【呪術廻戦】憂憂(ういうい)の術式や簡易領域を考察!冥冥との関係は?
『呪術廻戦』に登場する憂憂(ういうい)とは何者なのでしょうか?いつも「姉様」と慕う「冥冥(めいめい)」と行動を共にしている憂憂。持つ能力や性格、冥冥との関係について詳しく調査すると共に、『呪術廻戦』の作中に出てくる憂憂の名言もまとめました。
目次
【呪術廻戦】憂憂とは?
『呪術廻戦』の渋谷事変編が初登場の憂憂(ういうい)。姉である冥冥への大きな愛情が印象的な憂憂ですが、登場回数は少なく謎の多いキャラクターです。今回は憂憂の能力や強さについて解説していきます。
憂憂のプロフィール
- 名前:憂憂(ういうい)
- 性別:男性
- 生年月日:不明(10~13歳位と推定)
- 術式:シン・陰流「簡易領域」
- 趣味・特技:スケジュール管理(姉限定)
- 好きな食べ物:ピサン・ゴレン(焼きバナナ)
- 嫌いな食べ物:なし(姉の前では残さない)
- 家族:実姉・冥冥(その他不明)
- ストレス:姉と一緒にいられないこと
- 声優:未定(アニメ未登場)
憂憂は『呪術廻戦』の中で登場回数があまり多くないので情報が少ないですが、その情報のほとんどが姉・冥冥に関することです。憂憂の術式や強さ、渋谷事変での活躍と名言についてもまとめたので見ていきましょう。
呪術廻戦の概要
『呪術廻戦』とは、週刊少年ジャンプで連載されている漫画です。作者は芥見下々(あくたみげげ)で、2018年から連載がスタートしました。呪霊という人の負の感情から生まれるバケモノと、呪術師と呼ばれる主人公たちとの戦闘を描いたダークファンタジーです。2020年にアニメ化され、2021年には劇場公開もされた大人気漫画として多くの人に親しまれています。
呪術廻戦のあらすじ
驚異的な身体能力を持つ高校生の虎杖悠仁。唯一の肉親で育ての親である祖父がなくなった夜に、オカルト研究会に所属する生徒が「呪物」の封印を解いてしまいます。現れた呪霊から先輩を守るために戦う虎杖ですが、追い込まれた末に呪物である「宿儺の指」を食べてしまいました。宿儺を復活させたことで一時死刑を宣告されるものの、五条悟の提案で「すべての指を食べてから死ぬ」という猶予を与えられた虎杖。こうして虎杖は呪術師になるべく都立呪術高専に入学することになります。
【呪術廻戦】憂憂の術式や能力・強さ
渋谷事変編にてその姿と能力が明らかとなった憂憂。彼の使う術式は戦闘時どのように使用されたのでしょうか。憂憂の使用する術式の詳細と、能力の強さについて解説していきます。
憂憂のシン・陰流「簡易領域」
『呪術廻戦』の作中で憂憂が使用する術式「簡易領域」は、その名の通り簡易的な領域を作ることができる能力です。その場から動けなくなる代わりに、領域展開の効果を無効化することができます。身を守ることに特化した能力で、「弱者の領域」と言われています。渋谷事変で憂憂は冥冥に命を懸けることで簡易領域を展開し、囮となって敵の攻撃を中和していました。
憂憂には移動系の術式がある?
『呪術廻戦』の渋谷事変編で、憂憂と冥冥が東京からマレーシアまでの長距離転移を行っています。首都・クアラルンプールまでの約5000キロを移動しており、後に冥冥が電話にて憂憂の術式による転移であると発言しています。使用場面は描かれていませんが、移動後に冥冥が憂憂に対し労いの言葉をかけていることから、かなりの呪力を消耗することが予想されます。
憂憂の呪術には冥冥による制限がある?
