【呪術廻戦】死滅回游とは大規模な儀式?ルールや泳者(プレイヤー)を紹介
大人気となっている「呪術廻戦」ですが、現在「死滅回游編」が連載中です。「死滅回游編」は複雑なルールや仕組みがあり、ファンからも様々な考察がされています。今回は呪術廻戦の「死滅回游」の意味や目的について考察しながら、追加ルールや泳者について紹介していきます。
目次
【呪術廻戦】死滅回游とは大規模な儀式?
漫画「呪術廻戦」で行われている「死滅回游(しめつかいゆう)」では日本国内の様々な場所を舞台に「泳者(プレイヤー)」同士が戦闘を繰り広げています。日本全土で行われている、この「死滅回游」とは、一体どんな儀式なのでしょうか?現時点で判明しているルールや参加者などはもちろん、「死滅回游」の目的や意味も詳しく解説していきます。
死滅回游とは?
呪術廻戦で描かれている「死滅回游」とは、呪詛師「夏油傑(羂索)」をリーダーとした呪詛師や呪霊の集団が仕掛けた大規模な儀式です。いくつもの「結界(コロニー)」と言われる場所が用意され、非呪術師・呪術師問わず多数の参加者がいます。「死滅回游」に参加する人は「泳者」と呼ばれ、様々なルールを守りながら戦うことを余儀なくされる仕組みとなっています。
死滅回游で日本を対象に彼岸へ渡す仕組み
「死滅回游」は、全国にある「結界」を使用して、日本を彼岸へ渡す仕組みであると推測されています。結界内で呪霊や呪術師の殺し合いを行うことで、泳者の呪力を高める意味があり、それぞれの結界を繋いだ境界を移動させて、日本全土を彼岸へ渡し、そこに住んでいる人たち全員を呪うことができるのではないかと考えられています。
死滅回游の名前の元ネタや意味
「死滅回游」という名前は「死滅回游魚」という、海流や台風などの気象条件によって、本来生息できない場所まで流されてしまった結果、死んでしまう魚という意味から名付けられています。この「死滅回游魚」は「季節来遊魚」とも呼ばれていて、呪術廻戦のテレビアニメ1期のオープニングの中に登場しています。
呪術廻戦の概要
「呪術廻戦」とは、週刊少年ジャンプで連載されている漫画作品です。作者は芥見下々さんで、2018年に連載が開始されると、作り込まれた世界観や魅力的なキャラクター達が話題となり、一躍人気作品となりました。テレビアニメ化や劇場版アニメ映画化など、メディアミックス化も進んでおり、2023年からはアニメ2期の放送が予定されています。
呪術廻戦のあらすじ
「呪術廻戦」の主人公・虎杖悠仁は、通っていた高校で保管されていた「両面宿儺の指」の暴走に巻き込まれてしまいます。呪霊達との戦闘中、虎杖は指を飲み込んでしまい、両面宿儺と同化することとなりました。日本中に散らばっている20本の指を見つけるために、呪術高専へ通うことになった虎杖は、同級生の伏黒恵や釘崎野薔薇、担任の五条悟らの仲間と共に、呪霊や呪詛師との戦いに身を投じながら成長していく物語です。
【呪術廻戦】死滅回游のルールや管理者
「死滅回游」にはルールがあります。現在判明しているルールは全部で10項目あり、泳者は全てのルールを守る必要があります。ここからは、呪術廻戦作中で紹介されている基本ルールの8項目と追加ルールの2項目の詳細や、「死滅回游」に存在するとされる「管理者」について考察していきます。
死滅回游の基本のルール
1:泳者は術式覚醒後十九日以内に任意の結界にて死滅回游への参加を宣誓しなければならない。
2:前項に違反した泳者からは術式を剥奪する。
3:非泳者は結界に侵入した時点で泳者となり死滅回游への参加を宣誓したものと見做す。
4:泳者は他泳者の生命を絶つことで点を得る。
5:点とは管理者によって泳者の生命に懸けられた価値を指し 原則術師5点、非術師1点とする。
6:泳者は自身に懸けられた点を除いた100得点を消費することで管理者と交渉し 死滅回游に総則を1つ追加できる。
7:管理者は死滅回游の永続に著しく障る場合を除き、前項によるルール追加を認めなければならない。
8:参加または点取得後、十九日以内に得点の変動が見られない場合、その泳者からは術式を剥奪する。
「死滅回游」の基本ルールはこの8項目です。泳者に選ばれた場合には19日以内に結界の中に入って参加を宣誓する必要があり、泳者同士で殺し合うことで点数を獲得することができる仕組みとなっています。貯めたポイントを消費することで新たなルールを追加することができるようになるため、主人公の虎杖たちは、この新ルールを使って「死滅回游」を終わらせるために行動しています。
死滅回游の追加ルール
追加されたルール
9:泳者は他泳者の情報(名前、得点、ルール追加回数、滞留結界コロニー)を参照できる。
10:泳者は他泳者に任意の得点を譲渡することができる。
「死滅回游」の基本ルールにある「100点を消費することで新ルールの追加が可能となる」というものを使用して新たに追加されたものです。この2つのルールが追加されたことで、他の泳者の情報を手に入れられるようになり、「死滅回游」を終わらせるために必要な術式を持っている人がいるかどうかがわかりやすくなった上、無意味な殺し合いをすることが無くなりました。
死滅回游の管理者は誰?
