【呪術廻戦】黒沐死(くろうるし)はゴキブリの呪霊!強さや死亡の理由を紹介
呪術廻戦の死滅回游編にて登場した黒沐死はゴキブリの呪霊として歪な存在感を放っており、乙骨との戦いでその強さを披露しました。本記事では呪術廻戦に描かれている黒沐死の概要を紹介し、術式の強さや死亡理由などについても解説していきます。
目次
【呪術廻戦】黒沐死とは?
呪術廻戦にて長年羂索が計画していた死滅回游が現代日本にて開催されると、虎杖たちを巻き込んだ術者同士の殺し合いが始まりました。黒沐死は死滅回游の泳者(プレイヤー)の1人として登場し乙骨の前に姿を現しました。ここでは黒沐死のプロフィールをまとめ、呪術廻戦の作品概要とあらすじについておさらいしていきます。
黒沐死のプロフィール
黒沐死(くろうるし)は死滅回游の泳者で登録されているゴキブリの特級呪霊です。昆虫の顔を擬人化したのような多眼の顔と長い触覚が特徴的で、腕の構造は昆虫でありながら質感は人間という不気味な見た目をしています。元々は羂索に支配されていた呪霊でしたが、死滅回游開催に合わせて解放され仙台結界に投入されました。カタコトながら人間の言葉を話すことができ、人間に劣らない高い知能を持っています。
呪術廻戦の概要
呪術廻戦は芥見下々によって週刊少年ジャンプに連載されている漫画作品です。人間の負の感情から生まれる呪霊とそれを祓うために戦う呪術師の物語が描かれており、人の死をテーマにしたダークな世界観と呪術ならではの異能力バトル描写が人気を博しています。2022年8月時点で全国累計発行部数7000万部を突破しており、アニメ化や舞台化、劇場映画化といったメディアミックスも多数展開されています。
呪術廻戦のあらすじ
高校生の虎杖悠仁は親代わりだった祖父の逝去を看取った日の夜、学校に突如現れた呪霊から先輩を助けるために校舎へ乗り込みます。そこに居合わせた呪術師の伏黒恵が応戦しますがピンチに陥ってしまい、虎杖は力を得るために宿儺の指を食べ特級呪物・両面宿儺を復活させました。宿儺の力は圧倒的でしたが、後日呪術界に連行された虎杖は死刑を宣告されてしまいすべての宿儺の指を食べてから死ぬという猶予を与えられます。かくして虎杖は呪術師としての人生を歩み始めるのでした。
【呪術廻戦】黒沐死はゴキブリの呪霊?他キャラとの相性は?
黒沐死はゴキブリの呪霊として描かれており、呪術廻戦作中で死滅回游の仙台結界に滞留している泳者として活躍が描かれました。ここでは呪術廻戦における黒沐死の呪霊としての特徴や本編にて描かれた他キャラとの相性についてまとめていきます。
黒沐死の正体はゴキブリの特級呪霊?
呪術廻戦にて初めて黒沐死が登場した時、彼はある条件をつけて冬眠していました。その条件が解放された時に目が覚めて乙骨の前に姿を現すと、彼の正体がゴキブリの特級呪霊であることが明かされました。術式は本物のゴキブリを利用した不気味なもので、飢えをしのぐために人間及び乙骨に襲い掛かりました。また、黒沐死には無限の食欲と単為生殖という特性が備わっています。
黒沐死とドルゥヴ・ラクダワラの関係や相性
ドルゥヴ・ラクダワラは死滅回游の仙台結界に滞留している泳者で、91点という大量のポイントを持っていた強者です。黒沐死は彼と敵対関係にありましたが、術式の相性が悪かったことからドルゥヴが生存している間は休眠するという条件を設け、彼との戦いを避けていました。なお、乙骨がドルゥヴを瞬殺したことをきっかけに黒沐死が目覚めることになります。
黒沐死と烏鷺亨子の関係や相性
烏鷺亨子もドルゥヴ同様仙台結界に滞留していた死滅回游泳者の1人です。黒沐死は乙骨との戦いで1度敗北してしまいますが、その後乙骨が石流と烏鷺と三つ巴の戦いを繰り広げているところに黒沐死が突如参戦します。ここに登場した黒沐死は休眠前に単為生殖によって生み出した子どもで、親と同等の力を発揮して烏鷺の腕を切断しました。なお、その後は石流と乙骨の術式によって黒沐死は完全に祓われます。
【呪術廻戦】黒沐死の術式や強さ
ここからは呪術廻戦における黒沐死の術式や強さについてまとめていきます。黒沐死は見た目のインパクトからして強烈ですが、乙骨戦で披露した術式の効果も身の毛がよだつほどの恐ろしさがありました。
黒沐死の術式
黒沐死の術式は無数のゴキブリを操る術式です。ゴキブリは呪力で強化されていますが術者相手ではほとんど無力です。しかし、黒沐死は1度の術式で大量のゴキブリを同時に操ることができ黒い奔流と化すほどの数で相手を襲うことができます。この群れに人間が巻き込まれてしまうと一瞬で肉が食い尽くされて骨だけにされてしまうほどの強さがあります。この他に土中蠕定(どちゅうぜんじょう)という技を持っており、発動することで式神を召喚することができます。
黒沐死の呪具の魔剣
黒沐死は爛生刀(らんしょうとう)という魔剣を持っています。爛生刀は生と死の交雑する魔剣と言われており、刃に無数に植え付けたゴキブリの卵を相手に撃ち込み、瞬時に孵化したゴキブリが体内から相手を食い破ります。
黒沐死は領域展開を使える?
