【ナルト】君麻呂の強さや血継限界を紹介!壮絶な過去や大蛇丸との関係とは?
『ナルト』に出てくる敵キャラの君麻呂は音の五人衆で最も強く、リーダーも務めています。独特の雰囲気を持つ君麻呂はどんな人物なのでしょうか。本記事では君麻呂の持つ強さと技、血継限界について詳しく解説していくと共に、アニメ版『ナルト』の君麻呂の声優情報も紹介します。
目次
【ナルト】君麻呂とは?
君麻呂とは『ナルト』に出てくる刺客の一人で、「かぐや一族」の生き残りです。大筒木カグヤの子孫で、大蛇丸に拾われたことで君麻呂は大蛇丸に忠誠を誓います。音の五人衆のリーダーでしたが、他のメンバーからは恐れられる存在でした。サスケと対になる「地の呪印」を持つ君麻呂の強さや技について紹介します。
君麻呂のプロフィール
- 名前:君麻呂(きみまろ)
- 性別:男
- 所属:音隠れの里
- 誕生日:6月15日(享年15歳)
- 身長:166.1センチ
- 体重:49.8キロ
- 声優:津村まこと(幼少期)
『ナルト』の作中では戦闘中も落ち着いた様子で常に冷静な君麻呂ですが、まだ15歳と幼く、病を患っていたせいか小柄な体系でした。大蛇丸に忠誠を誓い、大蛇丸のために命を落とした君麻呂。圧倒的な強さを持ち血継限界という強力な能力を持つ君麻呂ですが、なぜ命を落とすような結果になったのでしょうか。
君麻呂は音の五人衆
『ナルト』に登場する「音の五人衆」とは、君麻呂も所属している大蛇丸の従順な僕となるチームです。音隠れの里出身で、メンバー全員が大蛇丸から呪印を与えられています。「サスケ奪還編」で登場し、驚異的な強さでナルトたちを苦しめました。その中でも君麻呂は群を抜いた強さで、他の四人からも恐れられる存在です。
ナルト(NARUTO)の概要
『ナルト』とは作者・岸本斉史による大人気忍者漫画です。1999年から週刊少年ジャンプで連載され、2014年まで連載されました。全700話で単行本は全72巻と番外1巻で、すでに完結しています。アニメやゲームにもなっていて、国内だけでなく世界でも人気の高い漫画です。
ナルト(NARUTO)のあらすじ
『ナルト』とは、落ちこぼれ忍者見習いの「ナルト」が、里の長「火影」を目指し仲間と成長していく物語です。目の前に現れる数々の強敵を倒しながら、周囲の人たちとの絆を深め、ナルトが忍者としてだけでなく人間としても大きく成長していく姿が魅力的です。
【ナルト】君麻呂の強さや血継限界
『ナルト』に登場する君麻呂はどのような強さの持ち主なのでしょうか。周囲から恐れられるほどの血継限界について詳しく紹介していきます。
君麻呂は血継限界の「屍骨脈」を使う
『ナルト』の作中で君麻呂は「かぐや一族」の生き残りと言われ、使用する血継限界は「屍骨脈(しこつみゃく)」というその名の通り骨を使用した技です。かぐや一族の中でも継承する者は少なく、その強さからかぐや一族の中でも恐れられた存在でした。骨の細胞を自在に操り、カルシウム濃度もコントロールできるので硬度が鋼のようになると言われています。鎧としてだけでなく、体外に出し鞭や刀のように振るったり、小さい骨を飛ばして攻撃することもできます。
君麻呂の技
『ナルト』の作中で、君麻呂が骨を使用するかぐや一族の血継限界の持ち主であることがわかりました。攻守共に優れた戦闘能力を持つ君麻呂ですが、どのような技を繰り出すのでしょうか。五人衆の中でも最強と言われる君麻呂の技について、その詳細をまとめました。
技①十指穿弾
十指穿弾(てしせんだん)とは、自身の指の骨を弾丸のように飛ばして攻撃する技です。遠距離攻撃技で相手と距離を取りながら攻撃することができます。銃弾のように回転しながら飛んでいく骨は対象物を抉るほどの威力があります。我愛羅の操る砂を貫通できるほどの強さなので、接近戦で君麻呂に勝つことはほぼ不可能ではないでしょうか。
技②柳の舞
