【カイジ】初任給で迎える豪遊シーンが人気！使用した合計ペリカは？

『賭博破戒録カイジ』は人生逆転のために命を賭ける1人の青年の物語を描いた作品として注目を集めました。そこで以下の項目では『賭博破戒録カイジ』の作者に関する情報だけでなく、『賭博破戒録カイジ』の概要やあらすじについても詳しく解説します。

マンガ作品『賭博破戒録カイジ』の原作者は、福本伸行（ふくもと・のぶゆき）さんです。福本伸行さんは現在64歳のマンガ家であり、1998年に『賭博黙示録カイジ』で第22回講談社漫画賞を受賞しました。元々建設会社に就職して現場監督を担当していましたが、仕事を辞めて漫画家になることを決意しました。1980年にデビューした後80年代にギャンブルをテーマにしたマンガが流行ったブームに合わせてマンガ作品『天 天和通りの快男児』を描き、マンガ家として名が知られるようになったのです。

『賭博破戒録カイジ』は2000年2004年にかけて『週刊ヤングマガジン』で連載されている大人気ギャンブルマンガ作品です。膨大に膨れ上がった借金を返済するために主人公・カイジが命を賭けたギャンブルに挑む姿がハラハラして面白いと幅広い読者層を虜にしました。『賭博破戒録カイジ』は原作だけでなくテレビアニメ化や実写映画化され、様々なメディア媒体で注目を集めました。

本作の主人公・伊藤開司（カイジ）は、過去に帝愛グループの兵藤会長とのギャンブル勝負に負け借金約1000万円を負ってしまい、逃亡生活を送っていました。その後帝愛グループに拉致されたカイジは、帝愛グループが所有する地下施設にて借金返済のために強制労働生活が始まりました。そこでカイジは地下施設で使用できる貨幣「ペリカ」を貯めて一日外出券を得ようとしますが、E班の班長・大槻が妨害行為を働いてきたのです。果たしてカイジは無事一日外出券を入手できるのでしょうか。

『賭博破戒録カイジ』の地下施設にて、初任給で迎えるカイジの豪遊シーンが高い人気を誇っています。そこで以下の項目では『賭博破戒録カイジ』におけるカイジの豪遊シーンが登場する話数だけでなく、人気の理由や実写映画版でも存在するのかについても詳しく解説します。

『賭博破戒録カイジ』にてカイジが豪遊する話数は、単行本1巻第三章8話です。帝愛グループの所有する地下施設に送り込まれてからカイジは、過去のギャンブルによって蓄積した借金を返済するために厳しい肉体労働に耐えていました。そんな中初任給が手渡されビールや焼き鳥といった嗜好品への欲求を抑えていましたが、しかし大槻班長の策略によって気が付くとカイジは豪遊していたのです。

カイジの豪遊シーンが好評を博している理由ですが「読者側の食欲がそそられる」、「現実でも再現しやすい」の2つが考えられます。前者ですが、厳しい肉体労働を乗り越えた後のカイジにとって冷えたビールと美味しい焼き鳥は御馳走です。カイジがあまりに美味しそうに食べるために思わず食欲が湧いたと感じる方々が多いです。また後者ですが、カイジが豪遊した際に食したものはどれもコンビニ等で相応の値段で購入できるため、カイジの心境を体験しやすいと考えるファンが多いです。

カイジの豪遊シーンは実写映画版で忠実に再現されています。原作にてカイジが地下施設で購入した食品をそのまま採用し、カイジ役を担当した藤原竜也さんが迫真の演技で豪遊しています。余談ですが藤原竜也さんはカイジの豪遊シーンを演じる上で2週間の禁酒を行い、なるべくカイジの心情に近づけようとしたことが後に明かされました。

『賭博破戒録カイジ』の地下施設にて、カイジは豪遊シーンで大量のペリカを使用しました。そこで以下の項目ではカイジが豪遊したことで散財した合計ペリカ額に関する情報だけでなく、内訳についても詳しく解説します。

『賭博破戒録カイジ』の豪遊シーンでカイジが使用した合計ペリカ額は、41,000ペリカです。初任給額が91,000ペリカであり、約半分の額を使ってしまったのです。また地下施設でのペリカの価値は日本円の10分の1であるため、カイジは1日で4,100円使ったことになります。

豪遊額の内訳に関する情報ですが、缶ビールの2万ペリカを始め、焼き鳥の7千ペリカ、ポテトチップスの3千ペリカ、チーズちくわの5千ペリカ、肉じゃがの6千ペリカの計41,000ペリカを消費してしまったことが判明しています。