呪術廻戦作中にて黒沐死の領域展開は描かれておらず、恐らく領域展開を使えなかったと推察されます。領域展開は呪力への理解を深めた者のみが会得できる究極の術で、漏瑚や真人のように特級呪霊の黒沐死がその境地に辿り着いている可能性は十分考えられますが、仮に領域展開が使えていた場合乙骨にやられる前に発動していたはずです。
【呪術廻戦】黒沐死と乙骨の戦いや死亡理由
ゴキブリの見た目に奇抜な術式と強さを兼ね備えた黒沐死ですが、彼の活躍シーンが描かれたのは死滅回游編の乙骨との戦いのみで、最終的には死亡してしまいました。ここでは呪術廻戦における黒沐死と乙骨の戦いや死亡理由についてまとめていきます。
黒沐死と乙骨憂太の戦いの行方
黒沐死と乙骨の戦いは主に2つのエピソードに分けられます。本編に描かれた順番通りにそれぞれのエピソードを解説していきます。
ネタバレ①乙骨に襲い掛かる黒沐死
ドルゥヴの影響で冬眠していた黒沐死はドルゥヴが死亡したことでその眠りから目覚め、食欲を満たすためにゴキブリを使役して住人を捕食していきました。その過程でドルゥヴを討伐した乙骨と出会うと交戦が始まります。術式や式神、魔剣を駆使する黒沐死に対し、乙骨は術式のリカを非泳者の護衛に回した状態のまま応戦していました。
ネタバレ②乙骨のキスで祓われ死亡
乙骨は後に戦うことになる石流と烏鷺の存在を予め察知しており、情報を明かさないよう黒沐死に対して実力を隠すように戦っていました。ただし、ギリギリの戦いを強いられ続けていくとついに切り札として隠していた反転術式を発動します。それも黒沐死とキスするように口元に噛みつき、反転術式をアウトプットして撃破しました。余談として、ジャンプ本誌に連載されていた当時に予告コメントが一週ズレてしまう事故が発生し、黒沐死との戦いが描かれる前に彼の死亡が明かされました。
黒沐死の単為生殖と復活
黒沐死は休眠前に子どもを生み出していると、乙骨、石流、烏鷺の3人が領域展開を発動していた中に乱入し再登場を果たしました。本来親の黒沐死に集まっていたゴキブリへの恐怖心が子どもに集まるようになったことで、子どもの黒沐死は親と同等の力を手に入れて復活していたのです。しかし、黒沐死は烏鷺の左腕を切断した後に石流の呪力砲、そして乙骨の反転術式によって再び祓われ死亡してしまいました。
黒沐死は「僕とロボ子」に登場
僕とロボ子とは宮崎周平によって週刊少年ジャンプに連載されているギャグ漫画で、この作品には他のジャンプ漫画を中心にパロディがふんだんに盛り込まれています。その中でロボ子たちがコスプレをしてフォロワーを増やす作戦を実行すると、そのコスプレで黒沐死が選ばれ「乙骨先輩とキスしちゃった」というコメント付きで画像がアップされました。
【呪術廻戦】黒沐死に対する世間での評判や人気
呪術廻戦に描かれた黒沐死の活躍や強さについてまとめてきましたが、この奇抜で乙骨とキスをしてしまった特級呪霊に対して呪術廻戦ファンはどのように思っているのでしょうか?ここでは黒沐死に対する呪術廻戦ファンのリアルな声をSNS上から参照し、人々の反応や感想をまとめていきます。
呪術廻戦ファンからは見た目のインパクトやゴキブリの特級呪霊であることに恐怖したというコメントが多く寄せられていました。ゴキブリに関連しているだけで黒沐死に苦手意識を持つ人が続出したそうで、連載当時は単行本の表紙に黒沐死が描かれるのではないかと恐れられていました。
見た目は苦手でも黒沐死と乙骨の戦いは好きというコメントも散見されました。この戦いは主に乙骨の強さを読者に伝えるような描写がされており、乙骨が好きな人にとってはキスをして祓うシーン以外は比較的高評価のようです。
黒沐死が死滅回游に参加した事実から羂索の強さを考察している意見がありました。死滅回游編になってようやく素性や目的が明かされていった羂索ですが、その実力がいつ描かれるのかと多くの読者が楽しみにしていることでしょう。
【呪術廻戦】黒沐死はゴキブリの特級呪霊で強かった
黒沐死はゴキブリの特級呪霊で多くの人間を捕食した恐ろしい存在でした。呪術廻戦作中では乙骨にやられてしまい、復活後も本領が発揮されなかったところは少し悔やまれるところでしょう。それでも、乙骨に反転術式を使わざるを得ないと判断させただけでも相当な強さを持っていたことが窺え、対峙した術者が乙骨でなければ非常に厄介な存在として描かれたことでしょう。
この記事のライター
zeile
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