「死滅回游」には「管理者」が存在することが羂索によって明かされています。羂索によると、管理者は死滅回游のプログラム本体とも言える存在となっているそうですが、現時点では管理者の正体は明かされていません。泳者について回っている「コガネ」呼ばれる呪霊は管理者ではなく、泳者と管理者を繋ぐ窓口のような役割を果たしています。
【呪術廻戦】死滅回游のルールに関する謎を考察
「死滅回游」のルールや仕組みは依然として解説されていません。その中には死滅回游の目的や意味に関する謎も多く存在しているため、ファンからも様々な考察が寄せられています。ここからはファンの中で話題になっている6つの考察について紹介していきます。
考察①プレイヤーが選定される基準
1つ目の考察は「プレイヤーが選定される基準」についてです。これは、羂索があらかじめマーキングした人物が選ばれているとされていて、非術師も死滅回游へ強制的に参加させるためのルールになっていると考えられています。選ばれる基準としては2つあり、羂索が呪物を取り込ませた者や、術式を持っていても脳のデザインが非術師の者のどちらかであるとされています。羂索が作り上げた、性質の違う2つの術師が殺し合うことができるように死滅回游のルールを作ったのだと推測できます。
考察②反転術式で蘇生した場合はどうなる?
2つ目の考察は「反転術式で蘇生した場合はどうなる?」です。死滅回游では、他者を殺すことでポイントを得る仕組みですが、乙骨憂太のように「一度殺した後、反転術式で蘇生させる」ということを繰り返し行なった場合のポイントについて、どう加算されるのか分かっていません。もしこれが何度蘇生させてもポイントが加算される仕組みならば、反転術式が使える人物であれば誰も殺さずにポイントを獲得できるような仕組みになると推測されています。
考察③術式を剥奪されるとは死亡するということ?
3つ目の考察は「術式を剥奪されるとは死亡するということ?」です。ルールを破った場合には「術式を剥奪する」という仕組みですが、もし術式を剥奪された場合、「死亡する」という意味になるのかは現時点では不明です。しかし、術式を奪うためには脳に細工をする必要があり、脳を無理矢理操作された場合には死に至る可能性が高いと考察されています。しかし、参加者の中には非術者も含まれており、術式を持っていない泳者に対して、どういった罰則がある仕組みなのかは分かっていません。
考察④剥奪した術式は自分のものにできる?
4つ目の考察は「剥奪した術式は自分のものにできる?」です。術式を奪うのが羂索なのか管理者なのかは分かっていませんが、もしルールを破った泳者が出た場合に、奪った術式がどうなってしまうのか、様々な考察がされています。泳者から無理矢理奪った術式はそのまま消滅してしまう仕組みなのか、それとも羂索が自身に取り込むことができる仕組みなのかなど、推測に注目が集まっていました。
考察⑤羂索も縛りを負っている?
