【ナルト】白ゼツと黒ゼツの能力を紹介!正体や黒幕についても考察
本記事では『ナルト』に登場するゼツの白ゼツと黒ゼツの能力はそれぞれどういったものなのかについて調査します。また『ナルト』における白ゼツと黒ゼツの真の正体や彼らを作りだした黒幕の人物に関する情報についてもまとめて紹介します。
目次
【ナルト】ゼツとは?
ゼツとはマンガ作品『ナルト』に登場するキャラです。ゼツは各里の抜け忍で構成されたS級犯罪者集団「暁」メンバーの一員であり、巨大なハエトリグサの様なもので包まれている人間離れした外見を持っています。身体の左右それぞれで人格・性格が異なっており、「白ゼツ・黒ゼツ」に分離することも可能です。『ナルト』第一部のサスケ奪還編で初登場を果たし、第四次忍界大戦編の最後まで活躍しました。
ゼツのプロフィール
- 名前:ゼツ(白ゼツ・黒ゼツ)
- 年齢:不明
- 誕生日:不明
- 性別:男性
- 血液型:B型
- 身長:177㎝
- 体重:不明
- 出身地:草隠れの里
- 性格:白ゼツ(お調子者)、黒ゼツ(厳格)
- 忍者登録番号:不明
- 好物:噛み応えのある食材
ナルトの概要
『ナルト』は1999年から『週刊少年ジャンプ』で連載が始まった人気バトルマンガ作品です。原作者は岸本斉史先生であり、魅力溢れる登場キャラと手に汗握るストーリー展開が面白いと幅広い読者層を魅了しました。原作のみならずテレビアニメ作品も人気を博しており、様々なメディア媒体において『ナルト』ファンを興奮させてきたのです。
ナルトのあらすじ
『ナルト』の世界では、忍術を使用して里の平和を守る忍者と呼ばれる職業が存在します。中には自らの正体を悟られることなく裏で任務をこなす特殊忍者も編成されています。そのような中で主人公うずまきナルト達は、各々が持つ忍者像に向かって日々修行に励みます。数多くの実戦経験を積み重ねていく過程で、ナルト達は忍者として心身共に大きく成長していきます。
【ナルト】白ゼツと黒ゼツの能力や正体
『ナルト』に登場する白ゼツ・黒ゼツは、左右それぞれで異なった能力を持っています。そこで以下の項目では白ゼツ・黒ゼツが有する能力や強さだけでなく、白ゼツ・黒ゼツを作った黒幕が大筒木カグヤであることや黒ゼツの最後についてもそれぞれ解説します。
白ゼツと黒ゼツの能力や強さ
『ナルト』において白ゼツ・黒ゼツは戦闘能力がとても低いため、真っ向勝負で戦うことは死を意味します。その代わりに白ゼツ・黒ゼツはそれぞれ特殊能力を有しているため、普通の忍者とは異なった方法で敵と戦います。
白ゼツの能力や強さ
白ゼツの能力や強さですが「胞子の術」、「成り代わりの術」を使用できます。胞子の術とは分身を胞子状にして対象の体に付着することで、チャクラを奪いとる術となっています。成り代わりの術とは接触した対象のチャクラをコピーして、成り代わる術となっています。外見だけでなく対象のチャクラ質なども似せることができますが、戦闘能力はコピーできません。
黒ゼツの能力や強さ
黒ゼツの能力や強さですが「蜻蛉」、「木遁の術」を使用できます。蜻蛉によって白ゼツと融合することで木遁系の能力を会得しました。黒ゼツが発動する木遁の術とは身体から木の枝を伸ばして敵を攻撃したり拘束することが可能です。
白ゼツと黒ゼツの正体
暁メンバーの一員である白ゼツ・黒ゼツの正体ですが、他の忍者の手で生み出された存在だったのです。以下の項目では白ゼツ・黒ゼツそれぞれの正体はどういったものなのかについて解説します。どちらも最初は、うちはマダラによって生み出されたものだと思われていました。
白ゼツの正体
白ゼツの正体は、無限月読の幻術がかけられた人間の成れ果てだったのです。大筒木カグヤは自身が封印される前に地球に襲来する脅威に備えるため、大量の人間を無限月読の幻術によって白ゼツに変えていたのです。白ゼツになった人間の以前の人格などは消失します。
黒ゼツの正体
黒ゼツの正体は、大筒木カグヤが出産した三番目の子供だったのです。黒ゼツは兄弟の大筒木ハゴロモ・大筒木ハムラの手で封印されてしまった大筒木カグヤを復活させるために、輪廻眼の開眼を求めて暗躍していました。
白ゼツと黒ゼツを作った黒幕は大筒木カグヤ?
白ゼツと黒ゼツを作った人物は長年の間、うちはマダラではないかと考えられてきました。しかし彼らを作り出した黒幕は、大筒木カグヤだったのです。歪んだ支配欲と独占欲に取り付かれ無限月読の力で民衆を家畜同然に扱っていたため、封印されることとなったのです。封印される前に自分の意思である黒ゼツを残しておくことで、最後に復活への布石を打っていました。
黒ゼツの最後
大筒木カグヤ復活後はカグヤの服の袖に身を隠して機を窺っていましたが、ナルト達に腕を切り落とされたことでカグヤと引き離されてしまいます。その後再度カグヤ復活を目論んで身を潜めていましたが、追跡してきたナルトの手で封印されるという最後を迎えました。
白ゼツがBORUTOに再登場?
