【呪術廻戦】孔時雨の正体を考察！呪詛師に協力しているのは本当？

孔時雨は『週刊少年ジャンプ』で連載されているマンガ作品『呪術廻戦』に登場するキャラです。懐玉編と呼ばれる『呪術廻戦』の過去編にて孔時雨は登場しており、韓国出身の元刑事という肩書を持っています。孔時雨は術式を持っておらず呪いが見える程度の能力しか有していませんが、裏社会の人脈に精通しており呪詛師の夏油傑とも深い関係性があるようです。

『呪術廻戦』は2018年から『週刊少年ジャンプ』で連載が決まった現在人気上昇中のマンガ作品です。原作者は芥見下々（あくたみ・げげ）先生であり、芥見下々先生の描く呪霊と人間の世界が交錯するダークファンタジーは、少年達だけでなく大人の読者をも虜にしています。また原作だけでなくテレビアニメ作品や劇場アニメ作品もヒットするなど、『呪術廻戦』の今後の躍進が多くのファンから期待されています。

『呪術廻戦』の世界では、人間達に害を与える呪霊や呪詛師から人々を守る呪術師と呼ばれる専門家が存在します。呪いの正体は人間の負の感情の集合体であるため、呪霊は無限に湧きます。そんな中で主人公キャラである虎杖悠仁（いたどり・ゆうじ）は大切な存在を呪霊に奪われることを防ぐため、呪術師として活躍することを決意します。戦いの中で虎杖悠仁達は、倒すべき敵の真の正体に迫っていきます。

ここからは『呪術廻戦』における孔時雨の真の正体や活躍はどういったものなのかについて紹介します。以下の項目では「孔時雨の初登場シーン」、「天内理子暗殺への協力」、「呪詛師の夏油傑に対する宗教団体の紹介」という3つの観点から孔時雨について考察していきます。

孔時雨の考察①は初登場シーンです。孔時雨の初登場シーンは原作66話の「懐玉 ―弐―」であり、この時五条悟達の護衛対象だった天内理子が敵集団から襲われていました。天内理子は高層ビルの爆発に巻き込まれて高層階から落下している所を孔時雨と呪詛師である伏黒甚爾（禪院甚爾）両名が眺めていたのです。ここから孔時雨の正体は呪術高専にとっての敵であると推測できます。

孔時雨の考察②は天内理子の暗殺に協力した可能性があることです。元々星漿体である天内理子を狙っていた敵集団は「盤星教」と呼ばれる宗教団体であり、孔時雨は盤星教から天内理子の暗殺を依頼されていたのです。ですが孔時雨に戦闘能力は皆無であるため、彼に直接暗殺命令が下ったわけではあります。その代わりに孔時雨の裏社会の人脈の広さを買われて天内理子暗殺のための執行人の紹介を依頼されました。

孔時雨の考察③は呪詛師である夏油傑に宗教団体の紹介をしたことです。呪術高専3年生になった夏油傑は、とある事件をきっかけに呪詛師へ転身することを決意しました。ですが呪詛師になるためには大量の呪力の金銭が必要だったのです。そこで孔時雨は裏社会の人脈を利用して夏油傑にとある宗教団体を紹介して手助けを行いました。

ここからは『呪術廻戦』における孔時雨と伏黒甚爾含める他キャラとの関係性はどういったものなのかについて紹介します。先ほども述べた通り孔時雨は様々な人脈を有しているため呪詛師の人間や呪術高専の人間とも繋がっている可能性が高いです。

『呪術廻戦』における孔時雨と伏黒甚爾（禪院甚爾）は過去編にて共に協力関係にあったことが確認されています。孔時雨は天内理子暗殺を目論んでいた盤星教のために伏黒甚爾（禪院甚爾）を紹介し、任務達成のためにバックアップを行ったのです。結果として天内理子の暗殺に成功しました。

孔時雨と伏黒甚爾（禪院甚爾）は過去編における天内理子暗殺の際の紹介人と雇われ人という人間関係でした。ですがそれ以上踏み込んだ関係性は存在せず、任務が終了した後は解散し、その後意図的に会うことはありませんでした。それ故に孔時雨と伏黒甚爾（禪院甚爾）はビジネス上の付き合いだったのです。