柳の舞(やなぎのまい)とは、回転しながら敵の攻撃をかわし、周囲を攻撃する技です。敵の人数が多いほど効果的で、戦闘を好むかぐや一族らしい技と言えます。しなやかな動きが風になびく柳の様なのでこのような名前が付いたのではないでしょうか。
技③椿の舞
椿の舞(つばきのまい)とは、自らの骨を骨脈から刀のように抜き出し、高速に繰り出す突き技です。変則的に繰り出される突き技をかわすのは非常に困難で、君麻呂自身の体術レベルの高さも現れる技です。
技④唐松の舞
唐松の舞(からまつのまい)とは、体中から骨を突き出し攻撃と防御どちらもできる技です。回転しながら繰り出される攻撃の威力は凄まじく、ロック・リーとの戦闘時には、接近された時の防御と同時に攻撃技としても使用されました。
技⑤鉄線花の舞・蔓
鉄線花の舞・蔓(てっせんかのまい・つる)とは、君麻呂が呪印の力によって状態2になった時に使える技です。身体の形状も原型とは異なり、体中から骨が飛び出していました。攻撃時は背中から脊柱を引っ張り出し鞭のように振るいます。通常の骨であれば直線的な攻撃しかできませんが、脊柱には軟骨があるため他の骨とは違ってしなやかな攻撃を繰り出すことができます。相手を縛り上げることも出来るので、非常に柔軟性があります。
技⑥鉄線花の舞・花
鉄線花の舞・花(てっせんかのまい・はな)とは、鉄線花の舞・蔓との合わせ技です。膨大なチャクラを使用し屍骨脈の力を腕一点に集中させます。腕は巨大なドリルのように骨が尖り、その硬さは「最強硬度」と言われるほどでした。鉄線花の舞・蔓で相手を縛り上げ、花でとどめを刺す最強の連携技です。脊柱を振り回すその姿は、君麻呂の花形とも言える攻撃技ではないでしょうか。
技⑦早蕨の舞
早蕨の舞(さわらびのまい)とは、地中から広範囲に渡り無数の鋭い骨を突き立てる攻撃です。攻撃範囲の広い技で、直接攻撃だけでなく相手の攻撃からの牽制にも使われていました。骨を使用することから近距離型かと思いきや、土の中まで移動できるとなるとほとんど隙の無い状態です。攻撃力も劣らず、地中から突き出た骨に刺されれば致命傷にもなります。場所や相手を選ばず、攻守のバランスがいいところが、他にはない君麻呂の強さと言えます。
【ナルト】君麻呂の過去や大蛇丸との関係・最後
『ナルト』に登場する敵の中でも最強と言えるほどの強さを持つ君麻呂は、命を懸けるほど大蛇丸に忠誠を誓っていました。五人衆のリーダーとして大蛇丸のため身体を張り尽くしてきた君麻呂ですが、なぜ君麻呂は命を差し出せるほど大蛇丸を信頼し、崇拝していたのでしょうか。君麻呂と大蛇丸の関係性や、君麻呂の最後についてまとめました。
君麻呂はかぐや一族最後の一人だった
『ナルト』の作中で君麻呂は、「かぐや一族」の最後の一人であることが明かされています。戦争や戦闘を好むと言われた「かぐや一族」は、争いごとに飢えていて野蛮な一族と言われているようです。額にある眉毛の様なマークとジグザグに分かれた頭部が特徴で、君麻呂にもかぐや一族の特徴が表れています。君麻呂の持つ屍骨脈の能力はかぐや一族の中でも希少なものらしく、戦闘能力が高すぎてかぐや一族の中でも恐れられるほどでした。
君麻呂と大蛇丸の関係
『ナルト』の作中では君麻呂がまだ幼いころ、かぐや一族は滅亡してしまいました。かぐや一族最後の一人となった君麻呂ですが、大蛇丸に引き取られ面倒を見てもらったようです。自らを救ってくれた大蛇丸のことを非常に崇拝しており、大蛇丸の野望のために命を懸けるようになりました。大蛇丸への想いの強さから、我愛羅に「大蛇丸による洗脳」とも言われていましたが、病に蝕まれボロボロになりながらも最後まで君麻呂は大蛇丸のために戦いました。
一方で大蛇丸は、初めこそ君麻呂を自分の器にしたいと大事に育てていましたが、不治の病にかかると一転、どうでもよい存在として扱うようになります。サスケという新しい器を見つけてからは君麻呂の存在は眼中にあらず、あっさりと切り捨ててしまいます。最後まで大蛇丸のために戦った君麻呂との温度差が激しく、君麻呂に対する同情の声も多くありました。
君麻呂の最後はどうなった?
