの激戦は合計4回に渡り、その末に決着が付きました。

ルフィとカイドウの1度目の戦いは、ワノ国編にて繰り広げられました。この戦いの目的は、ルフィとトラファルガー・ローが手を組んで四皇の1人であるカイドウを引きずり下ろすことでした。激戦の結果ですが、ルフィはカイドウに惨敗しました。

ルフィとカイドウの2度目の戦いは、ワノ国編の鬼ヶ島で繰り広げられました。1度目の戦闘時に比べるとルフィの戦力は上がっていました。しかし覇気の1つである覇王色の扱い方がカイドウよりも格段に劣っていたことが原因でルフィは敗北しました。

ルフィとカイドウの3度目の戦いも、ワノ国編の鬼ヶ島で繰り広げられました。再びカイドウ撃破を目的としてトラファルガー・ロー達と共に戦いました。ルフィはカイドウの元へ一直線に移動しギア4の状態で挑みましたが、カイドウの雷鳴八卦（らいめいはっけ）を食らい敗北しました。

ルフィとカイドウの最終決戦の結末ですが、ルフィが勝利しました。過去3度に渡る激戦の末に完璧な覇王色をマスターしたルフィはカイドウを圧倒し、見事討ち取りました。これにより長きに渡るカイドウを四皇の座から外す目的が達成されたのです。因みにカイドウ討伐の後に、ルフィの懸賞金額が大きく跳ね上がりました。

ここからは『ワンピース』におけるルフィと戦ったカイドウの過去や、カイドウの持つ目的についてご紹介します。またビッグ・マム、シャンクスの両名はカイドウとどういった人間関係を持っているのかについてもご紹介します。

カイドウの過去ですが、彼は戦争が日常茶飯事だった「ウォッカ王国」で幼少期を過ごしました。カイドウは10歳の時点で最強の戦闘能力を持つ兵士に成長しましたが、政治目的のために利用され最終的に海軍に売り飛ばされてしまいました。その後海軍から逃亡して海賊となったのです。

カイドウが常日頃から持っている目的は、ウォッカ王国を支配していた「天竜人」を武力で壊滅させることです。そしてカイドウの真の目的は、自分達を苦しめてきた天竜人を討ち取ることで得られる自由と平等でした。

カイドウがルフィを生かした目的ですが、3つの可能性が考えられます。1つ目は、カイドウがルフィを好敵手と認めたことです。2つ目は、ルフィの悪魔の実の能力である「ゴムゴムの実の能力」を手に入れるためです。3つ目は、ルフィを百獣海賊団の傘下に加えて戦力を上げる目的があったことです。つまりカイドウにとって、ルフィを生かすことに大きなメリットがあったのです。

カイドウとビッグ・マムの人間関係ですが、元夫婦関係にある可能性が高いです。お互いをファーストネームで呼び合ったり、昔から親しい仲にあったという情報が発掘されることが彼らの間に夫婦関係にあったことを裏付ける大きな証拠です。因みにビッグ・マム海賊団のシャーロット・カタクリは、2人の間に生まれた子供である可能性も考えられています。

カイドウとシャンクスの人間関係ですが、良きライバル同士でした。シャンクスは世界最強の剣士である「鷹の目のミホーク」と互角に戦えるだけの戦闘能力を有しています。またカイドウとシャンクスはマリンフォード頂上決戦で戦った過去も存在しています。故にカイドウとシャンクスは共にしのぎを削りあえる関係にあると言えます。

ここからは『ワンピース』でルフィと激戦を繰り広げたカイドウの持つ能力や強さについて、悪魔の実の能力や、懸賞金額の大きさなどの観点から迫っていきたいと思います。

カイドウの持つ悪魔の実の能力は「ウオウオの実の能力」です。これは動物系（ゾオン系）の系統に属し、魚類に関する能力が得られます。カイドウの場合「青龍」に関する力を用いて自身の体を龍に変身させたり、口から高熱の息や真空波、雷撃を伴う咆哮といった強力な技を出すことが可能です。以上のような観点から、カイドウは四皇に選ばれるほどの戦力を有していたと言えます。

現時点でのカイドウに懸けられた懸賞金額ですが、46億1110万ベリーです。これは存命中の海賊に懸けられた懸賞金額の中で最高額の値を示しています。懸賞金額は海軍が設定するもので、対象者の危険度が増すごとに上昇する仕組みとなっています。故にカイドウは、懸賞金額の面からも相当な強さをもった海賊であることが考察できます。

カイドウは10歳の時点でウォッカ王国の最強戦士まで上り詰め、その後海賊となって四皇の座を手に入れる頃には、同じく四皇だったビッグ・マムと互角以上に戦える戦力を有していました。また赤鞘、ヤマト、ルフィといった大物海賊と連戦しても全く疲れを見せず、全員を返り討ちにするほどの強靭なスタミナも兼ね備えています。故にカイドウは四皇の名に恥じない強さを持っていると考察できます。

カイドウの代表的な技は、「熱息（ボロブレス）」と「雷鳴八卦（らいめいはっけ）」です。熱息（ボロブレス）は青龍変身時にカイドウが使えるものであり、何里も遠く離れた場所も壊滅させるほどの絶大な破壊力と攻撃範囲を持った技です。雷鳴八卦（らいめいはっけ）は膨大な覇気が付与された八斎戒で攻撃する技であり、ギア4を用い全力で向かってきたルフィを一撃で撃破するほどの威力を有しています。

ここからは『ワンピース』におけるルフィとカイドウの戦いの関する世間での評判や、どういった理由で人気が集まっているのかについてツイッター上のワンピースファンの意見を基にご紹介します。

ルフィとカイドウの戦いに関する評判は「最強同士の戦闘が繰り広げられた」ことです。何度にも渡って展開された激しい力のぶつかり合いの末に圧倒的な勝利を果たしたルフィの姿は、多くのワンピースファンを興奮させました。

ルフィとカイドウの戦いに人気が集まった理由は「大物海賊による総力戦が展開された」ことです。カイドウとルフィの戦いに加わったのはトラファルガー・ローやビッグ・マムといった大物海賊であり、ルフィとカイドウ以外の各キャラ同士で数多くの熱い戦闘が繰り広げられたことが、多くのワンピースファンの関心を集めました。

ルフィとカイドウとルフィの白熱した戦いは4度に渡って展開され、激戦の末に見事ルフィはカイドウの撃破に成功しました。何度敗北しても再び立ち上がるルフィの姿は、多くのワンピースファンを奮い立たせたのです。今後ルフィはどこまで強くなるのか、目が離せません。