『呪術廻戦』における孔時雨と夏油傑は過去編にて、夏油傑が呪詛師になるために協力関係にあったことが確認されています。孔時雨は戦闘能力が無い代わりに裏社会との人脈が豊富であるため、夏油傑を呪詛師にする程度なら朝飯前だったことが分かります。

夏油傑が呪詛師になる際に多量の資源が必要となったのですが、孔時雨が手助けを行いました。呪力や資金はもちろんのこと、教団関係者といった人的資本の手配にも尽力したのです。それ故に孔時雨と夏油傑は呪詛師繁栄のために一時的に協力関係を結んだのではないかと考えられます。

渋谷事変後半にて冥冥は自分の命を守るため、憂憂の持つ術式でクアラルンプールへ逃走していたのです。その際の冥冥の電話の相手が孔時雨だった可能性が高いです。なぜなら冥冥はこの時に株やお金に関する話をしていたからです。金銭面関係において孔時雨は、裏社会の人脈を使えることもあって頼りがいのあるキャラです。冥冥は以前から個人の呪術師として活動しているため、裏で孔時雨と繋がっていてもおかしくありません。

ここからは『呪術廻戦』における孔時雨の人物像やどういった術式を持っているのかについても紹介します。また孔時雨は原作者である芥見下々先生が過去編一かっこいいキャラだと言及している理由についてもまとめていきます。

孔時雨の人物像ですが、元刑事ということもあって冷静沈着に行動する傾向が確認されています。だからこそ水面下で冷静に行動することができ、裏社会の人間達とも良好な関係性を築くことができたのだと分かります。また孔時雨は高身長かつ渋さのある人相を兼ね備えているため、スーツ姿にタバコがよく似合います。

『呪術廻戦』における孔時雨の術式ですが、孔時雨には扱える術式がありません。なぜなら作中にて孔時雨は呪いが見える程度の能力しか持っていないことが明らかになっているからです。そのため孔時雨に舞い込んでくる暗殺関係の依頼内容は、実力のある暗殺者を依頼人に紹介するものとなっています。

『呪術廻戦』の過去編に登場した元刑事の孔時雨ですが、原作者である芥見下々先生が過去一番かっこいいキャラだと太鼓判を押しています。スーツ姿に渋さを併せ持つダンディな雰囲気を持つ孔時雨を芥見下々先生はお気に入り登録しているのです。

ここからは『呪術廻戦』における孔時雨に対する世間での評判や、どういった人気の理由が存在しているのかについてインターネット上の呪術廻戦ファンの意見や感想を参考としながら紹介します。以下の項目を通じて孔時雨の持つ魅力について迫りましょう。

孔時雨に対する世間での評判は「原作者である芥見下々先生のお気に入りキャラである」ことです。孔時雨の出番は少ないですが、公式発表にて芥見下々先生が公言したこともあって孔時雨の知名度が一気に上がったのです。それ故に孔時雨は、原作者のお墨付きキャラという印象を持つ呪術廻戦ファンが多いです。

孔時雨に人気が集まる理由は「スーツ姿の似合う高身長キャラである」からです。孔時雨は高身長であることはもちろんのこと、容姿も整っているためイケメンキャラとしての人気も確立していたのです。また渋い性格とタバコを吸う姿がより一層孔時雨の魅力を引き出しました。それ故に孔時雨は自身の持つ見た目のかっこよさによってファンからの人気を確立しているのです。

今回の記事では『呪術廻戦』に登場する孔時雨について紹介してきました。孔時雨は高身長でスーツ姿の似合う『呪術廻戦』の過去編に登場した元刑事ですが、真の正体は謎に包まれたままです。ですが裏で夏油傑といった呪詛師と協力関係にあったため、呪術高専にとって敵サイドの存在であることは間違いありません。

また孔時雨は『呪術廻戦』の原作者である芥見下々先生のお気に入りキャラだと公式発表がありました。それ故に登場回数が少ないにも関わらず、高い知名度を持っているキャラでもあります。孔時雨は裏社会との繋がりが深いため、今後のストーリー展開に大きく関わってくる可能性が高いキャラだと考えられています。そのため、孔時雨の再登場を期待しているファンも多いのです。