【カイジ】兵藤和尊(帝愛グループ会長)の最後は?素顔や名言など徹底紹介
本記事では『カイジ』に登場する帝愛グループの会長・兵藤和尊の最後について紹介していきます。『カイジ』作中に描かれた兵藤会長の素顔や人物像、名言についてもまとめ、カイジたちを追い詰めた兵藤会長の全貌を明らかにしていきます。
目次
【カイジ】兵藤(帝愛グループ会長)とは?
カイジは多額の借金を背負わされてしまったカイジが命懸けのギャンブルで大金を手に入れる物語が展開されており、ギャンブルや賞金を提供する帝愛グループの会長として兵藤が登場しました。ここでは兵藤のプロフィールとまとめカイジの作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
兵藤和尊会長のプロフィール
兵藤和尊は帝愛グループの総帥です。赤い瞳と歳老いた見た目をしており、部下からは会長と呼ばれカイジにとって最大の宿敵と描かれています。世界中の金をかき集めることで王国を築こうとしている野心家で、地下に強制労働施設をおいて債務者を働かせています。嗜虐癖を持つサディストでもありギャンブルで負けた者に残酷な懲罰を強制し命を奪うことも珍しくありません。
兵藤の資金力
兵藤が経営している帝愛グループは金融のみならずカジノやホテルなど、多角的に経営を行っている大企業で社員数は1200人いるとされています。創立40年にして莫大な資金力を誇っており、地下に債務者たちを強制連行して地下帝国を生み出そうともしています。これだけの資金力を持つ理由は兵藤自身が『本当の王』になるという野望を持っているからです。
賭博黙示録カイジの概要
賭博黙示録カイジは福本伸行によって週刊ヤングマガジンに連載されていた漫画作品です。自堕落な生活をしていたカイジが借金返済のために危険なギャンブルに挑む物語が描かれており、ギャンブル漫画の金字塔として高く評価されています。2019年6月時点でシリーズ累計発行部数2100万部を突破しており、アニメ化や実写映画化、パチスロなど様々なメディアミックスが展開されています。
賭博黙示録カイジのあらすじ
上京しても定職に就かず自堕落な生活を送っていたカイジこと伊藤開司は、かつて自分が保証人になっていた借金を押し付けられてしまいます。同時に借金が帳消しになるという話を受けると、後日カイジはギャンブル船・エスポワールに乗ることになりました。そこで負ければ命の保障はないというギャンブルを強制されたカイジは、閃きと思考を駆使して生き残りをかけた勝負に身を投じます。
【カイジ】兵藤の最後はどうなる?
カイジシリーズにおいて兵藤はラスボスのような存在として描かれており、カイジらは帝愛グループが催すギャンブルに勝ち続け利根川を負かしたことでついに兵藤と対決することになりました。ここでは賭博目録編の最後に描かれた兵藤の最後やその後についてまとめていきます。
兵藤の運の強さ
兵藤は老齢ながらギャンブラーとして一流の強運を持っており、王を自称するに相応しいほど鋭い洞察力を持っています。兵藤が強運の持ち主であることは帝愛グループの部下たちにも知れ渡っていますが、カイジが沼を攻略できるかどうかを予想した時は外しており、自身が関与しないギャンブルに予想は完璧にできるとは限りません。
兵藤とカイジのティッシュ対決の結末
賭博黙示録編の最後に兵藤とカイジと対決することになると、カイジが提案したティッシュ箱クジで戦うことになります。カイジは予め当たりのクジをティッシュ箱の隅に挟まるように仕込んでおき、それを引くことで勝利しようとしていました。しかし、兵藤はそれを見抜くと挟まっていた当たりクジを外してカイジの番に回し彼を焦らせました。そうして予め当たりクジに折り目を入れていた兵藤はそれを引き抜き余裕で勝利してみせました。
兵藤のその後
ティッシュ箱クジの戦いを最後に兵藤とカイジは直接出会っていませんが、その後のカイジシリーズにて兵藤は過去回想や沼に挑戦する時の勝敗予想などで登場しています。カイジにとって兵藤は唯一敗北した強敵として描かれており、今後の展開次第では再会や再戦になることがあるでしょう。
【カイジ】兵藤の素顔
カイジ作中で帝愛グループの恐ろしいボスとして描かれている兵藤ですが、その後描かれた兵藤の意外な素顔に対してファンからは実はかわいいキャラクターではないかと噂されています。ここではカイジ作中に描かれた兵藤の素顔についてまとめていきます。
兵藤の家族
ワン・ポーカー編にてカイジの前にある男が登場すると、彼は兵藤和也と名前を名乗り兵藤和尊の実の息子であることを明かしました。彼の過去回想から兵藤は和也の他に和貴という息子、15歳離れたソフィーという妻と暮らしていたことが初めて明かされ、当時は玩具の黒髭危機一髪を人を刺すゲームと認識し子どもに与えていいのかと悩むような人物でもありました。
兵藤は上機嫌のときに大盤振る舞いする
普段は部下の黒服たちに対して「制裁!」と暴力を振るってばかりの兵藤ですが、一方で上機嫌な時は大盤振る舞いをすることがあります。実際に兵藤の誕生日になると地下施設で働いている債務者たちに極上のカレーを食べさせるなど、本来の人柄からは想像がつかないサービスを提供してくれます。
兵藤の機嫌は眉毛でわかる
兵藤の側近である利根川曰く兵藤の機嫌は眉毛の角度で判別できるとされています。実際に利根川は兵藤の眉毛が40度を超えなければ安全圏、40度を超え出したらレッドゾーンと判別しており表情が一切変わらなくとも瞬時に兵藤の機嫌を把握し随時対応しています。