5つ目の考察は「羂索も縛りを負っている?」というものです。死滅回游は大規模なものであり、泳者に対して多くのルールを課しています。呪術廻戦では「縛り」と呼ばれる概念が存在しているため、他者に何かを強制する場合、相応の対価が必要になってきます。そのため羂索も、死滅回游にいくつかのルールを設定する際、利益が偏ってしまわないように調整するため、泳者が希望したルールの追加を認める仕組みになったと考察されています。
考察⑥死滅回游が終わる条件
6つ目の考察は「死滅回游が終わる条件」についてです。これには「参加している泳者が全員死亡する」または「泳者全員が死滅回游への参加を拒否して死亡する」という条件が揃った場合には死滅回游を終わらせることができるのではないか?と推測されています。しかし、羂索の目的が何なのかはっきりと分かっていないため、泳者全員が死亡しても、新たに泳者を追加して続けていく可能性が高いのでは?という意見も見られました。
【呪術廻戦】死滅回游の泳者(プレイヤー)
「死滅回游」のルールや仕組みなどについて紹介してきましたが、ここからは現在参加している泳者を紹介していきます。泳者の中には呪術高専の関係者はもちろん、一般の非術師も含まれているため、どういった術式を持っているのかについても合わせて紹介していきます。
泳者①虎杖悠仁
1人目の泳者は呪術廻戦の主人公である「虎杖悠仁(いたどりゆうじ)」です。虎杖は参加宣言をしていませんでしたが、泳者としてカウントされていました。そのため、1000年前に両面宿儺と羂索が契約を交わしていたため、強制的に参加者となっていたのではないか?と推測されています。現在は東京第一結界で活動しています。
泳者②伏黒恵
2人目の泳者は「伏黒恵(ふしぐろめぐみ)」です。伏黒は泳者となってしまった姉の津美紀を助けるために、虎杖と共に東京第一結界に入り、参加を宣誓しました。虎杖と逸れてしまい、レジィと戦うことになりましたが何とか勝利しています。現在は「天使」の来栖華と行動を共にしていますが、隙をついた宿儺の罠により指を食べさせられ、宿儺の器となってしまいました。
泳者③来栖華
3人目の泳者は「来栖華(くるすはな)」です。来栖は「天使」を名乗っている1000年前の術師で、羂索との契約により泳者となりました。来栖の術式は「術式を消滅させる」というもので、五条悟が封印された獄門疆を裏側から解除できるのではないか?と推測されています。虎杖や伏黒からそのことを聞かされた来栖は、味方として共に行動するようになっていきます。
泳者④髙羽史彦
4人目の泳者は「高羽史彦(たかばふみひこ)」です。「超人(コメディアン)」という術式を持っていて、高羽自身がウケるとイメージしたものを実現させるというもので、使い方によっては呪術師最強と言われている五条悟にも対抗できる可能性があるとされています。お笑い芸人をしているだけあり、様々なネタを使って攻撃していました。現時点で虎杖や伏黒に協力する様子を見せています。
泳者⑤甘井凛
5人目の泳者は「甘井凛(あまいりん)」です。明確な術式は判明していませんが、望遠のような術式を持っていて、遠くのものを見ることができるのではないか?と考察されています。東京第一結界で虎杖と出会った際、虎杖の「西中の虎」というあだ名を知っていたことから、同じ地元の出身だと推測されています。
泳者⑥羽生
6人目の泳者は「羽生(はにゅう)」です。甘井と同じく持っている術式の名前などは分かっていませんが、髪の毛をジェット機の羽のように変化させて空中を移動することができます。この術式を使って、結界内に転送されてきたばかりの泳者を狙ってポイントを獲得していましたが、虎杖に呪力を込めた瓦礫を投げられ戦闘不能に陥ってしまいました。
泳者⑦羽場
7人目の泳者は「羽場(はば)」です。甘井や羽生と同じく詳しい術式は判明していませんが、頭にヘリコプターのプロペラのようなものがあり、そのプロペラの長さや回転数などを変化させることができるものとなっています。羽生を倒した虎杖に敵討を挑みますが、空中では有利な術式も、室内に入ってしまっては利点が生かせず、敗北してしまいました。
泳者⑧麗美
8人目の泳者は「麗美(れみ)」です。伏黒が接触しましたが、術式はよく分かっていません。日車の居場所を知っていると言い、伏黒に騎士(ナイト)になるようにお願いしています。しかしそれは嘘で、実際にはレジィ達の待つ新宿まで誘導していて、伏黒へ攻撃を仕掛けています。その後伏黒の反撃により、後一歩のところまで追い詰められましたが、ギリギリで逃げ出し、現在でも生存していることが判明しています。