第四次忍界大戦後の世界である『BORUTO』にて、白ゼツが再登場しました。大筒木カグヤの無限月読が解かれたことで全ての白ゼツが消滅したかに思われていましたが、先の大戦後も温存されていた白ゼツがボルト達の前に立ちはだかったのです。
【ナルト】白ゼツと黒ゼツの名言
『ナルト』に登場する白ゼツ・黒ゼツは、作中にて数多くの名言を残してきました。そこで以下の項目では数ある白ゼツ・黒ゼツの名言の中から3つ程選出してそれぞれ解説していきます。どの名言にも、白ゼツ・黒ゼツそれぞれの人柄が表れています。
名言①「食費も無し…」
食費も無し…トイレも無し…うんこもしないし
出典: comic-kingdom.jp
ゼツの名言①は、うちはオビトと会話するシーンにて、グルグルと呼ばれる個体が発したものです。グルグルやゼツは神樹の抜け殻であるため、人間が生きるために必要な食事や排泄といった行動が不要です。この名言から、グルグルが人間の生存行動に興味を持っていることが推察できます。
名言②「オ前ハ救世主デモナク…」
オ前ハ救世主デモナク…ソシテ終ワリデモナイ
出典: comic-kingdom.jp
ゼツの名言②は、うちはマダラが月の眼計画を実行するシーンにて、黒ゼツが発したものです。カグヤ復活のために黒ゼツは、月の眼計画を利用していたのです。カグヤ復活が達成され用済みとなったマダラは、胸を貫かれてしまったのです。この名言から、黒ゼツが全ての黒幕だったことが推察できます。
名言③「お前など…」
お前など…!!ただオレの創った忍の歴史の一部!
出典: comic-kingdom.jp
ゼツの名言③は、ナルトと会話するシーンにて、黒ゼツが発したものです。この時ナルトが所属する第七班がカグヤ封印に成功しますが、黒幕となった黒ゼツは封印を免れて逃亡を企てていました。目的達成のために黒ゼツは、ナルト達を滅ぼしたいと考えていました。この名言から、黒ゼツの強い覚悟が伝わってきます。
【ナルト】白ゼツと黒ゼツの声優
テレビアニメ『ナルト』には数多くの有名声優が出演していることで知られています。そこで以下の項目ではアニメ版『ナルト』にて白ゼツ・黒ゼツ役を演じた声優に関する基本プロフィール情報だけでなく、代表出演作品タイトルについてもそれぞれ解説していきます。
白ゼツと黒ゼツの声優は「飛田展男」
アニメ版『ナルト』にて白ゼツ・黒ゼツ役を演じた声優は、飛田展男さんです。飛田展男さんは1982年から声優として活動しており『機動戦士Ζガンダム』、『ちびまる子ちゃん』といった数々の人気作品に出演した経歴が存在します。またアニメ声優だけでなく海外ドラマ吹き替えやナレーションといった幅広い分野で活躍しています。
飛田展男のプロフィール
- 名前:飛田展男(とびた・のぶお)
- 性別:男性
- 生年月日:1959年11月6日
- 年齢:63歳(2023年3月時点)
- 出身地:茨城県水戸市
- 身長:165㎝
- 血液型:56㎏
- 活動期間:1982年~
- デビュー作品:『暗闇にベルが鳴る』
- 所属事務所:アーツビジョン
飛田展男の主な出演作品
- 1983年:『キャプテン翼』の若島津健役を担当。
- 1985年:『機動戦士Ζガンダム』のカミーユ・ビダン役を担当。
- 1990年:『ちびまる子ちゃん』の丸尾末男役を担当。
- 1996年:『機動戦艦ナデシコ』のウリバタケ・セイヤ役を担当。
- 2005年:『創聖のアクエリオン』のジャン・ジェローム・ジョルジュ役を担当。
- 2013年:『東京レイヴンズ』の蘆屋道満役を担当。
- 2015年:『プラスティック・メモリーズ』の山野辺タカオ役を担当。
- 2022年:『名探偵コナン ゼロの日常』の風見裕也役を担当。
【ナルト】白ゼツと黒ゼツに対する世間での評判や人気
『ナルト』に登場する白ゼツ・黒ゼツは、大筒木カグヤの復活を目論んだ黒幕として知られています。そこで以下の項目では白ゼツ・黒ゼツに対する世間での評判だけでなく、どういった人気の理由が存在するのかについて『ナルト』ファンの感想を基に紹介します。
白ゼツ・黒ゼツに対する世間での評判は「特殊能力を使用するキャラである」ことです。作中にて白ゼツ・黒ゼツはチャクラ質まで似せたコピー人間を生成したり、木遁系の能力で敵を追い詰めていました。それ故に白ゼツ・黒ゼツは他の忍者と一線を画していると考える『ナルト』ファンが多いです。
白ゼツ・黒ゼツに人気が集まる理由は「キモかわいい見た目をしている」からです。白ゼツ・黒ゼツはトゲトゲした見た目を持つ植物であるアロエと似ているため、ナルトからアロエ野郎と呼ばれたことがあります。それ故に白ゼツ・黒ゼツの見た目を愛おしく感じる『ナルト』ファンが多いです。
【ナルト】白ゼツと黒ゼツは謎が多く強いキャラだった
本記事では『ナルト』に登場する白ゼツ・黒ゼツについて紹介してきました。白ゼツ・黒ゼツは大筒木カグヤの手で作られた謎多き存在ですが、特殊能力を上手く用いて戦う強キャラとしても知られています。第四次忍界大戦の最後に全てのゼツが消滅していたかに思われましたが、『BORUTO』にて温存していた白ゼツがボルト達に襲い掛かったのです。今後白ゼツが物語にどのような影響を与えるのか、続報を待ちましょう。
この記事のライター
ゴルベーザ
魔法も奇跡もあるんだよ!
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