『呪術廻戦』の作中で憂憂が能力を使用するには、冥冥から「命をかける」という合言葉が必要になります。この「縛り」は術式の効果を高めるためのものであり、憂憂が冥冥の所有物でありたいという願望によるものと言われています。
【呪術廻戦】憂憂の性格や冥冥との関係
『呪術廻戦』の作中で憂憂と冥冥はただならぬ関係性であることがわかります。憂憂は絶大な愛情を注いでいますが、どのような性格なのでしょうか?冥冥についても調査しました。
憂憂の性格
憂憂の性格を一言で表すなら「一途」です。冥冥への想いの強さは崇拝に近く、『呪術廻戦』の作中では冥冥のためなら死ですら喜ぶといった描写もありました。また、冥冥への一途さが故に他人に関心がなく、見下すような発言をすることも。憂憂の中では冥冥のみが特別な存在であるようです。
冥冥のプロフィール
- 名前:冥冥(めいめい)
- 性別:女性
- 所属:フリー
- 階級:1級呪術師
- 術式:黒烏操術
- 好きな食べ物:肉骨茶(バクテー)
- ストレス:税金
- 声優:三石琴乃
前髪が簾のように長く、スタイル抜群の女性です。お金が大好きな守銭奴で、貯金をゲームのように楽しんでいます。冥冥の術式「黒烏操術」は烏を操る能力で戦闘には不向きです。本人も戦闘向きではないと自覚しており、主に偵察などで使用しています。その為、戦闘時には長い戦斧を使用した接近戦を得意としています。憂憂のことを溺愛しているようですが、彼曰く「家族という雇用関係」を愛しているようです。
憂憂の姉は冥冥
『呪術廻戦』に登場する憂憂と冥冥は、実の姉弟です。親子ほどの年齢差があるものの、お互いを溺愛しており、特に憂憂からの愛情は度を超えています。二人で行動する理由は、愛情だけでなくお互いの欠点を補うようにして戦闘を行うためでもあります。
【呪術廻戦】憂憂の登場回や死亡説・名言
『呪術廻戦』に登場した憂憂には死亡説も浮上しています。また、少ない登場回数にもかかわらず名言も残しているので併せて解説していきましょう。
憂憂の登場回
『呪術廻戦』で憂憂が登場したのは、渋谷事変の時です。冥冥班として憂憂もチームを組み、虎杖悠仁と三人で五条悟のバックアップとして行動を共にしていました。憂憂は冥冥に五条のバックアップをさせることに不満を持っており、冥冥を五条と同等かそれ以上の存在だと思っているようでした。二人の仲睦まじい様子を見る虎杖の何とも言えない表情が印象的な登場シーンです。
憂憂の渋谷事変での死亡説
『呪術廻戦』で憂憂が登場した渋谷事変編は、原作83話です。憂憂は虎杖と共に冥冥班として行動していましたが、「疱瘡神(ほうそうかみ)」という特級指定疾病呪霊と戦い勝利します。その後憂憂は冥冥と一緒に偽夏油(にせげとう)を追い、101話で偽夏油と対峙することになりました。戦闘になるかと思いきやそのシーンは描かれず、132話にて偽夏油が登場したため、憂憂は戦闘に敗れ死亡、もしくは重傷を負ったのではないかと言われたことが死亡説に繋がります。
しかし、133話で憂憂と冥冥がマレーシアに逃亡したことが発覚します。憂憂の能力で転移し、助かっていました。今回浮上した死亡説は、133話以前の展開を見た読者の予想であり、『呪術廻戦』の作中では無事であることが確認されました。かなりの長距離転移で呪力を消耗してしまい疲弊した様子の描写はあるものの、二人とも命にかかわるような状態ではありませんでした。
憂憂の名言
『呪術廻戦』の作中で憂憂は冥冥への想いの強さを表したセリフを残しています。憂憂の一途さが伝わる名言を厳選してご紹介します。
憂憂の名言①「いいのですか?…」
「いいのですか?姉様のために死んでも」
出典: renote.jp
冥冥から呪力解放の合言葉を言われた時の、憂憂の返答です。まだ子供にもかかわらず己の命を懸けてでも冥冥のために能力を使おうとする、憂憂の愛情と信念の強さが伝わる名言です。
憂憂の名言②「姉様だって…」
「姉様だってその辺の女とは違いますっ」
出典: renote.jp
『呪術廻戦』の作中で、冥冥班が青山霊園での待機中に発した言葉です。五条悟のことを「その辺の男と同レベルで考えてはいけない」という冥冥に対し、憂憂が貼り合うようにこのセリフを言いました。憂憂の重度なシスコン具合が窺えるセリフが名言であると言われています。
【呪術廻戦】憂憂に対する世間での評判や人気
憂憂はハーフパンツにサスペンダーという子供らしい外見をしているため、女性からは可愛いと人気があるようです。子供らしい外見と反して、少し生意気でひねくれた性格をしているところも好評でした。
他人の力を借りることを好まない冥冥。そんな彼女も憂憂には絶大な信頼を寄せていることがわかります。愛情表現の仕方は違いますが、憂憂のシスコンは冥冥の影響ではないかという声もありました。憂憂と冥冥はセットでの人気がとても高いです。
憂憂の長距離転移の呪術について『呪術廻戦』の作中で詳細はまだ明かされていません。どのような方法で移動したのか、「簡易領域」のように冥冥の合言葉は必要なのか等、転移呪術の発動条件についても今後作中で明らかになることが期待されています。
憂憂は少年なので、冥冥と併せてコスプレする女性も多数いました。『呪術廻戦』の中では登場回数の少ない憂憂ですが、人気のキャラクターであることがわかります。作中で再登場を願うファンも多いです。
【呪術廻戦】憂憂の術式はシン・陰流「簡易領域」だった
『呪術廻戦』の作中で明かされた憂憂の能力は、「簡易領域」という守備特化の術式でした。冥冥の能力と組み合わせることによって、互いの弱点をカバーし合い戦闘するスタイルは、姉を溺愛する憂憂にとっては最高の戦い方ではないでしょうか。現時点で憂憂は攻撃ではなく守備に特化した能力しか明かされていません。今後成長することで冥冥のように前線で戦う技を身に付ける可能性も十分にあります。
自身の全てを姉のために捧げ、命を懸ける憂憂。可愛らしい見た目からは想像できない程のシスコン具合が特徴的でした。アニメではまだ登場していないので、誰が声優を務めるのかという予想もファンの中で多数行われていました。憂憂が今後の『呪術廻戦』でどのような活躍をするのか期待が高まります。
この記事のライター
ふじちか
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