泳者⑨日車寛見
9人目の泳者は「日車寛見(ひぐるまひろみ)」です。元弁護士で、弱者を守るという目的のために日々奮闘していましたが、現実と理想のギャップに落胆していた時に術式に目覚めました。虎杖と戦う中で、その言葉や行動に共感し和解すると、自身が持っていた100ポイントを使って「他者へポイントを譲渡できる」という新ルールを追加しました。
泳者⑩レジィ・スター
10人目の泳者は「レジィ・スター」です。全身にレシートを貼り付けていて、まるで蓑虫のような見た目をしています。術式は「再契象(さいけっしょう)」で、蓑のように全身にレシートを身につけている術師です。麗美に連れられてきた伏黒と戦い、最初は有利に戦闘を進めていきましたが、術式の弱点を見破った伏黒に敗北してしまいました。
泳者⑪黄櫨折
11人目の泳者は「黄櫨折(はぜのきいおり)」です。レジィの仲間で、爆破の術式を持っています。また、反転術式を使って自分の怪我を癒すことができる人物です。レジィと共に伏黒と戦っていましたが、戦闘中に飛び込んできた高羽と接戦を繰り広げていました。しかし、伏黒がレジィを撃破したことを知り、戦闘を放棄し逃亡しています。
泳者⑫針千鈞
12人目の泳者は「針千鈞(はりちづる)」です。レジィの仲間でしたが、伏黒に不意を突かれてすぐに死亡してしまったため、詳しい術式などは分かりませんでした。しかし、死亡する前に爪が鋭く尖っている描写があったり、壊れたビルの外壁をよじ登ってきたりしていたので、爪を変化させて戦う術式か身体を獣のように変化させる術式だったのでは?と推測されていました。
泳者⑬伏黒津美紀
13人目の泳者は「伏黒津美紀(ふしぐろつみき)」です。伏黒の姉で、呪いによって寝たきりの状態となっていました。その呪いの正体が羂索によってかけられたものだと分かり、強制的に死滅回游へ参加させられることとなりました。そのため、伏黒や虎杖は津美紀を抜けさせることを目標に行動していましたが、津美紀は「万(よろず)」に体を乗っ取られてしまっていたのでした。
泳者⑭秤金次
14人目の泳者は「秤金次(はかりきんじ)」です。呪術高専の3年生で、虎杖と伏黒と死滅回游を終わらせるための作戦を立てた後は、パンダと共に東京第二結界で死滅回游に参加しています。シャルル・ベナールとの戦闘に勝利し、鹿紫雲一とも激闘を繰り広げました。左腕を失う怪我を負いながらも、パンダと共に目的達成のために行動しています。
泳者⑮パンダ
15人目の泳者は「パンダ」です。呪術高専の2年生で、秤金次と共に東京第二結界で行動しています。鹿紫雲一と戦闘になった時に瀕死のダメージを負ってしまいますが、秤によって助けられました。しかし、ダメージが大き過ぎたためか、身体が小さくなってしまっていることが分かっています。現在も秤と共に行動しており、目的を達成するために動いています。
泳者⑯鹿紫雲一
16人目の泳者は「鹿紫雲一(かしもはじめ)」です。顔が五条悟に酷似している上、攻撃の様子が虚式「茈(むらさき)」と同じように見えるため、ファンの中では五条家の当主なのではないかと考察されている人物です。宿儺の居場所を探しているような描写がありましたが、虎杖が受肉していることは知らないと考えられています。パンダを追い詰めましたが、秤に敗北してしまったことで仲間になりました。
泳者⑰シャルル・ベルナール
17人目の泳者は「シャルル・ベナール」です。漫画家で、コマを描いた人物の少し先の未来を見ることができる術式となっていて、インクの溜まり具合によってどれくらい先まで見られるかが変わってきます。呪術廻戦作中では、秤との戦闘中に、領域展開を受けて敗北してしまいました。しかし、現在でも生存していることが確認されています。
泳者⑱乙骨憂太
18人目の泳者は「乙骨憂太(おっこつゆうた)」です。乙骨は他の呪術高専のメンバーとは離れ、1人で仙台結界で死滅回游に参加しています。ドルゥヴ・ラクダワラや、黒沐死、烏鷺亨子などを1人で倒しており、現在までに200ポイントを獲得しています。数少ない特級呪術師の1人のため、その強さは圧倒的なものとなっています。他人に対して反転術式を使うことができるため、これによって撃破と蘇生を繰り返した場合のポイントの行方が話題となっていました。