兵藤は飛行機ではキングクラスを使う
一般的に飛行機の最上位クラスはファーストクラスと思われていますが、兵藤が飛行機に乗る時はファーストクラスよりも上のキングクラスに乗っています。キングクラスは世間に公表されていないクラスで、兵藤のように限られた人にのみ利用できる最高の席とされています。
兵藤のステーキの食べ方
兵藤がステーキを食べる時はフォークやナイフを使わず素手で食べます。鉄板で焼かれた熱々の状態であっても手掴みで食べるという徹底したこだわりを持っており、初めて見た黒服はおろか利根川であってもドン引きする様子を見せていました。
兵藤は夜に行われた会議で寝る
帝愛グループの会長と言えど兵藤は老齢の爺さんであるため、夜の会議では起きていられずつい眠ってしまいます。悪魔的余興について会議をした時、利根川は部下が出す提案に兵藤が無反応だったことから機嫌を悪くしていると思い込んでしまいますが、実は夜10時を超えていたことで眠っていたことに気付かなかったというエピソードがスピンオフで描かれました。
兵藤の寝言
夜の会議で眠ってしまった時、兵藤は「もう食べられぬ」とかわいい寝言を呟いていました。最終的に悪魔的余興会議は進展がないまま白紙で終わりましたが、作中では悪役でも普段はただの爺さんという兵藤の素顔のギャップにかわいいと感じるファンが続出しました。
兵藤の乙女な一面
老齢かつ男性の兵藤ですが、意外にも顔パックや爪を綺麗にするなど身なりを気にしている乙女な一面があります。この兵藤の意外な一面は西野カナの『トリセツ』の替え歌に当てはめることができ、爪が綺麗と褒めると上機嫌になるところがかわいいと評判を呼びました。
【カイジ】兵藤の名言
兵藤には意外な素顔があることを上述しましたが、その素顔が話題になっている理由はカイジシリーズ原作に描かれた悪役のイメージがとても強いからでしょう。兵藤の圧倒的な存在感は原作に描かれた名言から感じ取ることができます。ここではカイジに描かれた兵藤の名言についてまとめていきます。
兵藤の名言①「いいんだよ…」
いいんだよ他人がどう苦しもうと全く問題ない最も大事なのは自分の幸福だけ
出典: bibi-star.jp
残虐なギャンブルを幾つも催すサディストな兵藤は他人のことよりも自分のことを優先する考えを持っています。いかにも悪役らしい名言ですが、一方でかつて兵藤は金のない人を助け、そして裏切られたことで今の人格になった経緯が明かされています。上記のような名言は何度も裏切られた末に辿り着いた兵藤なりの社会の真実なのかもしれません。
兵藤の名言②「命はもっと粗末に…」
命はもっと粗末に扱うべきなのだ
出典: bibi-star.jp
世間一般的に命は大切に扱うべきものとして認識されていますが、これに対して兵藤は命を粗末に扱うべきだという考えを持っています。兵藤曰く命を大切に扱ってばかりの人間は挑戦できない人間であり、何も成し遂げられないまま腐っていくだけと語っています。
兵藤の名言③「祈るようになったら…」
祈るようになったら人間も終わりって話だ!
出典: bibi-star.jp
人間が絶望的な状況に陥ってしまった時は見えないものにすがりたくなってしまうものですが、それに対して兵藤は上記のような考え方を示しています。祈るだけでは道は切り開けないという人生の格言で、悪役らしくも勇気を湧き立たせるようなかっこいい名言です。
【カイジ】兵藤に対する世間での評判や人気
これまで兵藤の人物像や最後、意外な素顔などについてまとめてきましたが、実際にカイジ原作やスピンオフを読んだファンからはどのような印象を持たれているのでしょうか。ここでは兵藤に対する世間での評判や人気について、実際にSNSへ寄せられているコメントを参照しながらまとめていきます。
兵藤はカイジシリーズのサディストな悪役として描かれておりカイジら債務者たちを大いに苦しめていますが、受け入れがたい人柄に反してファンからは高い人気がありました。歪んだ人柄や悪役ならではの思想にはどこかカリスマ性があり、その部分をかっこいいと感じる人が多いそうです。
兵藤が残した名言は社会の現実を突きつけるようなものが多く、彼のセリフに感情を揺さぶられたという人は少なくありません。人間である以上人生において勝たなければならない場面は必ず出会ってしまうもので、その際に兵藤の言葉を思い出すという人も多いそうです。
兵藤の意外な素顔が描かれてからは彼のことをかわいいと感じるファンが増えました。特にスピンオフ・中間管理録トネガワでは兵藤の可愛らしい描写が多く描かれており、原作とのギャップが感じられて面白いとも評されています。
【カイジ】兵藤はまだ死亡していなかった
カイジシリーズに登場する兵藤はティッシュ箱クジを勝利し現在も生き残っていました。賭博黙示録編以降カイジ本編に本人が登場する機会が減っていますが、息子が登場したりスピンオフでの活躍が話題になっていたりとカイジファンから常に強敵として認知されていることでしょう。兵藤について更に知りたいと思った人はぜひカイジ本編やスピンオフなどをチェックしてみてください。
この記事のライター
zeile
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