『ナルト』の作中で君麻呂は、ロック・リーと我愛羅との戦いの中病気により寿命を迎えてしまいました。君麻呂が病気を患っていなければ間違いなく二人は殺されていたでしょう。病気に蝕まれながらも死ぬ寸前まで大蛇丸のことを崇拝し、その野望をかなえることを望んでいました。君麻呂が自分に器としての価値がなくなったとわかっていても、最後まで自分の信念を曲げずに戦い続けた君麻呂に対し、敵キャラの中でファンからの人気が高いのも納得です。
【ナルト】君麻呂の声優
アニメ版『ナルト』で君麻呂の声優を担当したのは誰でしょうか。担当声優のプロフィールや他に担当した役柄についても詳しく紹介していきます。
君麻呂の声優は「森川智之」
アニメ版『ナルト』で君麻呂の声優を担当したのは、森川智之さんです。声優として長く業界にいる森川さんですが、どのような人物なのでしょうか。出演作品や事務所などのプロフィールをまとめました。
森川智之のプロフィール
- 名前:森川智之(もりかわとしゆき)
- 生年月日:1967年1月26日(55歳)
- 出身地:神奈川県
- 身長:172センチ
- 血液型:O型
- 事務所:アクセルワン(代表取締役)
アニメ版『ナルト』で君麻呂の声を担当する森川智之さんは、アクセルワンの代表取締役を務めながら自らも第一線で活躍する人気声優です。幼いころは虚弱体質だったそうですが、トレーニングに励み体育大学受験を目指していましたが、怪我により断念。その後友人から声を使う仕事を勧められたことで「勝田声優学院」に入学しました。同期生には高木航、三石琴乃、根谷美智子などがおり、稽古が厳しく泣きながら帰ったというエピソードもありました。
森川さんは勝田声優学院に生徒として通いながら、発声の講師を任されるほど優れた発声の持ち主だったそうです。教え子には関智一、小西克幸、平川大輔など同じく第一線で活躍する人たちもいます。森川さんが会社を立ち上げた後もゲスト講師やゼミ講師として勝田声優学院とは関わりを持ち続けているそうです。
森川智之の主な出演作品
- クレヨンしんちゃん:野原ひろし(二代目)
- ジョジョの奇妙な冒険ダイヤモンドは砕けない:吉楽吉影/川尻浩作
- 銀魂:佐々木異三郎
- ズートピア:ニック・ワイルド
- スラムダンク:水戸洋平
- 名探偵コナン:羽田秀吉
- 鬼滅の刃:産屋敷耀哉
- 犬夜叉:奈落
森川さんは低めでよく響く硬質な声として評されていて、二枚目から三枚目、親父キャラなど幅広い役柄を演じています。声優として活躍し始めた初期からナレーションや吹き替えの仕事をしており、洋画ではトム・クルーズの声を専属で担当しています。また、自他共に「BL界の帝王」という名で有名であり、多くのボーイズラブ作品に出演してきました。
森川さんの地声は演じているときと違い、少し高めのようです。声帯と腹筋が非常に強く、マイクを壊してしまうほどの音圧があるそうで、「生肉先輩」と呼ばれていて声優界で親しまれています。
【ナルト】君麻呂に対する世間での評判や人気
君麻呂の人気は戦闘での強さだけでなく、整った顔立ちも人気のひとつです。常に冷静な性格で立ち振る舞いも大人びているので、男女問わずファンがいる印象です。
生死をかけたロック・リーとの戦闘中にある「薬待ち」の時間は、君麻呂の律儀な人柄を表しています。ロック・リーもこの状況で薬の時間を守ろうとする律儀な性格ですし、二人とも強い信念を持っているところは共通しています。
病にさえかからなければ、君麻呂はサスケよりも強かったのではないでしょうか。血継限界の力だけでなく、戦闘において冷静な判断力を持つ君麻呂は、生きていれば誰よりも強い忍だったかもしれません。
これだけの強さでありながらまだ少年というのもすごいです。大蛇丸に対する想いや自身の信念は相当の強さと言えます。
【ナルト】君麻呂は血継限界を使う強いキャラだった
『ナルト』に登場する君麻呂は、音の五人衆と呼ばれる大蛇丸の護衛で元「器」候補でした。音の五人衆の中でも最強と恐れられた君麻呂は、病に苦しみながらも最後まで大蛇丸のために戦い命を落としました。「かぐや一族」という戦闘を好む一族に生まれ、その中でも希少な「屍骨脈」という血継限界を持つ君麻呂。サスケという自分の代わりの「器」ができ、大蛇丸に見捨てられたことを知りながらも最後まで大蛇丸のために戦い抜きました。
音の五人衆はみんな強敵でしたが、その中でも君麻呂の強さは別格です。自身の骨を使う血継限界は攻撃のバリエーションも多く、端整な顔立ちと立ち振る舞いからファンの間でもかっこいいと評判でした。登場したシーンはそんなに多くなかったものの、圧倒的な強さでファンを魅了した君麻呂。敵キャラの中でも多くの人気を集めたことも納得できるキャラクターでした。
この記事のライター
ふじちか
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