泳者⑲ドルゥヴ・ラクダワラ
19人目の泳者は「ドルゥヴ・ラクダワラ」です。初登場したのは原作の173話でしたが、登場後わずか4ページで乙骨に斬り付けられ死亡してしまったため、詳しい人物像や術式は分からないままでした。分かっていることとしては、伏黒のような式神を使うことと、過去の呪術師が受肉した姿だったということです。
泳者⑳石流龍
20人目の泳者は「石流龍(いしごおりりゅう)」です。リーゼントのような髪型が特徴的な呪術師で、過去の呪術師が受肉した姿となっています。泳者の中で呪力出力が一番多いとされていて、リーゼントの先端から呪力砲を放って戦います。領域展開もすでに会得しているため、泳者の中でも強者であることが分かっています。乙骨と烏鷺と戦っていましたが、最後は乙骨に敗北してしまいました。
泳者㉑烏鷺亨子
21人目の泳者は「烏鷺亨子(うろたかこ)」です。烏鷺も石流と同じく過去の術師が受肉した姿であり、空を操る術式を使用して戦います。乙骨が黒沐死と戦っている様子を見て、乙骨に興味を持ち、攻撃を放ってきました。烏鷺も領域展開を会得していますが、乙骨、石流と同時に領域展開を行なったところに黒沐死が乱入してきたため、すぐに結界が崩れてしまい、領域の様子などは分からないままでした。3人からの攻撃により戦闘から離脱しています。
泳者㉒黒沐死
22人目の泳者は「黒沐死(くろうるし)」です。黒沐死は羂索が呪霊操術で取り込んでいた呪霊の1つで、ゴキブリのような見た目をした特級呪霊となっています。死滅回游の開始に当たり、羂索が解き放ちました。死滅回游開始後も休眠の状態となっていましたが、ドルゥヴ・ラクダワラの死亡によって目が覚めたため、本格的に参戦することになりました。しかし、乙骨からの攻撃を受け、現在は戦闘から離脱してしまっています。
泳者㉓禪院真希
23人目の泳者は「禪院真希(ぜんいんまき)」です。禪院家を壊滅させた後、桜島結界で加茂憲紀と共に行動をしていました。真希は結界を自由に通り抜けることが可能なため、いくつかの結界を渡り歩き、連絡係のような役目を果たしています。呪霊化した禪院直哉と戦い、祓うことに成功しています。現在は生前の伏黒甚爾(ふしぐろとうじ)のような戦い方を身につけ、強さも格段に上がっています。
泳者㉔加茂憲紀
24人目の泳者は「加茂憲紀(かものりとし)」です。加茂家の跡取りとして苦しい幼少期を過ごしていましたが、当主にはなれなかったため、それまで伸ばしていた髪を切り、現在は桜島結界で真希と共に行動をしていました。呪霊化した直哉との戦いで重傷を負っており、それまでの戦闘でかなりの血液を使用してしまったため、貧血と失血死の可能性が高まっていました。真希が直哉との戦闘に勝利したため、現在は共に生存しています。
泳者㉕呪霊になった禪院直哉
25人目の泳者は「呪霊になった禪院直哉(ぜんいんなおや)」です。背中を真希の母に刺されたことで死亡しましたが、呪霊となり桜島結界で死滅回游に参加していました。真希を見つけた際、他の術師に見向きもせずに向かっていき、呪霊の姿から成体へと変化しています。その強さから真希と加茂を圧倒しますが、他の泳者2人の乱入と真希の覚醒によって立場が逆転し、最後には真希に祓われてしまいました。
泳者㉖大道鋼
26人目の泳者は「大道鋼(だいどうはがね)」です。桜島結界で対戦中だった真希と直哉の前に現れた人物で、真希の持っていた刀に異常なほどの興味を示した人物です。呪霊となって人間離れしたスピードを手に入れた直哉に対し、苦戦を強いられていた真希でしたが、持っていた刀を大道に渡したところ、鋭い斬撃を浴びせ、形勢逆転の大きなポイントとなりました。優秀な剣技の腕前を持っていますが、それは術式によるものではなく、本人の実力であることが分かっています。
泳者㉗三代六十四
27人目の泳者は「三代六十四(みよろくじゅうし)」です。ふんどし一丁のカッパのような見た目をしていますが、一般人でも見ることができるため、呪術の心得がある人のみが見ることができる呪霊なのでは?と推測されています。カッパの伝説と同じように、相撲を挑んでいきますが、ほとんど相手にしてもらえなかったため、力士になろうと東京を目指していましたが、方向音痴が災いし、桜島結界へと迷い込んでしまっていました。
【呪術廻戦】死滅回游の目的