先述した通りカイジが豪遊シーンで購入した食品の値段・注文数は、作中で明確に描かれており、読者達が容易に使用ペリカを計算できるよう工夫がなされていました。特にビール缶4本を一気に購入するシーンから、いかにカイジが我慢していたかが推察できます。

カイジが豪遊シーンで購入したものとして公に描写されていた商品が「缶ビール」、「焼き鳥」、「ポテトチップス」、「チーズちくわ」、「肉じゃが」の4つでした。しかし豪遊シーンをよく観察すると謎の空きトレーが存在しており、他に何か購入したのではないかと言われています。しかし何を購入したのかは不明です。

ここで先ほど紹介した謎の空きトレーの正体が分からないことから、空きトレーは無かったこととして考えることで唯一値段が明らかにされていなかった肉じゃがの値段が6,000ペリカだと推察できます。また地上世界での肉じゃがの適正価格は200円～300円程度であるため、少し高めであるといえます。

カイジの豪遊セットで楽しむ方法ですが、缶ビールやポテトチップスといったものをスーパーマーケットやコンビニエンスストアで購入するだけでなく、カイジの着用していた服を着用することでより臨場感が高まります。

『賭博破戒録カイジ』にてカイジは、E班の班長である大槻の策略によって豪遊の道へと進んでしまいました。そこで以下の項目ではカイジが豪遊シーンを披露するに至ったあらすじだけでなく、豪遊シーンの名言・名セリフについても詳しく解説します。

先述した通り帝愛グループの会長である兵藤との勝負に負けたカイジは多額の借金を背負うこととなり、帝愛グループが運営する地下施設へと送り込まれてしまいました。地上にて借金を帳消しにできるチャンスを掴むために、カイジはあらゆる欲を我慢してペリカを貯め1日外出券を購入しようと計画しました。

1日外出券入手のために節約していたカイジですが、その姿を見て妨害してやろうと考えた大槻班長は1本の缶ビールを手渡しました。久しく缶ビールを飲んでいなかったカイジは目の前に置かれた欲から目を背けようとしましたが、周囲の人間が美味しそうにビールを飲んでいる光景を見て、我慢できなくなったのです。

欲望のブレーキが外れてしまったカイジは、冷えた缶ビールを飲んだ後に焼き鳥やポテトチップスといった食品を買い漁り、ビールと一緒に飲み干しました。これがキッカケで豪遊に拍車がかかり、1日外出券入手のために貯めていたペリカを使い果たしてしまったのです。

豪遊シーンにてカイジは、様々な名言・名セリフを残しています。以下の項目では『賭博破戒録カイジ』の豪遊シーンでカイジが発した2つの名言・名セリフについて詳しく解説します。どの名言・名セリフも読者達から高い人気を誇っています。

豪遊シーンにおけるカイジの名言・名セリフ①は、カイジが大槻班長からビールを貰ったシーンにて、カイジが発しました。久々に冷えたビールにありつくことができたカイジは、一瞬にて決心が崩壊してしまったのです。この名言・名セリフからいかにカイジがビールへの欲望を我慢していたかが伝わってきます。

カイジの豪遊シーンに関連する名言・名セリフ②は、カイジの豪遊する姿を見た大槻班長が発しました。大槻班長は我慢している人間はほんの少し揺らすだけで簡単に決心が揺らいでしまうことを知っていました。この名言・名セリフから、カイジは大槻班長の策略にまんまとハマってしまったことが推察できます。

『賭博破戒録カイジ』の豪遊シーンはファンの間で人気を博しています。そこで以下の項目では豪遊シーンに対する世間での評判だけでなく、どういった人気の理由が存在するのかについてもインターネット上の『賭博破戒録カイジ』ファンの意見を参考にしながら詳しく解説します。

カイジの豪遊シーンに対する世間での評判は、「思わず真似したくなる」ことです。カイジが豪遊している姿はとても幸せそうに見えるため、同じように焼き鳥やビールを飲み食いしたいと考える『賭博破戒録カイジ』ファンが多いです。

カイジの豪遊シーンに人気が集まる理由は、「飯テロシーンである」からです。カイジが美味しそうに焼き鳥や肉じゃがを頬張る姿は、多くの読者の食欲を刺激しました。それ故に豪遊シーンを見るとお腹が空いてしまうと考える『賭博破戒録カイジ』が多いです。

本記事では『賭博破戒録カイジ』に登場するカイジの豪遊シーンについて紹介してきました。元々1日外出券を手に入れるために貯めていたペリカでしたが、大槻班長の策略により41,000ペリカという大金を使ってしまったのです。またカイジの豪遊シーンを見ることで食欲をそそられると感じるファンも一定数存在します。もしカイジの豪遊シーンを見たいという方は、単行本やアニメ作品を観てはいかがでしょうか。