ここまで、「死滅回游」のルールや泳者について紹介してきました。ここからは「死滅回游」の目的が一体何なのか考察していきます。呪術廻戦作中では、「死滅回游」を始めた「夏油傑」の正体は「羂索(けんじゃく)」という「他者の肉体を転々としながら長い年月を生き延びている呪詛師」であると判明しています。この「羂索」の目的はどこにあるのかファンの声を基に考察していきます。
考察①死滅回游における虎杖たちの目的
考察①は死滅回游に参加している虎杖たちの目的です。虎杖たちが目指しているのは、「伏黒津美紀を死滅回游から抜けさせること」と「獄門疆に封印された五条悟を解放すること」の2つとなっています。そのため、泳者に少しでも有利になるような追加ルールを取り入れることと、獄門疆の封印を解く鍵となる「天使(来栖華)」への接触を優先して行動しています。
考察②死滅回游における羂索の目的
考察②は死滅回游を始めた「羂索」の目的です。羂索は今まで「加茂憲倫」「夏油傑」という人物の姿で描かれてきましたが、そのどちらも額に縫い目のようなものが描かれていました。これは本体でもある「羂索」が他者の死体や肉体に宿る時に脳みそを媒介としているからです。羂索の最終目的はまだ明らかになっていませんが、天元と人類の同化を狙う意味があるとされていて、そのために死滅回游を行なっているのではないか?と考察されています。
考察③術師を昇華させる方法は死滅回游での殺し合い
考察③は術師を昇華させる方法として死滅回游での殺し合いを始めたのでは?というものです。羂索は呪術師の可能性に強い興味を抱いており、呪術師同士での殺し合いの中で、新たな進化を遂げるのではないか?という考えを持っていました。その考えを実証するために複数の結界を用意したり、殺し合わなければ術式が消滅してしまうといった縛りを設けたのではないかと考えられていました。
考察④呪霊を昇華させる方法は天元と人類の同化
考察④は呪霊を昇華させて、天元と人類を同化させようとしているのでは?というものです。星漿体との同化に失敗している天元は、進化したとされていて、その存在は呪術師よりも呪霊に近い存在となっています。そのため、夏油の術式である「呪霊操術」の対象となっていて、現在夏油の体を使っている羂索が取り入れることが可能になりました。呪霊も結界内に解き放つことで、より強い呪力を持ったものを多く集め、天元との同化を行いやすくしているのではないかという声が多く見られました。
【呪術廻戦】死滅回游に対する世間での評判や人気
こちらは羂索の発言から、死滅回游のキーマンである天元が、何か隠しているのでは?と考察しているファンの声です。羂索は意味深な発言が多くあり、後の伏線としてどう回収されていくのか気になっているファンも多く見られました。一見意味が分からない発言も、物語の中で上手く回収されていることが多いため、ファンからも今後の展開が気になるという声が挙がっています。
こちらは死滅回游の複雑さから、実際にプレイしたら分かるのでは?と考えているファンの声です。実際に多くのファンから「ルールが多くて意味が分からない」「時間軸がバラバラに描かれるため、整理できない」という意見が相次いでいました。結界ごとに泳者の動きが描かれ、時間経過が把握しにくいため、意味が分からないという意見に繋がってしまったのだと推測されます。
こちらは今後の展開を予想しているファンの声です。現在の連載では羂索の目的が明らかにされないまま、泳者だけがどんどん増えている状況です。その中でもメインキャラクターが戦った泳者の中で死亡せずに立ち去った人達の去り際が意味深で、謎が深まっていくという意見が多く見られました。その後生存していることが確認されている泳者も多くいるため、戦った意味はあるのか?という疑問を持っているファンも見られました。
【呪術廻戦】死滅回游は大規模な儀式で謎が多かった
この記事では呪術廻戦で行われている「死滅回游」の意味やルール、仕組みなどについて考察してきました。現在までに多くの泳者がいますが、その目的や終わり方などは謎に包まれたままでした。追加ルールもどんどん増えてきている上、これからも更なる追加ルールがあると予想されていて、今後の展開が気になるというファンも多くいました。主人公の虎杖たちの目的達成が先か、羂索の思い通りになってしまうのか、その行方に注目が集まっていました。
この記事のライター
syys1720
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